掲載の本 |
生きがいの創造 生きがいの本質 生きがいのマネジメント 計3冊 PHP出版 |
著者紹介 |
1962年、広島県生まれ。学習院大学大学院経営学研究家博士課程を経て、1990年より国立福島大学経済学部経営学科の助教授として人事管理論を担当、現在に至る。その間、筑波大学大学院経営システム科学、東北大学大学院経済学研究科、東北学院大学商学部などの講師を兼任。1997年、LONDON
CITY UNIVERSITY BUSINESS SCHOOL(大学院)客員研究員。日本広報学会理事、日本経営学会、組織学会、経営哲学学会、労務学会、経営学史学会会員。人間の価値観や「生きがい」を研究する経営心理学者。米国経営学博士。 著書に、ベストセラーになった『生きがいの創造』『こだわりの人材採用戦略』『共生と連携の地域構造』など。120名を超える全国的な医師の研究会である「生きがいメディカル・ネットワーク」の顧問を勤め、その著書や講演ビデオを医療ツールとして活用している病院も多い。一人の研究家として、あらゆる思想、宗教団体からの中立を守っている。一番の楽しみは、愛する家族と過ごすこと。 |
本の概要 |
ここで紹介する『生きがいの創造』は1999年時点で40万部を超える大ベストセラー。すでに7ヶ国語に翻訳され、宗教、宗派を越えて世界各国で出版されている。内容は「生まれ変りに関する科学的研究の発展が人生観に与える影響について」だが、平たく言えば、「死後の生命や生まれ変りを認めるとすれば、私たちの生き方がどのように変わっていくのだろうか」ということ。 本書は、「死後の生命」や「生まれ変り」の存在そのものを証明するものではなく、あくまでも「生きがい論」を目的にしている。その上で、「いわゆる霊能者や宗教家、民間セラピスト(治療家)やジャーナリスト、あるいは文化人や芸能人と呼ばれる方々が書いた物は取り上げないことにし、学術的かつ客観的な立場を守る為に、名の通った大学の教官、博士号を持つ研究者や臨床医の研究を中心に引用している。」とある。 「生まれ変りの科学」が「生きがいの源泉を失った人々」の人生をどう変えるか?尚、本稿の内容は、いかなる宗教団体とも全く関係がないことを強調しておきます。「死後の生命」や「生まれ変り」について、「絶対認めないぞ」とお思いの方は、どうぞ、きらびやかなファンタジーとしてお楽しみください。認めることに「迷い」を感じていらっしゃる方は、どうぞ、ワクワクしながら、ページを開いて下さい。既に深く信じていらっしゃる方は、大いにうなずきながら、確かめるようにお読み下さい…。 ※本書の内容は、大学、研究者、臨床医によって行われた「退行催眠」によって学術的に認められてきたものに基づいたものです。人間には、過去にも地球で生きていた「過去生」があり、私達が何度も生まれ変っている可能性があるという事がわかってきたのは、この20年位の間に、「退行催眠」という精神医学の治療法が発達してきたからでした。良く誤解されますが、「催眠」とは奇術でも魔法でもなく、意識を特定の一点に集中させることに過ぎません。訓練を受けた医師の誘導によって、被験者や患者の身体が十分リラックスすると、指示通りに、忘れていた昔の記憶がよみがえってきます。それを思い出すことによって、原因不明の不安症を軽くしたリ、恐怖症を取り除いたりする事ができるのです。現在では、「過去生療法」として知られています。 人間の心には、本人が自分で意識することの出来ない、「無意識」の領域があります。そして、何らかの原因で負った心の傷(トラウマ)が、おさえつけられたままで無意識の領域にたくわえられ、「神経症の症状」という「隠れ蓑」をかぶって表面にあらわれます。これまでの精神分析では、自由連想法や夢分析などによって、無意識の領域にたくわえられた幼稚体験をさぐって治療に役立ててきましたが、「過去生療法」ではこれを一歩進め、催眠を用いて過去の人生にまでさかのぼらせて原因を探るというわけです。 過去生の記憶が被験者の脳が作りあげた、単なる錯覚や夢に過ぎないものではない、つまり、過去生の記憶が本物である事は、マイアミ大学医学部精神科教授のプライアン L ワイス博士やトロント大学医学部精神科主任教授のジョエル L ホイットン博士が、古くは、この道の大家、エドガ―・ケイシーらによって科学的に立証されています。これら被験者の証言をもとに「生まれ変り」を「生きがい論」に発展させたのが、飯田氏の学術論文「生きがいの夜明け」で、これを一般読者にわかりやすく書き下ろしたのがこの「生きがいの創造」というわけです。「死後の生命や生まれ変り」のテーマをともなった論文が、日本の国立大学で、しかも経済・経営というジャンルの違う分野の伝統ある学術誌に、よくぞ受け入れられた!アッパレ!本書はかなり、衝撃的内容です。 |
目次 |
※本文中に頻繁に出てくる「魂」という言葉がしっくりこない方は、「意識体」とお考え下さい。※本文中に出てくる「この世」は「物質世界」、「あの世」は「本質世界」とお考え下さい。「私たちはかつて前世を生きた事があり、おそらく、来世をもまた生きる事だろう。そして今回の人生は、永遠に続く鎖の、ほんの一部でしかない、と」
なぜ生まれ変るか?
「なぜ、もう一度生まれ変わるの?」「やり残した事があるから…」それが、今生のテーマであり、使命なのだ!この一言に、生まれ変わりの壮大な仕組みをひも解く、重要な鍵がひそんでいるのです。
人生の回顧と反省
「中間生(あの世)に戻って終えてきた人生を見せられ、後悔を体験することは、一種の地獄を体験することと同じである。自分が犯した罪が、言い訳も理由付けも全て剥ぎ取られて、生々しい醜い姿をさらけ出すからだ。」「私はその生徒の身体に入り込み、自分が与えた彼の苦しみを感じとっていた」「思い返している時の私は、なんと被害者の立場になっていたのである」
「悪童を持った両親の心の痛みが、手にとるようにわかった」ここで問われるのが、「どれだけ人々を愛したか」「常に良心的な言動を取ったか」ということのみであり、この世でもうけたお金や、得た地位が一切評価されないということは、極めて重要です。これこそが生まれ変わりの法則を司る基本原則だという事ができるでしょう。ここで問題にされるのは、私たち一人一人の誠実さ、道徳性のみ、なのです。指導役の魂=「いかなる体験も、あなたを成長させてくれるものなのですよ」
グループ転生
「前世で十分な扱いをしてあげなかった人たちがいるので、この世に戻って、借りを返さなければなりません。今度、彼らのほうが私を傷つける番になっても、許してあげるつもりです」
人生に挫折した人は?
人生において、大きな困難を克服することに何度も失敗した人々は、その難題を解決するまで、何度でも同じ状況に身をおいて生まれるよう、指導役の魂たちから強く促されたことを証言しています。「あなたは、その恐怖と怒りに対して、真正面から立ち向かわなければなりません」
人生を前向きに生きている人は?
自分に与える試験問題が(人生における困難)を愛、良心、前向きな解決法で対処した場合、その人生はどんどん良い方向に向う。運が付いてくる。ご褒美なのである。しかし、それを解決しない限り、同じような困難(問題)がどんどん襲ってくる。来世でも…試験問題(人生における困難)は、魂が成長する為の指導者のあの世での計画なのである。よって真正面から立ち向かわなければならない。そして、愛、良心、前向きに解決した時に運が開けるのである。
因果応報
自分がこの世で犯した罪(人を傷つけたり、裏切ったり)は、来世で自分に帰ってくる。魂が反省し、成長する為に裁判官の試験問題(自分に求めた課題)として、そして愛と良心を目覚めさせる為に…大きなスケジュールのもとで、人は生かされている。
「生まれ変り」の仕組み
指導役の魂が自分の魂を成長させる為に、人生計画を立て地球学校(この世)で学ばせるのである。肉体を持って生まれてくる「人生」という授業の中で創造主の試験問題(愛、良心)を勉強するのである。その問題を解けなかったり、間違った解答をしたときは(相手を傷つけたり、悪いことをしたり、良心と愛に反することをしたとき)、その難題を解決するまで、何度でも同じ状況に身を置くよう、指導役の魂から強く促される。
それは、来世にも続くのである。相手を傷つけたり、悪いことをしたり、良心と愛に反することをした時は、相手の気持ちを理解し償い勉強し魂を成長させる為に、自分が逆の立場になるのである。よって指導役の魂が出す自分の魂を成長させる為の計画(問題、困難)から真正面から立ち向かわなければならない。それは、指導役が与える魂の成長の為のプログラムなのである。魂の成長とは、「良心的な、愛のある、前向きな解決」をいかに持つかである。人はこの世に生きている間に、その道を学ばなければならない。人は地上に善を創造するために、生まれてゆくのである。
試練が訪れる理由
たとえ私達が、人よりも困難な人生を送らなければならないとしても、必ずしも過去生で悪いことをしたために、それを償っているとは限りません。むしろ、わざと厳しい条件に身を置き、一定の試練を受けることによって、大きく成長する機会をもうけている場合が多いからです。試練は魂が大きく成長する為にある。
若くして亡くなった人は?
若くして亡くなった魂も、自分の死を後悔する事は決してありません。むしろ、「自分が死ぬことによって両親や家族の精神的成長を早める」という役割を果たした事に大いに納得し、両親をあの世から激励するのです。両親にとって、子供の死ほど精神的に成長できる貴重な試練は、他にないからです。しかも永遠の別れではなく、いつかこの世を去った時に、必ず再会する事ができます。
ソウルメートとの共同計画
グループで生まれ変わりを繰り返す集団のうちでも、特に強い結びつきにある魂どうしが、「ソウルメート」です。現在の人生で敵対関係にある家族が、実は過去の人生で深いつながりにあった人物で、しかも今回の人生では、「その相手を許すこと」を学ぶのが人生の課題であったという事例がたくさん報告されています。
「あなたは、その人生で何を学んだのですか?」私たちは、自分に最大の成長を与えてくれる人生パターンとそのための状況、そしてそれを最も効果的にもたらしてくれる仲間の魂たちを、自分で選び出すのだ。そして多くの場合、その魂たちは、かつていくつもの人生で出会い、様々な形でお互いに影響を与え合った魂たちなのである。(ソウルメートとの共同計画)人間の魂が一つのグループとなって何度も一緒に生まれ変わることを指摘しています。そして、切磋琢磨してお互いに成長しながら、私たちは生まれ変わりの階段を、一つ一つ昇っていくのです。
ソウルメイトたち、中でも夫婦として何度も何度も生まれ変わりを繰り返している相手は、互いに切磋琢磨できる最高の相手だからこそ、時には両者の間に、解決すべき大きな試練を課して生まれてくる事があります。その時、「こんな問題を抱えているのでは夫婦としてやっていけない」と考えるのではなく、「課題があるからこそ夫婦であり、一番のソウルメイトだからこそ、力を合わせて乗り切るのだ」と考える事が大切です。
「この世」は魂を成長させる為の学校
私たちの人生はみな、私たちの想像をはるかに越えた、永遠に続く計画の一部に過ぎないのです。何度も生まれ変わって、地上でいろいろな経験を積むことによって、魂の進歩をはかるわけです。地上で過ごす人生は、学校のようなものです。また、自分の進歩を確認し、証明する為の場でもあります。試練を受けて、様々な苦労を経験することによって、より効率的により速く、より大きく成長し、進歩する事ができるのです。
この世は、中間生(あの世)で計画した事が試される場所だ、と認めるなら、毎日の生活は新たな意味と目的に満ちたものになる。中間生(あの世)こそが私たちの住むべき世界であり、地球という惑星は、魂の進化のために必要な試験場であるにすぎない。全てのことには意味があり、自分の人生は自分が自分に与えた問題集であること、そして自分を取り巻く人々は、愛してくれる人も、敵対している人も(ソウルメイト)、みな理由があって自分の成長の為に存在してくれていることを知った時、私たちの人生観は大きく揺さぶられます。
愛とは?
愛とは本質的に、意志に基づいた行為であるべきだ。自分の全人生を相手の人生に賭けようという、決断の行為であるべきだ。誰かを愛するということは、単なる激しい感情ではない。それは決意であり、決断であり、約束である。もしも、愛が単なる感情に過ぎないとすれば「あなたを永遠に愛します」という約束には、何の根拠もないことになる。なぜなら、感情は生まれ、また消えてゆくからだ。
ハンディを背負った今回の人生を「またとない成長のチャンス」と考える
「死後の世界」や「生まれ変わり」の研究からは、障害や病気を持って生まれてくること、あるいは人生の途中で障害や病気を持つ事が、他の誰のせいではなく、自分自身で計画した試練であり試験問題である事がわかっています。
自分を襲った障害や病気には重要な意味があり、その試練に打ち勝てば「成長」という大きな「ご褒美」が用意されていること、また次の人生では、再び完全な身体として生まれ変わるのが自由自在であることも証明されています。
「重い精神病や肉体的な障害などのように、深刻な問題を持つことは、進歩のしるしである。こうした重荷を背負うことを選んだ人は、大変強い魂の持ち主だ。なぜなら、最も大きな成長の機会が与えられるからである。
もしも、普通の人生を学校での一年間だとすれば、このような大変な人生は、大学院での一年間に相当する。退行催眠をかけると、苦しい人生の方がずっと多くあらわれてくるのは、そのためである。安楽な人生、つまり休息の時は、それほど意味をもたないのである。」
そう、障害や重病を抱えている人は、大変強い魂で、素晴らしく高度な試験問題に挑戦している勇気にあふれたチャレンジャーなのです。今回の人生で、その問題に挑戦することを選んだのはあなた自身であり、誰のせいでもありません。貴方は決して被害者ではなく、運の悪い人でもないのです。「何度も何度も生まれ変わる人生の、ほんのひとつにすぎない」と知っているからこそ、まれに見るハンディーを背負った今回の人生を、「またとない成長のチャンス」と考える事ができるのではないでしょうか。
一番重要なのは、今回の人生で私たちがおかれた境遇は、決して偶然にもたらされたものではない、ということだ。私たちは、この世において、中間生(あの世)で自分が選んだことを体験しているのだ。私たち自身が、中間生で肉体を持たない状態の時に決定したことによって、今回の人生が決まる。そして、どのような潜在意識(心がけ)で人生を生きていくかによって、悪運や良運がめぐってくるのである。
たとえ、現状がいかに困難な境遇に会っても、その境遇にわが身をおいたのは、ほかならぬ自分自身なのだ。人間はそれぞれ、『試練や苦難の中にこそ、学び成長する為の最大の機会がある』ということを理解した上で、その試練や苦難を探し出していくのである。人生の苦しみは、偶然に生じたものではない!
この世は「魂の成長」の為の学校
何度も生まれ変わって、地上でいろんな経験を積むことによって、魂の進歩をはかるわけです。地上で過ごす人生は学校のようなものです。また、自分の進歩を確認し、証明する為の場でもあります。あの世では苦労や争いが有りませんから、楽ができる代わりに、進歩も遅いのです。この世では、否定的なものや邪悪なものにさらされ、試練を受けて、苦労し、人間関係の危機などを経験することによって、より効率的により速く、より大きく成長し、進歩する事ができるのです。
この世に生まれてきた理由
私たち人間がこの世に生まれてきたのは、人間に愛を運ぶ為、つまり「人間関係」を学ぶ為なのである。あの世では人間関係は学べないからである。(全てがわかってしまうため)自分と両親の間に重大な問題が横たわっているならば、まさにそれを解く事が、あなたが自分に与えた問題であり、挑戦すべき課題なのです。親と子の間の問題については、親の方があなたを選んだのではなく、あなたのほうがその親を自分の意志で選んだのです。
私たちは、この世という修行の場に、何度も何度も繰り返し来訪しては、愛すること、許すこと、感謝することの大切さを学びます。人生とは、いわば、生まれる前に自分で作成しておいた問題集のようなものです。それぞれの問題を解く事ができなくても、正解は問題集を終えるまで見てはなりません。人生という問題集を最後までやりとげた時、初めて私たちは自分で用意しておいた正解と照らし合わせ、自分の成長度を自己評価する事ができます。そしてまた、解けなかった問題を解く為に、あるいは一段と難しい問題を解く為に、自分自身で新たな問題集を編み、それをたずさえてこの世という修行という場を再訪するのです。
「死」について
人間の肉体には限界があります。したがって、魂の方が永遠でも、必ず、肉体の方は定期的に取り替えなくてはならなくなります。それが、この世でいう「死」ということなのです。つまり、「死」というのは、肉体という「器」の交換、リフレッシュ作業であり、そのついでに、そこまで解いた問題と解き残した問題とを確認し、どうせなら新しい問題集に作り変えてまた生まれてくる、ということに過ぎません。「死ぬ」ということは、ただ「肉体」という衣服を脱いで着替えるだけに過ぎないこと、次にどのような衣服を着るかは自分で選択できること、先立った懐かしい人々との再会がまっていること、その世に残す家族はやがて自分が迎えに来れば良いことを知っていれば、死の瞬間を、どんなにおおらかな気持ちで待つ事ができるのでしょうか。「死」とは、この世での修行を終えて、ふるさとに帰っていくことなのです。
「ママに会う為に生まれてきたんだよ」「私、お母さんのところに生まれるって知っていたから」そう、赤ちゃんは、自分がどのお母さんのもとへ生まれていくか、「知って」いるのです。自分の意思で生まれることを選んだのです。最終的には自分の意思で「必要なことを学ぶ為に最適な環境を与えてくれる両親」を選んだのです。
「あの世」では何でも思い通りになる。そのような素晴らしい環境を捨ててまで、何も思い通りにならない物質世界の「この世」に生まれてこなければならなかったのか?なぜなら、この物質世界でしか体験できない貴重な体験や経験をする為である。必要なことを学ぶ為に。
なぜ、生まれてくるのか?
生まれる前に「意識体」として存在する時には経験できなかったが、「肉体を持つ人間」としてこの物質世界に生まれてきて、経験・体験できることは何か?私たちは、なぜ生まれてくるのか?
それは、生まれてこなければ経験できない貴重な学びの機会があるからこそ生まれてくるのであり、その機会、つまり、「死」や「病気や障害」や「人間関係」などの「思い通りにならないこと」を通じて学ぶ事こそが、人間として生きる目的・意義・意味なのだと言えるでしょう。
「思い通りにならないこと」こそが、この物質世界が持つ最高の価値なのではないでしょうか。「思い通りにならないからこそ価値がある。」「いい学びの機会となる」
1.魂はあの世で人生設計を自分の意思で計画している。人生という問題集を計画している。すなわち、人生の課題を計画して生まれてくるのである。(たくさんの存在ソウルメートが助けてくれる)
2.魂は生まれていくべき両親を自分の意思で選んでいる。
3.生まれてくる大きな理由は、物質世界に身を置いて魂を成長させる為である。解決しなければならない多くの課題をもって生まれてくるのである。
4.物質世界での厳しくつらい環境の中で成長することに目的がある。(そのほうが素晴らしい成長ができるからである。)
人間関係で悩むということ
夫婦というものは、強く深い結びつきにある相手だからこそ、わざと過酷な試練を自分達の間に与えて生まれてくることもある。自分が成長する為には彼女が必要なのだ。(お互いの魂の成長の為)自分達はソウルメートなのだ、自分達だからこそ乗り切れるのだ。わざと厳しい環境を選択したのは自分自身であり、それは魂を成長させる為なのだ。身の回りのソウルメートたちと切磋琢磨し、お互いを成長する事がとても重要なことなのだ。過去の人生で交流があった人は、その後も何度もの人生でかかわり合うのである。夫婦はたいてい夫婦として、生まれ変わっている。魂はこの世で人生を繰り返しながら成長できるように「学びのプログラム」がある。心の状態が変われば、身体や状況も変わってくる。
家族について
「今回の人生で家族になっている人たちは、過去の人生でも、深い関係にあったソウルメートなのです。どうぞ、大切になさってくださいね。」ソウルメイトというのは、多くの人生を身近に生まれ変わって助け合う相手のこと。
失恋について
人間にとって、失恋するということほど、大きな成長の機会は有りません。そのため、人生の成長プログラムにおいては、「一定の学びの水準に達するまで、失恋という経験を積み重ねること」が、重要な研修メニューとなる事が多いようです。だからこそ、私たちは生まれる前から、人生の要所や節目に、つらく苦しい失恋体験を用意しておくのです。この世に、意味のない失恋、価値のない失恋など、有りません。どんな失恋にも貴重な意味があり、その失恋がつらければつらいほど、そこには貴重な価値があるのです。
人生は自分が決めた試験問題
人生は自分自身が自分に与えた問題集であり、予定通りの試験であると考えれば、誰のせいにもできなくなってしまいます。すべては、その現実から出発するのです。自分が自分に与えたのならば、これほど「仕方がないこと」はありません。したがって、「どうして自分はこんなに過酷な試練を計画して生まれてきたのだろう」と、自分自身の「無謀さ」を恨むしかありませんが、その無謀さは、裏を返せば「自分は、それほど困難な課題に挑戦することを選んだほど、勇気あるチャレンジャーなのだ」という誇りにもなるのです。★亡くなったその人は、永遠にソウルメイトの一人であり、今後も何度も何度も生まれ変わりながら出会う事ができる。★人生は自分自身で計画した問題集である。
★病気や障害をもつということ
「人生で起こる全ての出来事に貴重な価値がある」、だからこそ、受容と感謝の気持ちを持つこと。
生きがいの源泉
●死生観:死は終局ではなく、新たな人生の始まりである。●人生観:人生とは、思い通りにならない様々な価値ある困難を通じて、魂を成長させる修行の場である。●家族観:夫婦、親子、兄弟姉妹などは、今後の人生でもやはり身近に生まれ変わって助け合う永遠のソウルメイトであり、また必ず何度でも再会できる。 病気は悪いものではなく、自分(魂)を成長させてくれるものである
心には力がある(問題解決プログラム)
つらい時、悲しい時、悩んでいる時などに、「自分は必ず、この試練を乗り越える事ができる」という強い信念と希望を抱くことによって、本当に「心の奥に組み込まれている問題解決プログラム」が働き出して、試練をつらいと思う気持ちが軽くなったり、試練を解決する方法が見つかったりするのではないか。なぜなら、そもそも生まれる前に自分自身で計画してきた試練なのであれば、その正解や解決方法も、心の奥では、「知っている」はずだからである。
祈りの効果
祈ってもらう主体が厳しい状況に置かれているときほど、祈りの効果は大きい。つらければつらいほど、「祈る」ということは効果があるのです。「最も良い状態」になることを祈りさえすれば良いのです。ただ最適な事が起きるように祈れば良いわけであり、全てを任せておけば良いという訳です。なぜなれば、「何が最善か、どうすべきかを知っている『力』(指導役の魂)」が実在するからである。「私の意思がかなえられる」ではなく、「全てをおまかせする」と祈った方が効果があるのです。すなわち、「祈りの力」は「人類や地球や宇宙全体にとって正しいこと」のために効果を発揮するのであり、私たち個人的欲望の充足の為に効果を発揮するのではない、ということです。
予定通り順調
表面的に挫折や失敗のように思える事が、実は「予定通り」で「全て順調」なのです。なぜなら、そのような試練を通じて、「学びの機会」と「魂の成長」を経験するように計画されていたのですから。そして、そこでのソウルメイトとの出会いも計画されていたことなのです。
自分に解けない課題はない
「君は、そのような試練を自分に与えて生きるに値する、素晴らしい人間だ。人はみな、自分のレベルに合わせて、頑張って手を伸ばせば届くような、ちょうど良い高さのハードルを自分に与えて生まれてくる。自分に解けないような課題を、用意しているはずがない。君は、その試練を乗り越えるに値する人間だからこそ、今ここに生きているんだ。君の心の真中にいる本当の自分が、そのことを、一番良く知っているはずだ。なぜなら、君自身が、自分にぴったりの挑戦課題として選んだことなのだから。」
愛は感情ではない
愛は、感情ではない。「愛」とは決断に基づく行為であるという価値観の持ち主は、心の奥で、「誰かを愛する為には、知識と努力が必要であり、かたい意志をもって決断するべきものである」という信念を持っています。
「この人を愛そう」と決心する事は、「相手が与えてくれてもくれなくても、自分は相手に与え続けよう」と決めることであり、「今後、この人との関係において、絶対に損得勘定はしない」と自分に約束することを意味します。損得勘定から開放されてしまうと、もう絶対に「自分が損をしている」という嫌な感情を持つ事はなくなる為、人間とってこれほど安心できて、楽になる事は有りません。
「愛する決心をすると、損得勘定から開放されて自分が一番楽になる。」という法則
①相手の感情を100%受け入れて共鳴してあげる。②「YES,BUT」で会話を進める。③相手と自分を仲間にする。「あなた」ではなく「私たち」を主語とする表現方法を使えば、相手と自分との間に横並びの一体関係を作り出す事ができ、「共通の利害」「共通の目的」というニュアンスで話を進める事ができます。「ねぇ、私たち、どうしたらもっと節約できるかしら?」「この問題をどうすればいいか、二人で考えてみよう」