黒薙川 北又谷本谷 1黒部の圧倒的な水量を誇る北又谷本谷は、巨岩を縫い、大ゴルジュ帯を貫通し、 比類なき美しさそして厳しさを見せる 日本を代表する渓谷です。それだけに、沢屋の憧れの渓でもあります。 前方に見えるのが、最初の核心部 長瀞です。 1996年8月10日撮影 |
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黒薙川 北又谷本谷 2コバルト・グリーンの水と白い岩肌、 大釜や美しい滝達、景観的にも 技術的にも遡行者をシビレさせて くれる秀渓でした♪1996年8月10日撮影 |
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黒薙川 北又谷本谷 3裏定倉沢出合先にあるの「小滝をもった大釜」 にてリードで泳いでいる私です(赤丸)。 青いザックが、かすかに見えます。滝の取り付きがテロテロで足がかりがなく 結構シンドイ!疲れましたぁ~。 特に下流部は圧倒的な水量で、泳ぎの 連続となり遡行者をタップリと楽しませて くれます♪ 1996年8月10日撮影 |
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黒薙川 北又谷本谷 4上の写真の続き…ふぅ~!どうにか這い上がることが 出来ましたぁ~! 気合いの入るところです!1996年8月10日撮影 |
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黒薙川 北又谷本谷 5上の「小滝をもった大釜」を越えて 直ぐにこんな渓相になります。 この渓、岩が白くってとても綺麗なんです♪1996年8月10日撮影 |
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黒薙川 北又谷本谷 6これは、又右衛門滝です。通常は左岸より 高巻き35Mの懸垂下降をするようですが、 右壁を登り突破しました。残地ハーケンも1本ありましたよ! 水量の豊富さと美しさ、そして側壁の 白い岩肌にはホント感激致しました♪ 1996年8月10日撮影 |
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黒薙川 北又谷本谷 7これは振り子トラバースをして滝頭に出ようとしているところです。着地成功♪1996年8月10日撮影 |
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黒薙川 北又谷本谷 8上の写真を越えると、こんな感じに なります。赤丸はメンバーのSさんと 当時大学生だったI君が、岩陰より ヒョッコリ顔を出しているところです。まるで豆粒のように見えますが、この渓の スケールの大きさをご理解いただけるのでは? 1996年8月10日撮影 |
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黒薙川 北又谷本谷 9これは又衛門谷出合先のゴルジュです。 ここは、ヘツリと泳ぎで突破! 綺麗なゴルジュでしたよ♪この日は、このゴルジュを抜けたところの 河原に幕営しました。お昼前には到着し この先しばらく幕営適地もないため、 時間は早いけどそこに泊まりました。 1996年8月10日撮影 |
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黒薙川 北又谷本谷 10そして翌日…ミズカミ谷出合のゴルジュです。1996年8月11日撮影 |
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黒薙川 北又谷本谷 11白金沢出合を過ぎ、白金ノ滝 8Mが 奥に見えます。ここは登れそうになく 左岸を高巻きました。1996年8月11日撮影 |
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黒薙川 北又谷本谷 12そしてこれが「長持淵」で~す♪ ドスコイ徒渉と泳ぎとヘツリで突破します。 この北又谷本谷は、私が初めて5級の沢を リーダーで行った思いで深い沢なのです。1996年8月11日撮影 |
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黒薙川 北又谷本谷 13この美しい滝は、「三段の滝10M」 色白美人ですね♪ 実はここ、みちのく岩手にも「色白美人」 がたっくさ~んいま~す! ここは登れそうになく、左岸より高巻きます。1996年8月11日撮影 |
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黒薙川 北又谷本谷 14黒岩谷出合を過ぎ、我々は 本流をそのまま遡行しました。 ここからは釣竿を出して晩のおかずを ゲットしながら遡行しました。 最初に釣り上げたイワナです♪1996年8月11日撮影 |
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黒薙川 北又谷本谷 15これは本流のサルガ滝 8M です。 我々は本流を忠実にツメて犬ケ岳を 目指しました。そして、栂海新道を下って 親不知の日本海まで…という山行計画。本来、核心とも言うべき黒岩谷出合までは 強力メンバーで行った為か、結構楽しみながら 遡行が出来、「後はツメるだけ…」と思って いたのでした。しかし、その後がタイヘ~ン! 残雪多く、雪渓の状態が最悪! かなりの恐怖と緊張を強いられました。 1996年8月11日撮影 |
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黒薙川 北又谷本谷 16この日の晩飯で~す♪ イワナ尽くし!お刺身に、塩焼き、そして ムニエルと…そうそう骨酒も♪ 山の恵、ありがたいことです。1996年8月11日撮影 |
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黒薙川 北又谷本谷 17新魚止の滝にて。1996年8月12日撮影 |
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黒薙川 北又谷本谷 18ここまで来れば、一安心!ホッ♪ 雪渓処理には、ホント苦労しました。1996年8月12日撮影 |
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黒薙川 北又谷本谷 19やったぁ~♪日本海だぁ~!! 予定通り犬ケ岳山頂経由日本海へ! ここは親不知海水浴場です。 ここへ下山しました。 私にとって、思いで深い山行となりました。 めでたし、めでたし♪1996年8月13日撮影 |