金兵滝 平滑ノ滝 安ノ滝

- 中ノ又沢源流 1-

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中ノ又沢源流 1

この「中ノ又渓谷(安の滝)コース」、えるさんより教えていただき 始めて知りました。なにやらあの有名な 100名滝の安の滝(90M)の頭部に立てる沢登りコースのようです。

まず最初に「このルートの入り口はどこ?」って。 安の滝駐車場よりさらに林道を数キロ入った ところにありました。この看板が目印です!

2005年10月15日撮影

中ノ又沢源流 2

立派な登山道がありビックリしました。 森吉山方面の山岳ガイド、宮野さんのHPにも 「中の又渓谷(安の滝)コースガイド」として 紹介されています。

しかし、このコースは地形図にも記載されて いない知る人ぞ知るコースのようです。 森吉の案内人、宮野さんにお願いするか、 沢屋の同行がお勧めです。

2005年10月15日撮影

中ノ又沢源流 3

30分も歩くとこの分岐が出てきます。 我々は、甚兵沢上部から入渓したかったので ここは右(佐渡スギ方面)へ向かいました。

この日は朝から生憎の雨降り…。 でも紅葉がとっても綺麗でしたよ♪

2005年10月15日撮影

中ノ又沢源流 4

上の写真の分岐よりさらに進むと また分岐が出てきます。 右に行けば佐渡スギ方面で 左に行けば甚兵沢経由桃洞スギ方面。 我々は左へ…その二つ目の分岐を過ぎ 多少歩くとな倒木が…。

そのまま 道なりに真っ直ぐ進みました。ところが 途中からどんどん道が悪くなり半ヤブ状態!

2005年10月15日撮影(写真提供えるさん)

中ノ又沢源流 5

「こりゃおかしいぞ?」と気付き、地形図で 現在地点を確認!どうやら行き過ぎたようです。

「どこで間違えたのだろう?」来た道を戻り、「あっ!ここだ!」実は、この倒木のところを 真っ直ぐ進むのではなく、90度曲がるの でした。こちらにも道がついていました。

2005年10月15日撮影

中ノ又沢源流 6

上の写真の倒木の地点より90度曲がり 道なりに進むとやがてひょろひょろ状態の 小沢を横切ります(マーカーあり)。 この小沢を下っていくと甚兵沢です。

このコースは遭難者も多いようです。 森吉山の案内人、宮野さんのHPを 見ても「標識が未整備のため注意。 経験者、案内人の同行が安全です」と。

2005年10月15日撮影

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沢にはこのような紅葉に染まった落ち葉が♪ 秋ですなぁ~!絵になる光景でした。

2005年10月15日撮影

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この甚兵沢、途中甌穴とナメ滝が連続し、 遡行者を魅了する素敵なコースです。 沢登りをこれからはじめたい!って方を このようなところへ案内するとハマルかも?

2005年10月15日撮影(写真提供えるさん)

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この甚兵沢をどんどん下っていきます。 紅葉を楽しみながら快適な遡行が続きます。

2005年10月15日撮影

中ノ又沢源流 10

やがて金兵沢の出合に到着し、 金兵滝が見えます。 これは金兵滝を中段まで登り 写真撮影を済ませて、 滝を下ってくるえるさんです。

2005年10月15日撮影

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これは上の写真の金兵滝の中段より 撮影したものです。 幾段にも連なる滝で、とても綺麗でしたよ♪ この中ノ又渓谷コースの一つの見せ場です。

2005年10月15日撮影

中ノ又沢源流 12

さらに甚兵沢を下るとトウド沢出合に着きます。 これがその二俣です。帰りはこの二俣より 斜面を登り下山しました(踏み跡あり)。

道標もマーカーもありませんので ちょっとわかりづらいかも?斜面を登り きると立派な山道になりました。

2005年10月15日撮影(写真提供えるさん)

中ノ又沢源流 13

山肌の紅葉がとても綺麗でした♪ 雨天のせいか?遡行者は我々だけ。 前日の雨で結構増水もしていましたし。

2005年10月15日撮影

中ノ又沢源流 14

この沢、甌穴(おうけつ)がたくさんあり 下をよ~く見ながら歩かないと 穴に落ちてしまいます。

深いところは、足が着かないようなところも。 水が濁っていて、神経を使いましたねぇ。 ジャンプ力が要求されます。

2005年10月15日撮影

中ノ又沢源流 15

どもまでも続くナメ、ナメ、ナメ… これほど続く滑床も珍しいかも? 夏の暑い日に水線通しにジャブジャブと 遡行したら(時には泳いだり)楽しいかも?

2005年10月15日撮影(写真提供えるさん)

中ノ又沢源流 16

ナメと山肌の紅葉がとても素晴らし~い! お天気が悪くてもウットリするような 美しさでしたよ♪

2005年10月15日撮影(写真提供えるさん)

中ノ又沢源流 17

えるさんは実は「コケマニア」のようです。 一生懸命コケの写真撮影に専念していました。

2005年10月15日撮影(写真提供えるさん)

中ノ又沢源流 18

やがて「シシアナトヤバ沢」の出合に到着! 左側に見える沢がそうです。 この沢名、なかなか覚えられません。

なんか舌を噛みそうな…。 ここよりこのコースの見せ場のひとつ 平滑ノ滝(200M)が始まります。

2005年10月15日撮影

中ノ又沢源流 19

これは上の写真、「シシアナトヤバ沢」 の出合より撮影した「平滑ノ滝」です。

途中でカーブしているため、全容を撮影する ことは出来ませんが…。落差はないものの 広大なスケールのナメ滝でした。

2005年10月15日撮影

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この平滑ノ滝をどんどん下っていきました。 今の時期、滑り落ちて釜にドボンは 避けたいものですね。慎重に下ります。 滝の水の流れがとても綺麗♪

2005年10月15日撮影

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ここより先、平滑ノ滝が右へ 大きくカーブします。 広大ナメと側壁、歩いていて とても気持ちよいところです♪

2005年10月15日撮影

中ノ又沢源流 22

どこまでも続くナメ、ナメ、ナメ…。 もうすぐ安の滝の頭部に到着で~す! 安の滝は日本の滝100選にも選ばれた 秋田を代表する名滝です。

これまで 下からしか見たことのなかった安の滝、上から見たらどんな感じなんだろう? 考えるだけでワクワクしました♪

2005年10月15日撮影

中ノ又沢源流 23

これが安の滝の頭部です! 雨で増水し滑りやすくなっていたので 安全を期してロープを出しました。 だって、万が一ここから滑り落ちれば 滝下まで90M真っ逆さまですもの…。

2005年10月15日撮影(写真提供えるさん)

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安の滝の頭部の先端目掛けてどんどん 下る私です。30Mロープ一杯下りました。

2005年10月15日撮影(写真提供えるさん)

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ククゥ~!あと10M足りないよぉ~! この地点からは滝下を覗くことが 出来ませんでした。でもここからロープを外して先を進むのは 危険でしたので、今回はここまで!

2005年10月15日撮影(写真提供えるさん)

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上の写真の位置より撮影した安の滝の まさに落口です。ここより流れ下る水が 扇状に広がり美しい様になるのですから。 (下の写真どおり) まさに自然の驚異です!

2005年10月15日撮影

中ノ又沢源流 27

これは、先月9月に撮影したもので その安の滝を下から見たものです。 この滝の先端部(頭部)に我々が立った と思うと感無量です♪

ホント素晴らしい滝です! 秋田には素晴らしい滝が一杯! まさに「滝の宝庫」ですね♪

2005年9月18日撮影

中ノ又沢源流 28

充分楽しんだ後、またひたすらなナメを 遡行しトウド沢出合にある山道を利用し 下山いたしました。

前日の雨と当日の雨で増水していた こともあり、また写真撮影をしながら 遡行したこともあり、思いのほか時間が かかってしまいました。 休憩時間含め、全行程約6時間。

2005年10月15日撮影

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翌日は岩手、青森の滝屋さんと合流し九階の滝へ行くため、この日は、 「奥森吉野外活動基地親子キャンプ場」 に泊まりました。

森吉方面へ行く時はいつもここに 泊まるんです。無料なんですよ♪ 青少年野外活動センターにて受付をします。 利用期間は、6月1日~10月31日まで

2005年10月15日撮影

中ノ又沢源流 30

この日は夕方より激しい雨になりました。 そんな日でも屋根があるので、快適です♪ 「親子キャンプ場」とありますが、 親子でなくても利用可能のようです。

2005年10月15日撮影

中ノ又沢源流 31

雨のせいもありとても寒かったです。そんな日は、やはり鍋ですよねぇ♪ 今回は「ゴマ味噌鍋」です! 体がポカポカ温まりますねぇ~♪ 具、入れ過ぎですよね…。

2005年10月15日撮影
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