昨日の日記に紹介した女神山のブナの原生林と下前渓谷の滝(白糸の滝、姥滝、降る滝、姫滝)の写真を計14枚「滝の扉」に紹介し、先ほどアップしました。(^o^)
これらの写真をご覧頂くと、どんな山でどんな滝なのか?ご理解いただけるのでは?と思っています。「沢の扉」と違って、この女神山は、いわばハイキングコースにもなっていますので、ハイキングを楽しみながらこのような素晴らしい滝達を見ることが出来るのが魅力です♪また関東方面の山(奥多摩や丹沢など)と違って、静かな山登りが出来るのも魅力ですね!
秋の紅葉のシーズンにもう一度ぜひ行ってみたいところです。昨日は5時に起きて出発!R4を北上まで、そしてR107→錦秋湖経由でR1に出て湯田町へ…。登山口まで約2時間30分もかかりました。帰りはR13をノンビリ運転して約3時間。いやはや、「岩手って広いなぁ~!」って、つくづく思いました。
今、登山シーズン真っ盛り!毎週のように沢、登山、滝見へと出かけています。帰宅してからは、せっせと写真の整理やHPの更新など。山とHPと、そして仕事と…。何かと忙しい日々ですが、とても充実しています。ここ岩手の沢シーズンは短いですもの…行ける時に行かなきゃ!との思いが強いんです。
昨日登山後温泉に入って体重計に乗ってみたら…な・な・なんと59Kでした。あれだけ汗をかいたのに、ちっとも体重が減っていなくてガッカリ…(^_^;)。私のベスト体重は58Kなんですよ。あと1K減量しなくっちゃ~!「たった1K」と思うかもしれませんが、滝の登攀や、クライミングにおいて、この1Kの差がとても大きいのです。う~ん!痩せなきゃ!
昨日は約50枚近くも写真を撮ったのですが、そのうちの選りすぐりを?14枚ほど「滝の扉」に掲載しております。ご興味のある方は、ご覧下さいね♪(^o^)
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本日は単独で女神山を登って来ました。昨日の天気予報によると、雨の可能性も高かったのですが、今朝ほど5時に起きて行って参りました。予想に反して、雨どころかとても猛暑で大変でした(^_^;)。滝のように汗が流れ出ました。
岩手県は真昼岳の南、4キロほどの県境地帯に位置するブナの原生林に覆われた円錐形の山が女神岳です。真昼岳からは深い谷に囲まれた原始的な山容を望むことが出来ます。
この登山コースは、10年ほど前に湯田町の山愛好家によりコースが整備が行われた比較的新しい登山道なのです。よって、国土地理院の2万5千図には登山ルートが記載されていないのです。本日歩いて、「登山道が良く整備されているなぁ~!」って感じたほどです。ただし、道標は古ぼけた昔のままでした。
登山口の下前渓谷には、白糸ノ滝や降る滝などの見ごたえのある滝もあり、滝見物とブナの原生林を愛でながらの縦走と、まさに一石二鳥の登山コースでした♪(^o^)
特に白糸ノ滝と降る滝、そしてブナの原生林にはとても感動しました。降る滝(左の写真)は落差50Mもあるんですよ!仕事がら?「この滝、どこから登ろうか?」とついつい考えてしまうようです。
岩手にもこんな素敵な山があったのか?と感動した次第です。林道の状況が多少悪いですが、登山コースはとても快適でした♪「酔いどれ画像掲示板」に本日撮影した写真を7枚ほどアップいたしました。ご興味のある方は、ご覧下さいね♪(^o^)
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今日の盛岡のお天気は、雨が降ったり晴れたりと慌しい一日でした。今現在、とても蒸し暑い状態です(^_^;)。昨夜は飲み会がありました。居酒屋へ行くの、ホント久しぶりでしたねぇ~。かれこれ2ヶ月以上は行っていないと思います。
居酒屋で飲むビールや日本酒って、どうしてあんなに美味しく感じるのでしょうねぇ?歳のせいか?多少値段が高くても私はゆっくり落ち着いて飲める居酒屋が好きなんです。店内はやはり和風がいいですしね。と言いつつ、出かけるのが面倒な時は、近所の「養老の滝」へ行っちゃいますけど…。徒歩3分ですから。
冷酒を飲みながらお刺身を食べている時が、最高の幸せを感じます。居酒屋大好き♪せめて、月一回は居酒へ行って美酒に酔いしれたいものです。それを楽しみに(というより励みに、かな?)頑張りたいものです。
最近は飲み放題のお店が増えているようですが、「飲み放題」ですと貧乏性の私は、「損しちゃ大変だ!」と思ってしまうらしく、一生懸命飲んでしまうようです。「味わって飲む」ことが出来なくなってしまうんですよね。本当は美味しい地酒をマッタリと味わって飲むのが好きなんですが…。
昨夜居酒屋で飲んだ(株)岩手川の純米原酒「地酒もりおか」がとても美味しかったです♪飲みやすいお酒でしたよ♪(^o^) 日本三大杜氏の一つに数えられる南部杜氏のふるさと岩手県。盛岡は、藩政時代から南部杜氏たちが腕を競い、その技が脈々と受け継がれた造り酒屋が揃う街です。よって美味しい地酒も数多くあるんです。「岩手に帰ってきて良かったなぁ~♪」って、つくづく思います。
PS 上の写真は、我が家の家庭菜園で育てた「しその葉」です。これでお刺身を包んで食べると、美味しいですよぉ~♪(^o^)
以下、ナポレオン・ヒルの本より抜粋いたします。ナポレオン・ヒルとはいかなる人物か?ご存知の方も多いのでは?世界の鉄鋼王、大富豪アンドリュー・カーネギーの要請で、「成功プログラム」を作成した人物です。
ウッドロー・ウイルソン大統領広報担当補佐官、フランクリン・ルーズベルト大統領顧問官、大富豪の一人でもあり、ナポレオン・ヒル財団を設立する。
エジソン、フォード、ロックフェラーなどの世界の大富豪が彼の成功哲学を実践したことでも有名です。彼は次のように述べています。「全ての成功は、決して偶然などではありません。成功するだけの「理由」があります」と。特に以下の「5」は「その通りだなぁ~!」と痛感いたしております。
【自信を育む公式】
1.私は人生の明確な願望・目標を達成できるだけの能力を持っている。したがって私はどんなことがあっても忍耐強くそれを追求していく。このことを私は自分自身に対して約束する。
2.心の中で強く願えば、いつの日か必ず実現することを私は確信している。だから毎日30分私がこのようになりたいと思う自分の姿を心の中で鮮明に、そして具体的に想像する。
3.深層自己説得の素晴らしい威力を私は知っている。だから毎日10分間、私はリラックスして自信を養うための深層自己説得を行う。
4.私は自分の願望・目標をはっきりと紙に書き出した。私はそれを達成するまで、どのようなことがあっても諦めないことを誓う。
5.いかなる富も地位もそれが真実と信義に基ずくものでなければ、長続きしない。私は真実と信義を重んじる。人々の利益にならないことは決してしない。人は誰でも、他の人々の協力によって成功をかちとることを私は知っている。だから私は、まず人々に対して奉仕をすることを私の使命とする。私は憎しみ、嫉妬、利己的な心、これらをすべては排除し、思いやりと誠実な心で人々に接する。私は自分を愛するのと同じように他人を愛する。
PS 上の写真は夏油川・ウシロ沢の二俣大滝(右も左も20M)です。
昨日母が「いい本だから、これ読んでご覧!」と一冊の本を…聖路加国際病院の理事長、日野原重明著の『テンダー・ラブ』でした。「気分転換にちょっと読んでみようかな…?」と読み始めたところ、止まらなくなり結局最後まで一気に読んでしまいました。その本の中の一節をご紹介いたします。
2001年9月11日にニューヨーク・マンハッタンの世界貿易センタービルでは世界史上、いまだかつて見られなかった地獄のような大惨事が起こりました。世界中の国々がその中に巻き込まれ、テロへの恨みや憎しみの感情の破裂で、アメリカとイラクとの間には止むことのない戦いが続くことになったのです。
恨みは恨みを呼び、この連鎖反応は、ますます拡大しつつあります。アメリカ合衆国は、ユダヤの国の経典ともされてきた旧約聖書にある「目には目を、歯に歯を」という復讐の正当性を盾に、あらゆる近代武器を使って反撃に転じ、新約聖書に書かれた「汝の敵を愛せよ」とのイエスの教えに反する行動を展開しています。
インドにおけるガンディーの無抵抗主義、そしてあの人種差別撤廃を目指した黒人解放運動を推進したマルチン・ルーサー・キング牧師、「暴力に暴力で報いるのはただ暴力を倍加させるだけであって、憎しみを消すことは出来ない」、「私たちの敵意をなくすこと以外に解決はない…」とする、この勇気ある二人の行動を世界は忘れてしまっている現状です。
人を許せるか否かは、人間に与えられた大きな試練です。傷つけられた時こそ、私たちは生き方が問われるのです。相手を憎んだり、仕返しをしたり、相手を思うとおりに変えようと一方的に望むより、まず自分が人を愛せる人間としての行動を選択できるかどうかが問われているのです。
PS 上の写真は、我が家のプチトマトで~す!母が丹精こめて?育てました。肥料は鶏糞、そして米の磨ぎ汁を毎朝掛けていました。もちろん無農薬です。とても甘くて美味しいトマトですよぉ~♪(^o^)
昨日の日記に紹介した秋田の小和瀬川・湯ノ又沢右俣右沢の写真を「沢の扉」に掲載し、アップいたしました♪今回は写真を34枚も掲載しました。滝やゴルジュがたっくさん出てきたので、思わず一杯シャッターを押したようです。
遡行に苦労した沢って、充実感もひとしお、思い出に残ります。今度はぜひとも完全遡行を目指したいものです♪(^o^) この小和瀬川流域の沢、我が家から片道約2時間半、日帰りするには手頃な沢なんです。
今回は遡行よりも下降(同沢下降)の方が時間がかかりました。特にゴルジュの下降は、トラバースの高巻きになるゆえ、ブッシュ(ヤブ)との戦いで結構体力を消耗しましたねぇ。
翌日起きたら、腕が…モロ筋肉痛でした(^_^;)。でも、この心地よい疲労感がたまらな~い♪これから沢シーズン本番!岩手の夏は短いですので、短気集中で出来るだけイッパイ遡行したいものです。この夏の沢登りのために、冬の間ず~っとトレーニングを重ねてきたわけですし…。
今年の夏は、どれだけ素晴らしい沢との出会いがあるのか?楽しみです♪(^o^) 沢登りも仕事も両立しながら今年の夏も頑張りま~す♪夏の沢の計画を立てるのも楽しみの一つなんです。今度はどこへ行こうかな?と考えるだけで心が弾みます♪(^o^)
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昨日は秋田は小和瀬川流域の湯ノ又沢右俣右沢へ行って参りました。K氏の都合が悪く参加出来ず、よって、える氏と共に行って参りました。
昨日は4時に起きて4時30分に出発したのですが、出発する前にメールチェックやHPのチェックをしたのです(いつものことですが…)。
パソコンを立ち上げ、自分のHPを開いたところ、な・な・なんとちょうど18万アクセスに!しかも自分自身がその18万アクセスを踏んでしまったのですよ…!(^_^;) 20万アクセスを目指して、これからも頑張りま~す♪(^o^)
さて、話に戻って、この小和瀬川流域は田沢湖の北、南玉川にあります。各々の沢は、八幡平の曲崎山や大沢森方面より流れ出て、小和瀬川に合流し宝仙湖に注ぎ込まれます。岩手県内及びその周辺の主な沢は全て入渓してしまい、「他に面白そうな沢はないかなぁ~!」と物色していたのです。そして、去年、この小和瀬川流域に目をつけたのでした。
この小和瀬川流域の沢、インターネットで調べても遡行記録など皆無で、また資料もほとんどありません。唯一参考にしたのが、白水社の「日本登山体系」でした。去年の秋に遡行したタツノクチ沢を皮切りに、今年6月は様ノ沢と大沢を遡行しました。それぞれの沢は、それなりに面白かったのですが、技術的な困難さはあまりなく、「う~ん、ちょっと物足りないかなぁ~!」って感じておりました。
で、今回4回目のこの流域の探索!!「湯ノ又沢右俣右沢」を遡行してみました。今回は、える氏の都合で下山時間が制限されていた為、偵察がてら核心部の下流部~中流部を遡行し、同沢下降を試みました。いやはや、この沢、面白いのなんのってぇ~!手ごたえ充分!入渓して直ぐに現れる三階滝(3段長さ150M)より始まり、その後も両壁が絶壁の狭いゴルジュの中に小滝を連ね、遡行意欲を駆り立てられました。
この沢は、大当たりでしたねぇ~!何回もお助け紐やザイルを出したほどですから。ゴルジュの中の小滝郡もツルツル状態で、そう簡単には登らせてもらえませんでした。ゴルジュの景観といい、難度といい、充分楽しめる沢でしたよ♪今度はぜひ、完全遡行をしたいものです。
ただ、この沢の難点は、稜線に出ても登山道がありません。倉沢山までヤブを漕いで縦走し、大倉沢を下降するのが良さそうですが、車の回収の問題があります(車2台で行くことになる)。今回同沢を下降したのですが、下流部のゴルジュ帯は、急斜面の側壁をブッシュにつかまりながらひたすら高巻きトラバース。そして、4ピッチの懸垂下降で沢床へ降りました。いやはやシンドかったですぅ~!(^_^;) 同沢下降はお勧めできませんねぇ~。上の写真は、三階滝の二段目の滝です。この三階滝、見事な一枚岩なんですよぉ~!よってハーケンも打てず…。何はともあれ、面白い沢でした♪(^o^)
昨日撮影したこの沢の写真を10枚ほど「酔いどれ画像掲示板」に掲載いたしました。ご興味のある方はご覧下さいね♪
● 『酔いどれ画像掲示板』 湯ノ又沢・右俣右沢 ← 今すぐ見たい方はクリック!
本日の朝日新聞新聞(ネット版)に次のような記事が…ウィンドウズXPの次なるOS、詳細はあまり発表されていませんでした。8月3日が待ち遠しいですね♪どんなOSなんでしょうか?でも、喜んでばかりいられませ~ん!う~ん、出費が嵩むぅ~!(^_^;) 一般向けには来年発売でしょうけど…。
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次期ウィンドウズは「ビスタ」 MS、06年発売
米マイクロソフトは22日、パソコン向け基本ソフト(OS)の「ウィンドウズXP」の後継OSを、「ウィンドウズ・ビスタ」と名付けたと発表した。これまでは開発名で「ロングホーン」と呼んでいた。
発売は06年。ソフトウエア制作者など専門家向け試作版の第1弾を、今年8月3日までに発表する、としている。
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米マイクロソフトは、次期ウィンドウズ(開発名はロングホーン)では、RSSを幅広く活用すると発表しています。
◆ブラウザーだけでなく、さまざまなソフトがRSSに対応。
◆スケジュール帳ソフトで、最新の行事予定をRSSで受信できる
◆企業業務ソフトに販売データなどを定期的に取り込めるようにする
RSSを利用すると、更新通知でWEBサイトにアクセスしなくても、そのサイトが更新されているかが分かります。例えば、30ものBLOGを読んでいる人がいるとします。毎日30のBLOGにアクセスするのは大変なことですよね。このRSSを使えば、更新されているサイトが一目でわかるというわけです。これにより時間の節約が出来ますし、情報収集が楽になります。
「やっとXPに慣れてきたのにぃ~!」って思っている方も多いのでは?コンピュータはどこまで進化するのかなぁ?パソコンを教える仕事をしている私としては、私自身も進化し続けなければなりません。面白い仕事ではありますが、毎日が勉強で~す!頭を柔らかくしてないと…。
PS 上の写真は、朝日連峰の荒川・角楢沢下ノ沢 上流部の滝にて。この時は単独遡行でした。楽しかったなぁ~♪(お天気に恵まれず、寒かったけど…)2002年8月のことです。
● 次期OS、ビスタ(ロングホーン)の画面は! ← 今すぐ見たい方はクリック!
去年の1月9日より発行し続けてきた私のメールマガジン、「今日の言葉」の購読者数ががもうすぐ2,000人になります。発刊して約1年と半年になりますが、私のメルマガを毎日約2千人の方々にご覧いただいていると思うと身が引き締まる思いです。
全国、時には海外からも激励や感謝のメールをいただき、感謝の気持ちでイッパイです。これまで頑張ってこれたのもそのような励ましがあったればこそ、なのかもしれません。
毎朝更新しているのですが、編集しながら自分自身を鼓舞しているんです。発刊当時(初期)の中から今日は抜粋させていただきます。私の大好きな言葉なんです。
「ニコニコ笑って、毎日幸せな気持ちでいられるのが、最高に嬉しいのです。」とありますが、ホントそれが一番だと思っています。以下、2004年1月13日のメルマガより抜粋。
● カオ・サナニコーネ
真の成功とは、金や財産を貯めて贅沢することではない。
ハワイで、タイ料理レストランのチェーン店経営をして、大成功を収めたカオ・サナニコーネは、自分の店を開いた初期の頃を振り返って言った。「吹けば飛ぶような小さな店でしたが、照明に工夫をこらしたりして、雰囲気作りに努力しました。はじめは、人も雇えずに、家族の者だけで、他の仕事とかけもちしながら、やりくりしてたのです。
私は人と働く事が、好きだし人を喜ばせることも大好きです。だから、店で仕事をしていても、毎晩パーティーを開いてるような気持ちになるんです。会社で利益をより多くあげると言う点からみたら私は成功者とは、言えないかもしれない。でも、ニコニコ笑って、毎日幸せな気持ちでいられるのが、最高に嬉しいのです。
ある時お客様から「成功して金持ちになった気分はどうですか?」と聞かれて、私はこう答えました。「成功とお金は、関係ないですよ。仕事のいろいろな体験による学びと、素晴らしい友人たち、そして日々の幸福な気持ち。これが、私の成功です。」と。
● 酔いどれのコメント
真の成功とは、目に見えないものかもしれませんね。幸福な人生とは、その人が一生の間にどれだけ『幸せだ』という感情を持つ事ができるかによって決まるもの。こう考えると、順風満帆の時もそうでない時も、その時、「どう感じるか」が重要になってきますよね。
● 「今日の言葉」のバックナンバー ← 今すぐ見たい方はクリック!
皆さんは「メンター」という言葉を聞いた事がありますか?メンターとは…?私は恥ずかしながら4年前に知りました。福島正伸先生の「いわて起業家大学」で知ったのです。日本では聞きなれないこの言葉は、アメリカでは一般的のようです。
アメリカの起業家は口々に言います。『事業で成功したいと思うなら、まずやるべき事は、”メンター探し”をすることだよね!』と。アメリカではメンターの社会的地位は非常に高いようです。それでは”メンター”って一体何者なんでしょうか? メンターとは…相手の持つ可能性を最大限に発揮させる支援ができる人。部下や周りの人々をやる気にさせ、元気にさせる人。
メンターの基本的な姿勢は、自ら見本となって行動し、他人を信頼して支援すること。メンターが重視するのは相手がこちらの言うとおりに行動しているかどうかではなく、自発的に取り組んでいるかどうかということであり、そのためにまずは自分自身の行動で示し、どんな相手に対しても信頼の姿勢を崩さず、励まし続ける。メンターは他人をコントロールしようとする管理者とは対峙する関係にあるのです。
これまで日本の多くの企業は会社の業績を上げるため、もしくは社員のやる気を引き出すために「管理」という手法をとってきました。しかしながら、その結果はどうでしょうか?「管理」で人を育てることが出来たでしょうか?メンターの目的は「管理」ではなく「支援」なのです。「管理」は他人に対する不信に起因し、「支援」は全ての人を信じることに起因します。これは大きな違いですね。
相手を思い通りに動かすことは出来ません。自分が相手に対して出来ることは、信頼し、支援することだけなのです。「信頼」とは相手の失敗をも受け入れることであり、最大の「支援」とは励ますことなのです。私は以前受講した「いわて起業家大学」で福島先生よりそのような「精神」を学ばせていただきました。この精神は、起業家と限らず人生全てにおいて当てはまると思っています。
メンターとは単に仕事だけのことではありません。親は子のメンターです。そして、恋人同士、夫婦でもどちらかがメンターであることが望ましいです。
スティーブン・R・コヴィー氏は、その著書著『7つの習慣』で次のように述べています。「人間にとって生存の次に大きな欲求は、心理的な生存である。それは、理解され、認められ、愛され、必要とされ、感謝されることである。」相手を理解し、認め、愛し励まし、支援続けるのがメンターなのでしょうね。
先週末に行った秋田の沢・黒滝沢とワルイ沢の写真29枚を本日「沢の扉」に掲載いたしましたぁ~♪授業の合間を見て、写真のセレクトや画像処理などせっせと作業に励んでいました。
今回はたっくさん撮影しましたので写真のセレクトにも悩みましたねぇ~!とはいうもののシロートゆえ、なかなか良い写真は撮れませんが…(^_^;)。
このような更新って、忙しくても下山後なるべ早めに作業した方がいいんです。じゃないとズルズルになっちゃうんですよねぇ~(^_^;)。それに、熱い感動を伝えることが難しくなってしまいますしね。
どうにか完成しアップしたものの、仕事の方もギッチリでしたので、今朝6時より休む暇なし…。でも、ホッとしています♪
てなことで、今日はクタクタですぅ…(^_^;)。短文で申し訳ありませんが、今日はこの辺で…。軽くイッパイやって寝ることにしま~す♪(^o^) 明日も早起きして頑張りま~す!
● 『沢の扉』 虎毛山塊・黒滝沢&ワルイ沢 ← 今すぐ見たい方はクリック!
秋田魁新報社出版の佐藤俊正著『あきた滝300』という本があります。著者の佐藤氏は秋田県庁勤務のかたわら、長年にわたり趣味として撮りためた秋田県内の滝を紹介している本なんです。いわゆる「滝の写真集」なのですが、全国の滝屋にとって今やバイブル的な書物になっていると聞きます。
滝と言えば、そのほとんどが沢の中にあります。必然的に沢屋の私にとっても滝は興味の対象でもあるわけです。それにしても豪雪地帯の秋田には、雪の浸食のせいか?見事な滝がたっくさんあるようですねぇ!
その『あきた滝300』の巻末に次のようなことが書かれていました。「暇があれば等高線の込み合っている場所や岩盤マークの付いている場所を探し求める。決して飽くことのない地図上での滝探し、これも私にとっては捨てがたい楽しみになっている。2万5千分の1の地図上に載っている滝のマークが黄色い蛍光ペンで塗りつぶされており、今まで行った軌跡がこの地図上で勲章のように光っている」と。
この一文を読み、「う~ん、私と似たような人種だなぁ~!」って感じました。私も暇さえあれば、2万5千図の地形図を眺めては「面白い沢がないかなぁ~!」って物色していたのです。私の地形図には、水線を引いた後がイッパイなんです。それもアルプスの沢を始め、全国の山々の地形図に…。以下、山と渓谷社・吉川栄一著の『沢登り』の巻頭に書かれている一文をご紹介いたします。
◆ 「沢登り」と「沢屋」の定義
沢登りを一言で表現すると…五目チャーハンだ!もっと正確に表現すると、その昔、山岳部の合宿で喰わされたヤミナベだ!残菜のごった煮なんだが、ローソクを消して一人一品何か食い物を入れて、ふたをして煮るのだが…。行動食のクラッカーのカスや梅干の種はまだ善良なほうで、ハーケンが入っていたり、わらじが煮えてたりするんだ。沢登りはヤミナベとほとんど同じ遊びなのではなかろうか?
山、谷、森、風、雲、水、土、とにかくいろんな要素と、人間の目的、そして私たち一人一人の感性がゴチャゴチャになって、ある種の化学反応のようなことを起こす。そこで発生した得たいの知れない気体が、「沢登り」なのかもしれない。
この反応は、一度として同じ反応ではなく、同じ気体は発生しないのだ。この気体は、まっこと得もいわれぬ芳香を放つこともあるし、屁みたいな時もある。芳香を放つ遡行は、人間の側の遡行目的と、山や谷、風が握手した時に発生する。この香りに酩酊する遊びが、「沢登り」なのである。一度、この芳香を嗅いでしまうと、たいてい中毒になり、アルパインクライミングなどには特効がある就職、結婚、出産といった解毒剤の効果も弱い。症状の重い病的酩酊者は自らを「沢屋」と称す。
『あきた滝300』の著者、佐藤氏もきっとこの「症状の重い病的酩酊者」なのかもしれない…と思ったものでした。いよいよ沢シーズン本番!今年の夏も沢の酩酊者になりたいものです♪(^o^)
PS 上の写真は秋田の沢、ワルイ沢にて滝を登る私です。
この連休は、思いっきり山三昧して参りましたぁ~♪(^o^)たまには?命の洗濯をしなくっちゃね!この度の連休は、仲間3人と秋田の沢巡りの旅を満喫して来たのです。
初日は、黒滝沢にて黒滝(70M)を見に行って、その夜は焚き火を囲み宴会!(残念ながらイワナは連れませんでした)翌日は虎毛山塊の高松岳方面の沢、役内川・ワルイ沢を遡行して参りました。
このワルイ沢は、その名とうらはらにイイ沢なのですよぉ♪手頃な滝の連続とゴルジュの景観と、そして適度なスリルを楽しめる沢でした。ただし、雪の影響か倒木などが散乱し荒れていたのがちょっと残念でしたが…。中村成勝著の『沢登り』にも紹介されている沢ですので、以前より「行ってみたい!」と思っていた沢のひとつなんです。
梅雨時期ですし、お天気が一番心配でした。それと雪渓の残り具合が…(^_^;)。結果、お天気に恵まれ、雪渓もブロックは残っていたものの、遡行上特に問題になるようなことはありませんでした。これから夏本番の沢登りに向けての良いトレーニングになったのでは?
まずは、初日の黒滝沢にある黒滝(70M)、実に見事な滝でしたぁ~!うん、これには感動しましたねぇ~♪女性的な優しを感じる滝でした。翌日は、4時に起きて5時40分に出発!ワルイ沢を目指しました。
短い沢ながら、それなりのエッセンスが詰まった楽しい沢でした。小滝が連続し、飽きさせないそれなりに楽しい沢のように感じました。この沢の核心部は、ゴルジュの高巻きでしょうか?結構傾斜が強い上、ルートファインディングには神経を使います。下山後、皆で秋の宮温泉郷にある「秋の宮山荘」の温泉に浸かりました。あぁ~極楽、極楽!久しぶりに思いっきり命の洗濯が出来ましたぁ♪明日からの仕事、頑張らなくっちゃ~!
山で焚き火を囲んで仲間達と酒を飲む!これに勝る気分転換はないかも?(^o^) 今回撮影した写真の一部(10枚)を「酔いどれ画像掲示板」に掲載いたしました。ご興味のある方は、以下をクリックしてご覧下さいね♪
● 『酔いどれ画像掲示板』 黒滝沢&ワルイ沢 ← 今すぐ見たい方はクリック!
巷は三連休ですね♪お天気もよろしいようで…。てなわけで、今週末は、仲間達と山へ行って参りま~す!今週はとってもハードスケジュールでしたねぇ~。連休を取るためにせっせと仕事に邁進しておりました。山へ行って「命の洗濯」をしてきま~す♪(^o^)
日本政府が新たな世界自然遺産に推薦していた北海道の知床が、昨日14日、世界遺産委員会により登録が決定しました!委員会の評価は、知床の生態系について「特異な生態系の生産性があり、海洋生態系と陸上生態系の相互関係が示される顕著な見本」と指摘。
国内の世界自然遺産登録は、93年の屋久島(鹿児島県)、白神山地(青森、秋田県)に続いて3番目です。海域を含む登録は知床が初めてとか。知床は、世界的にも高密度で生息するヒグマ、国際的な希少種のシマフクロウやオオワシ、オジロワシなどの繁殖地や越冬地にもなっています。
この知らせを聞いて、とっても嬉しく思いました♪ 動植物の生態系について、私は詳しいことはわかりませんが、今から約20年前、大学3年の時にこの知床の山々を縦走して、その自然の素晴らしさに感動した記憶がいまだ鮮明に残っています。昨日、その当時のアルバムを引っ張り出しては見蕩れてしまいました。
1984年の夏、単独で北海道の山々、大雪山(7泊8日)、利尻山(1泊2日)、知床連山(2泊3日)を山中で過ごしました。観光や移動などを含め北海道に20泊21日滞在した私にとって一生の思い出に残る一人旅でした。当時貧乏学生だった私は、上野駅より夜行列車・青森行き「急行・八甲田」に乗り、その後青函連絡船に乗り、期待と不安で一杯の旅立ちでした。
お金もなく、泊まる所といえば、山では全てテント泊、下界では、駅の軒下で寝泊りしました。1日だけ民宿に泊まったのです。そして、北海道大学の学生寮にも1日泊まらせていただきました。当時の北大は、「臨泊(臨時宿泊)お願いします!」と言えば、1泊300円で泊まらせてもらえたのです。東京からの交通費、おみやげ代を含め、トータル経費6万円以内で北海道で20泊も楽しむことが出来ました。ホント幸せイッパイの20日間でした♪(^o^)
山の道中、そして旅の道中にいろんな人と出会って、友達も一杯出来て楽しかったなぁ~♪また北海道の山々も素晴らしくってぇ~♪本州の山々にはない魅力を感じました。貧乏で決して贅沢できませんでしたが、私にとっては一生の思い出に残る素敵な一人旅でした。今度はぜひ、日高山脈の沢へ行ってみたいものです。当時学生の山岳部だった頃、尊敬する先輩が書いた詩をご紹介いたします。私の好きな詩です。
雲 流れる朝に、月 抱く夜に、求めるもの全ては 心のままに。
天 晴れて青し、澄みて高し。海のごとく ゆれる緑。
いざ 自らを新しくせよ!
大学山岳部の頃、諸先輩方にとってもしごかれました。山の厳しさをタップリと叩き込まれ、自然の厳しさ、そして自分の弱さを痛感させられました。でも、今思うと、その経験があったからこそ「自らを新しく」出来たのかもしれません。鬼のような先輩方と大自然の山々にとっても感謝しています。今の自分があるのは、偉大な先輩方と山のおかげだと思っています。ありがたいことです。
PS 上の写真は、その北海道での(20年前)私で~す!層雲峡にて。
本日は「つき」についてお話させていただきます。私の言葉より名著からの言葉を引用した方がわかりやすいと思いますので、お二人の書物からご紹介させていただきますね。まずは、本田健著の「ユダヤ人 大富豪の教え」より。
人生には上り調子と、下り調子がある。それは、会社でも、国でも、文化でもそうだ。上り調子の時は、何をやっても上手くいく。逆に、下り調子の時は、何をやってもはずしてしまうものだ。この人生の周期を読み違えるから、いい調子で成功しかけた連中が途中で脱落してしまう。
自分の人生がどちら向かっているか、考えなさい。今はブレーキを踏む時か、それともアクセルを踏むとか、それを見極めるのだ。とんでもない失敗というのは、運気の落ちている時に、失敗を挽回しようとして、勝負に出てしまうときに起きるものだ。そんな時は、嵐が去るまで家でじっとしておくことだね。
次に船井幸雄著「船井幸雄の人間学」よりご紹介いたします。
ついているときは、見とおし、方向づけ、意思決定など、全てが正しくうまくいく。ついている時にやる事は「つく」のである。反対に業績の悪い時に考えることや意思決定する事は、間違う事が多い。いうならば、ついていない時に変わったことをすればより「つき」を落とすことになる。
よって、経営コンサルタントの仕事は、依頼主をまず、「ついている状態」にすることなのである。どんなに自分の案に自信があっても、間違っても業績が悪いままでの変更や改善提案は、絶対にしてはならないのである。
では、「つく」ためにはどうしたら良いのでしょうか?船井氏は次のように述べています。
①感謝すること ②肯定すること ③素直になること、などなど。好きなことや得意なことを一生懸命やっていると、つまり自分の役割や使命を果たすように生きていると、その人は「幸せ」になり、「つき」「成功」もするようです。自分に最も力がつく生き方であり、世のため人のために尽くすことができる方法ともなります。なぜなら、それは自然の摂理にあった生き方だからです。
日野原重明著の『生きかた上手』という本を以前読んだことがあります。90歳の現役のお医者さん(聖路加国際病院理事長)が書いた本です。大ベストセラーになった本でもあります。母が以前買ったもので『功、とっても素晴らしい本だから読んでみたら…』って。
それにしても凄いですよね~!90歳にして現役バリバリのお医者様ですよ~!そしてその著書の中でこう書いています。『若い時より少しはましな医者になっているとしたら、それは大勢の患者さんに育てられたから』と。これまで4,000人もの死に立ち会ったそうです。
戦後、日本の遅れた医療にアメリカの最新医学を持ち込んだ最初の人でもあるようです。成人病を生活習慣病と呼んだ名づけの親でもあります。20年もかかったそうですが…。
本の内容を簡単に言えば、医療とは単に臓器を治すのではなく、人間そのものを治す、つまり心の治療にも重点をおいているのがわかります。
この日野原先生は、学生の頃、当時死の病と言われた結核にかかり、また、昭和45年(1970年)、あの赤軍派のよど号ハイジャック事件の飛行機に乗り合わせた当事者だったのです。次のように書いています。
「赤軍派は全員ダイナマイトを持参していましたら、あの恐怖感は再現できません」と。『あの結核の病気の体験があったからこそ、患者の心の痛みが良くわかる、また、ハイジャック事件にあったからこそ、命は与えられたものなんだ、今後他人の為に生きたい!』と気付いたのでした。以下に特に私の印象に残っている文章を皆さんにご紹介させて頂きます。
『人生に無駄というものはないもので、しかし、後にならないと、その意味がわからないということがたくさんあるのです。辛いことでも苦しいことでも、「体験」したことは、間違いなくその人の強みになります。』と。
ホントそのように思います。試練や辛さ、苦しみなどは、その人にとって必要だから訪れるものなのかもしれませんね。何かを「学ぶ」為に…。だから、その試練から逃げちゃいけないんです。
『あのときのあの苦しみも あのときの あの悲しみも
みんな肥料になったんだなぁ。じぶんが自分になるための…』
<相田みつを>
それにしても迷惑メール、特に出会い系のソレは受信されないようにメールサーバー上で「自動削除」設定をしているのですが、一向に減りませんですぅ(^_^;)。敵もさることながら、アドレスを変えてきたり件名を変えてきたりと…。
最近はアドレスと件名を見ただけで「う?これ怪しいぞ?」というモノは、開くことなく有無を言わさず即刻削除しています。そんな中、朗報が…昨日の朝日新聞(ネット版)に載っていた記事をご紹介いたしますね。あぁ~私のプロバイダもそのようなサービスを始めてくれないかなぁ~!
迷惑メールの9割を削減、新技術導入へ!NEC
NECは11日、迷惑メールの配信を大幅に削減する新システムを、同社のサービス「BIGLOBE」に今月中旬から導入すると発表した。BIGLOBE経由で送信される迷惑メールの9割を削減できるとみている。
インターネット接続事業者(ISP)は、自社の会員になった迷惑メール業者が通常ルートで自社メールサーバーを経由して送ってくる迷惑メールを量や頻度で制限している。ところが最近は、業者が自分のパソコンをメールサーバーにすることができるソフトを活用し、ISPを単なるネットの中継点とする「抜け道」を通して頒布する手法が広がっている。
NECは、迷惑メールが自社のネットワークを経由したときに捕らえることのできるチェックゲートを開発した。メールの量などから迷惑メール業者と判断した場合、メール送信に長時間かかるように制限する。悪意のない利用者に影響が出ないような工夫をしているという。
PS 上の写真は早池峰山にしか咲かない「ハヤチネウスユキソウ」です。早池峰山は、蛇紋岩と呼ばれる岩が多く、植物の生長を妨げるマグネシウムが多く含まれています。このことにより、高山植物は独自の進化を遂げたようです。7月1日の花の名前に関して、たくさんの方々より教えていただきました。この場を借りて、お礼申し上げます。m(__)m
昨日は雨の中、秋田の方々と共に早池峰山を登って参りました。秋田でも有名な大手企業さんからの依頼で、今回山岳ガイドの仕事を引き受けたのですが、これほどの大人数のお客様をガイドするのは、さすがに緊張します。
夜中の2時半頃雨の音で目が覚め、その後眠れぬ一夜を過ごしました。通いなれた早池峰山とはいえ、下見を行いスタッフの方々と何度も打ち合わせをして本番を迎えたのでした。
今回は、皆さんとは初対面の大人数のパーティーです。皆さんの年齢や登山経験もわからないわけです。これまでの登山経験を活かし、1ヶ月前からいろいろとタクティクス(登山戦略)を考えました。
いやはや昨日は、ほとんど一日中雨が降っていましたねぇ~(^_^;)。問題は、河原坊からの登山コースの2箇所の沢の徒渉点。ここが渡れないほど増水していると、このコースは登れません。土砂降りの際は、「別な山へ予定を変更しよう!」と思い、幾つか候補を考えていたのです。問題は、その見極めなんですよね!なんと言っても安全第一ですから。でも、皆さんは「早池峰山に登りたい!」と思い、集まってくれた方々ですし…。
で、実際行ってみたところ、徒渉点は大増水しておりました。急遽、小田越コースに予定を変更!雨の中、皆さん一生懸命歩いてくれました。感謝、感謝です!景色は全然見えませんでしたが、雨にシットリ濡れた可憐な高山植物に救われた感じです。皆さん、とても喜んでくれて嬉しかったです♪(^o^)
昨日は登山口まで来て、悪天のため帰った登山者も多かったとか…。おかげで?高山植物最盛期シーズンにもかかわらず、登山者が少なかったです(でも昨日は全部で200名ほど登ったようですが…)今の時期、お天気が良ければ、ものスゴイ大渋滞なんですよぉ~!早池峰山は。
登山の後、皆で紫波のラ・フランスの温泉に行ってマッタリ♪入浴後、そこで皆さんと別れたのですが、最後のお別れのご挨拶をした時に、皆さんから盛大な拍手をいただいて…。もう涙が出るほど嬉しかったです♪(^o^)
「酔いどれさん、本当にありがとう!参加して本当に良かった!今日はとっても楽しかったよ!またご一緒させて下さい!」って、皆さんおっしゃって下さって…。試練の中、山行を共にしたことにより連帯感も生まれ、皆さんとすっかり仲良しになっちゃいました。また皆さんと山行を共にしたいものです♪(^o^)
人生はできることに集中することであり、できないことを悔やむことではない。 <スティーブン・ホーキング>
この言葉、とっても重みを感じます。なぜかって?それは…車椅子の天才物理学者として、誰もが知る有名な科学者。ブラックホールの発見で有名なスティーブン・ホーキング博士は、在学中に筋萎縮症性側索硬化症という難病にかかりましたが、物理学の博士課程に進みました。この病気にかかると、筋肉に血液を供給する神経がおかされ、全身の筋肉が次第に衰えていきます。
1985年に肺炎にかかり、この時から24時間介護が必要になりましたが、博士の強い決意と家族や同僚の協力で勉学を続けました。1985年以来、話すことができなくなったにもかかわらず、スピーチ・シンセサイザーやポータブル・コンピュータを使って授業や講演を続けています。
現在は、ケンブリッジ大学のルーカシアン数学教授です。この称号は、万有引力の法則を発見したアイザック・ニュートン(1644~1727)に与えられた由緒あるポストです。妻のジェインW.ホーキング博士に伴われて、世界中講演の旅をしています。2人の間には3人の子供がいます。
私は思います。よく次のような言葉を耳にします。「○○だから出来ない」 「○○でさえあったら出来たのに…」って。自分の出来ない理由を自分以外のものに責任転嫁している…。それを「いいわけ」と言うそうです。
成功するためには、今自分が出来ることを一生懸命やるしかないのです。さすれば、きっと道は開けるものだと信じています。人生の成功者の共通点だと思います。障害を抱えながらも、ひたむきに真理を追い求め頑張るホーキングの言葉だからこそ、余計私にとってズシリと響きました。凄い人ですね!人間の能力と意志の力ってホント凄いと思います!
私は特に重大な局面で判断に迫られたとき、「Win-Win の法則」で考えるように心がけています。なぜなら、何かを、または誰かを犠牲にして得られる成功や幸せはありえないと思うからです。
永続的な成功や幸せを求めたい時は特に。色々な本を読んでみた結果、やはりこれは「真理」なのではないか?と痛感したからです。そして、私のつたない経験でも幾度もこれを実践してみた結果、ほとんどが良い結果につながったというのも事実です。
とは言え、私はまだまだ未熟者です。もっともっと自分を磨かなければ…と思うこの頃です。以下にスティーブン・R・コヴィーの「7つの習慣」(「本の扉」に紹介)より抜粋いたします。
Win-Winとは、「自分も勝ち、相手も勝つ(それぞれの当事者が欲しい結果を得ること)」という考え方である。これは単なるテクニックではない、人間関係の全体的な哲学である。全ての関係において常に相互の利益を求める心と精神の事であり、お互いに満足できる合意や解決策を打ち出すことである。
Win-Winは、人生を競争ではなく、協力する舞台とみるパラダイムである。しかし、ほとんどの人は人生を、強いか弱いか、厳しいか甘いか、勝つか負けるか、食うか食われるかといった具合に、「二文法」で考えがちである。私はこの考え方には、基本的な欠陥があると思う。それは原則ではなく、力関係や地位などに基づいているからだ。
Win-Winの考え方は、全員を満足させるに充分な結果があるはずだ、というパラダイムに基づいている。ある人の成功は、他人の成功を犠牲にしなくても達成できる、という考え方である。全く新しい第三案の存在を信じることであり、相手や自分の考え方に限定される必要はなく、より良い方法があるはずだと確信することである。真の意味で人生は競争ではない、協力によって人生は生きたものになる。
以下、マジックジョンソン(元NBAスーパースター)のメッセージをご紹介いたします。ホントそう思います。自分の人生を決めるのは他でもない自分自身なのですから…。
【黒人の子供たちへのメッセージ】
「君には無理だよ」という人の言うことを聞いてはいけない。もし自分で何かを成し遂げたかったら、出来なかった時に、他人のせいにしないで自分のせいにしなさい。
多くの人が、僕にも君にも「無理だよ!」と言った。彼らは君に成功して欲しくないんだ。なぜなら彼らは成功できなかったから途中で諦めてしまったから…・。だから君にもその夢を諦めて欲しいんだ。不幸な人は不幸な人を友達にしたいんだ。決して諦めてはだめだ!
自分の周りをエネルギーであふれるプラス思考の人で固めなさい。近くに誰か憧れる人がいたらその人にアドバイスを求めなさい。君の人生を考えることが出来るのは君だけだ。君の夢が何であれ、それに向かって行くんだ。
何故なら君は幸せになるために生まれてきたんだ、
何故なら君は幸せになるために生まれてきたんだ…・。
先日の3日(日)にくじ氏と行った北上山地・寒沢川の西又沢を「沢の扉」に本日掲載いたしましたぁ~!写真を20枚ほどアップいたしましたのでご興味のある方は、ご覧下さいね♪(^o^)
沢シーズン到来だというのに、雨ばかりの毎日ですねぇ…(^_^;)。早く梅雨が空けてくれないかなぁ~!って思うこの頃です。せめて週末だけでも晴れてもらいたいものですぅ!
以前、私が落ち込んでいた時にある先輩から励ましのメールをいただいたことがありました。その一部をご紹介いたします。その前に私の大好きな名言をご紹介いたしますね!私の座右の銘にしている言葉でもあります。成功者になるよりも価値ある人間になることの方が、余程努力が要ることと思っています。
○ 成功者になろうとするのではなく、価値のある人間になろうとしなさい
アルバート・アインシュタイン(ドイツの物理学者)
> 心が痛むとき。落ち込んでしまったとき。そんなときも、それを否定して感じない
> ようにしたり、「こんなことではダメだ!」、と自分を責めれば、余計にその苦しみ
> を拡大することになってしまいます。私たちの意識と、その下にある無意識は、
> 反対の方向に向いていることが多いようです。
> 意識の「ことば」を、無視したり押さえ込んだりしないで、身体の痛みや
> 苦しさを手当するように、ちゃんと聞いてあげてください。
> そうすれば、無意識のなかの「ことば」が聞こえてきます。
> 自分は、本当は、何がしたいのでしょうか?
> 何を望んでいるのでしょうか?
> それこそが、今の自分にとって本当に必要で、意識を向けて、
> 進んでいくべきところなのでしょう。
> そして、そこに向かっていくエネルギーは、いつも自分のなかで、
> 出番を待っているはずです。
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本日の岩手日報(地元の新聞)及び朝日新聞を見てビックリ!「天野滋さん(あまの・しげる=フォークグループNSPのリーダー、ボーカル)が1日、脳内出血で死去、52歳。一関高専の同級生3人で結成した70年代を代表するフォークグループ
」との記事を読み、とてもショックを受けました。「えぇ~?天野さん、死んじゃったの?」って、とても残念に思いました。
NSPは地元岩手出身のフォークソンググループで、73年にレコードデビュー。「夕暮れ時はさびしそう」などのヒット曲があります。小学・中学・高校と、私はNSPにハマっていました。フォーク全盛の当時、地元岩手にとっては、神様的な存在だったのです。
兄の影響もあり、私もせっせとアルバイトでお金を貯めてフォークギター買って、懸命にギターの練習に励んでいた当時を懐かしく思います。指に血豆ができ皮が破けるまで弾いていましたっけ。70年代、そのNSPと井上陽水、吉田拓郎、そしてビートルズにハマり、ギターの練習に精を出してたのです。
その当時の岩手では、フォークギターを持っているだけで不良の烙印を押されるほど、マイナーだったのですが、兄も私も純粋にギターを楽しみたい!その思いが強かったと思います。その当時は、フォーク=長髪=不良という図式が出来上がっていたように思います。
とは言うものの…我が酔いどれ家は遺伝のせいか?家族全員歌はオンチなんですよ!ですから、余計に楽器に燃えたのかもしれませんね。7つ下の弟は、兄と私の影響のせいか?幼稚園の頃から、ビートルズを歌って(英語で)いたくらいですもの。今ではギターを弾くこともなく、歌うこともまったくなくなってしまいましたが、NSPの歌をまた聴いてみたいと思うこの頃です。
私は中学・高校時代の6年間、テニス部だったので、NSPの曲を聴くと、当時の仲間達との思い出や辛くも楽しかった合宿の事、そして大会の試合のことなど思い出すんです。歌には思い出がイッパイ詰まっているんですよね!天野氏のご冥福をお祈りいたします。
昨日行った西又沢は、私にとって初めて入渓する沢でした。この沢の資料は、皆無に等しく唯一の資料?は国土地理院発行の2万5千分の1地形図。長年沢登りをやっていると、この地形図をじ~っと眺めていると「どのような沢なのか?」想像がつくようになるんです。
今以上に沢登りにのめりこんでいた頃は、仕事から帰宅後、酒の肴にこの「2万5千図」を毎晩何時間もず~っと眺めていたものでした(今でもたまに眺めていますが)。地図を見ながら、想像を膨らませて…。「よし、今週は○○へ行こう!」なんて。
そして、実際行ってみた時、自分が想像していたイメージとどれだけ「差」があったのか?反省会?をするんです。もちろん一人で、ですが…。
そんなことを繰り返していると、読図が上手になるんですよね。今回の沢も、想像を膨らませていました。参考資料などなく、はじめから答えがわからないから、初めて行く沢や新規開拓の沢はとっても面白いんです。当然リスクはありますが、そのリスクをどのように対処し楽しみに転換していくか?そこが、沢登りの醍醐味だと思っています。
東京にいた頃は、私と同じようなの「生きもの」がそれなりにいたのですが、ここ岩手に戻ってからは、同種の生きものが少ないことに気付きました。しかし、昨日ご一緒したくじ氏は、まさに私と同じような「生きもの」だったようで…とても嬉しかったです♪やはり彼も、「2万5千図」が何よりも大好き青年で、暇さえあれば眺めているとか…。そして、好奇心とパイオニア精神が旺盛!これからの活躍が楽しみですね♪(^o^) 同種の「生きもの」の先輩として、今年の夏も頑張りたいものです!
PS 上の写真は、昨日行った西又沢・七曲滝のゴルジュにて奮闘するくじ氏。
本日は、愛弟子のくじ氏と共に北上山地は、西又沢へ行って参りました。国土地理院発行の2万5千図を見ても、男滝、女滝、そして七曲滝を有する沢ですので、以前より気になっていたんですよ!
天気予報によれば、本日は晴れる予定だったはずなのに…(^_^;)。朝起きた時は、曇り空で花巻地近づくに連れて雨が…。林道上も結構水溜りが出来ていましたし、川も増水していました。昨夜は結構降ったんでしょうね。ちなみに、林道は途中で崩壊している為、入渓地点まで約1時間の林道歩きを強いられました。
七曲滝まではホント、あっという間に到着しました。そこから先が、ゴルジュと小滝の連続で楽し~い♪小雨振る中の遡行でも結構楽しめましたよ♪(^o^) 上部のツメもルートファインディングと読図はバッチリで、予定していた場所にドンピシャリ出ることが出来ました。
無事稜線の登山道に出たので、ホッとしました。後は下るだけ…。私もくじ氏も安心していたのです。確かに登山道は快適でした。鉛温泉方面の登山道分岐までは…。そこから我々は車を回収すべく寒沢林道への登山道を下ったのですが、道らしきものがあったのは、ほんの僅か…。
そのうち、道もなくなりまったくのヤブ状態に…。2万5千図とコンパスを駆使しながらルートファインディングをしながら、そしてヤブと格闘しながら道を探すハメに…。「いざとなったら、どんどん下り西又沢へ下ればいいや!」って思っていたので、心配はしていませんでしたが、出来ればルートを探しながらきちんと下りたいものです。
いやはや、まさか下降ルートの登山道が、今回の核心部になるなんてぇ~!(^_^;) どうにか無事到着!到着すると同時に、陽が差して参りました。花巻へ出ると、いやはや晴天じゃありませんかぁ~!何はともあれ、楽しい遡行でしたよ♪(^o^)
なお、本日撮影した写真を、「酔いどれ画像掲示板」に掲載いたしました。ご興味のある方は、ご覧下さいね♪上の写真は、本日撮影したものです。上流部の滝にて。写真中央左にいるのは、私です。
● 『酔いどれ画像掲示板』 西又沢 ← 今すぐ見たい方はクリック!
6月19日に遡行した八幡平は小和瀬川流域の大沢を、本日「沢の扉」に掲載し、アップいたしましたぁ~!このところ、バタバタしていて更新が遅れましたこと、申し訳なく思っています。本日、気合を入れて写真を整理しコメントなどを書きアップしましたので、ご興味のある方はご覧下さいね♪(^o^)
いやはや、このときも雪渓の多さには頭を悩ませられました。でも、プラス発想で考えると、よいトレーニングになるんですよね♪雪渓処理などは、本で学ぶより現場での状況判断が一番ですもの…。
ホント山々の雪が早く融けてくれないかなぁ~!って祈るばかりです。ただでさえ、岩手の夏は短いのですから…。ウカウカしていると秋になっちゃいますものね!沢登りは、この2ヶ月が勝負なんです!
やっと仕事の方もどうにか一段落しましたので、気分転換を兼ねて、明日は期待の大型新人、くじ氏を連れて花巻方面の沢へ行って参りま~す♪私の山における知識や技術をドンドン若い世代に伝授していきたいと思っています。明日は、4時起きですので、今日はこの辺で…。
本日、アップした「沢の扉」の「大沢」をご覧になりたい方は、以下をクリックして下さいね♪
● 『沢の扉』 秋田八幡平・大沢 ← 今すぐ見たい方はクリック!
北上山地の最高峰・早池峰山は標高1917Mあります。また岩手山に次ぐ県内第2の高峰なんですよ。昨日は下界が30度を越える暑さにもかからず、山はとても寒かったです。カッパ(防寒用)を着て歩いていたほどですから…。
その誕生は4億年ほど前という太古の昔というから驚きですね。また霊山として信仰の対象でもあったようです。この早池峰山、高山植物の宝庫として有名で、今の時期全国から登山者が集まります。
前置きはその辺にして…いやはや、昨日の日記の続きで~す!以下の写真が、昨日早池峰山を登りながら撮影した写真で~す♪ほんとウットリするほど綺麗でしたよぉ~♪(^o^)
綺麗なのはいいのですが、花の名前わからず…花の名前をご存知の方、教えてもらえると、きっと涙を流して喜ぶと思います♪(^o^)
いやはや、どれもこれも見たことのある花ですが…。一度は名前を覚えたハズなのですが…見事に忘れていますねぇ…!パソコンと一緒で反復学習をしなくちゃいけませんねぇ~!これを機会に勉強しなくっちゃ~!(^_^;)
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① | ② カラマツソウ? | ③ | ||
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④ | ⑤ | ⑥ | ||
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⑦ | ⑧ | ⑨ ウスユキソウ | ||
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⑩ ナンブトラノオ | ⑪ | ⑫ | ||
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⑬ | ⑭ チングルマ? | ⑮ イワカガミ |