酔いどれ日記 2019年11月

  1. HOME
  2. INDEX
  3. 翌月
  4. 前月

11月25日(月)
Fちゃんとデート♪ in 角館

23日(祝)の勤労感謝の日、一ヶ月振りにFちゃんとデートして参りました。角館は二人にとって記念すべき大切な思い出の地でもあります。11月11日の「恋人の日」は、二人の「交際記念日」なんです。そんなことで、角館はこれまで春夏秋冬 何度も訪れました。特に11月は、毎年必ず角館でデートすることにしています。二人ともいい年なんですが、とても仲が良いです。おっとり系で天然のFちゃんの性格に助けらているかもしれません。

角館周辺の観光スポットと言えば、武家屋敷、古城山公園、田沢湖、乳頭温泉、抱き返り渓谷、八津・鎌足のカタクリ群生地、秋田駒ケ岳、安藤醸造 北浦本館などがあります。特に角館武家屋敷の桜は「東北三大桜名所」の一つとして あまりにも有名です。桜の季節以外でも紅葉の時期や雪の積もった冬も趣があって、それぞれ四季折々の魅力があり何度訪れても飽きないです。

今回は、11月下旬ということもあり「紅葉は完全に終わってるだろう!」と期待していませんでした。ところが…晩秋の紅葉の素晴らしさにビックリ!あまりの美しさに感動したほどです。特に赤と黄色の紅葉が素晴らしく、なんか得した気分になりました。武家屋敷の風情と紅葉のマッチングが、そりゃもう最高~♪この日は、朝から快晴で一段と紅葉の美しさが映えたように思います。観光客(特に東南アジアの方々)もそれなりにたくさんいて賑わっていました。

お昼は、出来れば料亭でゆっくりと食事をしたかったです。数日前に電話を入れたのですが、満席で予約することが出来ませんでした。Fちゃんが割引券を持っているということで、久し振りに安藤醸造 北浦本館の土鍋屋でランチすることにしました。祝日ということもあり、とっても混んでいて順番待ち状態…。

私は新メニューの「チャーシュー麺」を、Fちゃんも新メニューの「きりたんぽ鍋」を頼んで食べましたが、とっても美味しかったです♪その後「抱返り渓谷の紅葉もまだ楽しめるかもしれない!」と淡い期待を抱き行ってみることにしました。残念ながら ほぼ終わっていていましたが、渓谷美は堪能出来て良かったです。そうそう、10月の台風19号の影響により、回顧の滝の200m手前で通行止めでした。あっという間の一日でしたが、楽しいひと時を過ごすことが出来て満足しました。

翌24日(日)は、Sさんの希望で西和賀町の仙人山(仙人コース~水沢コース周回)に行く約束をしていました。朝5時に起き出発!7時30分に岩沢駅にて待ち合わせ!朝から雨模様で花巻を通過する頃には土砂降り状態に…。Sさんと岩沢駅で合流したものの協議の結果、山行を断念しました。せっかく来たのだから…と、雨の中、傘を差し かつて繁栄を誇った水沢鉱山まで往復7キロ、1時間30分の散策をしました。この岩沢林道を進むと夏油高原スキー場へ通じるようです(12.3キロ)。道標が設置されており邦人女性で初めてK2を登頂した登山家で写真家の小松由佳さん(秋田県出身)がコースを監修されたようで「小松由佳コース」と命名されていてビックリ!いつか、歩いてみたいものです。

そうそう、昨日の日記に書きました「新・酔いどれ画像掲示板」ついに公開することにしましたぁ~♪特にスマートフォンでは、以前よりも見やすくなったと思います。PS.その「新・酔いどれ画像掲示板」に今回撮影した写真を掲載しました。上の写真は、角館の古城山にてFちゃん、下の写真は武家屋敷にて。ご興味のある方は、ご覧下さいね~♪

●『新・画像掲示板』Fちゃんとデート in 角館


11月24日(日)
酔いどれ画像掲示板 リニューアル

2004年10月から今日現在まで15年間も愛用し続けてきた「Progooのレンタル掲示板(有料)」からサービス停止のメールが届いてしまいました。内容は「レンタル掲示板サービスにつきまして、利用者の減少が著しく、サービスを継続することが困難な状況のため、2019年12月31日を持ちましてサービス終了とさせていただくこととなりました!」と。

ショック~!この掲示板、スマホにも対応していて気に入っていたのになぁ~!「代わりの掲示板は直ぐに見つかるだろう!」と安易に考えていました。ところが…いくら探しても従来使用していた「Progoo」に匹敵する掲示板が見当たらないのです。それどころか、Progoo同様にサービス終了の掲示板が目に付きました。

特に掲示板にこだわっているわけではなく、代用できるものであればブログでもワードプレスでも構いません。これまでと同様に皆さんに写真をお見せで出来るものであればOKなのです。ただ、条件としましては ①更新作業が楽であること ②スマホに対応していること ③HTMLやCSSの編集(レイアウト等のカスタマイズ)が出来ること ④広告が入らないこと、この四点は必須条件です。仕事の合間にネットを駆使して大分探しまくりました。ほんと必死になって探しましたよ~!「酔いどれ画像掲示板」は本サイトの中核をなし楽しみにしてくれる方も多く、これまでと同様、もしくはそれ以上の閲覧性の良さが求められます。

三日間ほど探しましたでしょうか…。上記四つの条件を完璧に満たすサービスをやっと見つけましたよ~!その名も「JUGEM(ジュゲム)」です。元々はブログサービスなのですが、画像掲示板代わりに使えカスタマイズ出来そうです。有料版の「JUGEMプラス」は、月330円(税込み)掛かりますが、広告が表示されないだけでなく画像アップ容量無制限や複数画像同時アップ機能などの特典があります。さらにアクセス解析も可能です。早速有料版に申し込みHTMLとCSSをいじりまくり、自分好みにカスタマイズしました。これにより、今まで以上に見やすくなると思います。また更新作業も以前に比べ楽できそうです。「新・酔いどれ画像掲示板」近々公開予定ですので、お楽しみに~♪


11月21日(木)
スマホ決済 Pay Pay

先日のこと、生徒さんから「先生のスクールは、スマホ決済 Pay Payに対応しているのですか?」と聞かれました。「いや~すみません。まだなんですよ~!」と答えたのですが、そもそも私自身スマホを使ってお店で支払ったことがないのです。まずは「自分自身がスマホ決済とはどんなものか?」を体験する必要があると思いました。

電子決済と言ってもたくさん種類があり、どれを使ったらよいのものか?大手三社である「PayPay」「LINE Pay」「楽天ペイ」に絞り、それぞれ比較検討し、結果 最大手の「PayPay」を使ってみることにしました。また地元の岩手銀行が去年の8月からPayPayに対応(残高チャージ可能)したことも大きいです。

スマホにPayPayアプリをインストールし登録、その後、銀行登録すればOKで簡単でした。ただ、岩手銀行からPayPayへチャージ可能になるまで2日間ほど掛かるようです。で、2日後の本日、早速1万円ちょっとをチャージし実際に買い物できるようになりました。私はよく山へ行きます。遠方の山へ行った際に「お金が足りない」とか「財布を忘れた!」といった時、スマホが「お財布代わり」になりますので、いざという時にも安心できます。

「出かけたついでにあれを買っておきたいけど、財布にお金がお金が足りない!銀行口座にならお金があるのに…」そんな時でもアプリ上でちょっと操作すれば買い物が出来ますので便利です。スマホにチャージした金額を銀行口座に戻すことも、いつでもどこでも可能なのも嬉しいです(手数料100円)。また、友達にチャージ金額から送金することだって可能なようです。突然のトラブルで困っている友達を助けることが出来るかもしれませんね。

何といってもスマホ決済をする最大のメリットは、キャッシュバックやポイント還元ではないでしょうか。消費税が10%に上がった今だからこそ、少しでも還元したいものです。では、お店(会社)でPayPayを導入する場合(加盟店への申し込み)、一体いくらかかるのでしょうか?調べてみたところ「PayPayなら、店舗様のご負担なく導入いただけます!」と記載されており現時点では「0円」でした。ただ条件があり、決済システム利用料は「2021年9月30日まで無料」、入金手数料は「ジャパンネット銀行の場合は永年、その他銀行の場合は2020年6月30日まで無料」と記載されていました。

お店や会社を経営されている生徒さんに聞いてみましたが、スマホで支払う人は、ここ岩手では まだまだ少ないようです(月に数人程度)。国内のほとんどの世代でスマホが普及している現代、あと4~5年もすれば財布やクレジットカードを持ち歩く人が減り、スマホ決済(スマホでお支払い)が当たり前になる!そんな時代がやって来るかもしれません。簡単で便利なPayPay(電子決済サービス)、今後、どこまで普及するか?楽しみです。


11月18日(月)
夏油 駒ヶ岳 ラッセル山行!

昨日17日(日)は夏油三山(駒ヶ岳・経塚山・牛形山)のひとつ、胆沢郡金ケ崎町にある駒ヶ岳(1,129.6m)を登って参りました。出発前は正直「楽勝!」と侮っていました。しかし、実際に行ってみると強風(というより突風)と予想以上の積雪でラッセルを強いられました。今シーズン初の雪山登山になり、結果的には予想外に楽しめ充実した山行になりました。

夏油(金ヶ崎)の駒ヶ岳は、過去3回登っています。一度目は、岩手日報社から出版されている「いわての雪山&ハイキング」より、山ガイドを依頼されて編集者とカメラマンを案内した時で2003年3月26日(この本の中に、私もたくさん写っています)。二度目は3年後の2006年3月25日。三度目はさらに5年後の2011年5月3日で、この時は経塚山までロング縦走しました。そして…今回で四度目!あれから8年た経ち、初冬のこの時期に登るのは初めてです。

この日の天気予報で強風が吹き荒れることは想定していました。朝は小雨マーク、10時以降より晴れマークの予報でしたので、あえてちょっと遅めに出発することにしました。朝6時20分、自宅を出て国道4号線を走っていると志和三山が見えたのですが、上部は真っ白で雪が積もっているのが良く見えました。「標高が高い山々では、さぞや積もってるだろうなぁ~!ワカン持ってこなかった…」と。北上市に入るとパラパラと激しく雨が降ってきて「山間部では大荒れだろうなぁ~!今日の山行、止めようかな?」と弱気になる私…。

8時30分頃に登山口に到着したのですが、風が強いのなんのってぇ~!雨はどうにか止んだものの空は厚い雲に覆われ、山々は多量の雪が積もり真っ白状態!「こりゃラッセルを覚悟しなければ…」てな具合に登る条件は、あまり良くありませんでした。出発の準備をしていたところ秋田ナンバーの車がやってきて、その方も駒ヶ岳を登る予定で来られたようです。

あまりの悪天で「今回は断念します!」と帰っていきました。逆に「こんな悪天でも登るのですか?」と心配されたほどです。「駄目そうなら途中で下山しますから…」と答え、とりあえず登ることに。1~2月の厳冬期に比べれば、私としては「特に問題なし!トレーニングには最適!」と思えるレベルでしたので…。

登り始めは雪がなく土の上を歩けたのですが、15分ほど登ると早々と雪が出て来て、それ以降は登るにつれて(当然ながら)どんどん雪の量が増えていきました。最初は「強風対策」にと薄手のフリースの上に雨具を着て登っていたのですが、標高950m付近からは さらに強風で体温がどんどん奪われ寒くて寒くて…。薄手のフリースから去年ユニクロで購入した「防風ボアフリースパーカ」に替えたところポカポカに~♪これ、ほんと優れモンです!これをインナーに着てアウターにヤッケ(もしくは雨具)を着込めば防風(防寒)対策はバッチリ!フードが付いているので頭まで暖かいのも嬉しいです。

上部のラッセルは深いとこでは膝下まで潜りましたが、新雪のフカフカ雪ですので それほど苦になりませんでした。しかし、登山道脇の樹林が(というよりブッシュかな)雪の重みで垂れ下がり行く手を阻み、まるで「障害物競走」状態です(真ん中の写真)。その下を潜ると「雪爆弾」が落ちてきて全身雪まみれに~!ひぇ~!ラッセルの雪爆弾の二重苦でした。

駐車場から登ること2時間20分で山頂に到着しました。相変わらず曇り状態で遠方の山までは見えませんでしたが、近くの夏油の山々(経塚山~牛形山~白っ子森~鷲ヶ森山)が一望出来ました。5月の残雪期に「夏油三山縦走(牛形山~金明水の間は登山道が無く積雪期限定)も面白そうだな♪」と山を望みながら考えていました。

下山中に女性2人と、さらに下の方で男性2人にお会いしてビックリしました。こんな日に登るのは「私だけかな?」と思っていましたので…。下山は1時間25分で合計3時間45分の山行でした(休憩時間含む)。4日前の13日(水)は、秋田の甑山(こしきやま)で晩秋の山を満喫できたと思っていたら、今回の駒ヶ岳では いきなり雪山(冬山)の洗礼を受けてビックリ!予想外にたくさんの雪と戯れることが出来、さらに良いトレーニングにもなり楽しかったです。帰路、幸楽苑で期間限定の「五目野菜らーめん(680円)」を食べましたが、体が温まり美味しかったです♪PS.『酔いどれ画像掲示板』に今回撮影した写真を掲載しました。ご興味のある方は ご覧下さいね♪


11月17日(日)
40年振りのカーテン新調 2

10月24日の日記に「40年振りのカーテン新調♪」の記事を書きましたが、この時は「当パソコンスクールむげん」の教室内のカーテンだけでした。自分の部屋に関しては、未だに40年間?使い続けたままで、所々破れ紫外線で色あせ裏が透けて見えるほどボロボロ状態のカーテンだったのです。この度、自分の部屋のカーテンも思い切って新調することにしました。

前回購入したお店と同じ福岡市博多にある「大人女子のカーテン通販専門店 インズ本店」で買うことしました。幅と丈が1cm単位でオーダーでき、さらに送料無料!スペシャルプライスセールもあります。教室ではなく自分の部屋用ですのでバーゲン品の安物を購入したのですが、何と92%OFFです!

手描きライン風ストライプカーテン」という商品名で結構気に入っています。①幅(136cm)×丈(158cm)を4,125円(税込み)、2セット購入で8,250円(税込み) ②幅(178cm)×丈(158cm)を1セット購入で5,500円(税込み)、合計3枚のお値段は…12,750円(税込み・計13,750円ークーポン割引 1,000円)。前回 教室用に購入したものと違って「一級遮光カーテン」ではありませんが、朝の陽ざしが差し込んだ方が自分としてはいいかな♪と思い、あえて遮光カーテンではない商品をセレクトしました。

15日(土)全ての授業が終わった夜に古いカーテンを取り外し、この度購入した新しいカーテンとの入れ替え作業を行いました。オーダーメイドですので幅も丈も寸法はピッタリです!これで自分の部屋も障子とカーテンが新しくなって、お部屋が立派に見えるようになり嬉しい限りです。いやはや、急に寒くなりましたね。標高の高い山では雪が積もり真っ白状態です。明日はどこの山に登ろうかなぁ~?


11月14日(木)
奇峰、晩秋の男甑山~女甑山

「今年中に甑山(こしきやま)に登りた~い!」という思いが募り、昨日13日(水)代休を取って登って参りました。天気予報によるとこの日を過ぎると、天気は下り坂…寒波がやってきて山々では雪が降るとか。快晴のこの日、今年最後のチャンスかも!平日に仕事を休んで山へ行くのは気が引けますが、思い切って行くことにしました。

由利本荘市のウォーキングマップには、次のように紹介されいています。『甑山(こしきやま)は鳥海山の東方に位置し、丁(ひのと)山地の東端に聳える一対の石峰。南峰を男甑(おこしき)981.3m、 北峰を女甑(めこしき)979mと呼んでいます。「甑(こしき)」 とは米を蒸すための木桶のこと。その蒸し器の形に似ているからと、この名が冠せられたといいます。

どちらも 1,000mを超えることのない標高ながら、山頂からは下界に広がる樹海の緑が美しいコースです。』甑山は「東北百名山」にも選ばれており、何といってもマッターホルンのような尖ったピラミダルな山容(岩峰)が登行意欲を駆り立てます。ヤマレコの記録を見ても「奇岩の双耳峰」「侮れない山」「急登と急降下の連続」などと記述されており、ちょっとハード系の山かもしれません。夏はブヨやヤブ蚊が多く発生するため、紅葉の秋がお勧めの時期だとか…。

自宅から登山口(由利本荘市の甑林道)まで145キロ約3時間掛かります(西和賀経由)。自宅を5時に出発し8時ちょうどに歩き始めることが出来ました。そうそう、甑林道は状態が良く私のアクアでも問題なく走行可能です。本日は移動性高気圧に覆われ、朝から雲一つない快晴で山頂からの展望が楽しみ♪

ルートは、男甑山~女甑山~名勝沼の周回コース。まずは、沢沿いの傾斜強めの山腹をトラバースしながら進みますが、先日購入したダンロップの高級長靴のグリップ性能は高く、まったく滑ることなく安心して登ることが出来ました。刈払いされたのかな?スッキリ歩きやすかったです。

男甑山の登りは、急登で疲れます。さらに、そこから眺める女甑山の垂直な絶壁を見ると「あそこを登るのか…」と思うだけで、さらに疲労感が倍増します。尾根上からは9月中旬に登った「雪化粧した月山」が望めました。登山口から登ること丁度1時間で主稜線に出たのですが、そこからの展望が息を呑むほどの素晴らしさで感動♪左から桑原山塊、栗駒山、泥湯三山(高松岳)、虎毛山、そして今月初旬に登った神室連峰の山々(神室山、小又山、火打岳)が一望出来ました。そこから男甑山の山頂は直ぐで、山頂からはさらに葉山~月山、鳥海山が望めました。あの有名な(「男」と名が付いた由来の岩峰)烏帽子岩もバッチリです。

今度は、女甑山を目指します。主稜線の分岐から甑山のコルまでの下りが痩せ尾根で、しかも急峻!絶対にコケられないところです。ただ、木の根など掴むものがありますので、慎重に下れば問題ないと思います。

今度は女甑山登りですが、急登ではありますが尾根幅が広く問題なかったです。女甑山からの眺望がこれまた素晴らし~い!鳥海山の雄姿がバッチリ見えます。男甑山から見た山々以外に、さらに焼石連峰や夏油の山々まで見渡すことが出来ました。ほんと眺望の優れた山だと思います。

眺望を楽しんだ後は、名勝沼経由で下山するだけです。コルから名勝沼までの登山道が一番悪い(歩き難い)と感じましたが、慎重に下れば問題ありません。名勝沼は、神秘的で美しかったです。さらに多少なりとも紅葉を楽しめたのも良かったです。

全行程3時間20分でしたが、短いながらも変化に富み実に飽きさせない素晴らしい周回ルートでした。下山したのが11時20分、時間も早いし途中 横手の幸楽苑でお昼を食べ(中華そば)、下道をのんびり走って帰宅しました。標高千メートルにも満たない山で、これだけ眺望に優れた山は他にないかも!と思うほど、素晴らしい山でした。PS.上の写真は、女甑山を望む。真ん中の写真は、甑山のシンボル・烏帽子岩、下の写真は女甑山より鳥海山を望む。『酔いどれ画像』に今回撮影した写真を掲載しました。ご興味のある方はご覧下さいね~♪

●『画像掲示板』甑山(こしきやま)


11月11日(月)
甑山対策と冬タイヤ交換とPC修理

「今週末は、甑山(こしきやま)へ行くぞ~!」と予定を組んでいました。甑山は、秋田県由利本荘市と山形県真室川町にまたがる山で東北百名山に選ばれています。尖った急峻なピラミダルな山容に惹かれ、登ってみたくなりました。山仲間でもあるcha-teaさんのヤマレコの山行記録によると「危険箇所だらけでここには書ききれない!」といった記述があり「私も体験してみた~い!」という気持ちに駆られました。

今の時期、私はいつもダンロップの長靴を履いて登ることが多いのですが、靴底がすり減ってきたので甑山の「急登対策」にと、これを機会に新調することにしました(ダンロップのメンズ防寒長靴 ドルマンG324)。山用の長靴は、いつも大体2年ごとに新調しています。1~2月の厳冬期は もちろんプラブーツで登りますが、晩秋や春の時期は長靴で十分なんです。軽いし汚れを気にしなくて済むのが利点です。

予約していたスタットレスへのタイヤ交換日が8日(金)でした。これまでYOKOHAMAのiceGUARD 5 PLUSを3シーズン履きました。メーカーのホームページによると「4シーズン大丈夫!」と書いてありましたので、今シーズンを最後に来シーズンは新調しよう!と考えていたのです。ところが…いつもタイヤ交換をお願いしているガソリンスタンドへ行ってみたところ…「大分すり減っていますねぇ~!今シーズン無理です。危ないです。交換できません!」と断られてしまいました。ガ~ン!ショック~!

くぅ~!即刻買う方向で検討するしかないようです。あぁ~予想外の突然の出費、痛いなぁ~!帰宅後、どのメーカーのどのタイヤを買うのか?検討しました。ヨコハマのアイスガード、結構気に入っていましたので今回も同じものにしよう!最新モデルはiceGUARD 6のようですが、価格が5 PLUSに比べて15,200円も高い!このところ何かと出費がかさんでしまっていましたので、旧モデルの(これまでと同じタイヤの)iceGUAD 5 PLUSを買うことに決めました。

翌日9日(土)の朝、マッチ(近藤真彦)がTVで宣伝しているタイヤのフジへ混雑を予想して開店の10時前に行きましたが、既にたくさんの人が開店を待ち構えている状態でした。開店と同時にたくさんのお客さんがなだれ込み、店員さんはてんやわんやのパニック状態!

私は昨夜既にヨコハマのiceGUARD 5 PLUS(4本で37,200円、1本9,300円)を買うと決めて印刷したものを持参していましたので「これを下さい!在庫、ありますか?」と。対応してくれた店員さんが「在庫あります。(電卓を素早く叩いて)合計のお値段は51,200円になります!宜しいですか?」と。

えっ?工賃を含めたとしてもタイヤ代37,200円が、どうして51,200円に跳ね上がるの?と、ちょっとビックリ!「その内訳を教えてもらえませんか?」とお願いしました。道理で…タイヤ保証(パンク保険)代金が加算されていたようです。「それ、いらないです!」とお断りしました。その結果、①タイヤ代37,200円 ②バルブ代3,300円 ③廃タイヤ処分料1,320円 ④組み換え工賃+ホイールバランス調整料6,600円。合計48,420円となり、予算の5万円以内にどうにか納めることが出来、ひと安心♪

そうそう、そのタイヤ交換をお願いした時に「2時間30分~3時間待ちになります!」と言われましたので、時間潰しに南イオンに入っているモンベル(登山用品店)へ行きました。店内の様々な商品を見ているうちに、気になる商品を発見!ダンロップの長靴にも装着できそうな軽アイゼン(6本歯)です。モンベルのオリジナル商品(スノースパイク6 クイックフィット)で「幅調整可能」なんです。さらに脱着が簡単なラチェットバックル採用!う~!これ欲し~い♪価格は6,380円(税込み)也。これがあれば、急峻な甑山に雪が積もっても安心して登れます。よし、思い切って買っちゃおう!

タイヤ交換(新調)も無事に済んだし、長靴と軽アイゼンも買ったし!甑山対策はバッチリだ!よしよし♪と、ほくそ笑んでいました。帰宅後、夕方 生徒さんからSOS電話が…「明日の日曜日、予約できますか?パソコンの調子が悪くって…」とのこと。「明日は、日曜日で定休日なんです(山へ行くし)。突然ですが本日(土曜日)、いかがですか?」と私。「じゃ、1時間後に伺います!」と生徒さん。

「パソコンの起動も動作もあまりに遅くて作業に支障が…快適に使えるようにして欲しい!」とのご相談でした。この手の依頼は、過去たくさん対応してきましたので修理に自信あります(実績多々あり)。無事作業が終わり、生徒さんが帰られたのが夕方の5時でした。今日の仕事はおしまい!これで、ゆっくり出来るぞ~♪

6時頃、先の生徒さんから再び電話があり「先生、大変です!自宅に帰ってパソコンの電源を入れたのですが、うんともすんとも言いません。画面が真っ暗状態なんです。このパソコン、月曜日には使いたいんです。息子たちも使いますので…」と。「だって、ついさっきまで問題なく動いていたでしょ?電源の差込口、緩んでいませんか?」と私。「寝耳に水」とはこのことか!

とりあえず、もう一度パソコンをお持ちいただき、診断してみることにしました。その結果、どうにか起動はしたものの画面も、そして動作もおかしい。信じがたいほど動作が緩慢で使いもにならない状況でした(動作が不安定)。1時間前、当教室で作業していた時は、確かに問題なく動いていたパソコンなんです。一体、何が起きたのだろうか?いやはや…こりゃ明日は、山どころじゃないなぁ~!まずは、生徒さんのパソコン修理が最優先!今日明日中に直さなければ…。もし、直せなかった場合の対応と対策も考えなければなりません。この時点で、明日の甑山(こしきやま)の山行は断念せざるを得なくなりました。くぅ~残念無念!

黙々と修理作業に没頭していました。あれは夜9時頃だったでしょうか?北上在中の山の大先輩で恩師でもあるS先生(岩手の大御所)からお電話をいただき「今な、北上山岳会の飲み会でな、山小屋で飲んでるんだぞ~♪今、オガちゃん(私のこと)の話題で盛り上がっててね!これから来ないか?」とのこと。いいな、いいなぁ~!ぜひ参加したいですぅ~!でも、現在仕事中なんですよ~!しばらく、終わりそうもありませ~ん!」酔っぱらった勢いとはいえ、先生のお心遣いには いつも感謝感謝です。先日神室山の山頂小屋で偶然お会いしたH会長や美女軍団のOさんとも電話でお話が出来て嬉しかったです。北上山岳会さん、山もお酒も絶好調のようです♪

この修理、かなり難題だなぁ~!と思っていたのですが、その日の夜遅く、どうにか無事直すことが出来ました~♪翌朝10日(日)7時30分、生徒さんにパソコンを引き取りに来ていただき、その後「せめて体力トレーニングだけでも…」と思い、近所(乙部)の黒森山を登って参りました。周回コースで3時間10分程度の縦走を楽しめます。山頂からは和賀山塊の山々も一望出来ましたし楽しかったです。

山から帰宅後の午後以降、今度は別な生徒さんからの修理依頼で仕事に没頭しました。まったく起動しなくなったデスクトップパソコン(Windows XP)からのデータの取り出し(救出)作業です。本体をばらしてハードディスクを取り出してみたところ、何と旧式タイプのIDE(接続規格)でした。これまたガ~ン!

私が持っているHDケースは、SATA(新規格)のものだけです。しょうがないので、アマゾンでIDEに対応した変換アダプターを購入しました(裸族の頭 IDE+SATA Ver3)。このアダプターを使い無事、ハードディスク内のデータの救出に成功!ホッと一安心♪どうにか近所の山へも行けて、かつ仕事もできて充実した日曜日となりました。週末の3日間で いろんなことがありましたが、どうにか一件落着!あとは…甑山、果たして今シーズン中に行けるかなぁ~?

PS.今日は11月11日、ポッキーの日なんだそうです。そして「恋人たちの日」でもあるそうです。さらに…私とFちゃんの「交際記念日」でもあります。Fちゃんは、仕事の休みを取ってくれていたのですが、私の方が仕事の都合がつかず、デートできなくなりました。遠距離恋愛の辛い所でもあります。今日も仕事にまい進します。タイヤの出費分、稼がなくっちゃね~!頑張りま~す♪


11月6日(火)
神室山・宴会山行♪その2

前回の日記の続きです。神室山に登頂後、山頂の直ぐ側にある避難小屋に2時20分に到着♪先客が4名ほどいまして、その数十分後、6名の団体さんが小屋に入ってきました。「あれ、酔いどれさんじゃないですか?」と声を掛けられ超ビックリ!その団体さんとは北上山岳会の面々で「こんな所でお会いするなんて奇跡だね!ビックリだね!」と。

会長のHさんとは3年前の白神岳の山頂(追良瀬川遡行時)でも偶然バッタリお会いしているのです。岩手の山ならまだしも、1度ならず2度も遠方(他県)の山で偶然お会いするなんて「H会長とは、もしかして…赤い糸で結ばれているのかな?」と思ったほどです。ほんと世間は狭いもんだなぁ~!「後ほど、ご挨拶に乱入しますので宜しく~♪」とお声を掛けさせていただきました。

せっかく重い思いをして担ぎ上げた食糧、頑張って消化しなければ…。まずは日持ちしないものから料理を作りました。アスパラベーコン炒めです。具材は、アスパラ、ベーコン、舞茸、玉ねぎ、そして、味付けに日本食研の「アスパラ炒めのたれ」を使用しました。日本酒やホットウィスキーを飲みながら最高のおつまみの出来上がり~♪お酒の友にピッタリでした。その他、チーズ入りちくわや伯方の塩をまぶした揚げピーナッツも食べました。これでお腹一杯になりご飯は食べられそうにありません。その他諸々のおつまみは 食べきれずに持ち帰りです。

小屋の2階にいる北上山岳会の皆さん、晩飯を食べ終えた頃かな?と6時頃ご挨拶にお邪魔せていただきました。「酔いどれさん、待ってたよ~!」と温かく迎えてくれて、とても嬉しく思いました。北上山岳会の美女軍団4名と男性2名(内一人が会長のHさん)の計6名の宴会に参加させていただき山&沢談義に花が咲き、大いに盛り上がりました。

タラさんのヤマレコによく登場するchemさん(今回の山行リーダー)とは、このお方だったのか…。中には初対面の方もいましたが、皆さん私のホームページをご覧いただいているようで、直ぐに打ち解け仲良くなりました。ホームページの力って凄いなぁ~!って思った次第です。

周りの迷惑にならないように8時頃には宴会をお開きにして、惜しみながら退散しました。北上山岳会の皆さんは、その後すぐに寝たようですが、私は一階の自分の寝床に戻り10時過ぎまで音楽を聴きながらのんびりと過ごしました。翌朝5時半頃、会長のHさんが「酔いどれさん、俺たちそろそろ行ぐから…」とご挨拶に来てくれて…。北上山岳会さん、本日は小又山方面まで縦走されるそうで、長丁場となります。「頑張ってね~!気を付けてね~!」出発される皆さんをお見送り、楽しいひと時を過ごさせていただき ありがとうございました♪

私は朝食にカレーヌードルを食べのんびりと7時頃、小屋を出発しました。天気予報では朝から晴れマークだったのですが、ガスで山々が見えたり隠れたり…。残念ながら鳥海山は望めませんでしたが、天狗森~小又山~火打岳の縦走路はバッチリ見えました(真ん中の写真)。「今日は下るだけだから楽勝!」と思っていたのですが、アップダウンが連続し結構疲れます。

お天気は回復傾向にあり、徐々にガスが晴れ展望を楽しめるようになり、泥湯三山(山伏岳や高松岳)、栗駒山、虎毛山が見渡せました。標高900mより下部は、まだまだ紅葉が楽しめ、あまりの美しさにウットリする私…最後の最後まで楽しませてくれる山行となりました。

下山は写真撮影しながらのんびりと歩き、3時間50分でした。10時40分 無事駐車場に到着し、時間も早いので帰りはひたすら下道を走りました。錦秋湖の紅葉が見たくて北上経由で帰って来たのですが、見事な紅葉にウットリ♪道の駅・錦秋湖は満車状態でとっても混雑していました。都南の吉野家で遅い昼食!10月15日からの新作「牛すき鍋膳(648円+税)」を食べお腹一杯!身も心も満たされた楽しい2日間となりました。北上山岳会の皆さん、ありがとうございました♪PS.『酔いどれ画像掲示板』に今回撮影した写真を掲載しました。ご興味のある方は、ご覧下さいね~♪

●『画像掲示板』神室山 その2


11月5日(月)
神室山・宴会山行♪その1

3日~4日の連休は「やっぱり山泊したいなぁ~!出来れば沢で今シーズン最後の焚火を楽しみた~い♪」と思っていました。ナメがとても綺麗な癒し系の沢(福島のマイナーな沢)へ行く計画を立てるも台風19号で林道が決壊、アプローチ出来ないことが判明。じゃ、紅葉がとても美しい宮城の沢へ!ここも台風19号の影響で通行止めらしい。くぅ~残念!沢は無理だ!

沢は諦め縦走に変更!①山頂付近で小屋泊可能 ②沢の音を聞きながら歩ける沢沿いのルート ③紅葉が楽しめる山、そんな贅沢な山はないものか?仕事が終わった後、毎晩のように山行計画を考えていました。で、閃きました!秋田県湯沢市と山形県新庄市の県境に聳える神室連峰の主峰「神室山(1,342m)」です。

神室山は『日本二百名山』『花の百名山(ミネザクラ)』のひとつに数えられる山で、4年前の2015年4月25日の積雪期にパノラマコース(役内口)から登っています。この時は、お天気に恵まれ絶景を愛でながらの雪の稜線漫歩が最高でした。山頂直下にある避難小屋は9年前の2010年12月10日に完成したばかりで新しく「いつか泊まってみたいな!」と思っていました。さらに「今度は沢沿いの西ノ又コース(役内口)から登ってみたいな!紅葉の時期は綺麗だろうなぁ~♪」とも思っていました。

つまり、西ノ又コースを登って神室山の山頂を踏み、パノラマコースを下山という人気の周回ルートです。頑張れば日帰りも可能なコースなのですが、①写真撮影しながらのんびり山を楽しみたい(歩きたい) ②山頂小屋に泊まってのんびり過ごしたい(お酒を飲みたい) ③山頂から日の出を拝みたい!久し振りの(1ヶ月半振り)小屋泊山行、楽しみだなぁ~♪11月3日(日)6時半に自宅を出発!我が家から登山口まで136キロ、約 2時間30分掛かります。

「伐採作業のためこの先 車両通行止め。登山される方は、この先徒歩でお願いします」との貼り紙が。この仮駐車場(鳥居)から登山口まで2キロちょっとで30分ほど歩かなければなりません。先客が4台、さらに林道上の路肩に2台の計6台が停まっていました。

9時20分、仮駐車場より歩き始めました。本日は山頂小屋まで行けば良いだけなので、時間はたっぷりあります。写真撮影に励みながら のんびり登ろう♪それにしても、ザックが重~い!沢登りではないので軽量化を考えずに美味しいものをガンガン詰め込んだ結果、結構重くなってしまいました。こんなにたくさん食べ切れるのか?自分…。

第三渡渉点までは沢沿いの登山道で何度か渡渉がありますが、長靴なので安心です。沢沿いということもあり、紅葉が見事でした。終始曇りで時々小雨が降る生憎のお天気でしたが、それでもこの紅葉の美しさには超感動しました。まるで夢の世界を彷徨っている錯覚に陥ったほどです。今回2日間の山行で撮影した写真枚数は、なんと400枚にもなりました。

第三渡渉点でから先は、胸突八丁と言う名の急登が続きます。最後の水場でもあるこの場所で、万が一に備え(山頂小屋の水場が枯れているかも?との不安から)水筒を満タンにしてザックに詰め込むと、さらにズッシリと重くなってしまいました。ここから先、一気にペースダウンした私…。

急登が続くし、ザックは重いし…ひぇ~!沢登りじゃないし、山を甘く見て軽量化しなかった自分を反省しました。年々体力の衰えを感じるこの頃なんです。第三渡渉点から先の尾根上は、ガスが濃く視界は10mほどでしょうか、一面真っ白化です。気温も低く、いつ雪が降ってもおかしくない状況だと思いました。車デポ地から登ること4時間40分、神室山の山頂に到着!山頂はガスで何も見えませんでした。それに寒いのなんのってぇ~!神様の采配か?な、な、なんと山頂小屋にて驚きの出会いが待ち受けていたのでした♪続きは、後日の日記に続きます。

PS『酔いどれ画像掲示板』に今回撮影した写真を掲載しました(前半分のみ)。ご興味のある方はご覧くださいねぇ~♪上の写真は、第1渡渉点の吊り橋(紅葉が綺麗)。真ん中の写真は「これが登山道?」って感じ。道は沢の際に(目印のピンクテープが見える)。下の写真は、山頂にてガスガスで展望なし。

●『画像掲示板』神室山 その1

  1. HOME
  2. INDEX
  3. 翌月
  4. 前月