今月最後の日曜日なのに雨…う~ん、2週連続の週末の雨…くぅぅ~!(^^ゞ。雨ゆえ、定休日である日曜日にもかかわらず、午後から仕事入れちゃいました。「午前中だけでも体力トレーニングを兼ねて近所の山へ行きたいなぁ~♪」と思い、矢巾の赤林山を登って参りました。
この赤林山、我が家から20~25分で登山口に着き、近くて良い山なんですよ♪寝坊した時や悪天の時、時間がない時などに登っています。標高は885Mしかありませんが、これが結構侮れません。「これでもかぁ~!」と思うほど、急登が続きアップダウンも頻繁にあります。また騙しピークがいくつかあって、「ここさえ登り切れば山頂かな、頑張るぞ!」と思いきや、登ってみれば「あれ?山頂じゃな~い!」と期待を見事に裏切ってくれる素晴らしいルートです。ほんと良い体力トレーニングになりますよ♪
この赤林山、1~3月は、登山者は皆無に等しく強烈なラッセルを強いられ、標高の割には登り応えのある山なんですよ。距離は結構長く3.2Kもあります。新緑の時期に登るのは、久し振りだなぁ~!何年振りだろうか?厳冬期含め雪のある時期にばかり登っていたように思います。シッカリ朝食を食べ、小雨降る中、8時過ぎに自宅を出発しました。登山口に着き支度をして8時半に登り始めました。近所の山の場合、朝ゆっくりできるのがいいですね♪
いやはやいつもながら急登です。タバコを止めたせいか、息切れ一つしません。新緑が雨に濡れ、ブナ林の中に霧がかかり幽玄の世界、綺麗だなぁ~♪今日も登山者は私だけ。この山、過去何度も登っていますが、人に会ったことがほとんどありません。近くの南昌山や東根山は有名で登山者が多いのですが、この赤林山は距離が長く急登が続き、さらに上部は半ヤブ状態ゆえ、登山者は少ないようです。体を鍛えたい方、静かな山登りをされたい方にはお勧めかもしれませんね。
さらに急登が続きます。雨で滑りやすくなっていますので、慎重に登ります。登山道下部~中部は、綺麗に刈り払いされて、まるでハイウェイのように歩きやすいルートなのですが…。なぜか?上部は刈り払いされた試しがなく半ヤブ状態なんです(大体いつも)。雨に濡れた笹ヤブを漕ぎながら進むため、私のズボンはびしょ濡れ状態です。さらに長靴の中に水が溜まり、カッポンカッポンいってます。この音、子供の頃を思い出します。来月から沢シーズンが始まることを考えると、「体をヤブに慣らしておくのもいいかも!」と思いながら登っていましたので、全く苦になりませんでした。
今日は雨の中、新緑を愛でながらのんびり登りました。登り始めてから1時間50分で山頂に到着しました(無雪期、いつもは1時間半で登りますが…)。帰りは転がるように駆け下り1時間で下山。百万石の温泉に立ち寄り一風呂浴びました。昼間から温泉って、最高ですね♪お腹が空いたので、吉野屋の牛丼を食べて帰宅しました。これから授業(仕事)で~す!来週末は晴れて欲しいなぁ~!PS.『酔いどれ画像掲示板』に本日撮影した雨にしっとり濡れた新緑とブナ林の写真を掲載しました。幽玄の世界をご堪能くださいませ。
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左の衝撃的な写真、何だかわかりますか?…本日、陸前高田の兄からのメールに添付されていたものです。実は、兄の嫁Kさんの車、ダイハツ・タントなんです。新車で購入し3カ月も経たないのに、こんな哀れな姿に…。やっと見つかったようです。よくまぁ~自分の車だとわかったものです。それと同時に、津波の破壊力の恐ろしさも…グシャグシャで、まったく原形をとどめていませんものね。
もし、兄が、そして兄の嫁さんが、この車に乗っている最中に津波に巻き込まれていたら…と思うとゾッとします。「命だけでも助かってくれて、ありがとう!」と言いたいです。ここ岩手は、大変ながらも少しずつ復興に向けて前進している印象を受けます。一方、福島は原発の問題が大きく、それが解決するまでは、復興は厳しいのでは?と感じます。被災した兄が言っていました。「岩手より福島の人の方が大変であり可愛そうだなぁ…」と。
話変わって…日本人は、外国人に対する偏見は少ないように思います。その一例を朝日新聞(ネット版)より抜粋いたします。結構有名な実話で知っている方も多いと思いますが…。中国では美談として日本人を高く評価してくれているようです。タイトルが「中国人研修生助け、自らは津波に、中国で感動広がる」です。胡錦濤主席が先日来日した際、このことに触れて感謝されているほどなんですよ。
『東日本大震災の発生直後、中国・大連から宮城県女川町へ働きに来ていた研修生20人に「津波が来るぞ」と警告し、高台の神社に避難させたあと、自らは津波にのまれた――。ある日本人男性の自己犠牲が中国メディアで報じられ、静かな感動を呼んでいる。
国営新華社通信が18日までに伝えたところによると、その男性は、女川町にある水産加工会社、「佐藤水産」専務の「佐藤充」さんだという。同社は、生ウニを東京・築地市場などに出荷しており、中国人研修生たちは加工や出荷に携わってきた。
地震発生時、津波の知識を持たず宿舎近くに逃れた研修生たちを、佐藤さんは「もっと高いところへ」と神社へ誘導した。そして再び宿舎に戻ったところを津波が襲った。ある研修生は「彼が津波にのまれていくのを見た」と、新華社の取材に対し嗚咽(おえつ)しながら語った。大雪となった震災当日の晩、佐藤さんの兄にあたる社長は、研修生の寝泊まり先を探して奔走、知人の家を見つけてくれた。研修生たちは「現地の人々の助けがなければ今の私はない」などと話しているという。
記事を「感動」というタイトルで掲載した北京の新聞、新京報には「愛には国境はない」などとコメントが寄せられているという。中国のインターネットサイトには、以前からの厳しい対日感情を反映して、東日本大震災で「日本に天罰が下った」などというコメントがみられる一方で、佐藤さんのような日本人の振る舞いに敬意を表す人々も増えている。』
これまた話変わって…今週末は天気が悪いようです。「山へ行こう!」と楽しみにしていたのですが、様子見です。先週も悪天で山へ行けず…くぅぅ~!近場の山でもいいから気分転換&体力トレーニングに登りたいものです。来月6月は、待ちに待ったさ沢登りシーズンの到来です♪あぁ~!早く沢へ行きたいよ~!今週末、もし山行けない場合、今シーズンの沢登り計画を練るのも楽しいものです。国土地理院の2万5千図に水線を引いているだけで興奮して楽しくなっちゃう私…。早く来い来い沢シーズン♪(^o^)
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本日は、ICI石井スポーツさん盛岡店に行って山用の熊除け鈴を買って参りました。以前使っていたものはホーマックで購入した安物で、音が小さく不安を感じていたのです。不安を感じながらも10年近くも使っていたから不思議です。ザックに付けていると鈴とザックが密着し音が出ませんでした。よってストックの輪っか部分に付けていました。鳴りが悪い時や熊が出そうな場所では、手首のスナップを思いっ切り効かせて左右に振り音を出していたのです。長時間降り続けていると、さすがに疲れました(^^ゞ。さらに雪山で手をついてしまうと鈴に雪が入り音が出なくなるので困っていたのです。
そんな熊除け鈴と付き合って早10年、おっとりのんびり系の私でも限界が来たのかもしれません。「こんな鈴じゃダメだ!今年こそはちゃんとした鈴を買おう!」と毎年思っていたのですが、気づけば10年も経っていたのです。これまでバッタリ熊と会ったのは7回ほどありますが、全て難を逃れていました。そんなこともあり、「熊と遭遇しても大丈夫だ~!」と、軽視していたのかもしれません。
ではなぜ、音が小さいそんな安物の鈴を買ったのでしょうか?10年前の記憶を遡ってみます。確かあれは…「せっかく静寂な山の世界を堪能しに来ているのに、音で乱されるのは嫌だなぁ~!」と思っていたのは事実です。だから小さな音の鈴を選んだのだと思います。でも、考えてみると(考えなくても)、音が小さいと熊の耳に届かない可能性があります。それでは、自分が側にいることを熊に知らしめることが出来ません。むむぅ~!意味ないじゃ~ん!ましてや、沢沿いのルートを登っていると沢音で消され、全く聞こえませんでした。自分が聞こえないのに、熊に聞こえるわけがありませんよね。
これまで10年間、騙し騙し使っていた鈴でしたが、鈴への気遣いと多大な労力は否めません(音が出なくなったり)。こんなことでパワーを消耗したくな~い!との思いもあり、本日やっと熊除け鈴を新調することにした次第です。さすが高級品ですね、いい音色を出してくれます。商品名は、「鬼に金棒」ならぬ「熊に金棒」ですって。これなら鬼も熊も逃げてくれそうです♪この商品の疑問点…商品のタグに次のような文言が記載されていました。『音が消える熊除け鈴、特許商品』って。「音が消えるって何?音が消えたら熊に聞こえないじゃないかぁ~!この商品大丈夫?」って。懇意にさせて頂いている店員のUさんが丁寧に説明してくれました。何やら必要のない時など、ネジを回すだけで音が出なくなりますよ!とのこと。こりゃい~い♪
以前、ある沢でツメのヤブ漕ぎをしている最中、3~4m先でバッタリ熊と出くわしたことがあります。あの時はビックリしたなぁ~!突然でしたものね~!熊もビックリしたようでした。あの時の熊のビックリ顔、今でも鮮明に覚えています。バッタリの正体、私はてっきり沢屋さんだと思っていたのです。熊はきっと私ではなく熊だと思っていたのかもしれませんね。お互いそう思っていたので、お互いに驚いてしまったのです。その他、様々な熊との出会いがありました。沢登りをやっていると止むを得ませんね。何はともあれ、「クマに襲われ遭難!」ってことは勘弁願いたいものです。
話変わって、先ほどNHKの『鶴瓶の家族に乾杯』という番組で、宮城県は石巻市渡波(わたのは)からの映像が流れていました。渡波は母の実家です。私が小学生の頃、毎年夏休みになると遊びに行っていたものです。海で泳いだり釣りをしたり、貝を取ったり。母の兄弟(7人兄弟)が年に一度子供たちを連れて集まっていたのです。その実家の直ぐ側に海や漁港があり、そこで海の素晴らしさや楽しさを学びました。当時、子供の私にとって、何よりの楽しみでした。その渡波の映像をテレビで見てビックリしました。ほとんど壊滅状態…。あの綺麗だった海が…。言葉になりませんでした。震災から10日ほど経って、やっと母の実家、渡波から電話を頂きました。『あっ功ちゃん!(私のこと)、家も何もかも流されたけど、全員無事だから!今は避難所暮らしだけど皆元気だから、お母さんにそう伝えて!』って。声は明るく元気そうでしたが、その心中を思うと胸が張り裂けそうになりました。なんて言葉をかけてよいのやら…。でもね、沿岸の方々って、前向きで元気が良くってパワーを感じます。一日も早い復興を願ってやみません。
PS.『酔いどれ画像掲示板』に熊除け鈴の写真を掲載しました。さらに『山の扉』に先々週行った中岳と四角岳の写真をアップしました。ご興味のある方は、ご覧くださいね♪(^o^)
● 『酔いどれ画像掲示板』 熊除け鈴 ← 今すぐ見たい方はクリック!
● 『山の扉』 中岳&四角岳 ← 今すぐ見たい方はクリック!
楽しみにしていた日曜日でしたが、朝から大雨…。「この雨じゃ、山は無理だべなぁ~!(泣)くぅぅ~残念!」。山へ行かない週末は震災以来です。「久し振りに家でのんびりするのも悪くないな♪」と思いきや、朝からず~っとバタバタしておりました。
というのも「あれもしておきたい、これもしておきた~い!」って次々にやりたいことが思いつきまして、気づいたら夜になっていました(^^ゞ。でも、たくさんのことが出来、課題が次々とクリアされて気分爽快です♪山とは違うこの充実感!満足、満足♪(^o^)
午前中は、来週の授業の準備とスタイルシートの勉強。それと先週行った中岳と四角岳の写真と情報の整理をしました。午後は、図書館で読書、その後被災した兄からの要望でプリンタをヤマダ電機へ買いに行きました。さらにホーマックでトイレ詰まりを直す尿石除去剤を購入。帰宅後、さっそくプリンタのセットアップ作業開始!それと同時にトイレ掃除も開始し詰まりの修理にも励みました。どちらも一段落したところで、今度はスクールの部屋と酔いどれルーム(私の部屋)の大掃除!炬燵を撤去し、隅から隅まで綺麗にしました。もう汗だくになるほど一心不乱に集中!ピカピカになりました。一汗かいた後のグレープフルーツチューハイが美味しいこと~♪(^o^) 私はめったに掃除をしないタチなのですが、やる時はとことんやるんですよ~!
兄用に購入したプリンタは、エプソンのEP-703Aです。ヤマダ電機で\10,600でした。兄の要望で「エプソンが欲しい」とのことでしたので、価格ドットコムで売れ筋2番人気、コストパフォーマンスに優れているこの機種を選びました(ちなみに一番人気はキャノンのPIXUS MG6130)。エプソンもキャノンも最新モデルでは、タッチパネル方式が採用されています。
タッチパネルはホント楽ですよ~♪操作手順にあわせて、そのときに使用できるボタンだけが光るのです。その光っているボタンを指でピッ!っとタッチするだけですからマニュアルを読まなくても簡単に操作出来ちゃいます。写真印刷やコピー、USBへのスキャンは、パソコンを起動していなくても出来ちゃいます。これならパソコン操作の苦手な方でも楽しめると思います♪メモリーカードを取り出さなくても、カメラ付きケータイからピッ!と操作するだけで、ワイヤレスでカンタンに写真をプリントできます(高速赤外線通信)。これらなら兄も兄の嫁さんも印刷やコピーが楽しくなると思います。
今さまざまな機器や電化製品がタッチパネル方式になっています。パソコンもタッチパネルが主流になるのも時間の問題かもしれませんね。私の愛用のカーナビ(サンヨーのゴリラ)はタッチパネル方式、その素晴らしさを実感しています。パッパッパッ!って指タッチで直感的に素早い操作が可能です。スクロールも指でビ~っとなぞるだけです。そうそう、先日購入したペンタブレットは、指ではありませんが、ペンを使ってパソコンの操作が出来ます。ペン先で必要な項目をタッチするだけですので、マウスより直感的に操作が出来て楽ですし早いです。それに絵などの手書き入力が出来るのが嬉しいです。ペンタブ、ほんと安くなりましたよ~!人気商品を\5,656で買いました。
ペンタブレットを購入した理由がいくつかあります。①授業中、生徒さんに図を描いて説明する時、ホワトボート代わりにパソコンを使いたかったのです。従来は、コピー用紙に書いて説明していましたので。②5月13日の日記の中でOneNote 2010について書きましたが、メモや情報収集の他に、さらにちょっとした図を描きたいことがあるんです。文章では上手く表現できないことも、図やイラストを描くことにより理解を深める助けになります。
③手書きのメールを簡単に送信することができます。ちょっとしたコメントの送信や、文字だけでは表現しきれない内容を伝えることに役立ちます。④その他、プレゼン中に書き込みしたり、修正や訂正などの校正用に使ったり用途は広いです。さらにフォトショップやイラストレーターで筆圧を使えるメリットも大きいです。また描画時や選択範囲を作る時、マウスでなぞるよりペンの方が断然作業効率が良いです。結構重宝していますよ♪(^o^)
PS.上の写真は、そのペンタブレットでマイパソコンに書いてみました。下手な絵でゴメンナサ~イ!(^^ゞ「ペンタブレットって、こんな利用方法があるよ~!」ってページを、以下に紹介します。ペンタブレットのメーカーホームページより。それと、『酔いどれ画像掲示板』にペンタブレットはじめ、その他諸々の写真も掲載しました。ご興味のある方は、ご覧くださいね♪(^o^)
● 『ペンタブ使い方ガイド』 WACOM BANBOO ← 今すぐ見たい方はクリック!
● 『酔いどれ画像掲示板』 雨の日曜日 ← 今すぐ見たい方はクリック!
やっと日記が書けるぞ~♪てなわけで、続きです。中岳と四角岳の山行、実はとっても楽しみにしていました。この一か月間で雪の量や山の景観がどのように変化したのか?興味津々だったのです。一か月前に行った時は雪の量が半端じゃありませんでした。「さすが県北の山だなぁ~!」って思ったものです。
あれから約1ヶ月が経ち…「雪のあるうちにリベンジしたいな!」と思っていました。車で林道を走っている時、「さぁ~どこまで入れるかな?」って、ワクワク・ドキドキしながらハンドルを握っていました。見張り小屋(作業小屋)を過ぎ、標高440mの中沢と穴無沢が交差する林道分岐に至ったとき、「はぁ~ここまでは入れれば確実に山頂まで行けるぞ!」と確信しました。
私の予想では、「車が入れるのは、その地点(440Mの林道分岐)が限界だろう!それ以上は雪が深く無理!だべなぁ~!」と。倒木や落石の巨岩が散乱していましたが、撤去しながら行けるところまで前進してみることにしました。車から出たり入ったりで忙し~い!「え~い、面倒だ~!突っ込むぞ~!」って強行突破したところもあります。やがて「もはやこれまで!」というところに…。雪が林道を塞いでいて、どう考えても突破できそうにありません。「ここから歩くか!ここまで入ることが出来れば、十分だ♪」その地点より25分ほど歩き、登山口に到着しました。
今回の山行を振り返ってみると、アプローチの林道での車の運転が核心部だったように思います。ハラハラドキドキしながら運転していましたものね。1ヶ月前は、全山雪に覆われ真っ白でしたが、今は雪がほとんどなく新緑が目に眩しいくらいです。やはり初めて登る山は楽しいな♪登り始めは登山道というより「林道ではないか?」と思えるほど幅広い道でビックリしました。おそらく森林を伐採し運搬するのに使われていた道なのでしょう。昔は重機も通っていたのかもしれませんね。
尾根上720mで旧道と交差するのですが、現在旧道は完全な廃道になっているようでした。よって、2万5千図に記載されている登山道、(四角林道からの)登山口から720m地点までヤブに覆われ通行不可能です。それにしても、このルート、急登はほとんどなくトラバースが多く、体に優しいです。まるで散歩するような感じで気分良く登れました。それもそのはず、その昔、一帯の山々の地下には良質の銅鉱石がありました。かつては不老倉鉱山・四角岳鉱山・細地鉱山などがあったようです。その鉱山の道が現在の登山道になっているようです。
沢を横切る徒渉点ではV字の急斜面にタップリと雪が残っており、アイゼン・ピッケルがなく、長靴とストックのみの装備ではトラバースできそうにありません。一歩でもコケれば谷底まで滑落するのは必至!ここは安全を期してヤブを漕ぎ(といっても少しだけ)沢へ降り、安全な所で徒渉し、さらにヤブを漕ぎ登山道に這い上がりました。まるで沢登り時の雪渓処理のような感覚で楽しかったです♪その後も、そのような場所が出てきましたが、慎重にルートを見極め、問題なく楽しく突破できました。中岳はピラミダルでかっこいい山です。しかも眺望が素晴らしく、360度の大パノラマを満喫きます。山頂直下には、イワナシ(ツツジ科イワナシ属)が一面に咲き乱れていて心を和ませてくれました。
四角岳は、中岳に比べると眺望は劣りますが(岩手山方向が刈り払われており、眺めを楽しめる)、山頂一帯は広々しており、のんびりするにはいい所です。そうそう、四角岳の山頂ですね、岩手・青森・秋田の三県の県境が接しているという全国的にも珍しい場所のようです。標柱は朽ち果てていましたが…。どちらもマイナーな山なのでしょうか?日曜日だというのに登山者は私だけでした。何はともあれ、2回目の挑戦で登頂できホッとしております。「入山時期を間違えると、こうなるんだなぁ~!」という教訓ですか…。1か月間であれだけあった雪が、こんなにも解けたのか…ということも学べましたし、満足満足♪予想以上に楽しい山でしたよ!(^o^)
「今日こそ日記を書くぞ~!」と張り切っていたのですが、出張やら飛び込み授業やらで朝からバタバタしてしまい、気づいたらもうこんな時間じゃありませんか~!(^^ゞ。結局『酔いどれ画像掲示板』の更新のみで終わってしまいました。ゴメンなさい。近日中に必ず書きますので、ご容赦くださいませ。これから明日の授業の準備に邁進しま~す!
● 『酔いどれ画像掲示板』 中岳&四角岳 ← 今すぐ見たい方はクリック!
忘れもしない先月4月17日。県北部(岩手・秋田・青森の県境)の中岳と四角岳を登りに行った時のこと…。予想に反して残雪が多く、車は登山口の手前7.6K地点までしか入れませんでした。よって、登山口までズボズボとラッセルしながら歩くこと2時間半でやっと登山口に到着!この時点で登頂を諦めました。だって、帰りも同じ距離の林道を歩かなければなりませんゆえ、どう考えても時間不足…。
結局この時は、登山口まで往復15Kの林道を5時間20分かけて歩いただけで終わったのです。山を登らずしてアプローチで敗退だなんて、前代未聞かもしれません。情けなさと悔しい気持ちで一杯でした。
あれから約1ヶ月が経ち…「雪のあるうちにリベンジしたい!」と思っておりました。ついにその時がやってきたのです。先月行った時は、林道上も半端じゃない雪の量でした。1ヵ月経ち雪が解けたとはいえ、とても登山口まで入れるとは思えません。また長い林道歩きを覚悟のうえ、早朝に出発しました。県北の山ゆえ、まだまだ雪が多いことが予想されますし。
登山靴で登ろうか?長靴にしようか?ワカンにしょうか?スノーシューにしょうか?アイゼン、ピッケルは必要か?積雪量に応じて臨機応変に対処できるように全ての装備を車に詰め込みました。あとは現地で判断です。先月敗退しているだけあり、今回は何としても登頂したい気持ちで一杯でした。
今回の山行、とっても楽しみにしていました。この一か月間で雪の量や山の景観がどのように変化したのか?興味津々だったのです。今朝は5時半起床、6時に小雨降る中、自宅を出発しました。お天気は今一つです。それに寒いです(^^ゞ。果たして車はどこまで入れたのでしょうか?そして私は無事登頂できたのでしょうか?さらに今回の山行ではサプライズがありました♪次回は後日の日記にて~!PS.上の写真は、4月17日の林道の積雪状況です。この雪がどれだけ解けたのか…?どこまで車が入ることが出来たのか?先週行った釜石の愛染山を『山の扉』に掲載しました。ご興味のある方は、ご覧くださいね♪(^o^) そうそう、その前の週に行った八幡平の大深岳も掲載しましたので、合わせてご覧下さいね♪
● 『山の扉』 大深岳 ← 今すぐ見たい方はクリック!
● 『山の扉』 愛染山 ← 今すぐ見たい方はクリック!
最近ハマっているソフトがマイクロソフト社のデジタルノートソフト、One Note 2010です。以前は別売りソフトでしたが、最新機種であるWindows7のOffice2010プレインストール版であれば、ワードエクセルと一緒に付いてくるようになりました。
私がこのソフトと出会ったのが、2004年5月…「酔いどれ日記」にそう記載されていました(こんな時、日記が役に立ちますね)。従来にない感覚のソフトで「これはヒットするかも~!習いたい生徒さんも出てくるかも?早速当スクールの授業に取り込もう!」と決意し、当時は1万円ほどで買った記憶があります。そして、それなりに勉強もしました。
ところが…この8年間、「One Noteを教えて欲し~い!」という生徒さんのご要望は一件もございませんでした。そのうち、私も使わなくなり、いつしかこのソフトの存在すら忘れておりました。2ヶ月ほど前、Office2010を購入したところ、この”
One Note 2010”が入っておりました。One Note 2003とOne Note 2010を比較し、どれほど進化したのか?使い勝手の向上は?今後普及する見込みがあるのか?私の興味は、そこに注がれたのです。さっそく、暇を見つけてOne
Note 2010をいじくりまわし、新機能やどのような活用の仕方があるのか?研究しておりました。
以下、個人的な意見&感想なのですが…One Note 2003が発売された8年前、マイクロソフト社は気合を入れてPRと普及に尽力を注いでいたと思われます。しかし、思ったほど普及しなかった…。特にここ岩手では「One
Noteって何?」言われるほど認知度は低かったです。後ほど詳細を述べますが、このソフトは従来にない発想で設計されているため、「活用の仕方が分からない…」って戸惑った方もたくさんいたと思います。それに8年前、ここ岩手ではまだまだ「メモは紙で!」という風潮が大半を占め、「デジタルノート」という概念が浸透していなかったと思われます。
では、One Noteとは一体どのようなソフトなのか?何が従来のソフトと異なるのか?一番の相違点は、ワードやエクセル、パワーポイントは見積書を作ったり企画書を作ったりチラシを作ったり「清書する(仕上げる)道具(ソフト)」であるのに対し、One
Noteは、「何かを発想する為の道具(ソフト)」なのです。そして、何かを発想する為には情報を蓄えておかなければなりません。したがって「情報を蓄えるためのツール」でもあるのです。例えば、ネタ集めやパッとひらめいたアイディアを書き留めたり、スクラップブックのような位置づけなのです。思考の手助けをも行う、まさに脳に直結するようなソフト。よって、「こう使う」という決まった使い方はなく、個人個人によって利用方法は千差万別なのです。しかし、その自由さが災いしユーザー理解の障壁になり普及が遅れたのでは?と感じています。
実際に使ってみると、その自由さに驚きます。厳密にファイルを管理する必要がなく、データの保存を意識する必要もありません(自動保存)。従来の「煩わしい」と感じていた様々な点を解放した気楽に使えるソフトだと思います。新バージョンのOne
Note2010は操作面で改善されています。特にワードやパワーポイント、アウトルック、そしてホームページとの連携は素晴らしいです。私は、「これは…」という情報やネタをスクラッチブック代わりに利用しています。必要な情報や資料、データをOneNoteにドラッグ&ドロップするだけで、(また右クリックでOneNoteに送るで)、スクラップブックが出来ちゃいます。とっても簡単ですね♪
例えば…大事な項目や約束事、忘れてはならないことなど、従来は紙にメモし机の上に置いていました。そうすることによって、目に触れる機会が増え、着実に遂行できる手助けになりました。ところが、時々そのメモが、風に飛ばされて紛失してしまうことも…。今は、One Note2010にメモし、時々確認しています。それと山の場合…山行計画を練る場合、従来はワードで作成した計画書、ネットで情報収集したお気に入り、写真など、それ用のフォルダを作り格納していました。今は、Webページで必要な個所だけOne Noteにドラッグするだけで、写真や文章、そしてURLも自動で挿入されますので便利です。ワードで作成した計画書もOne Noteに埋め込めます。つまり一元管理が簡単に素早く出来るようになり重宝しています。また落書き帳のような気楽さも気に入っています。
OneNoteは、テキスト・手書き・音声というさまざまなデータ入力に対応した「デジタルノート」ソフトです。紙と同じように、自由な場所に自由にレイアウトしながらメモを書き込んでいくことが出来るのです。情報整理・活用ツールとしての利用価値がありそうですね。紙に書くという自在性と電子メディアの利点を組み合わせた
これまでにない発想のソフトだと思いました。さらに利便性を向上させるため、本日ペンタブレットをネットで購入しました。明日届くといいな♪仕事にプラベートに活用の場が広がりそうです。PS.以下の動画講座をご覧いただくOneNoteの概要が理解できると思います。二つ目と三つ目は、項目の中から「OneNote」を選択して下さいね。
● 『5分でわかるOneNote 2010』 動画 ← 今すぐ見たい方はクリック!
● 『Office 2010 トレーニング ビデオ』 動画 ← 今すぐ見たい方はクリック!
● 『冴子先生のOneNote講座』 動画 ← 今すぐ見たい方はクリック!
本日久し振りに我が家の庭を覗いてみたところ、なんとシラネアオイの花が綺麗に咲いておりました。私は、我が目を疑りましたよ~!だって、シラネアオイって、てっきり山でしか咲かない花だと思っていたのです。早速ネットで調べてみたところ、「深山の植物」と書いてあるじゃありませんかぁ~!「我が家は深山だったのか…!」と軽いショックを受けました。
農薬も肥料も使わないリンゴの自然栽培で有名な木村秋則さんはあまりにも有名です。私もこの方の本を数冊読んだことがあります。我が家の庭はまさにこれに近い状況かもしれません。結構広くって、「立派なお庭ですねぇ~!」って、よく生徒さん達に褒められます。農薬も肥料も与えず草も取らず、「自然のまま」なんです。特に夏になると草茫々でまるでジャングルのようになります。
リンゴ農家、木村さんとの大きな違いは、私も母も「面倒だから何もしない!」ワケでして…決して自然栽培に興味があったわけではございません。それでも自然の力って凄いです。シッカリ立派に育ってくれているのですから。日当たりが良いことも理由に挙げられるかもしれません。毎朝岩山から野鳥がたくさんやって来て我が家の庭木の芽を美味しそうに食べていきます。子供の頃は、カブトムシもやって来ました。朝は野鳥のモーニングコールで目が覚める、なんとも贅沢な朝です。
我が家の庭木は母が亡き父と喧嘩する度に腹いせに買って植えたモノらしいです。「そんなに夫婦喧嘩をしたのか?」と思うほど今では植えるところがないくらいビッシリ詰まっています。もしかしたら、我が家の庭は、ちょっとした生態系になっているような感じがします。やはり「自然のまま」がいいのかもしれません。下手に人間が手を加えると(特に私や母のようなズボラな人間の場合)、良くないかもしれませんね。
さて、前回の日記の続きですね。釜石市と住田町の境にある愛染山(あいぜんさん 1,228.5m)、当初私は「あいぞめやま」と読んでおりました。「愛に染まる山だなんて、なんてオシャレな名前なのだろう!」と思ったほどです。愛染山の名前の由来は、愛の守護者とされる愛染明王が祀られていることから来るという。密教の最高神、大日如来の命で未だ帰依しない人々を帰依させる為に使わされた仏尊である明王の一人なそうです。
近くの名山、五葉山は全国的にも有名ですが、その隣の愛染山に関しては知っている人は少ないかもしれません。というのも、登山道が整備されず、ヤブに覆われ歩行困難な状況だったらしいです。それが近年箱根峠からの登山道が整備され「ベテランの登山者を中心に入山者が増えている」と、私が持っているガイドブックに記載されておりました。この山も「岩手県の山60」の一つですから、「雪のあるうちに登っておかないと…」と思っておりました。アプローチは、鍾乳洞の中に高さ29Mの滝があることで有名な滝観洞(ろうかんどう)ICで降り、県道167を通り箱根峠が登山口になるのですが、なんとその県道167の入り口のゲートが締まっておりました。私のカーナビによると、そのゲートから箱根峠まで4.2Kと表示されていました。「まぁこの距離だったら1時間弱か…ウォーミングアップにいいかも~!」と、まずは林道歩きからスタートしました。
林道沿いの樹木の新緑が綺麗なこと~♪ウットリするほど目に眩しかったです。「林道歩きもまんざら悪くないな!」と思ったほどです。道標は登山口にあっただけですが、目印のマーカーはあちこちにありましたので、迷うことはありませんでした。8合目付近から雪が出てきましたが、特に問題なく楽しく登ることが出来ました。この日は終始長靴で登ることが出来、あっという間に山頂に着きました。山頂からは五葉山が綺麗に望めました♪昼食は、自宅の近くの「ラーメン山岡屋」に寄って久し振りに外食をしました。このラーメン屋さん、去年出来たばかりでいつも駐車場が一杯でした。「有名な美味しいラーメン屋さんなのかな?今度食べてみたいな♪」って、ず~っと思っていたのです。やっと念願かなって何よりです。ほんと美味しかったですよ~♪ネットで調べたところ、全国展開しているお店なんですね。このラーメン、クセになりそうです。特にチャーシューが旨いっ!PS.『酔いどれ画像掲示板』に今回撮影した写真を掲載しました。ご興味のある方は、ご覧くださいね。
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5月5日(祝)子供の日は、八幡平の大深岳を登って参りました。直ぐ隣の源太ヶ岳は3月~5月の残雪期に何度か登っています。しかしながら、大深岳は過去一度も積雪期に登ったことはありませんでした(沢登りで無雪期には何度も登っているのですが)。源太ヶ岳から大深岳まで40分ほどで行ける距離なのですが、なぜか?いつも源太ヶ岳止まりでした。
「”岩手県の山60”を積雪期に全山登頂するぞ~!」と心に決めた以上、大深岳にも登らなければなりません。てなわけで、今回は源太ヶ岳経由で大深岳まで足を延ばすことにしました。松川温泉に車をデポし入山!積雪期におけるこのルートの核心部は何と言ってもルートファンディングです。雪に覆われた登山道に沿って登ろうとするとノッペリとした地形ゆえ、ルート探しに苦労します(目印の赤布、ほとんどありません)。しかも下部は樹林帯ゆえ展望がなく、目標物を設定しにくいです。さらに丸森川に架かる橋の地点にドンピシャリ辿りつかないと徒渉を強いられます。
「この登山道を作った人は、どのような意図でこのようなルートの付け方をしたのだろうか?」と疑問に思うほどです。だって登山口から上倉沼の尾根取り付き1,146mまで、ひたすらず~っとトラバース(斜面を横断すること)なんですよ~!一般的には尾根上にルートを作ることが多いのですが…。私が登山道を作るのであれば、松川温泉より湯沢に沿って伸びている林道を進み、丸森川を渡った先の標高1,000m付近に派生している尾根より取り付き、そこから146m登れば上記に述べた上倉沼の尾根1,146m地点に出ます。こちらの方が距離も短く、尾根通しに登れますので、迷うこともありません。山仲間で”八幡平の主”と呼ばれる爺っけさんのブログを拝見すると、そのようなコースで登っておりました。爺っけさんにとって八幡平は「我が庭」も同然!さすが「主」です、恐れ入りました。
登山道沿いには水管が敷設されていて、「おそらく元々あった水管整備用の道を登山道に利用したのかな?」なんて勝手に推測しています。でもこのコース、積雪期は迷いやすく熊もいますが(去年の4月に登った際、熊と遭遇)、ブナがとっても綺麗なんですよ~♪ほんと癒されウットリします。「この登山道、なぜこのような場所に作ったのかな?」と考えながら登ると、結構楽しいですよ♪万が一、道に迷った場合、ルートを作った人の気持ちになって道を探すと見つかりやすいです。30年近くもそんなことを考えながら山を登って参りましたので、クセになっています。
前置きが長くなりましたが(おいおい長過ぎだよ~!)。特に朝のお天気は素晴らしく車の中から岩手山がバッチリ綺麗に見えました。こんなに見事に見るのは珍しいことです(酔いどれ画像掲示板に掲載)。松川温泉到着!いよいよ登山開始です。今回は登山道に沿って登ることにしました。万が一の際もGPSを持参していますので安心できます。正直GPSを使わなくても、地図とコンパスでおおよその位置は把握できます。が、時々「う~ん、おそらくここら辺だと思うけど…ちょっと自信ないかも?(概ね合っていることが多いですが)」という時、GPSがあると安心できます。
私にとってGPSは、万が一の際の「お守り」のような存在かもしれません。カーナビもGPSも私にとって高い買い物でしたが、「いい買い物したな!買って良かった♪」と思っています。この二つを購入してから、アプローチと登山中で「時間の節約」が出来、助かっております。特にヤブの中やホワイトアウトで全く視界の効かない中で登らなければならない時、とっても重宝しています。去年私が購入した「三種の神器」とは…①カーナビ
②GPS ③LEDのヘッドランプ、です。
GWということもあり、あちこちに踏み跡が散乱しておりました。皆さん、おそらく迷いながら歩かれていたかもしれません。丸森川に架かる橋は2万5千図の位置より200m上流にありました。一瞬「橋がない!もしや流されたのでは?」とヒヤッとしました。源太ヶ岳が見えて参りました。この山は、過去何度か雪崩遭難死者を出している山でもあります。地元では雪崩多発地帯の山で有名です。主に山頂直下東側の斜面が雪崩れるのです。遠回りになりますが、ここは安全を期して北尾根に回り込み登りました。
源太ヶ岳の眺望は素晴らしいです♪岩手山の山頂部は残念ながら雲の中でしたが、八幡平の山々、秋田駒ヶ岳方面の山々が一望できます。いよいよこれから大深岳目指して縦走です。歩くこと40分で大深岳の山頂に到着!風が強いこと~!寒いこと~!展望は源太ヶ岳に比べ劣ります。5分ほど滞在(昼食を食べ)し下山開始です。下山はあっという間でした。帰りに八幡平ハイツの温泉に寄って一風呂浴びました。以前、爺っけさんの奥様から頂戴したご招待入浴券を利用しましたのでタダでした。ありがたいことです。岩手山を望みながら露天風呂、幸せ極楽~♪楽しい山行でした。めでたし、めでたし。
本日は住田町の愛染山(あいぜんさん)を登って参りました。これも「岩手県の山60」です。県道167(釜石住田線)のゲートが入り口で閉まっていてビックリですよ~!ネットで山行記録を調べると3月にはゲートが開くようなことが書いてあったのですが…。登山口の箱根峠まで4.2Kか…(往復8.4K)。このくらいの距離ならウォーミングアップにちょうどいいいかも~♪てなわけで、歩くことにしました。続きは後日の日記にて。
PS.上の写真は、松川温泉に向かう途中、岩手山を望む。下の写真は、大深岳に向かう途中、小畚岳(手前)と秋田駒ヶ岳の山々(奥)を望む。『酔いどれ画像掲示板』に八幡平・大深岳の写真を掲載しました。ご興味のある方は、ご覧くださいね♪(^o^)
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先日の日記の続きです。8時35分、登り始めること2時間で駒ヶ岳の山頂に到着しました。素晴らしい景色だなぁ~♪目指す経塚山がバッチリ見えます。いやはや、かなり遠くに見えますが、あそこまで行くのか…。今日は快晴無風でまさに春山エンジョイ気分♪これから先は私にとって未知の世界、楽しいなぁ~♪ワクワクするなぁ~♪
尾根上は部分的にブッシュが出始めていて、ブッシュを交わしながら登らなければならない場所もありました。その年の積雪量にもよりますが、GW頃が限界かもしれませんね。駒ヶ岳山頂が1,129.8m、経塚山の山頂が1,372.4m。標高差242.6mを登ったり下ったりしながら小ピークを超え経塚山を目指します。距離は結構ありますが、アップダウンの標高差が少ないので、体に優しいルートです。
駒ヶ岳山頂より一旦1,050mのコルまで下り、さらに標高1100m付近まで登ると、展望が素晴らしいです。東を向けば駒ヶ岳、西を向けば経塚山が望めます。そこから先は天国のような楽しい縦走を満喫できました。だって360度、ぐるりと山々の大パノラマを望めるんですから~♪牛形山など夏油の名峰、焼石連峰の山々も見えます。遠くは栗駒山まで見渡せました。もうスキップしたくなるほど気持ちい~い!超楽し~い♪
ただ気を付けなければならないこと…私が登ったこの日は、とてもお天気に恵まれ視界がバッチリ効きました。よって、GPSを使うまでもなく現在地点の把握も容易にでき、迷うことはありませんでした。しかし、悪天時やホワイトアウトで視界不良の際は、ルートファインディングの難しさを感じました。このルート、全体的にかなりノッペリした尾根で典型的な「迷いやすい地形」なんです。さらに距離が長いゆえ、雪質や積雪量(雪の状態)によって行動時間に差が出ると思われます。5月って晴れれば「春山エンジョイ」ですが、ひとたび荒れれば「厳冬期の山」に様変わりします。読図力と体力が要求される玄人好みのコースだと思いました。
行動時間、合計7時間50分(休憩時間含む)。登り4時間50分 / 下り3時間の楽しいコースでした。2時半前には下山でき、心地よい疲労感に包まれ満足満足♪来年もまた登ってみたいな、このコース。帰りは千貫石温泉に寄って、ひと風呂浴びて帰宅しました。翌5月4日は写真の整理やちょっぴり仕事をして、昨日5日は八幡平の大深岳を登って参りました。
毎年ゴールデンウィークに東京より弟夫婦とたっくんが帰省するのですが、今年は震災の影響等で来られなくなりました。私にとって久し振りに中期で(遠方の)山へ行ける絶好のチャンスでしたが、被災地である地元岩手に少しでも貢献できたら(お金を落とせたら)…と思いました。岩手の山を登って、岩手の温泉に入って、地元岩手の食材を食べて、岩手の地酒を飲む!私に出来ることは、このくらいかな~!って。3日は金ヶ崎町、5日は八幡平に行ったわけですが、地元岩手の観光地、頑張っているなぁ~!って、感心しました。特に温泉は、自粛モードはどこに?って思うほどに満杯状態!とても賑わっていました。遠方の山へは行けなかったものの、私にとって素晴らしい(楽しい)ゴールデンウィークになりました。
PS.早速、経塚山を『山の扉』に掲載しました。ご興味のある方は、ご覧くださいね~♪今度は昨日撮影した八幡平・大深岳の写真を整理せねば…。私にとって楽しい作業です。
● 『山の扉』 夏油・経塚山 ← 今すぐ見たい方はクリック!
昨日は、夏油山域の経塚山を駒ヶ岳経由で登って参りました。昨日はお天気も良く、日焼けしたようで、現在顔がヒリヒリして痛いです(^^ゞ。往復約15kのロングルートで、駒ヶ岳~経塚山間の尾根には登山道はなく、積雪期限定ルートになります。この季節限定ルート、日帰りするとなれば雪が安定している3月~5月初旬が適期かと思います。既にブッシュが部分的に出始めていましたので、あと1週間~10日もすれば、ヤブ漕ぎを強いられるかもしれません。
実は、この経塚山、過去何度も登っているのですが、一度も山頂を踏んだことがないんです。というのは…経塚山に突き上げる沢で、枯松沢があるのですが、一時期毎年のように遡行しておりました。釜と小滝が連続する綺麗な沢で、変化に富み楽しませてくれる秀渓です。沢はじめのウォーミングアップに、そして、新人を連れてトレーニングに行ったものです。上部のツメは、ヤブ漕ぎ30分ほどで経塚山の山頂直下1,140m付近に出ます。
そこから山頂までは20~30分程度の距離なのですが、いつも山頂を踏まずに下山していたのです。時間がなかったわけでも、疲れていたわけでもありません。単に山頂を踏むことに「こだわり」がないだけなんです。沢登りの場合(というより私の場合)、遡行すること自体が目的であり、稜線の登山道に出た時点で「成功」とみなしています。この毎年恒例の枯松沢通いも、数年前よりピタリと行かなくなりました。実は、遡行中にお仏様を発見してしまい(第一発見者)、あの時の衝撃は強くって、気分的に足が遠のいてしまったのです。今年は数年振りに「また遡行してみようかな!」って思っています。
「今日のルートは長いぞ~!早起きしなくっちゃ~!」登山口に近づくにつれ目指す経塚山が姿を現しました。あそこまで行くのか…(遠い目)。6時30分には登山口に到着し、6時45分に出発しました。驚いたことに登山口には雪がありません。「下手したらヤブ漕ぎを覚悟せねば…」。まずは一般登山道を利用し夏油駒ヶ岳を目指します。この山は、過去3度(いずれも三月に)登っています。今の時期ですと、登山口まで車で入れて林道歩きが短縮でき嬉しい(楽チン)です。雪山のガイド本、『いわての雪山&ハイキング』(岩手日報社)で以前ガイドのお仕事を頂き、編集者の方とカメラマンをこの駒ヶ岳にガイドした際は、林道歩きだけで往復3時間ですよ…。
20分ほど登ると雪が出てきてホッとしました。過去三度も登っている山なのですが、3月と5月ではまったく雰囲気が異なります。同じ山を登っているとは思えないほどに…。新鮮味があって嬉し~い!8時35分、登り始めること2時間で駒ヶ岳の山頂に到着しました。素晴らしい景色だなぁ~♪目指す経塚山がバッチリ見えます。いやはや、かなり遠くに見えますが、あそこまで行くのか…。ここから先は、私にとってまったく未知の世界でワクワクします。続きは後日の日記に続きます。上の写真は、駒ヶ岳山頂より経塚山(左の大きな山)を望む。PS.画像掲示板に今回撮影した写真を掲載しました。ご興味のある方は、ご覧くださいね。また『山の扉』に先週行った羽山を掲載しました。合わせてご覧いただければ幸いです。
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