8月30日(木) アホは神の望み

今日も33度の猛暑日でした。この暑さ、一体いつまで続くことやら…(^^ゞ。こんな暑い日は、沢登りに限ります♪10月中旬まで沢の計画で一杯です。思いっ切り仕事をして、思いっ切り沢へ行く!仕事も山(沢)もお酒も全力投球で頑張っていま〜す!沢シーズンも残すところ1ヶ月半しかありませんものね。行けるときに行かないと〜!って感じです。

最近読んだ本に村上和雄著の『アホは神の望み』があります。村上先生と言えば、DNA解明の世界的権威・筑波大学名誉教授。世界に先がけ、高血圧の黒幕である酵素「レニン」の遺伝子解読に成功し、一躍世界的な業績として注目を集める。現在ノーベル賞の有力候補とされる注目の人であります。

本書の冒頭で次のように言っています。「苦しい時こそ笑っていられるようなアホやバカが、いまこそ必要なのだとうことを、私はこの本で述べたいのです。世の中に笑いが減るのと並行するように利口な人が増えました。頭の回転が速く、目先のことに鼻がきいて、機を見るに敏。人に先行して、競争に強く、ムダや抜け目がなく、合理的かつ効率的で、どんな問題もすばやく解いて、決められた道を最短距離で行くことが得意」

「しかし、そういう利口な人たちを見ていて気づくことがあります。一つは、その利口やかしこさのスケールがどこか「小さい」点です。頭は切れる、学歴も高い、知識も豊富だ。しかし、ヘンに世間知らずだったり、人間関係がうまく結べなかったり、人の心の機微に疎かったり。あるいは、分析は鋭いけれど視野が狭かったり、理が勝ち過ぎていて柔軟性に欠けていたり…」

「そのために、せっかくの知性に偏りが生まれて、そのせいで頭脳や人間のスケールが小さく感じられるのです。こういう人は、人間としての容量が小さいので、挫折に弱いところがあります。ちょっとしたことでつまずき、つまずくとなかなか立ち直れない」

また大ベストセラーになった『生命の暗号』では、次のように言っています。昔から「病は気から」という言い方があります。心の持ち方一つで、人間は健康を損ねたり、また病気に打ち勝ったりするという意味ですが、私の考えではそれこそ遺伝子が関係しているということなのです。つまり、心で何をどう考えているかが遺伝子の働きに影響を与え、病気になったり健康になったりする。

それだけではなく、幸せをつかむ生き方ができるかどうかも、遺伝子の働きによると考える学者もいます。幸せに関係すると考えられる遺伝子は、誰の遺伝子にも存在しているはずです。その遺伝子をONにすればよいのです。今まで眠っていてOFFになっていた遺伝子を起こし働かせる、ということです。

人間の遺伝子のうち解明された遺伝子はまだわずかです。これら遺伝子が、A、T、C、Gの四つの化学の文字で表される30億の情報を元に細胞を働かせるのですが、実際に働いているのはわずか5%とみられ、その他の部分がどうなっているのか良く分かっていません。つまり、まだOFFになっている遺伝子が多いのです。心のあり方で遺伝子の働き方が違ってくるのは、人間の遺伝子のほとんどがOFFになっていることと関係があるのかもしれません。

私はこのわかっていない遺伝子の中にも、心と強く反応する遺伝子があるのではないか、と思っているのです。心が体に命じて何かを実行するためには、遺伝子の働きが必要なのです。では幸せをつかむために、私たちは遺伝子をどう働かせればよいのでしょうか?それは日常生活をはつらつと前向きに生きることだと考えています。「イキイキ、ワクワク」する生き方こそが、人生を成功に導いたり、幸せを感じるのに必要な遺伝子をONにしてくれる、というのが私の仮説なのです。人間はいつも前向きで元気ハツラツしていると、全てが順調にいくようになります。そういうときの心の状態は、良い遺伝子をONにして、悪い遺伝子をOFFにする働きがあるのです。

最近よく言われるプラス発想の意味も、この辺にあるといっても良いでしょう。最近は、「ダメ」を前提に考えて生きている人が多いように思います。これは遺伝子から見ると決して良い生き方とはいえません。不必要な遺伝子はできるだけOFFにして眠っていてもらい、いい遺伝子をONにしてたくさん働いてもらうこと。その生き方の鍵を握っているのが「ものの考え方」だということです。このような考え方を、私は「遺伝子発想」と呼びたいと思います。遺伝子を上手にコントロールして生きて欲しいのです。


8月27日(月) 北アプルス 黒部川赤木沢 飲んだくれ山行 4

いや〜それにしても暑い日が続きますねぇ〜!ここ北国の岩手では、お盆を過ぎると秋風が吹いて涼しくなるのですが、この暑さは一体…(^^ゞ。今日も34度まで上がるそうです。あの沢の涼しさが懐かしく思うこの頃です。

さて、今回の赤木沢で起きたちょっとした事件?を2つほどご紹介します。@【納得できねぇ〜!事件】。あるキャンプ場で飲んでいた時のこと…。宴もたけなわ、盛り上がってきた時に近くのキャンパーより「うるさいっ!静かにしてください!」と怒鳴られてしまいました。

騒いでいた私たちが悪いのですから「申し訳ございません」と私とS先生は謝ったのですが、Aさんが「俺、納得でねぇ〜!」と怒り出したのです。「なんで怒られなきゃいけいの?こんなに静かに話しているに…。聞こえるわけねぇ〜!神経過敏なんだよ!」と興奮する始末。私とS先生と二人で興奮するAさんをなだめるのに苦労しました(重鎮のSさんは既に寝ていました)。翌朝のこと「Aさん、覚えている?昨夜は大変だったんだよ!」と私。「えっ?何が大変だったの?何が起きたの?」とAさん。

「なに〜!Aさん、昨夜のこと、覚えてないの?」と私。「うん、まったく覚えていないけど…なに?」とAさん。なんとまぁ、Aさんの記憶が飛んでいたようです。それからというもの、今回の山行中、ず〜っと「納得できねぇ〜!」が流行語になりました。何かすると「俺、納得できねぇ〜!」とAさんをからかうことに。これって、自業自得かもしれませんね。

事件そのA【ヘッデン事件】薬師沢小屋に泊まった時のこと。夜中に「あれ?ヘッデン(ヘッドランプ)がない、ない、ない…」と大騒ぎしているS先生の声で目を覚ましました。なにやらトイレに行こうにもヘッドランプがなく困っているご様子…。部屋は真っ暗状態ですから…。おしっこは詰まってくるしヘッドランプは見つからないしで大変慌てているようでした。一言声を掛けてもらえれば直ぐにでも貸してあげたのに、「皆を起こしてはマズイ!」とのS先生のご配慮だったのでしょうね。

S先生、暗闇の中、ザックの中身を全て取り出し探しまくっていました。「ない、ない、ヘッデン、どこへいったんだ?」と。騒々しい様子に隣で寝ていたAさんが目を覚まし、ヘッデンでS先生を照らしました。「あの〜S先生、腕に巻いてあるの何?ヘッデンじゃないの?」とAさん。「あっ!ホントだ!わはははぁ〜!」と大笑い!S先生は、寝る前に直ぐにヘッデンを取り出せるように腕に巻いて寝たそうです。その腕に巻いていたことをすっかり忘れてしまっていたのです。まさに「灯台下暗し」とはこのことですね。

せっかく苦労して見つけたヘッデン(ヘッドランプ)でトイレに行くべく部屋の扉を開けて廊下に出てみると…なんと廊下には灯りが点いていたとか。今までの苦労は一体何だったんだ…とショックがっていました。何はともあれ、一件落着です。このメンバーで行くと、いつも何らかの事件?が起きているように思います。その事件を「笑いのネタ」に変えてしまうのもこのメンバーの魅力なのかもしれませんね。今回も笑いっぱなしの5日間で楽しい山行になりました♪めでたし、めでたし。PS.『酔いどれ画像掲示板』に今回撮影した写真を掲載しました。ご興味のある方は、ご覧くださいね♪

『酔いどれ画像掲示板』 北アルプス・赤木沢 3 今すぐ見たい方はクリック!


8月26日(日) 北アプルス 黒部川赤木沢 飲んだくれ山行 3

薬師沢小屋に泊まったのも黒部源流の遡行も19年振り(1993年以来)です。いや〜懐かしいなぁ〜!当時の記憶がよみがえってきます。19年前といえば私が31歳の時、沢登りが楽しくて楽しくて、しょうがありませんでした。その時は上ノ廊下を遡行した時でしたが、その美しさに身も心も奪われてしまったほどです。

20日(月)早朝、朝からカレーライスを食べて沢支度をして赤木沢へ向けて出発です。その昔、同沢を遡行しているもののあまり記憶にないなぁ…。まずは黒部川源流を遡行します。さすが黒部だけあり源流とはいえ、スケールが大きいです。この徒渉、水量が多いと大変だろうなぁ〜。源流を遡行すること1時間10分で赤木沢の出合いに到着です。この出合付近がとっても綺麗でした。なんといってもエメラルドグリーンの水の色の美しさには感動です♪

赤木沢の渓谷美は、まさに完璧と言えるほど素晴らしいです。以前遡行したときは、雨の中の遡行でしたので走るように遡行し、あまり記憶に残っていません(部分的には覚えていましたが)。「歩くのがもったいな〜い!」と思うほど、ウットリします。今日はとてもお天気が良く、まさに沢日和!次から次へと出てくるナメ滝は、ほぼ全て快適に直登出来ます。これほど調和のとれた美渓は、全国的にも稀ではないでしょうか。遠路岩手より来た甲斐があったというもの。まさに「天国的に美しい沢」です。

普段あまり写真と撮らない皆さんも、一生懸命撮影していました。「は〜い、こっちみてぇ〜!」って、まるで撮影大会さながらです。特に難しい所もなく、まるでハイキング気分(というよりお散歩気分)で、楽しく遡行出来ました。初心者をこのような沢へ案内すると、きっと沢登りにハマってしまうでしょうね。出合より3時間半で中俣乗越に詰め上げました。炎天下の登山道歩きではヘロヘロ状態でしたが、沢へ入ると「水を得た魚」のように俄然元気が出るから不思議です。

中俣乗越からは赤木岳〜北ノ俣岳〜太郎山経由で薬師峠キャンプ場まで縦走です。北アルプスは午前中が勝負です。午後になると雲が湧き出し大気の状態が不安定になるからです。稜線上は風が強く寒かったです。途中太郎兵衛小屋でビール2L買い込みプチ宴会しました。ここでしばらくのんびりし、薬師峠キャンプ地まで行って幕営しました。今宵も宴会です(宴会三日目)。

明けて21日、今日も朝からいい天気♪今日は薬師岳をアタックし、折立へ下山します。薬師平から見る槍ヶ岳が感動的でした。また山頂からの大パノラマは圧巻で、これまた感動です。剣岳、白馬岳の後立山連峰から穂高連峰、黒部の山々、笠ヶ岳まで北アルプスの山々が一望でき素晴らしかったです。なんと富士山まで見えましたよ!しばし、この絶景に見惚れていました。北アルプスのほぼ全山を見渡せる山は、珍しいと思います。

山頂からの展望を満喫した後、下山開始!薬師平キャンプ地にてテントを撤収し、折立へ下山します。薬師岳山頂から折立まで5時間20分も掛かりましたが、何はともあれ無事下山しホッとしました。三千メートルは、やはりでかいです。2時ちょい過ぎに下山し、亀谷温泉にて汗を流し、大阪屋ショップにて今宵の打ち上げ用の食材とお酒をしこたま買い込み、キャンプ場へ移動です。富山湾で獲れたお刺身、たっくさん買いました♪高台から見る落陽と夜景が、これまた絶景で「最高のフィナーレだね♪」と皆で感動しました。この日は打ち上げということもあり、ビール、焼酎、ワイン、日本酒のフルコースでした♪

翌22日(水)4時起床、朝食も食べず帰り支度をして5時出発!一路岩手を目指し、お昼頃には帰宅できました。ほんと楽しい5日間でした。沢のグレードは物足りなかったものの、終始リラックス状態でお酒と沢と山を満喫でき充実した5日間となりました。お付き合いいただいたメンバーの皆さんに感謝です。ありがとうございました♪上の写真は、赤木沢、下の写真は、薬師岳の山頂にて。そうそう、今回ちょっとした事件?が2つありました。それを皆さんにご紹介し、本山行を締めくくりたいと思います。と思いましたが、長くなりそうですので次回の日記に記載しますね。PS.『酔いどれ画像掲示板』に天国的に美しい赤木沢の写真を掲載しました。ご興味のある方は、ご覧くださいね。

『酔いどれ画像掲示板』 北アルプス・赤木沢 2 今すぐ見たい方はクリック!


8月24日(金) 北アプルス 黒部川赤木沢 飲んだくれ山行 2

18日(土)の夕方、登山口の折立キャンプ場に到着!駐車場は満杯でした。お盆休みが終わっているはずなのに、ビックリするほど全国津々浦々から来られているようで、人気のほどが伺われます。ここは薬師岳や雲ノ平、黒部川源流の拠点になります。さっそく前夜祭を行い大いに盛り上がりました。

19日(日)4時起床、親子丼を食べ6時半出発!それにしてもザックが重いなぁ〜!お酒が一杯詰まっていますものね。本日の予定は、太郎兵衛小屋経由で薬師沢小屋へ。重いザックに急登の連続で重労働でした。我々のような大きなザックを背負った人は極めて少なく、多くは小屋泊まりのようでした。

後半は猛暑でバテバテ状態…。500m登るごとに「休んでください!」と言わんばかりにベンチとテーブルがあり、またS先生が「高山病になるといけないから、オガちゃん休むべ!」と。たくさんの人と追い越したり追い越されたりの繰り返しで、自然と顔馴染みになっていきました。「またお会いしましたね!」って感じです。登ること5時間で、ふぅ〜!やっと太郎兵衛小屋に到着です。宿泊に必要のないテントや寝袋をデポしていただき、薬師沢小屋目指して下ります。薬師沢小屋一帯は幕営禁止の為、小屋に泊まるしかないのです。折立より登ること7時間30分、14時に薬師沢小屋に到着しました♪

S先生曰く「まず飲むべ!」と乾杯♪S先生の「人類みな兄弟」、誰とでも直ぐにお友達になれる才能には、いつもながら驚かされます。「○○でお会いしましたね!まず、一緒にいかがですか?」って感じで、どんどん他の宿泊者に声を掛け、いつしか我々のテーブルの周りは人が一杯になり大宴会になりました。山で偶然出会った方々なのですが、こんなにも盛り上がるなんて〜♪皆さん、笑いっぱなし状態!大分県から単独で来られた方に至っては、「山でこんなに楽しい宴会は初めてです!」と、大感激されていました。

さらに小屋の管理人まで飛び入り参加!「宿泊者の方がこんなにも一つになって盛り上がるのは初めてかもしれません!」とのこと。大御所のS先生と重鎮のSさんの「SSコンビ」には恐れ入りました。まるで磁石のように周りの人を引き寄せ、笑いの渦に巻き込んでしまう才能は天性のものかもしれません。ちなみにこの日に飲んだビールは10L以上。小屋で販売している1Lビール缶、全て飲んじゃいました(^^ゞ。この日の晩飯は、手巻き寿司(自炊)!手巻き寿司を食べながらビール、そりゃもう最高でした。その後、部屋に戻り今度は日本酒で乾杯です。消灯21時、明日はいよいよ黒部川赤木沢の遡行です。楽しみ、楽しみ〜♪後日の日記に続きます。PS.上の写真は、薬師平小屋にて遡行準備をするメンバーたち。

『酔いどれ画像掲示板』 北アルプス・赤木沢 1 今すぐ見たい方はクリック!


8月23日(木) 北アプルス 黒部川赤木沢 飲んだくれ山行 1

今回の山行ほど、計画が二転三転したことはないかもしれません。最初、去年のリベンジで北海道は日高山脈のヌビナイ川を遡行する予定でしたが、北海道在中のネット仲間より「今年の日高は残雪が非常に多く七ツ釜は完全に埋没状態でしたよ!」との情報を頂戴し、予定を変更。

「メンバーの皆さん、北海道の沢へ行きたいのだろう!」と思い、大雪のポンクワンナイ川遡行〜クワウンナイ川下降の計画を練りました。そして、北海道が悪天の場合に備え北アプルスの打込谷をサブプランとしました。隣の沢である小倉谷は3年前に若手のK君と遡行していますので勝手も知っていますし、日本百名谷でもあるし、以前より行ってみたいと思っていた沢の一本です。

そしたら、メンバーのAさんより電話があり、「俺、サブプランの北アルプス・打込谷の方が興味あるなぁ〜!行ってみたいな!」とのリクエストが。私はヌビナイ川へ行けないのであれば、正直、どっちでもいいって感じです。メンバーである大御所のS先生や重鎮のSさんに相談したところ、「俺もどっちでもいいよ!」とのことになり、今回はAさんの意思を尊重し、急遽北アルプスの打込谷へ行くことに決定したのです。

グレード的にはちょっと物足りない感じですが、私以外のメンバーの皆さんは北アルプスの沢は初めてのようで、今後に備え北アルプスの沢の雰囲気を知っていただくにはピッタリの沢だと思い選定した次第です。個人的には「称名川・ザクロ谷」へ行ってみたいな!という気持ちもありましたが、まずはステップバイステップです。

問題はお天気…。このところ大気の状態が非常に不安定で遡行場所の岐阜県では大雨・雷・洪水注意報が出ているほどでした。あまりにもひどいお天気で17日(金)の出発を翌日の18日(土)に伸ばした次第です。それでも、さらにお天気が悪い方向に変わり困ってしまいました。打込谷の核心部は、出合までの本流徒渉と泳ぎだと言われています。増水時は打込谷の出合まで行くことさえ困難になります。アプローチに5時間を要し、「遡行出来ませんでした」では、シャレになりません。

過去、本流の双六本谷や支流の小倉谷を遡行していますので、増水時の状況は想像できました。「現地(岐阜県の山間部)は二日連続で雷雨状態、集中的に降っているようで、こりゃ無理かも?」と…出発日18日(土)朝5時の天気予報を見て、打込谷は絶望的だと判断しました。で、その場で急遽サブサブプランで考えていた黒部川赤木沢へ行くことに決定した次第です。

赤木沢は、過去遡行していますが、季節は秋で一日中雨の中の遡行でしたが、それでも「綺麗だなぁ〜♪」と感動したことを覚えています。その時、「これで晴れていたらどんなに綺麗なことか!」と思ったものでした。

赤木沢は富山県ですので、岐阜県よりはお天気は良く、さらにアプローチが長く入渓日が2日後(20日)になりますので、雷雨の悪天をやり過ごすことが出来ると判断しました(20日は確実に晴れることは分かっていました)。また簡単な沢ですので、ある程度の増水時でも遡行出来る自信もありました。

「どこへ行くかは、全部オガちゃん(私のこと)に任せるから!」と、メンバーの皆に言われていましたので、遠路北アルプスへ行くのだから「打込谷の一か八かは避け、確実に遡行出来る赤木沢」を選んだ次第です。それに風邪が完治していないSさんのことも心配でしたし、無理はできないと思っていました。

18日(土)朝6時にSさんとAさんに我が家へ来てもらい、途中北上江釣子ICでS先生をピックアップし、富山に向けて出発です!ここ盛岡より約700Kあります。途中一関や仙台で激しい雨に遭いました。大気の状態が非常に不安定のようです。車中、笹木沢を遡行しているはずのタラさん達のことが気になり「大丈夫だべか、無理しなければよいが…」と皆で心配していました。

今日は一日アプローチに使い富山市内で買い出し、その後登山口の折立キャンプ場にて前夜祭(入山祝い)です。富山と言えば富山湾・氷見港のお刺身は絶品です。安くて美味し〜い♪それもそのはず、本日の朝に獲れたばかりのお刺身ですもの。チーム呑兵衛(のんべい)2012は、恐ろしいほどの酒豪揃い!私なんて、ひよっこですよ…(^^ゞ。本日飲む分と山で飲む分(山中2泊3日)をしこたま買いました。「こんなに飲めるのか?」と思うほどの量です。まさに限界への挑戦です!続きは後日の日記に続きます。


8月22日(水) 無事下山!

本日北アルプス(富山)より無事帰宅しました♪5日振りの我が家、山もいいけど、自分の家もいいなぁ♪明日からは通常通りパソコンスクールの授業を行いますので、生徒の皆さん、宜しくお願い致します。今回の山行ほど、計画が二転三転したことはないかもしれません。出発前からお天気に翻弄されていました。なんたって、遡行場所が決定したのは、出発当日の朝(18日)ですから…。特に長野県や岐阜県では大気の状態が不安定で雷・大雨・洪水注意報が出ていたほどです。てなわけで、大雨が降る長野や岐阜を避け、まだましな富山に急遽変更した次第です。

出発した18日(土)は、仙台付近でゲリラ豪雨状態…。船形連峰の名渓、笹木沢を遡行しているであろうタラさん達のことをメンバー皆で心配していました。何はともあれ、結果は猛暑と飲み疲れでクタクタ状態です。4日連続の宴会は、楽しくもハードでした。体も肝臓もヘタっています。何たって皆さん酒豪揃いですから〜!でも、楽しかったなぁ〜♪今日は早く寝よっと〜!続きは明日の日記に続きます。


8月16日(木) デジカメの防水対策

沢屋さんはじめ登山される皆さん、デジカメの防水対策、どうされていますか?一番いいのはそのカメラに合ったハウジングを買うことだと思いますが、カメラより高い…。しかも、他のカメラには使えない。3年前の2009年、北アルプスの小倉谷を遡行するに際し、防水カメラを初めて購入しました(オリンパスのμ TOUGH-6000)。

確かにカメラが水に濡れること(いわゆる壊れること)を気にせず撮影できる安心感は凄いです。ただ難点は、画質が今一つよろしくない。特に沢の場合、側壁に太陽が遮られ光が十分に届かないこともあり、暗所での撮影になることがあります。開けた場所で晴天であればまずまずの画質なのですが、それ以外の場合、ガッカリする画質になることが多いように思います。

また、起動が遅い…。電源を入れてシャッターボタンを押せるまでの時間(タイムラグ)が長く、シャッターチャンスを逃したこと数知れず…。「安い防水カメラだし、しょうがないのかな…」と諦めていました。防水カメラではありませんが、去年購入したニコンのCOOLPIX P300は、明るいレンズを採用しており、暗い所でもノンフラッシュで驚くほど綺麗に撮れます。沢の中でもとっても綺麗♪オリンパスのμ TOUGH-6000とニコンのCOOLPIX P30の画質の差は明らかです。

この画質で防水カメラがあれば文句なし!なのですが…。水量の少ない沢であれば、いつもこのニコンのCOOLPIXを持参しているのですが、泳ぎがあるような水量の多い沢や雨天時の場合、怖くて持参できません。今回の北アルプスの沢、出来ればニコンのCOOLPIXを持参したいのですが、水量の多い沢なのです。「何とかならないものか…」と思案し、ディカパック(デジカメ専用防水ケース)という商品に目を付けました。水深10mまで耐えられるという。

さっそくネットで購入(3,400円)し、試してみました。ワクワク・ドキドキ♪結果、くぅぅ〜!残念ながらダメでした。ダメな理由は、ディカパックの鏡筒によってケラレが生じるのです(レンズカバーが写真に写り込み、周辺四隅が黒くなる)。ディカパックのホームページで対策を調べると、「ズームを調節することによって対処できます」と書かれていましたが…。遡行中、撮影の度にズーム調整するのは至難の業で、現実的ではありません。

ケラレの原因となるレンズカバーを取り外して撮影する、という手もありますが、これまた撮影の度にこの操作をするのは、やはり現実的ではありません。ネットで検索すると、「トリミングしましょう!」と書かれていたものもありましたが、これまたシンド…。「う〜ん、困ったなぁ〜!カメラを水に濡らすことなく(壊すことなく)、綺麗な画質で撮るにはどうした良いのだろう?」。ネットであれこれ検索して調べまくりました。あった、あった、ありました。水に強いカメラケースが…。しかも安い(千円ちょっと)♪「止水ファスナー」+「全面撥水素材」で二重の防水効果でデジタルカメラを守る、と書いてあります。※内部への水の浸入を完全に防ぐものではありません。

問題は、これをザックのどの位置に取り付けるか?少しでも高い所がいい。しかも、取り出しやすい位置に。試行錯誤した結果、ザックの肩バンドの位置がベストだと判りました。万が一転んだとしても、肩まで水に浸かることは稀ですし、完全に水没しなければ上記のカメラケースで十分対処できると思いました。泳ぎの際は、もちろん防水袋に収納しザックの中に入れる必要がありますが…。あとは晴れることを祈るばかりです。去年の夏は北海道へ行ったものの、悪天で予定の沢を遡行出来ませんでした。今年は気分良く遡行したいものです。PS.先週行った夏油の大鹿沢を『沢の扉』に掲載しました。ご興味のある方は、ご覧くださいね♪

『沢の扉』 夏油川・大鹿沢 今すぐ見たい方はクリック!


8月15日(水) お盆

先週までの暑さがウソのよう、めっきり涼しくなりましたね。皆さん、お盆でゆっくり過ごされていることと思います。私もこのお盆期間中を利用し、これまで「やりたいな!」思っていたことを「片付けよう!」と思い、励んでいます。12日にはお墓参り、13日(月)には親戚周りを済ませ、昨日14日に一段落しました(13日は盛岡市内の道路のあちこちで渋滞し、移動するのにこれまで以上の時間を要しました)。

まずは雨具(ゴアテックス)の洗濯。ゴアテックス専用の洗剤と撥水剤を購入したのは、かれこれ半年前…。ここ何年も洗っていませんでしたので、かなり汚れていました。「洗濯しなきゃ!」とず〜っと思っていたのですが、ズルズル先延ばし…。やっと意を決し本日洗濯することにしました。いや〜見違えるほど美しく綺麗になりましたよ♪北アルプス遠征を目前に控え、お尻に火が付いた感じです。

ついでにザックの洗濯(手洗い)もしました。年に一度しか洗いませんので、これまたかなり汚れていました。泥水状態でして…。これにはビックリしました。さらにパソコンの掃除(といっても、中のお掃除です)。スクールのパソコンを含め5台も掃除をいたしました。不要なファイルの削除、不要なレジストリの削除、それぞれのデグラグ(最適化)などなど。さらにシステムのバックアップも。一日掛かりの仕事です(月に一度、毎月行っています)。授業の妨げにならない、こんな休みの時くらいしか作業できませんので…。

上記の作業の合間に読書三昧。野口嘉則著の『新眼力』を図書館から借りて読んでいます。「柔らかく燃えて生きる30の知恵」がテーマの本で、興味深く拝読しています。猛暑もひと段落しのんびり読書できる喜びに浸っています。そうそう、アルプス遠征の準備も既に終わりました。北海道へ行く予定でしたが、今年は残雪が多いとの情報を得、急遽北アルプスの沢へ行くことに決まりました。このお盆期間に出来ることは、どんどん片づけていくつもりです。現在思案していることは、北アルプスの沢でカメラをどうするか?です。


8月13日(月) 夏油山域・大鹿沢

昨日12日(日)、今回は若手のK君とSさん、そして私の三名で夏油山域の大鹿沢を遡行して参ました。この大鹿沢は登山体系にも記載されておらず、また遡行記録もほとんどない沢ですが、去年より興味を抱いていました。尾根を隔てて隣に枯松沢があり、「似たような渓相(小滝と釜と淵が連続)なのでは?そうであれば楽しめるかも♪」と思ったからです。

7月8日に仲間たちと枯松沢を遡行した際、この大鹿沢を下りたい!と思っていたのですが、山菜採りに忙しくタイムオーパーになり、大鹿沢の下降は断念せざるを得ませんでした。数日前に大御所のS先生とHさんがこの大鹿沢を遡行しており、「面白かったよ!」との感想を伺い、行ってみることにしました。

6時に盛岡南ICに集合し、Sさんの車で出発!高速を利用し、1時間で夏油温泉に到着しました。7時ちょい過ぎに歩き始めました。まずはウシロ沢を下降、その後夏油川本流を下降。S先生の情報によれば「大鹿沢の出合いはしょぼくて見落としやすいぞ!」と聞いていましたので、気を付けて歩いていたのですが、まんまと通り過ぎていました(^^ゞ。でも、直ぐに気づきちょっと戻って大鹿沢の出合いに到着!水はヒョロヒョロで小さくて荒れた様子…あまりのしょぼさに「なんじゃこれ!まともに遡行が出来るのか!」と不安になったほどです。

出合からしばらくは倒木だらけで荒れた渓相を進みます。まるで障害物競走って感じなんですけど…(^^ゞ。枯松沢に比べれば一回り(いや二回りかな?)ほど規模を小さくした感じでしょうか。やがて倒木が無くなりスッキリした渓相になると小滝とナメと淵が飽きさせることなく連続し、楽しませてくれます。どれもこれも楽しく登れる滝ばかり。

天気予報によれば、北上地方は一日中曇りの予報でした。確かに北上市内はどんよりした曇り空でした。ところが夏油温泉の山間部に入ると驚くことなかれ、なんと青空が〜♪もう、蒸し蒸しして暑いくらいでした。お日様の力って凄いですね。この大鹿沢、悪天時に入渓すると、きっとジメジメした暗い感じの沢だと思うのですが、お日様の力でキラキラ輝きウットリするほどの美しさ♪皆さん、「綺麗だねぇ〜!綺麗だねぇ〜!」を連発しながら遡行していました。

遡行グレードは1級上といったところでしょうか。これといった困難な滝もなく(不安を感じる場合は高巻きも容易)、初心者を連れていったり、単独で足慣らしをするには手頃な沢だと思いました。今回我々は3時間弱で登山道(1,034.4m)に詰め上げました。下山は登山道を40分で夏油温泉でした。全行程約3時間半かからず11時には下山できました。「全然疲れていないし、なんか物足りないよねぇ〜!もう一本行けそうだね!」と言い合っていました。短い沢ですので、寝坊した時にいいかもしれませんね。また多少の増水でも問題なく遡行出来る沢だと思いました。帰りは瀬美温泉に寄り汗を流し、お昼には盛岡に帰着しました。この大鹿沢、短く小粒ながらも、それなりにコンパクトにまとまりエッセンスが詰まった楽しい沢だと感じました。K君、Sさん、お付き合いいただきありがとうございました♪

上の写真は、足が立たないほどの深い淵をヘツリ、対岸に飛び移り細かいホールドを利用し右壁を直登。頑張るSさんと写真撮影に励む私です。ボルダーチックな滝もあり楽しませてくれます♪ 『酔いどれ画像掲示板』に今回撮影した写真を掲載しました。また、先週行った尿前本沢を『沢の扉』に掲載しました。ご興味のある方は、ご覧くださいね♪

『酔いどれ画像掲示板』 夏油・大鹿沢 今すぐ見たい方はクリック!
『沢の扉』 焼石連峰・ 尿前本沢 今すぐ見たい方はクリック!


8月9日(木) 焼石連峰・尿前本沢 その3

更新が遅れて申し訳ございません。気づいてみれば、先の日記から既に三日も経っています(^^ゞ。このところ公私共に忙しくバタバタしていました。昨夜は飲み会がありましたし。そうそう当パソコンスクールの夏休みですが、17日(金)から23日(木)となります。この間は休校しますので、宜しくお願い致します。尚、お盆期間中(13日〜15日)は平常通りに開校いたします。

で、先の日記の続きです。朝まだ早い時間なのに(7時頃)、この暑さは一体なんだ!沢に降りるアプローチの途上で、既に汗だく状態なんですけど…(^^ゞ。早く水に浸かりたいよ〜!いよいよ遡行開始です。こんな大人数(8名)で尿前本沢を遡行するのは初めてです。まずは出合のF1を登り第一ゴルジュに突入です。今回は水量が少ないので、ほぼ水線通しに突破が可能でした。

F2の三ツ折の滝(30M)は、右岸から高巻き30Mの懸垂下降で滝の落口へ。この高巻きでも汗だく。沢と尾根の温度差が大きいです。尾根(樹林帯)に入ると熱がこもっていてサウナ状態…。ちょっと動くだけで汗が噴き出るほどです。やがて最大の核心部、大滝50Mへ。ここの右岸側壁が大崩壊していて、以前と様子が変わっていました。これまでは右岸草付きの小尾根を50Mほど登りトラバース地点目がけてブッシュに突入。30Mロープ1ピッチのトラバースで楽に抜けられたのですが、今回はヤブ漕ぎを嫌い崩壊したガレ場を登ったせいで、いつものトラバース地点を見逃してしまいました。いつものトラバースルートが地震の影響でどう変わったのか?知りたかったのですが、私のルート判断ミスです。

以前は滝下から見て「トラバースは、あの地点だな!」と直ぐにわかったのですが、様子が変わっていたように思います。結局、いつもの場所より上からトラバースしたのですが、結構悪かったです。30Mロープ2本連結して60Mのトラバースですから…。この悪場をよくまぁOさんリードしたなぁ〜!と驚きました。8人もいるとザイルを出す度に時間を食います。待っている間、睡魔が襲ってきて大変でした。最大の難所を皆さん無事に超えてホッとしました。

大滝を超えた後に次から次へと出てくる小滝は、ほぼ皆快適に直登出来ます。時にはシャワークライミングで突破したり、深い釜を泳いだりで気持ちい〜い!気温が高く水がぬるく感じるくらいでした。やがて長大なナメが続き、癒してくれます。このナメナメ地帯は、何度訪れても感動します♪夫婦の滝は、いつも通り右岸側壁を直登。最後の難所、チェックストーン滝は、水の流れが(方向)が変わっていてダバダバ状態…。いつもは直登していたのですが、この水の勢いじゃ危険かな?と判断し左岸より高巻きました。その直ぐ上が奥の二俣で雪渓がたくさん残っていました。あとは、黙々とツメて登山道へ出て無事下山。楽しくも長い一日でした。

今回面白かったのは、Oさんと「この滝は、いつも右から登っているけど…」「いや、わしらはいつも左を登ってるよ!」「へぇ〜左からも登れるんですか?」てな感じで、新たなルートを知ることが出来、目から鱗でした。今回5年振り6回目の遡行となった尿前本沢の感想…。「全体的に悪くなってるなぁ…。以前より難しくなったかな。」ということでした。以前、新人を連れて遡行した際にノーザイルで楽に突破できた滝が、ザイルがないと厳しい状態に変わった滝が少なからずありました。「私の遡行レベルが落ちたせいかも?」とも思ったのですが、私同様過去何度も遡行している仲間に聞いても「うん、確かに難しくなったよね!」と言っていましたので、そうなのかもしれません。

今回のメンバーは、所属山岳会はバラバラ、年齢も30代から60代までと幅広く、ユニークなメンツでした。共通していることは、皆さん沢達者な方ばかり。遡行中も親父ギャグや漫才が飛び交い楽しいひと時でした。ここ岩手では沢屋さんが少ないので、山岳会の枠を超え岩手の沢屋の交流を深める意義深い山行だったと思います。来週はこれまた三つの山岳会合同で、北アルプスの沢へ遠征して参ります。何はともあれ、皆さん、お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。沢シーズン真っ盛り!どんどん入渓しましょう♪PS.『酔いどれ画像掲示板』に今回撮影した写真を掲載しました。ご興味のある方は、ご覧くださいね♪またメンバーの一人、タラさんのブログにも今回の遡行記事が掲載されています。それも併せてご覧くださいね。

『酔いどれ画像掲示板』 尿前本沢 その2 今すぐ見たい方はクリック!
『山の日のひとり言』 タラさんのブログ 今すぐ見たい方はクリック!


8月6日(月) 焼石連峰・尿前本沢 その2

『酔いどれ画像掲示板』に今回撮影した写真を掲載しました。尿前本沢の美しさをぜひご堪能ください♪コバルトブルー水の色と白い岩肌のコントラスト、滝とゴルジュの連続でまったく飽きさせない技術的な面白さ、さらにナメと渓相の美しさは感動ものです。まさに岩手を代表する名渓中の名渓だと私は思っています。そうでなければ、6回も入渓しませんもの〜!

『酔いどれ画像掲示板』 尿前本沢 その1 今すぐ見たい方はクリック!


8月6日(月) 焼石連峰・尿前本沢 その1

昨日5日(日)は、岩手の山仲間達8名と焼石連峰の尿前本沢を遡行して参りました。本計画の発端は、いつもお世話になっているS友会の重鎮Sさん、そして神奈川より岩手に単身赴任中のバリバリの沢屋さんであるMさんを、私が岩手で一番大好きな沢、尿前本沢にご案内したい!「岩手にもこんな素敵な沢があるんだよ!」と両名に知って頂けたら…そんな思いで企画しました。

どうせなら「北海道沢登り遠征に向けてのトレーニング山行も兼ねたいな!」と思い、北海道遠征メンバー達も誘いました。私たちが尿前本沢へ行く情報がどこからか漏れ(別に秘密にしていたわけじゃありませんが)、「私も、僕も行きた〜い!」と、どんどん参加者が増え、最高10名まで膨れ上がったのです。尿前本沢は決して易しい沢ではありません。あまり人数が増えると大変かも?と危惧しましたが、大ベテランの方もたくさんいますので、「大丈夫だろう!」と判断しました。でも、最終的に8名に収まりましたが…。

今回参加してくれたメンバーは山岳会の枠を超え、岩手県内の様々な所属団体の方々(4つの山岳会)が一堂に集まり、交流会兼ねての親睦会的な山行になりました。特にここ岩手は沢屋さんが少ないので、「山岳会の枠を超え、沢山行に誘いやすい雰囲気づくりを目指したいな!」と思っていたのです。

尿前本沢、私にとって今回で6度目の遡行となります。最後に入渓したのが2007年で、その翌年2008年6月14日には岩手宮城内陸地震が発生し林道が崩壊し通行止め、中沼登山口から入渓できない期間がしばらく続いたのです。去年の沢シーズンが終わる10月にやっと林道が通れるようになり。よって、岩手宮城内陸地震から5年後の今日まで入渓者は皆無だと思われます。

もう一つの入渓目的、それは岩手宮城内陸地震と東日本大震災が尿前本沢に与えた影響を調査したく思ったのです。特に尿前本沢はただでさえ脆い岩盤ですので…。焼石岳の登山の最中、岩手宮城内陸地震に遭遇してしまった知人がいます。その人の話によれば、「山全体が大きく揺れ、立っていられないほどだった!」と。産女川ほどではないにしろ(下流部〜中流が土石で埋まった)、少なからず影響を与えたのは間違いないと推測していました。果たして私の大好きな尿前本沢はどのように変貌したのか?この目で確かめたい!

今回の山行は親睦会も兼ねていますので、前日4日(土)16時にツブ沼に集合し、気合を入れて?ノミニュケーション(飲み会ともいう)をしました。ビール、日本酒、ワインの数々。それと焼そばや焼き肉など豪勢な料理の数々。とっても楽しいひと時でした♪「山へ行けば涼しい!」と思っていたのですが、結構蒸し暑かったです。下界はこんなもんじゃないだろうなぁ…。翌朝4時、S先生のヤブ蚊に襲撃される悲鳴で皆目を覚ましました。宴会に参加できなかった当日参加組とも合流し8名全員揃ってまずは中沼登山口に移動します。沢支度に変身し7時前に歩き始めした。今日も朝からいい天気♪それにしても、まだ朝早い時間なのにどうしてこんなに暑いの?果たして尿前本沢は、私たちに微笑んでくれるのでしょうか?後日の日記に続きます。


8月1日(水) 返ってきた渓流足袋

先の日記に記載した問題の渓流足袋の件、さすがKスポーツさんです。素早い対応をして下さり昨日新品の渓流足袋が送られて参りました。また、同封されていた書面には、不具合の原因と今後の対策も明記されていて、十分に納得した次第です。

クレームって、企業を成長させる糧のように思います。キッチリと満足のいく対応をしてくれれば、消費者はさらにファンになるのですから。クレームによる反感が大きい分、その対応が良ければ、さらにそのお店のファンになるというもの。「よくぞ、ここまで対応してくれた!あっぱれ!」と。

今回の不具合に関して、渓流足袋の返品際、不具合報告書の最後の締めの言葉に、私は以下のように記載しました。『渓流足袋の不具合は、事故に直結する重大な問題です。今回のような問題がなぜ発生したのでしょうか?それと、今後の御社の取り組み(改善策)を教えて頂けますよう、お願い申し上げます。』と。

そのKスポーツさんからの回答の一部を以下に抜粋いたします。『該当の足袋を拝見しましたところ、ファスナーのレール部の末端を固定するストッパーが片側のみ開いて外れておりました。通常はレール部の末端の生地を挟み込んで固定されているべきものです。従いまして片方のファスナーのレール部がフリー状態になっていて、スライダーを下まで下げた時に外れてしまったり、下から広がるような力がかかると、自然と下から開いてしまった模様です。

現在の製造元になってから相当数販売しておりますが、今回の事例は始めて認識致しました。ファスナーにつきましても、足袋に使用できる番手のもので一番強そうな物を選んでおりますが、今回の事例の認識を製造元とともにシッカリ共有し、製品チェックをさらに厳重にするよう致します。大変ご迷惑おかけ致しまして、すみませんでした。

略…今回につきましては、同一サイズの新品をお送りさせて頂きたいと思います。目視とスライダーを何度か上下して動作を確認いたしました。今後このようなことが無きよう製品チェックは厳重に行っていきたいと思います。また何かありましたら、ご連絡お願い致します。今後もとも宜しくお願い致します。』

ここまで丁寧に記載してくれて、十分納得のいく対応だったと思います。私自身、これまで400本以上全国の沢を遡行してまいりましたが、今回のような渓流足袋の不具合は初めてです。運が悪かったのでしょう。でも、不幸中の幸いだったと思っています。今回は単独でしたので、誰にも迷惑をかけることはありませんでした。さらに容易な沢でしたし早く気付いたので大事に至らずホッとしています。もし、これが5級の沢で起こったら…と思うとゾッとします。それにしても、暑い日が続きますね…(^^ゞ。ここ北国の盛岡で33度ですから〜!明日は35度のようです。この暑さ、何とかしてぇ〜!沢へ行きたいよ〜♪(^o^)



  HOMEへ戻る