金木戸川 小倉谷

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金木戸川・小倉谷 1

アルプス12本目の遡行になる沢をどこにするか? 以前より行きたかった小倉谷へK君と行くことに! 8月11日、ここ岩手より金木戸林道まで約750K!

ここまで何と車で10時間も掛かりました。 7月の長雨と台風9号の接近で、明日からの 遡行はどうなることやら…行ってみてのお楽しみ 第1ゲートが締まっていて、その手前で幕営。

2009年8月11日撮影

金木戸川・小倉谷 2

明日からの遡行に備え、栄養補給をする。 氷見港切り立てのお刺身が旨かったぁ~♪ 11日、この日、富山は雨、川は大増水!

しかし、岐阜県は飛騨・高山方面に入ると 奇跡的にもお天気が良くって~♪ よし、これなら行けるぞ!と元気百倍!

2009年8月11日撮影

金木戸川・小倉谷 3

翌12日、4時起床、マーボー丼を食べ 5時30分、第一ゲートより歩き始めました。 今年は雨が多く落石等の危険から 第一ゲートを閉めたようでした。

2009年8月12日撮影

金木戸川・小倉谷 4

これが第一ゲートです。 写真撮影する私。 双六渓谷テント村を過ぎ、発電所 の直ぐ先が第一ゲートでした。

2009年8月12日撮影

金木戸川・小倉谷 5

第一ゲートより歩くこと1時間で第二ゲートに 到着!ここより先は、手掘りのトンネル が多く、感動モンですよ~!

2009年8月12日撮影

金木戸川・小倉谷 6

この小倉谷、中村成勝著、『沢登り』 の中で、次のように紹介されています。

『花崗岩の白い岩肌にエメラルドグリーン色の 水をたたえた多くの釜や滝をもち、ゴルジュや 綺麗な大ナメ、中流部の大滝と、日本の渓谷美 の全てが凝縮された沢だ』と。

また豊野則夫著『北アルプスの沢』では、 『双六谷流域だけでなく、日本の渓谷の中でも 美しく秀でた渓谷であると思う』と絶賛。 楽しみ、楽しみ~♪

2009年8月12日撮影

金木戸川・小倉谷 7

取水口が見えてくれば、広河原もすぐそこ!

2009年8月12日撮影

金木戸川・小倉谷 8

林道終点で~す!広河原を見つめる私。 上中央の切れ込みが小倉谷で~す♪ この林道終点より山道を10分ほど 歩くと小倉谷の出合に到着です。

2009年8月12日撮影

金木戸川・小倉谷 9

第1ゲートより出合まで歩くこと3時間…。 小倉谷の出合にて本流徒渉するK君。 5~6Mほど泳ぎ、対岸の側壁へ。

今回、私のパートナーは17歳年下のK君。 彼は体力、運動神経抜群!そして岩登りも 大変上手でボルダーの1級ルートを軽々と こなす岩手の若きホープ!将来が楽しみ♪

2009年8月12日撮影

金木戸川・小倉谷 10

高さ8M以上もの巨岩の間を流れる 清流。思いの外、深く流れも強い。 やはりアルプスの沢って、 スケールが大きいなぁ~♪

2009年8月12日撮影

金木戸川・小倉谷 11

4mナメ斜滝にて。綺麗だなぁ~♪ 明日は雨が降ることは明白。 よって、何としても今日中に大ゴルジュ帯を 抜けて少しでも上部に進まなければ…! 

2009年8月12日撮影

金木戸川・小倉谷 12

いやはや、この沢の水の冷たいこと~! 夏なのにまるで雪解け水のような冷たさで、 体の芯まで冷え切ってしまいました。 K君は上下ウェットスーツ姿、私は ファイントラック社製のウェット地の ウェアを着ているにもかからず、 この冷たさは一体何だぁ~!

これ以降、どうしても泳がなければいけない ところは泳ぐけど、それ以外は極力泳がないで 済むルートを取った方がよさそう。

2009年8月12日撮影

金木戸川・小倉谷 13

エメラルドグリーンの清流に 花崗岩の白い岩肌が美し~い♪ フリクションも抜群でしたよ~! 激流をまたぐのに飛び石ガンガンですよ~!

2009年8月12日撮影

金木戸川・小倉谷 14

丸いトイ状の10M滝を望む。 絵になるような光景でウットリでした♪

2009年8月12日撮影

金木戸川・小倉谷 15

その丸いトイ状10M滝にさらに接近! この滝は、右のガレから容易に高巻けます。

2009年8月12日撮影

金木戸川・小倉谷 16

両岸狭まり徐々に ゴルジュっぽくなってきました。

2009年8月12日撮影

金木戸川・小倉谷 17

下流部の2M滝と深い釜。 右岸より通過、容易。 エメラルドグリーンの水に白い岩肌、 そして木々の緑のコントラストが美し~い♪

2009年8月12日撮影

金木戸川・小倉谷 18

上の写真の2M滝を右岸より登るK君。 初めてアルプスの沢を経験するK君は、 いや~凄いっすねぇ~♪このような沢、 岩手にないっスねぇ~!って、大興奮♪

2009年8月12日撮影

金木戸川・小倉谷 19

さらに両岸が狭まってきました~! ミニゴルジュにて。 結構深く、徒渉ポイントを探しながら どんどん前に進む私たち。

この日は、晴れのち曇りでしたが、 気温が低く、休憩中はブルブルと 震えが止まらないほど、寒かったです。 まるで秋のような空気と水の冷たさでした。

2009年8月12日撮影

金木戸川・小倉谷 20

ミニゴルジュ内の2段7M滝にて。 ここは、滝手前右岸より高巻き 下の写真22の5M滝上に出ました。

2009年8月12日撮影

金木戸川・小倉谷 21

その5M滝上に降りるところは、 安全を期し、4~5Mほど懸垂下降しました。 懸垂下降するK君です。

2009年8月12日撮影

金木戸川・小倉谷 22

5M滝上より下流部を望む。 この箱状5M滝をショルダーで 突破した遡行記録をネットで 見ましたが、大した人がいるもんです。

2009年8月12日撮影

金木戸川・小倉谷 23

その後、直ぐに横から15M滝が~♪ これは豪快で美しかったですよ~! 左岸より高巻く。容易。 この滝を過ぎれば、ミニゴルジュ帯 も終わり、広河原へと…。

2009年8月12日撮影

金木戸川・小倉谷 24

なんたる開放感♪ 広河原の美しい岩畳にて。

2009年8月12日撮影

金木戸川・小倉谷 25

このところの長雨で増水してる感じ…。 何でもないところでも、流れが強く 慎重に登りました。頑張るK君。

2009年8月12日撮影

金木戸川・小倉谷 26

浅いポイントと流れが緩やかな 所を探しながら徒渉するK君。

2009年8月12日撮影

金木戸川・小倉谷 27

4Mナメ滝だろうか? ここは左岸沿いに突破。

2009年8月12日撮影

金木戸川・小倉谷 28

吊り橋の残骸があるところ。 岩頭に吊り橋のワイヤーが…。

2009年8月12日撮影

金木戸川・小倉谷 29

大ゴルジュ帯入口、右に見える 水流は、4M滝がかかる左岸枝沢。 標高1,470M付近にて。

2009年8月12日撮影

金木戸川・小倉谷 30

いよいよこの沢の核心部、 大ゴルジュ帯へ突入で~す♪ 時間はまだ早く13時、これなら 楽勝で今日中に大ゴルジュ帯を 突破できそうです♪ 写真撮影に励む私。

2009年8月12日撮影

金木戸川・小倉谷 31

大ゴルジュ帯の最初の難所、 「3Mチェックストーンの15M淵」を泳ぐ私。

最初はザックを背負って泳ぐも 予想以上に流れが強く、押し戻され…。 結局、空身で泳ぎ突破しました。

2009年8月12日撮影

金木戸川・小倉谷 32

その3Mチェックストーン部をズームアップ! 右岸より泳ぎ、出口の滝の側壁を登る。 水中にフットホールドがあり、 それを見つけられれば楽に登れます。

2009年8月12日撮影

金木戸川・小倉谷 33

ふぅ~!無事突破しましたぁ~♪ この2度の泳ぎと水の冷たさで一気に 体が冷え切ってしまい、体力消耗…。 それ以降、バテてしまう私…。

半端じゃないほど水が冷たかった~! ザックの荷揚げ(ロープでザック を滝上まで吊り上げる)が大変でした~! 水にどっぷり浸かったザックは非常に重く、 手がちぎれそうでした。 6Mシュリンゲで荷揚げしましたので…。

2009年8月12日撮影

金木戸川・小倉谷 34

その3Mチェックストーン滝上より 今泳いだ淵を望む。15Mの泳ぎでした。

2009年8月12日撮影

金木戸川・小倉谷 35

綺麗な水の流れです。

2009年8月12日撮影

金木戸川・小倉谷 36

その後、しばらく進むと右岸側に 支流の立派な30m滝が見えてきました。 手前に小さく見えるのが4M滝。 左岸より小さく高巻く。

2009年8月12日撮影

金木戸川・小倉谷 37

左の水流は、支流の「立派な30M滝」で、 右に小さく見える水流は、次なる難所、 「赤いスリングがある6M滝」です。 そこを通過する私。 絵になる光景ですね♪

2009年8月12日撮影

金木戸川・小倉谷 38

支流の「立派な30M滝」を真下より撮影。 ほんと立派な滝でした♪

2009年8月12日撮影

金木戸川・小倉谷 39

これがその難所、「赤いスリングがある6M滝」 その赤いスリングがぶち切れていて…。 本当は長いハズが10センチほどに…。

泳ぎを嫌って左の側壁をトラバースし滝に 取り付き、そのままカンテを直登しました。 残置ハーケンが1ヶ所ありました。

2009年8月12日撮影

金木戸川・小倉谷 40

上の写真の滝の出口にてザイルを畳むK君。 落ち口へ降りる時、3~4Mの懸垂下降。

フリーでも降りれそうに思いましたが、 着地に失敗すると滝下まで落ちてしまう為、 安全を期してロープを出した次第です。

2009年8月12日撮影

金木戸川・小倉谷 41

大ゴルジュ帯の右岸側壁です。 かなり高~い!100Mくらいあるのかな?

2009年8月12日撮影

金木戸川・小倉谷 42

3M滝にて。 この沢の滝の多くは、 深い釜を持っていました。

2009年8月12日撮影

金木戸川・小倉谷 43

大ゴルジュ帯を抜けた後の10M斜瀑。 核心部を抜け、ホッと一安心♪

2009年8月12日撮影

金木戸川・小倉谷 44

今回の遡行、水量多く、沢の端っこ ばかり攻めていたように思います。 フリークライマーK君の華麗なステップ♪

2009年8月12日撮影

金木戸川・小倉谷 45

人の字状6m滝。物凄い水量! 高巻きは悪そうでしたので登ることに。

2009年8月12日撮影

金木戸川・小倉谷 46

覚悟を決め、その6M滝登り始めるK君。 マジっすか…。

2009年8月12日撮影

金木戸川・小倉谷 47

水圧と格闘するK君!

2009年8月12日撮影

金木戸川・小倉谷 48

ヨッシャー!ファイト一発! 水しぶきで全くスタンスは見えませんが、 足探り、手探りでホールドを探しながら 登れました。ホールドは豊富でした。

2009年8月12日撮影

金木戸川・小倉谷 49

その6M滝を超えると渓相は一変し、 ナメナメ尽くしに~♪ その激変振りには驚ろかされました。 とても綺麗で心癒される場所です♪ 写真は、ナメ滝を登る私です。

2009年8月12日撮影

金木戸川・小倉谷 50

綺麗だなぁ~!ウットリ~♪

2009年8月12日撮影

金木戸川・小倉谷 51

平坦な美しいナメ床のドン詰まりに、 壁のように立ちはだかる立派な滝! 40m直瀑で~す♪ この沢の見せ場でもあります。

滝前にて私…。ここは右岸の笹ヤブより 高巻きましたが、ヤブ漕ぎ、シンド…。

2009年8月12日撮影

金木戸川・小倉谷 52

その先の4M滝にて。

2009年8月12日撮影

金木戸川・小倉谷 53

次なる4M滝。 この時点で雨がポツポツと降ってきました。 時間も時間だし、そろそろ 天場を探さなければな~!

2009年8月12日撮影

金木戸川・小倉谷 54

両門ノ滝がある二俣ちょい手前、 1,710M出合にかかる3条6M幅広滝。 ここは左の枝沢へ入り天場を探し回るも なかなか良い場所が見つからず…

2009年8月12日撮影

金木戸川・小倉谷 55

探し回ること約30分、どうにか設営完了。 1,710M出合より5~6分遡上した左岸の 小高い河原に幕営しました。ここなら 雨が降って増水しても大丈夫!

本日の行動時間は12時間(休憩含む)。 ここまでくれば余程増水しない限り 明日の遡行は、まず大丈夫だろう!

2009年8月12日撮影

金木戸川・小倉谷 56

8月13日(木)、遡行二日目、6時10分出発! 外は雨…しかも寒い。スパゲッティーを食べて 今日も元気良く出発!と言いたいところですが、 昨日の疲労が残ってる感じ、ザックが重~い!

すぐに両門ノ滝の二俣(1,740M)に到着! ここは1対1の二俣で、右俣と左俣の 両方に立派な30M滝が聳えています。

2009年8月13日撮影

金木戸川・小倉谷 57

その両門ノ滝の右俣(本流)にかかる30M滝。 被っていて登れそうにありません。

昨日はフリクションがバッチリだったのですが、 今日の岩はヌメッていて滑る滑るぅ~! 岩が雨に濡れたからかな~???

2009年8月13日撮影

金木戸川・小倉谷 58

両門ノ滝の左俣(支流)にかかる30M滝。 この滝を右岸より高巻き尾根を乗越し 右俣の本流へ降りました。

2009年8月13日撮影

金木戸川・小倉谷 59

雨が激しくなってきました~! 2段40M滝にて。簡単に登れ そうですが、結構ヌメッていました。 ここは1段目を右壁より直登し 2段目を左岸より高巻きました。

2009年8月13日撮影

金木戸川・小倉谷 60

2段40Mにて1段目上より2段目を望む。 この2段目は左岸より高巻く。 既に増水が始まっていました。

2009年8月13日撮影

金木戸川・小倉谷 61

雨の中、せっせと遡行する私たち。 やがて30M直瀑(滝)だぁ~! いやはや見事な滝でしたよ~♪

本日は、巨滝のオンパレードです♪ ここは右岸より高巻きましたが、 雨の中のヤブ漕ぎがシンド…。

2009年8月13日撮影

金木戸川・小倉谷 62

その30M直瀑を間近で見ると… 結構迫力あります♪

2009年8月13日撮影

金木戸川・小倉谷 63

滝上に降りると、そこは大きな一枚岩! その直ぐ上には傾斜の緩いナメ滝が続く のですが、増水による急流とヌメリのため、 危険。ブッシュを掴みながら登りました。

2009年8月13日撮影

金木戸川・小倉谷 64

2段15M滝にて。 右の支流の滝を登りトラバースし、 本流の滝上に戻る。

2009年8月13日撮影

金木戸川・小倉谷 65

上の写真の滝を登るK君。

2009年8月13日撮影

金木戸川・小倉谷 66

8Mナメ滝にて。

2009年8月13日撮影

金木戸川・小倉谷 67

インゼルにて私。 寒い、寒い…。 雨、止んでくれないかぁ…。

2009年8月13日撮影

金木戸川・小倉谷 68

標高2,070M、奥の二俣で~す! 左が本流です。滝が見えます。 やっとここまで来たかぁ~! 稜線まで残すところ標高差800M!

2009年8月13日撮影

金木戸川・小倉谷 69

その奥の二俣出合にかかる15M滝にて。 増水していて、とても直登出来そうになく、 左岸側壁より登りトラバースし落ち口へ。 高度感タップリ!念のため、ザイルを出す。

2009年8月13日撮影

金木戸川・小倉谷 70

その15M滝を超えると小滝のオンパレード! 晴天なら気持ち良く登れるんでしょうけど、 水量が多いところ、流れが急なところは避けて 登らなければなりませんでした。

2009年8月13日撮影

金木戸川・小倉谷 71

この滝は15Mくらいあっただろうか? 右から取り付き、巻き気味登りましたが、 出口(水線一番右端)が悪く フリークライマーK君が活躍♪

2009年8月13日撮影

金木戸川・小倉谷 72

雨とガスの中、頑張るK君。 彼も結構お疲れモードのようで…。

2009年8月13日撮影

金木戸川・小倉谷 73

亡霊じゃありません…私です。 ガスが濃くて…。

2009年8月13日撮影

金木戸川・小倉谷 74

雨の中、せっせと滝登り~! 登れど登れど滝、滝、さらに滝の連続…。 滝、もう勘弁して下さ~い! って感じでした。

2009年8月13日撮影

金木戸川・小倉谷 75

4Mチェックストーン滝にて。 ここで標高2500M。 登れそうになく右岸より高巻く。 稜線まであと標高差300Mだぁ~!

2009年8月13日撮影

金木戸川・小倉谷 76

小倉谷、最後の8M滝。 ここも右岸より高巻く。

2009年8月13日撮影

金木戸川・小倉谷 77

やっと滝場は終了しました! あとは急なガレ場をツメるだけ~! これまた急傾斜で疲れるの~! 落石に注意を払いながらせっせと高度を稼ぐ。

2009年8月13日撮影

金木戸川・小倉谷 78

バテ気味の私…。 これだけ運動しているのに寒い寒い…。 雨の中、ズブ濡れ…疲れていて休みたいけど、 休むと直ぐに体が冷えて寒いし…。 いやはや、本日は修行モードの遡行です。

2009年8月13日撮影

金木戸川・小倉谷 79

あっ!丸の白ペンキが見えたぞ~! あそこが登山道だ!ヤブ漕ぎ全くなし! ふぅ~やっと登山道に出ましたよ~♪

2009年8月13日撮影

金木戸川・小倉谷 80

その登山道を15分ほど歩き… 笠ヶ岳山荘に到着で~す♪ ほんとヤレヤレでした。 何はともあれ一安心♪

2009年8月13日撮影

金木戸川・小倉谷 81

雨降ってるし、少し小屋で休ませてもらおう♪ ズブ濡れ状態で小屋に入る私。 小屋に到着した時間は3時ちょい過ぎ。

本日の行動は、9時間(休憩含むなり)。 思いの外、時間がかかってしまいました。

2009年8月13日撮影

金木戸川・小倉谷 82

小屋の中は温かく、まさに天国♪ 外は雨と風が強く…止む気配なし。

2009年8月13日撮影

金木戸川・小倉谷 83

まずはビールでカンパ~イ♪う、うっ、旨い! 雨が小降りになったらテントを張りに行こう! それまで小屋の中でお酒を飲みながら 待機しよう。 

2009年8月13日撮影

金木戸川・小倉谷 84

一度小屋の快適な環境に慣れてしまうと、 これから風雨の中、外に出てテントを 張る気分になれない私たち…。 本日は奮発して小屋に泊まることに♪ 1泊朝食付きで6,800円也。

2009年8月13日撮影

金木戸川・小倉谷 85

翌8月14日朝、布団はありがたいのう~♪ 超爆睡でき、体も軽くなったような感じ。 感謝、感激! 濡れた荷物をパッキングするするK君。

2009年8月14日撮影

金木戸川・小倉谷 86

「す、す、スゴイッ!朝焼けが凄いぞ~!」 との歓声があちこちから聞こえ、「どれ~!」 と山小屋の外へ出てみる私たち。

朝4時半、確かにこれはスゴ~イ♪ 雲海と槍・穂高連峰が朝焼けで 燃えているように見えるぅぅぅ~♪

2009年8月14日撮影

金木戸川・小倉谷 87

小屋の朝食がコレ!結構豪勢で感激♪ とっても美味しかったですよ♪ 悪天時の小屋のありがたさを実感しました。

2009年8月14日撮影

金木戸川・小倉谷 88

槍ヶ岳をズームアップ♪ K君は、写真もお上手のようです。

2009年8月14日撮影

金木戸川・小倉谷 89

なんて幻想的な光景なんだろう! まさに絶景なり♪右から2番目がK君。 今日は最高のお天気になりそうです♪

2009年8月14日撮影

金木戸川・小倉谷 90

空が赤からオレンジ、そして青色に 変化していく様にウットリ~♪ 最高の景色だぁ~! 写真撮影に励むK君。

2009年8月14日撮影

金木戸川・小倉谷 91

荷物のパッキングを済ませ6時出発! お天気がいいと気分まで晴れます♪ 右に見えるのが笠ヶ岳です。

2009年8月14日撮影

金木戸川・小倉谷 92

お日様が槍・穂高連峰より昇ってきました♪ 昨日の悪天がまるでウソのようです。 まさに夏山エンジョイ!って感じ。

2009年8月14日撮影

金木戸川・小倉谷 93

笠ヶ岳の山頂に到着♪ 360度の大展望、絶景かな。 私がこの笠ヶ岳の山頂に立つのは、 1985年の7月以来のこと…。 なんと24年振りですよ~!

2009年8月14日撮影

金木戸川・小倉谷 94

雲海がキレイ♪ 久しぶりに雲海を見ました。

2009年8月14日撮影

金木戸川・小倉谷 95

笠ヶ岳山頂で景色を堪能するK君。 凄いッス~♪って、感動してました。

2009年8月14日撮影

金木戸川・小倉谷 96

槍・穂高連峰を望む。 日差しが眩し~い!

2009年8月14日撮影

金木戸川・小倉谷 97

抜戸岳方面の稜線を望む。 3千Mの稜線漫歩は超楽し~い♪ 昨日の悪天の中の遡行に比べれば、 「天国と地獄」ほどの差がありました。

2009年8月14日撮影

金木戸川・小倉谷 98

笠ヶ岳より下山中、 昨夜泊った笠ヶ岳山荘を遠望。 昨日は悪天にもかからず、小屋には たくさんのお客さんが泊まっていました。

2009年8月14日撮影

金木戸川・小倉谷 99

小倉谷よ、さようなら~! 良き思い出をありがとう♪ 今日は笠新道より新穂高温泉へ 下山するだけ。しかも、この晴天! 一般登山道は楽チンだなぁ~♪

2009年8月14日撮影

金木戸川・小倉谷 100

笠ヶ岳を望む。日本100名山らしい。 多くの登山者で賑わっていました。 それにしても、立派な山じゃのう♪

2009年8月14日撮影

金木戸川・小倉谷 102

雲に浮かぶ乗鞍岳と御嶽山♪ 昨日は寒さに震えながら遡行し、 今日は暑さの中の登山。 最終日にして、やっと夏山登山って感じ。

2009年8月14日撮影

金木戸川・小倉谷 103

笠ヶ岳を望む。 下山するにつれて、 どんどん小さく見えていく…。

2009年8月14日撮影

金木戸川・小倉谷 104

槍ヶ岳に雲が上がってきました。 この数時間後、槍・穂高連峰は 完全に雲の中へ隠れてしまいました…。

2009年8月14日撮影

金木戸川・小倉谷 105

綺麗な花ッコ♪ 心を和ませてくれます。

2009年8月14日撮影

金木戸川・小倉谷 106

登山口の林道に到着! あとはこの林道を1時間も歩けば 新穂高温泉に到着で~す♪

2009年8月14日撮影

金木戸川・小倉谷 107

新穂高ロープウェイのバス乗り場から タクシーを拾ってマイカーの回収へ! タクシー代は\12,000也。

回収後、神岡町のスーパーValorでお酒と お寿司、煮物、飛騨牛等、打ち上げ用の 食料等を買い出し!その後、温泉へ~♪

2009年8月14日撮影

金木戸川・小倉谷 108

割石温泉で入浴し三日間の汗を流しました。 ここもタクシーのおじさんが勧めてくれた所 で400円。割石温泉は神岡町の福祉センター

今回かかった費用は一人3万円でした。 高速料金、13,150円が、休日特別割引で 千円也!ありがたいですね♪

2009年8月14日撮影

金木戸川・小倉谷 109

無事下山し秘密の幕場で打ち上げシーン♪ 酔いどれるK君!あぁ~幸せ、極楽♪ 翌15日早朝出発!一路岩手(盛岡)目指して お昼頃には無事自宅に到着しました♪ ほんと苦しくも楽しく、充実した5日間でした♪

K君、お疲れ様でした。そして、ありがとう♪ ※今回の遡行の詳細は、私のHP「酔いどれ日記」に掲載していますご興味のある方は、コチラをクリックしてご覧くださいませ~!

2009年8月14日撮影
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