酔いどれ日記 2018年07月

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7月29日(日)
花巻 毒ヶ森山塊・小空滝沢

今週末は、台風の接近でお天気が悪いみたい…。せめて、近場の沢にでも行って、夏本番に備えてトレーニングを積みたい!一週間山行を空けると体が鈍ってしまうのです。で、目を付けたのが花巻(豊沢ダムの奥)の小空滝沢です。この沢は、5年前の2013年にも単独遡行しています。

新鉛温泉の愛隣館側の道路になにやら「時間帯通行止め」の看板が…。これを一目見て「小倉山トンネルの先が朝9時以降に通行止めになるのだな!小空滝沢は、小倉山トンネルの手前なので良かった!」と判断してしまったのです(この判断が、後に大変なことに…)。予定通り小倉山トンネル手前に車をデポして6時50分出発!

早速アブのお出ましで煩い事この上ない…。このところの炎天下で水量はかなり少なめでヒョロヒョロ状態。以前入渓している沢なので、ワクワク感はないけど、トレーニングと割り切って遡行!夏の沢計画についてあれこれ思案しながら遡行しました。去年途中まで入渓した成瀬川の北ノ俣沢 桑木沢…。今年は何としても最後までツメ上げたい!出来れば同沢下降ではなく、沢を繋いで周回できないだろうか?

これは、去年も考えていたことなのですが、仲間達と車2台で行けば、様々な遡行プランが組めるのですが、単独ですと車の回収に難があるのです(ほぼ不可能)。出来れば1泊2日(無理なら2泊3日)で単独で車が回収できる周回ルートはないものだろうか?と考えていたのです。小空滝沢を遡行中に突然閃いた~!「このルートなら単独でも可能かも?」と。

そうこうしている内に核心部の大滝に到着しました。5年前は水量が多く高巻いたのですが、今回は水量が少なく登れそうです。この沢は短いながらもナメや小滝が連続し、それなりに楽しませてくれます。何と1時間40分でツメ上げ林道に出ました。その後、小雨降る中、草茫々の林道を下り、ついでに大空滝沢へ降り立ち、懐かしの大空滝を見に行きました。全行程3時間16分、10時には下山!トレーニングには ちょっと物足りませんでしたが、良い気分転換になりました。

その帰り道、事件勃発!な、な、なんと豊沢ダムの手前でゲートが閉まっていて通行止め!ガ~ン!通行出来るのが12時~13時の間の1時間だけとな…。時計を見ると今10時30分ですので、ゲートが開くまで1時間30分も待たなくてはなりません。今朝、愛隣館側の道路で見かけた看板の注意書きは、小倉山トンネルのことではなく、実は豊沢ダムのことだったようです。

つまり…西和賀町に抜ける小倉山トンネル先は、土砂崩れのため完全通行止め。一方、豊沢ダムに関しては、9時~12時、そして13時~17時が通行止め。私はどちらにも行けず閉じ込められたことになります。幸い本を車に積んでいましたのでゲートが開くまで読書タイムとしました。ニール・ドナルド・ウォルシュの『神へ帰る』を読んでいました。読書中、でかいアブが車のフロントガラスに何匹も突進してきてゴツン・ゴツンと凄い音がしていました。恐ろしや~!

そうそう、帰宅後、早速 沢で閃いた桑木沢の周回ルートを調べてみました!うん、これなら行けるぞ!と確信♪上東山に抜けることばかり考えていたのですが(それはそれで魅力的なコースではありますが)、柏峠(仙北街道)へ抜ける手があったことを思い付いたのです。桑木沢の入渓地点である成瀬ダムからの距離を考えると車の回収は不可能とてっきり思っていたのですが、実際に距離を計測し時間計算してみると問題ないことが判明。但し、豊ヶ沢林道の舗装終点に自転車をデポすることが必須条件となりますが…。豊ヶ沢林道の終点(十里峠付近)から、その舗装道路終点自転車デポ地まで徒歩30~40分。自転車で国道342に出るまでは、ず~っと下り坂なので楽チン。国道の椿台から成瀬ダムまで約15キロ(自転車を利用すれば1時間も掛からない距離)。

頑張れば1泊2日でも行けそうな気がするけど、イワナを釣りながらのんびり遡行したいものです。実際の遡行計画は、こんな感じになるかなぁ~?【遡行初日】朝早く自宅を出発→豊ヶ沢林道の舗装終点に自転車をデポ→成瀬ダム駐車場に車をデポし出発~690m上部二俣付近▲(行動時間:約6~7時間)【遡行2日目】▲~左俣~栃ヶ森山頂直下コル~栃川下降~ツナギ沢下降~小出川のテント場▲(行動時間:約6~7時間)【遡行三日目】▲~仙北街道~山ノ神~柏峠~十里峠豊ヶ沢林道終点~自転車デポ地→国道342→成瀬ダム駐車場車デポ地(行動時間:約6~7時間)。あとは、いつ行くか?ですね。仲間と一緒に行くのもいいし、単独でも行けそうだし。この周回ルート「癒しの沢旅」って感じでしょうか。数年後にはこの桑木沢、成瀬ダムの底に沈み遡行出来なくなるようです。沢で2泊もするのって、ほんと久し振りだなぁ~!とっても楽しみです♪ PS.小空滝沢の写真を『酔いどれ画像掲示板』に掲載しました。ご興味のある方は、ご覧下さいね~!

『酔いどれ画像掲示板』毒ヶ森山塊・小空滝沢


7月23日(月)いい沢、見つけた♪
和賀山塊 中ノ沢左俣

昨日は、秋田県は和賀山塊、斉内川(真木渓谷)の上流部に位置し甲山に突き上げる中ノ沢左俣を遡行して参りました。三年以上前から「遡行したい!」と思っていた沢です。しかし、真木林道の災害復旧工事のため、この三年間通行できない状況が続いたのです。斉内川上流部に位置する沢は、4本あります。

甲沢(2012年7月入渓済み)②滝倉沢(2012年9月入渓済み)③金堀沢(過去、入渓したような気もするが、記憶が定かでない)④中ノ沢(今回遡行済み)。いずれも登山体系に記載されておらず、またネットで調べても遡行記録が皆無に等しい沢ばかりです。①の甲沢は、小粒ながらも小滝が連続し面白い沢でした。②の滝倉沢は、ハズレの沢でした。③の金堀沢は、登れない滝が多く高巻きばかりしたような…。

で、今回の中ノ沢左俣は、一言で言うと「当たりの沢!」でした。これだから記録のない沢の「宝探し」は、止められませ~ん!甲沢より規模が大きく明るく、また滝もたくさん出てきて、何よりも渓相が綺麗でした。小粒ながらも沢登りのエッセンスが詰まった沢だと思います。本流は、右俣になるのですが、なぜ今回あえて左俣を選んだか?と言いますと…。本流の右俣をツメると中ノ沢岳に出ます。帰路の登山道は、かなり荒廃しており濃密なヤブ漕ぎを強いられると推測できたからです。和賀の主、倉田さんにメールで問い合わせして、事前に情報を入手しておりました。今年中には刈払いされるようですが…。

初めて入る沢は、なんて楽しいのだろう♪このワクワク・ドキドキ感!だから沢登りは止められません。仮に結果、ハズレの沢だったとしても、このワクワク・ドキドキ感を味わえる魅力は大きいです。22日(日)真木林道入口にある河川公園(関根緑地広場)にSさんと7時 待ち合わせ。待ち合わせ場所でゆっくり朝食を食べようと思い、約束の時間より30分早い6時30分に到着!出発前夜、録画していたTBSのジョブチューンの「セブンイレブンの人気商品ランキング」を観て、パンのジャンルで最高得点(85点)を獲得した「照り焼きチキンとたまごサンド」を食べたくなってしまって…。いやはや、初めて食べましたが、とっても美味しかったです♪

6時45分にはSさんが到着し、Sさんの車に乗せてもらい真木林道を走りましたが、あれ?どこを補修したのだろうか?と良くわかりませんでした。駐車場の小屋に到着すると、既に満車に近い状態でした。この日のお天気は、終始曇りで一雨きそうな感じ…。でも、朝からとても蒸し暑かったです。

中ノ沢の出合いに降り立ち、なかなかいい感じ。次から次へと小滝が出てきて飽きさせません。どれもこれも快適に登れるのも嬉しいです(登れる滝と登れない滝がハッキリしていて、9割以上は登れるかな)。滝だけでなくナメあり岩畳あり、高巻きありで変化に富んで飽きさせません。

ザイル(ロープ)を出したのは2回。1回目は、標高540mにある滝を高巻く際(大高巻き)、右岸の草付き(岩混じり)斜面を登る時に使用(Sさんが今シーズン沢初めということもあり、安全を期して)。沢床へ降りる際は、ロープを使わずブッシュを掴みながら下降。

2回目は、標高690mの滝を直登(もろシャワークライミング)する際にロープを出しました。登攀的には容易なのですが、水圧が強かったので…。ロープこそ使いませんでしたが、標高710mの大滝(12m)の高巻き(右岸高巻き)はV字で大高巻きとなり、ルートファインディング力を試される所です。コンパクトに効率的に巻くと良いです。あえて難所と思われる所は、この三箇所だと思います(沢慣れた人であれば、特に問題なし)。

そうそう、もう一つ難所がありました。登山道に出た後のルート探しです。踏み跡が顕著な所と不明な所があり、踏み跡を見失い何度かヤブ漕ぎを強いられました。ルート整備(刈払い)が終わるまでは、登山道に出たからといって安心しないように!以前、この登山道を歩いた時は、立派な道だったのになぁ~!三年間も整備されないと、こんなにも荒れるんだなぁ~!と思いました。あと、特筆すべきことは、左俣の最後のツメを標高850mでエスケープしたことでしょうか。標高850mで水が枯れてしまったので、北方向にある登山道を目指してショートカット(斜面をトラバース)しました。ヤブも大したことなく(パヤパヤ状態で)楽勝でした。このショートカットルート、最後までツメるより1時間以上は時間短縮出来たと思います。

そう言えば、特筆すべきことが もう一つありました。標高790mの滝の最上段を登っている際、巨大な(頭の大きさ)浮石があり、このままでは滝下にいるSさんに当たる可能性があり、その浮石を安全な方向へ落とそうとして右手親指を負傷してしまいました。

その巨大な石は無事除去できたのですが、私の右手親指からドバドバと血が吹き出してきて…。鋭利な刃物のような石でしたので、落とす際にスパッといってしまったのかもしれません。あまりの量の出血でバンドエイドや傷パットパワーで対処できる状況ではありませんでした。

そこで大活躍したのが、現役看護師のSさんです。手際良く直ぐに応急処置をしてくれて、ほんと助かりました。私が沢で怪我する時は、幸運にも決まってメンバーに看護師がいます。ほんとありがたいことです。

秋には(登山道の刈払いが終わった後)、今度は本流の右俣を遡行してみたいな!と思っています。斉内川・中ノ沢左俣…和賀の沢で日帰りが出来、これといった難所もなく(遡行グレードは、2級程度でしょうか)、お手頃な沢です(全行程 6時間)。もっと遡行されて良い沢だと思います。今回、面白い沢かどうかもわからないのに、快く同行してくれたSさんに心から感謝とお礼を申し上げます。ありがとうございました。PS.上の写真は、標高540mにある滝。あと一手があれば登れそうな滝でしたが…右岸高巻き。真ん中の写真は、標高650mにある幅広の滝(この沢一番の美瀑)。下の写真は、標高710mの大滝(右岸高巻き)。『酔いどれ画像掲示板』に今回撮影した写真を掲載しました。ご興味のある方は、ご覧下さいね~♪

『酔いどれ画像掲示板』和賀山塊 中ノ沢左俣


7月20日(金)
ワードプレス 第一作 受注決定!

それにしても連日猛暑が続きますねぇ~!ほんとこの暑さ、どうにかしてもらいたいです。先の日記に書きました「山仲間団体のホームページ全面リニューアル」の仕事が決まりました!ワードプレスでの本格的なホームページ制作において、初めての作品になります。これまで勉強してきたことの集大成として、かなり気合を入れて制作に励んでいます。

リニューアルに際し、私がワードプレスを強く押した理由は次の通りです。①更新作業が楽になりHP担当者の負担が軽減(更新頻度が上がる可能性大)②ホームページビルダーがなくても、IDとパスワードを入れれば、ネット上から会員の誰もがホームページの更新が出来るようになる。※作業分担が可能になる。さらに、問題が発生すれば即座に私の方で対処可能。

③HP担当者への指導(覚えていただくのが)が短時間となり、時間とコスト削減が可能。④ホームページビルダーが不要になりソフト代が掛からない ※ワードプレスは、無料のホームページ作成ツール。⑤時代にマッチしたオシャレで見やすいページになる(完全スマホ対応)※アクセスアップの期待大!その他、ワードプレスはSEO(Google等の検索エンジン対策)に強い!とも言われています。

正式に依頼いただく前から「現在のページを、どのように進化させるか?」の研究と、デザインやコンテンツなど、日々考え続けていました。もし、依頼が決まらなくても「自分の勉強にもなる!」と思っていたのです。暇さえあれば全国の山岳団体関係のホームページを見まくっては、研究していました。現在は、授業以外の全ての時間をこのホームページ制作に費やしています。山仲間からの依頼ということもあり、岩手で一番、いや全国で一番優れたホームページを作るぞ!と気合を入れています。

7月13日(金)よりクライアントのサーバーにワードプレスをインストールさせていただき、作業を開始しました。まずは、せめてトップページだけでも「どのように変わるのか?」お見せしたかったのです。

リニューアルと言っても具体的に示してあげないと「リニューアルする価値があるのか?」の判断が付かないと思ったからです。あれから一週間、寝ても覚めてもホームページのことばかり考えています。一方で、この一週間でワードプレスの優れた所だけでなく、限界も見えてきました。

ホームページビルダーのテンプレートと比べれば、かなり(比較にならないほど)自由にカスタマイズできるのは嬉しいのですが、やはりそこはテンプレート、限界があるなぁ~!と感じています。HTMLやCSS(スタイルシート)を駆使してデザイン設計から作り始めることに比べれば、かなり作業の時間短縮が出来ます。一方で、微調整が困難なことのデミリットにも気付かされました。例えば、ブレイクポイント(デザインの切り替え)の設定がプラグインによって、出来ない場合があるのです。そういった問題点を、今後どのようにクリアしていくか…。

パソコンの大画面では3列表示にして、タブレットでは2列、スマホでは1列といったことが難しい。どのプラグインもパソコンとスマホには対応しており閲覧性に優れているのですが、タブレットの場合、対応できないものがあることに気付きました。問題点としては、タブレットを縦画面で見るとレイアウトが多少崩れ、見にくくなるのです。横にして閲覧する分に関しては、まったく問題ないのですが…。山シーズン真っ盛り!一日でも早く完成させて、依頼してくれた山仲間達に貢献したい!と切に思っています。毎日ワードプレスに係れることが、とっても嬉しいです。そして、楽しいです。どのようなページが出来るのか?乞うご期待!


7月15日(日)和賀山塊・七瀬大滝

巷は三連休のようですが、私は本日15日(日)だけお休みなんです(昨日の14日(土)と明日の16日(祝)は仕事)。数日前の週間予報によると、三連休のお天気は今一つ…。仕事が忙しかったこともあり、どうせ雨で沢は厳しいかも?との思いもあり、仕事をたくさん入れちゃいました。そしたら、昨日の天気予報で雨マークが、なんと曇り&晴れマークに変わってるじゃありませんか~!ショック~!時既に遅し…。

それに、現在 山仲間団体のホームページ全面リニューアルを打診中でして…気が早いかもしれませんが(正式受注していませんが)、この数日間、一心不乱になってトップページの制作に励んでいます。

あれこれイメージしていたら…岩手県のみならず全国の山岳関係のホームページを見まくって研究していたら…ワードプレスで作ってみたくなってしまって…居ても立ってもいられなくなってしまって…。気が付いたら、寝食忘れ無我夢中でページ制作に没頭している自分がいました。何よりも、論より証拠!リニューアル後の完成イメージを見せてあげたい!との思いが強く、つい作ってしまった感じです。その出来栄えは?と言いますと…まだ、トップページしか完成していませんが、渾身の作(自信作)に仕上がったと思います。

そうそう、本日の山行報告をしなくっちゃね!和賀山塊の真木渓谷の真木林道が三年振りに復旧しました。その三年前より目を付けていた沢があります。かなりマニアックな沢ですが、①中ノ沢岳に突き上げる斉内川中ノ沢 ②黒森山と風鞍のコルに突き上げる斉内川七瀬沢。どちらも遡行記録が皆無に等しい沢です。和賀山塊の主な(登山体系に記載されている)沢は全て入渓済みでして、未遡行の沢は、こんな超マニアックな沢しか残っていないんです。

2012年に仲間と遡行した その直ぐ側の甲沢は、小粒ながらも小滝が連続し飽きさせず「当たりの沢」でした。もしかして…との期待もあります。う~ん、どちらにしようかな?本日は30度を越える猛暑!炎天下のヤブ漕ぎは勘弁…。てなことで、稜線(登山道)に出た後のヤブ漕ぎがない②の七瀬沢に決定しました。※ ①の中ノ沢岳周辺の登山道は、かなりヤブがひどいと推測。和賀山塊の主、Kさんにメールで確認したところ秋には刈払いするそうです。

昨日も夜遅くまで上記ホームページの制作に夢中になってしまい、気付けば深夜…。案の定、今朝はすっかり寝坊してしまいました。いつもより一時間も遅い出発。自宅を出た時は、霧雨が降っていてお天気は今一つ…。沢へ行かずホームページ作りしようかな?と思ったほどです。でも、気分転換も必要!との思いから意を決し行くことにしました。岩手は小雨が降りどんよりした曇り空。しかし、仙岩トンネルを抜け秋田県に入るとお天気は一変!なんと青空が広がり快晴じゃありませんか~!このお天気の激変振りにはビックリ!

今回の計画は、登山道を利用して七瀬大滝へ。大滝上から遡行開始、標高550mの二俣を左に入り黒森山と風鞍のコル820mにツメ上げる。その後、七瀬林道を下り小路又橋経由で車デポ地へ戻る。

生まれ変わった(補修工事後の)真木林道に入るのは初めてです。以前は、その林道上に「七瀬大滝」の道標があったと記憶していますが、それがどこを探しても見当たりません。あっ!小さな七瀬大滝のプレートを発見!林道工事で、すっかり様変わりしていました。しかし、プレートがあるものの登山道が見当たらないのですよ…。

林道が三つに分かれていて、一つは甘露水に至る薬師岳の登山口へ。もう一つは、バックホーが入口を塞いでいて入れないようにしている。さらにもう一つは、関係者以外立ち入り禁止でゲートが閉まってる。GPSで確認するとバックホーで入口を塞いでいる林道かな?と思い、林道をどんどん登っていきました。う~ん、方角が離れていく…どうやら違うみたい。一旦、車デポ地まで戻り、今度はゲートが閉まっている関係者以外立ち入り禁止の林道の方へ入ってみることにしました。5分くらい歩いたかな?七瀬大滝の道標が出てきてホッとしました。一旦沢へ下りその後は沢沿い斜面付けられた水平歩道を進みます。アップダウンがなくて楽です。

順調に歩を進めました。途中までは…。さっきまでは立派な道だったのですが、突然悪路になり…果てには道が消失してしまったのです。急斜面のガレ場を無理矢理進んでいくと滝にぶつかってしまいました。この滝は、垂直に近く沢屋の私でも登れないです。どこかに道があるはず!しかし、いくら探しても道がないのですよ…。どこかで登山道を見落としたかな?来た道を戻って探したものの、やはりない…。道を付けるとしたら あの斜面しかありえない!でも、道がない!でも、行ってみよう!

滝下を横断し茫々の草を掻き分け登っていくと、ありましたよ~!薄っすらとした踏み跡が。ここで結構時間をロスしてしまいました。この遊歩道?歩きやすい所とそうでない所が極端です。草茫々で足元がまったく見えないガレ場があったり、登山道が消失したり…一般登山者向きではないと感じました。私は、冒険チックでとっても楽しかったですが…。まさか、こんなに楽しめるなんて~!得した気分です♪

やっと七瀬大滝に到着しました!これが七瀬大滝かぁ~!20年ほど前から一度行ってみたい!と思っていた滝です。落差はあなりないですが、圧倒的な水量で迫力満点です。大滝の上はゴルジュになっていました。ゴルジュを抜けると広い河原になりました。ここで沢支度をして入渓する予定でしたが、①出発が遅かったこと ②大滝まで予想以上に時間が掛かってしまったこと ③猛暑で体がだるく調子が悪かったこと ④大滝を見て満足してしまったこと ⑤早目に帰宅してホームページの続きを作りたかったこと。そんな理由で予定を急遽変更し下山することにしました。不発に終わった山行となりましたが、心地よい疲労感を味わい良い気分転換が出来ました。めでたし、めでたし♪PS.今回撮影した写真を『酔いどれ画像掲示板』に掲載しました。ご興味のある方は、ご覧下さいねぇ~!

『酔いどれ画像掲示板』和賀山塊・七瀬大滝


7月10日(火)
久し振りのデート in 横手

8日(日)は、約一ヵ月半振りにFちゃんとデートして参りました。先月6月は、お互いの休みの都合が合わずデート出来ませんでした。遠距離恋愛の難しい所でもあります。今回のデート場所は、横手です。横手に行くの、久し振りだなぁ~!我が家から約100キロ 2時間ほど掛かります。

横手のふるさと村にある秋田県立近代美術館の特別展「チームラボ 踊る!アート展と学ぶ!未来の遊園地(1,400円)」をやっていて、ぜひ見に行ってみたいなぁ~!って思っていました。先月までは葛飾北斎展「北斎の富士」をやっていて大好評だったようです。これも見に行きたかったなぁ~!

暗い会場内では、光を使ったアート作品の数々、不思議な異次元の空間に魅了されました。ほんと時を忘れ別世界にいるような錯覚に陥ります。光の水族館では、自分の描いたお魚の絵が動いたり、ブロックを置くと電車が走ったり目玉焼きが出来たり、光るボールを転がしたりと、光のアートを体感できる仕組みになっていて、子供だけでなく大人も充分楽しめます。幻想的なデジタルアートを存分に楽しめる場所で、親子連れやデートにもオススメ!らしいです。

その後、増田町に移動し「増田の内蔵群」を見に行きました。かつて東北経済の要衝として栄えた横手市増田町。秋田屈指の豪雪地帯としても知られるこの町には、母屋で覆われた「内蔵(うちぐら)」と呼ばれる豪華な蔵を構えた商家が400mほどの通りに40以上も軒を連ねます。その多くが明治時代に建てられたものだといいます。平成25年12月27日には文化的な価値も非常に高いとの評価を受け、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。秋田県では仙北市角館(武家屋敷)に次ぐ、2番目の選定となります。吉永小百合さん出演の「大人の休日倶楽部」テレビCMの「増田の内蔵編」は、皆さんの記憶に残っているのではないでしょうか?なんか明治時代にタイムスリップした錯覚に陥ってしまいました。

その後、イオン横手店へ移動しランチタイム♪ うどんとネギトロ丼と海老の天ぷらのセットメニュー(800円)を頼みました。大混雑していて忘れているのではないか?と思うほど、中々来ませ~ん!待っている間、午後の観光地巡りの候補を二人でタブレットを駆使し色々と調べました。

ランチ後は、平安の風わたる公園へ行ってみることに~!この公園は、後三年の合戦(平安時代後期、奥羽を実質支配していた清原氏が消滅し、奥州藤原氏が登場するきっかけとなった戦い)の際の古戦場である西沼を中心に平成3年に作られた歴史公園です。今度は、平安時代にタイムスリップです。

この日は、時々小雨が降り蒸し暑い日でした。ちょっと歩いただけで汗が…。その後、Fちゃんが「モスバーガーに入ってみた~い!」とのリクエストにお応えしモスに入店!聞くところによるとFちゃん、モスバーガーに過去一度も入ったことがない…とのこと。え~ウソだろう~!ってビックリしました。そうそう、びっくりドンキーにも入ったことな~い!とも言ってましたよ。ここでアイスコーヒーを飲みながら、のんびりお話をして過ごしました。

あっという間の一日で、楽しいひと時でした。今日のデートは、光の異次元、明治時代、平安時代と現実を忘れさせる不思議な空間を満喫することが出来ました。めでたし、めでたし♪ PS.今回撮影した写真を「横どれが蔵掲示板」に掲載しました。ご興味のある方は、ご覧下さいねぇ~♪

『酔いどれ画像掲示板』デート in 横手


7月7日(土)
凄いぜ!ページビルダー・ワードプレス

最近 頻繁に目にするCMとはいえば、何といってもハズキルーペかな。「新聞も企画書も小さすぎて読めな~い!」ハリウッド俳優、渡辺謙さんの大激怒から始まって感動に変わる瞬間…「凄いぜ!ハズキルーペ!」で締めくくられる短いながらもよく出来たCMです。

本日はワードプレスにハマって、私が一番感動したことをご紹介致します。ハズキルーペならぬ「凄いぜ!ページビルダー!」と声を大にして宣伝したいです。

ページビルダー(正式名称は、Page Builder by SiteOrigin)は、ワードプレスのプラグイン(機能を拡張する為のプログラム)で、ドラッグ&ドロップでコンテンツを配置していくだけで複雑なレイアウトも簡単に作れちゃうんです!しかも、スマホ用にも見やすいレイアウトに変換してくれる優れもの!いわゆるレスポンシブ対応。凄いぜ!ページビルダー!

しかも、HTMLやCSSやPHPといった専門知識は一切不要!さらに英語が苦手な方も安心!なんと「日本語化」まで出来ちゃうんです。論より証拠!どんな感じで作れるのか?実際に見てもらった方が早いですね。私がページビルダーで作成したサンプルページをご覧いただければ一目瞭然です。①今流行のレイアウトも簡単に作れちゃいます(スマホで見ると縦一列に自動変換されます)。②機能別に把握できるページも作ってみました。③作り方メモも書いておきました(自分用メモ)。

え~こんなに簡単に出来ちゃうの?ってビックリしました。作業は何行何列で作るのか?行と列を追加し、その中にページビルダー用の用途に応じたウィジット(パーツのようなもの)を挿入。その後、挿入したウィジェットの中身を設定するだけです。

ドラッグ&ドロップ操作で配置を自由に変更したり、複製が簡単に作れるのも嬉しいです。あれこれ触っていると「なるほど、なるほど…」って徐々にわかってきて楽しくなっていきました。

どれだけ簡単なのか?実際にお見せしたいと思います。2日前の7月5日のこと、私が運営する「パソコンスクールむげん」のトップページに「お知らせ」の項目を新たに追加しました(左の画像と同じ)。もちろん、スマホ対応させましたが、その時に記述したHTMLとCSS(スタイルシート)は、以下の通りです。Webのプロはじめホームページ制作に従事にしている人は、このような面倒なソースを一つ一つ書いていかなければならないのです。特にスマホ対応させる為には、さらに面倒になります。レイアウトを考えながら作ったせいもあり、たったこれだけのものを作るのに結構時間が掛かってしまいました。

■ 通常(今回)のページ作成の場合

【HTML】
<!--▼ お知らせ-->
<SECTION class="news">
<DIV class="news_text">
<H2>お知らせ</H2>
<H3>- ワードプレス入門講座 開始!- <FONT COLOR="#ff0000">NEW</FONT></H3>
<P>HTMLやCSSといった専門知識不要!初心者でも ①<A href="http://mugen.minibird.jp/" target="_blank" class="link">こんな感じ</A> や ②<A href="http://mugen.minibird.jp/wp1/" target="_blank" class="link">こんな感じ</A> のホームページが簡単に作れます(計12時間:18,000円)</P>
<P><A href="web.html#wordpress">もっと詳しく <SPAN class="fa fa-chevron-right"></SPAN></A></P>
</DIV>
</SECTION>
<!--▲ お知らせ ここまで-->

【CSS(スタイルシート)】
/* ===== お知らせ ===== */
.news{
background-image : url(../top/);←あとで背景画像を追加できるように
background-position: center;←背景画像用
background-size: cover;←背景画像用
background-color : #f6f6f6;
height : auto;
-js-display: flex;←旧ブラウザ対応
display: -ms-flexbox;←旧ブラウザ対応
display: -webkit-box;←旧ブラウザ対応
display: -webkit-flex;←旧ブラウザ対応
display: flex;
-ms-flex-align: center;←旧ブラウザ対応
-webkit-box-align: center;←旧ブラウザ対応
-webkit-align-items: center;←旧ブラウザ対応
align-items: center;
-ms-flex-pack: center;←旧ブラウザ対応
-webkit-box-pack: center;←旧ブラウザ対応
-webkit-justify-content: center;←旧ブラウザ対応
justify-content: center;
padding-top : 25px;
padding-bottom : 25px;
padding-left : 10px;
padding-right : 10px;
}
.news_text{
text-align : center;
}
.news H2{
font-size : 1.5em;
margin-bottom : 10px;
}
.news H3{
font-size: 1.22em;
margin-bottom : 10px;
}
.news P{
font-size : 1em;
text-align : center;
line-height: 1.8;
margin-bottom : 10px;
}
/* もっと詳しく ボタン */
.news A{
font-size : 0.938em;
color : white;
background-color : #525252;
text-decoration : none;
padding-top : 10px;
padding-left : 40px;
padding-right : 40px;
margin-top : 10px;
display : inline-block;
padding-bottom : 10px;
}
.news A:hover{
background-image: linear-gradient(
rgba(255,255,255,0.2),
rgba(255,255,255,0.2)
);
}
/* 「こんな感じ」のリンクを通常に戻す為 */
.news A.link{
color : blue;
padding : 0px;
margin : 0px;
background-color : transparent;
text-decoration : underline;
}
.news A:hover.link{
font-weight : bold;
}

/*=====================
 画面の横幅が768px以上: タブレットとPC用
======================*/
@media screen and (min-width:768px){
.news H2{
font-size : 1.8em;
}
}

■ ページビルダー(Page Builder by SiteOrigin)の場合

同じパターンの例でこのページの上から5行目の「ワードプレス入門講座」の項目をご覧ください。上記のようなHTMLやCSSといった面倒なソースの記述は一切不要なんです。作成時間はたったの5分!【作り方】①列を追加(1列100%)→A)レイアウト(パッティング 50,30,50,30)行のレイアウト「全幅ページ(ストレッチ)」 デザイン(画像を選択する)背景画像表示(カバー)→挿入 ②右クリック→Site Origin Editorを選択し文章を入力→さらに右クリックしSite Origin Buttonを選択。完成♪凄いぜ!ページビルダー!


7月2日(月)灼熱の箱ヶ森

昨日の日曜日は、午後からワードプレスの勉強をしたくて(沢より仕事優先)午前中勝負で登れる近場の山、箱ヶ森を登って参りました。岩手山のイタザ沢への偵察山行にも行ってみたくて、箱ヶ森にするか?イタザ沢にするか?かなり悩みましたが、お天気も不安でしたし…午前中に確実に下山できる箱ヶ森を選択することにしました。

今回はマイナールートの繋温泉コースから登ることにました。同コースを2年前の厳冬期には登ったことはありますが、無雪期に登るの初めてです。どんな感じか?ちょっとワクワクします。登山口までは、我が家から20キロ 約30分で着きます。

3年前のネットの記録によると林道入口から先は台風による影響で通行止とのことでした。しかし、実際に行って見たところ、林道整備が既に終わったようで終点まで綺麗に補修されていて私の車でも(FF車)楽に入ることができました。

そうそう、今回は短いコースなので「せめて体力トレーニングに励みたい!」と思い、荷物を重量化して登ることにしたのです。アイスハンマーやザイル、ガチャ類等たくさん詰め込んで。登り始めから灼熱の太陽が肌を突き刺し、ジリジリ暑いのなんのってぇ~!。ちょっと歩いただけで汗が滝のように吹き出し「荷物を重量化するんじゃなかった!こんな暑い日は沢登り!イタザ沢へ行くんだったなぁ~!」と後悔しても後の祭りです。

暑さに体がついていけず情けないほどに疲労し、頻繁に休憩するハメに…。まるで修行僧のような、罰ゲームでも受けているかのような錯覚に陥ったほどです。唯一の楽しみは、下山後の温泉とランチくらいでしょうか。登りながら「やっぱり夏は沢登りだよなぁ~!」って、何度後悔したことか…。やっとの思いで箱ヶ森に登頂!道中誰にも会いませんでした。11時頃には下山し、直ぐ側の繋温泉「清温荘」にて「入浴+ランチセット(1,180円)」のチケットを購入!

ホテル内はエアコンが効いていて何と涼しく快適なことか~♪まさに極楽です。早速入浴!汗まみれの体を綺麗に流しました。露天風呂が気持ち良かったです。とても空いていて、のんびりと入浴出来てこれまた良かったです。入浴後は、ランチセットの「黒酢唐揚げ定食」を食べました。コーヒーお代わり自由というのも嬉しいです♪

ランチ後は、休憩室でワードプレスの参考書を読んで過ごしました。休憩室も空いていてとても静かで、勉強するにはもってこいの環境!気に入りました。眠くなったら温泉に入って…の繰り返しで計三回も入浴しちゃいました。その快適さに甘んじてしまい、結局 5時間も滞在してしまいました。

今回思ったこと…私にとって猛暑日の尾根歩きは、とても耐えられない。水のある所(つまり沢)に行くべし!でも、今回は体力トレーニングと温泉とランチと読書を堪能でき、充実した一日を過ごす事が出来て満足しています。それにしても、今日も暑いです。今日の盛岡の最高気温、34度ですって。道理で暑いわけです。朝から教室はエアコン全開です。明日も32度のようです。明後日からこの猛暑も落ち着くようですが…。

昨日は、岩手山の山開き!昨日の岩手山の登山者が何と1900人ですって。今朝の地元新聞紙、岩手日報にその岩手山の山開きのニュースが大きく取り上げられていました。記事と一緒に大きなカラー写真が掲載されていて、山仲間のMさんがピッケルを持って格好良く写っている姿を見てビックリしました。70歳過ぎても今なお現役バリバリのMさん!私のクライミング仲間なんです。私が憧れる大先輩なんですよ。PS.今回撮影した写真を『酔いどれ画像掲示板』に掲載しました。ご興味のある方は、ご覧下さいねぇ~♪

『酔いどれ画像掲示板』灼熱の箱ヶ森

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