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10月30日(日) 進化するフォトショップエレメンツ

今月中旬にフォトショップエレメンツ10が発売されました。早速購入し「どんな新機能が増えたのか?」試してみました。私はVer,2から愛用していますので、かれこれ8年間も使い続けています(エレメンツだけでなく本家のフォトショップも愛用しています)。

このソフト、間違いなく画像処理ソフトの一番人気!だと思います。これだけの機能があれば「まず困ることはないだろう!」と思うほどの充実振り(多機能振り)で、お買い求めやすい価格に設定されているのも嬉しいです(約1万3千円)。さらに本家の高価なフォトショップ(10万円以上)の優れた機能が、姉妹品のエレメンツにも継承されつつあるようで嬉しい限りです。

以下、エレメンツ8〜10の目玉の新機能をいくつかご紹介します。例えば、最も注目された機能のひとつが「コンテンツに応じた修復」です。Photoshop CS5の新機能が公開されたとき、"まるで魔法だ!"と言われたほどです。ブラシで選択した部分を周囲の背景に合わせて違和感ないように削除する機能です。この機能がPhotoshop Elements 9にも導入されました。

写真を横長のバナーサイズに縦を縮めて納めたいときや、写真全体の情景をそのまま保ちながら横幅を調整したいといったときに便利な「再構成ツール」。Photoshop CS4に搭載されているこの高機能なツールが、Photoshop Elementsにもついたというのはオドロキです。写真をちょっと規定外のサイズに納めたいときなどには、大変重宝します。

さらに画像内にフレームを作成し、強調したい被写体(人物や建物など)をフレームの外に飛び出させて、迫力のある画像を作ることも出来ます。「反射」では、画像を反転コピーし、水面に映っているような風景を簡単に作り出すことができます。Photoshop Elements には、初心者でも手軽にフォトレタッチを楽しめるよう、「ガイド付き編集」機能が用意されました。この機能では、説明に従ってボタンを押したり、スライダでパラメータを調整するだけで、さまざまな編集作業が行えます。機能自体は旧バージョンからありましたが、今回は新たに加された項目もあり、さらに使いやすく改善されました。

私はこのPhotoshop Elements 10(最新版)とPhotoshop 7.0(かなり古いバージョン)の二つを愛用しています。Photoshopの最新バージョンはCS5、喉から手が出るほど欲しいのですが高価ゆえ(Photoshop CS5 Extendedは、なんと140,700円也。価格ドットコムの最安値でも104,900円です)、なかなか購入に至っておりません。優れたソフトではありますが、パソコンが買える値段なんです。そうは言うものの、仕事柄「そろそろ買わねば…」と思っているところであります。

プロご用達、イラストレーター(イラスト作成ソフト)に関しては、古いバージョン(Illustrator 10)から去年、思い切って最新バージョンのCS5を購入しました。誰もが知る超有名な一部上場会社、○○会社盛岡支店様より「うちの社員にイラストレーターを教えて頂けないでしょうか?」との依頼を受けたのも購入理由に挙げられます(約10ヶ月間、出張講習させて頂き、大変喜ばれました。お歳暮にその会社様の商品を驚くほど大量に頂戴したほどです)。イラストレーターCS5を触ってみて、もの凄い進化に驚きました。使いやすく操作性も向上していてビックリでした。面白くって、貪るように新バージョンの勉強をしました。だって、高いお金を出して買ったんですもの、使いこなさなくっちゃね〜!フォトショップCS5を買ったら、同じようにハマっちゃうかもね♪(^o^)

PS.『酔いどれ画像掲示板』にフォトショップエレメンツの代表的な新機能(Ver.8〜Ver.10)を掲載しました。写真を見て頂いた方が一目瞭然!理解しやすいと思います。ご興味のある方は、ご覧くださいね♪上の写真は、エレメンツの新機能を使って、きのこの写真を枠からはみ出させてみました♪

『酔いどれ画像掲示板』 エレメンツの新機能 今すぐ見たい方はクリック!


10月28日(金) 南極大陸

今日はお天気も良く、仕事の合間を見て白木峠へ行って参りました。岩手、秋田との県境にある白木峠は古代から奥州と出羽を結ぶ街道のひとつとして利用され、今は歴史の道としてハイキングコースとなっています。

高速道路を使うと、ここ盛岡より1時間で登山口まで行けちゃいますし、駐車場から白木峠までは登り1時間、下り40分の行程です。紅葉を楽しみに行ってきたのですが、既に終わっていました。山頂はとっても気持ちの良い所で焼石連峰が一望できました♪

この白木峠は、ユキツバキの群生地として有名で、5月中旬は登山者で賑わうようです。下山後はほっとゆだ駅の温泉にマッタリと浸かりました(なんと250円!石鹸&シャンプーあり)。浴場には乗り遅れ防止のため、時計と列車が近づいたことを知らせる信号機が設置されています。

さて、TBSで毎週日曜の夜9時より木村拓哉主演の『南極大陸』を楽しみに観ています。『昭和30年代。戦後10年を過ぎた頃、地質学の研究者・倉持岳志 (木村拓哉) は、日本が失いかけた自信を取り戻すため、日本の未来に大きな夢と希望を抱いた子どもたちの思いを抱き、タロ・ジロをはじめとする樺太犬と一緒に南極へと旅立った。しかし、それは想像を絶する困難の始まりであった。

灼熱の太陽、大型台風、「 船の墓場 」 と言われる低気圧多発地帯に宗谷は巻き込まれてしまう。そんな幾多の困難を乗り越え、宗谷はついに南極圏へと入っていったのだが…。』 この番組は、史実に基づいたドキュメンタリードラマ(脚色しています)ですが、私は南極大陸の本やビデオをたくさん見てきました。その偉業は、NHKの人気TV「プロジェクトX」でも紹介されたほどです。

TV番組に出てくる星野英太郎(香川照之)は、第一次南極観測隊・副隊長であり、第一次越冬隊の隊長です。実際の人物は、プロジェクトXでも紹介された西堀栄三郎氏なのです。私の大尊敬するお方です。彼の本は何度も読みました。まずは彼のプロフィールからご紹介します。1903年京都府に生まれ。1928年京都大学理学部卒業後、京大講師、助教授を経て民間企業(東芝)に移り真空管を発明した天才技術者。統計的品質管理手法を日本の産業界に持ち込んだ人物として知られる。後のQCサークルである。今西錦司、桑原武夫ら京都グループ主要メンバーの一人。

日本山岳協会会長も務め、日本初の8000m級登山である「マナスル登山」の際、ネパール政府との交渉役も務めた。昭和55年チョモランマ登山隊総隊長を努める。「雪山賛歌」の作詞者でもある。探検家のカリスマ的存在であった。京大の教授となった翌年の1957年2月15日から翌年2月24日にかけて行われた、第一次南極越冬隊の隊長を務めた。その後、原研理事などを務めたが1990年に死去。ほんと凄いお人です。

以下、その西堀氏の著書『石橋を叩けば渡れない』より一部抜粋いたします。『私が十一歳の時、いつかチャンスがあったら南極へ行ってみたいなぁ、という気持ちを持っていました。こうした志というか、願いというか、夢というか、そういうものを持っていると、いつか実現の道が開けてきます。人間は生きていくうちに、必ず分かれ道に行き当たるものですが、その時、夢とか志があると、ついそっちの方を選び、チャンスをつかむことになるのです。

私が、アメリカに留学していた時、土曜、日曜の休日に何をして過ごそうかと考え、「そうだ、南極へ行ったことのある人を訪問してやろう」と思いつきました。私が十一歳で志を立ててから、四十年ぶりかで、南極の話しがパッと出てきました。もうその時は、私は五十三歳になっていました。とにかく、強い願いを持ち続けていれば、降って湧いたようにチャンスがやってくるものです。その時、取り越し苦労などしないで、躊躇なく勇敢に実行を決意することです。』

『何か新しいことをする時には、まずそれを、やるかやらないかを決めることが必要になってきます。新しいことには、リスク(危険)があるに決まっています。リスクというのは、危険ということだけでなく、うまくいかないというリスク、不成功というリスクも入っています。そこで、やるかやらないかを決心する前に十分調査しておかないからリスクがあるんだ、あるいは失敗があるんだ、という考え方です。しかし私は、そんな考え方では到底新しいことは出来ないと思います。やるかやらないかを決心する前に、こまごまと調査すればするほど、やめておいた方がいいじゃなかという事になる。"石橋を叩いて渡る"とか"渡らん"とかいうけれども、石橋を完全に叩いてから渡るか渡らんか決心しようなんて思っていたら、おそらく永久に石橋は渡らんことになるだろうと思います。やると決めて、どうしたらできるかを調査せよ。』

『仕事をするには、自主的な力がなければならない。あるいは自発的なものでなければならない。「目的」と「手段」を区別して考えること。仕事の目的は責任者である隊長(上司)が与えるが、手段については各自に任せる(自由にさせる)。それが部下の創造性を発揮させ、意欲を掻き立てるのである。そこに責任感が生まれる。決して「人が人を使う」のではなく、その人の創造性のエネルギーを湧かすように刺激する事が大切である。

私は、南極越冬隊長として、南極越冬という道の仕事をやっていくのに、どういうふうにしたかといいますと、まず第一に仕事の目的をはっきり一人一人の隊員に与えました。そのかわり、その目的をどういうふうにやるかということは、その人の責任においてやってもらうことにしたのです。たとえば、電気を起こすのは発電係で、発電係は電気さえ起こしたら良いのです。それが仕事の目的です。その方法はどんな方法でやっても構わない。だから私は「君の仕事の目的は電気を起こすことだぞ、そのかわりその方法は君の好きなようにやれよ、忍術でやっても構わないぜ」と言っておきました。

そうしますと、「隊長がこうせよとおっしゃったでしょう。ああせよとおっしゃったでしょう」といういい訳が出来ません。「油がありませんから電気が起こせません」「何も油で電気を起こせとは言っておるまい。忍術でもいいのだぞ」という事になります。「機械が故障して動きません」 「そんなことわしの知ったことか。忍術でもいいのだぞ」けれども実際は忍術で電気が起こらないことぐらい彼らは馬鹿ではないから知っています。知っているからこそ、何か道具がないかなぁ、あ、発電機がある。この発電機は油がいるな。あ、ここに油の入ったドラム缶がある。つまり、自分で考えているわけです。自分の責任でやらにゃいかん。彼は私に「忍術でもいいのだぞ」と突っ放されていますから。各自に任せる自由さこそが、創造性を発揮させ意欲を掻き立てるのです。そこに責任感が生まれるのです。』

TVドラマ、南極大陸、今週末が楽しみです。PS.10月15日16日に行われた「岩手沢屋交流会」を「滝の扉」に紹介しました。ご興味のある方はご覧くださいね♪雨の為、九階の滝へ行けませんでしたが、楽しいひと時をありがとうございました♪(^o^) 上の写真は、ほっとゆだ駅にて(本日撮影)。駅の中に温泉施設がある珍しいJR駅です。

『滝の扉』 岩手沢屋交流会 今すぐ見たい方はクリック!
『酔いどれ画像掲示板』 白木峠 今すぐ見たい方はクリック!


10月25日(火) 車の強化月間

本日の午前中は、2週間前に骨折した左手小指の治療の為、定期検診へ行って参りました(2週間後に来て下さい!と言われていましたので)。レントゲン撮影の結果、治るどころか悪化していたことが判明し(ヒビが広がっていた)、多少ショックを受けてしまいました。先生曰く「簡易ギブスを取って激しい運動したでしょ?」と。「その通りでございます(^^ゞ)と私。先生の目は誤魔化せませんね。

「なんの小指くら〜い!」と思って、先週は仲間と森吉での岩手沢屋交流会に参加したり、毎週恒例のクライミングの練習へ行ったり、パソコン入力時なども簡易ギブスを外したりしていたのです。それに何度かぶつけてしまったし…。もう直ぐ我が家の柿もぎシーズンが到来します。母は張り切って渋抜き用の焼酎を買ってきていましたが、私の指がそれまでに治るのだろうか?正直厳しい感じです。何はともあれ、今後は治癒に専念し行動を慎まなければなりません。

午後は近所のイエローハットへ行ってタイヤ(スタッドレス)交換して参りました。「雪も降っていないし、ちょっと早いかな?」と思いましたが、今月中は「スタットレスバーゲン」を開催中だとかで割引になるみたいです。従来のタイヤは劣化激しく廃棄処分!この度新調いたしました。しかもホイールの劣化も著しかったので、思い切ってホイール&タイヤセットで新調した次第です。以前より「そろそろ新調しないとヤバイな!」と思っていたのです。私のように山登りで雪道をバンバン走る人にとっては、命がかかっていますゆえ。

とはいうものの…この三カ月、タイヤばかり買っているように思います。まさにタイヤ貧乏!三か月前に夏用タイヤをホイールセットで交換し6万円(寿命ゆえ止むを得ず交換)。先週は森吉で事故ってタイヤ三本を購入するハメに…(3万5千円)。そして今回はスタットレスタイヤとホイールの購入で6万2千円(寿命ゆえ止むを得ず交換)。ということは、この三カ月間のタイヤ費用は、何と合計157,000円も支払ったことになります。私にとってこれは大きな出費です。今後しばらくは、節約と仕事に励み緊縮財政でこの難局を乗り切るしかありません。

そうそう、余談ですが「ガラコ(ガラスコーティング剤)」も買っちゃいました(ホーマックで350円)♪戸立沢へ行った際に、タラさんの車の乗せて頂いたのですが、岩手に入ってからの帰り道で土砂降りに遭いました。タラさんの車、フロントガラスに降り注ぐ雨をバンバンはじいているのにはビックリしました。よって、雨降りの夜道でも視界が良く効くんです。「きっと高級なフロントガラスなんだろうなぁ〜!さすがタラさん!」と思い、聞いてみると、何やらガラコという商品を塗るだけで弾いてくれるとか。しかも、安価だという。

試しに私も使ってみました。「こりゃ、確かにい〜い♪」。ワイパーのゴムの節約にもなりますしね。多少の雨ならワイパー不要です(但し60K以上のスピードじゃないと弾けてくれない)。使い方はいたって簡単で、ガラコをフロントガラスにまんべんなく塗り5〜10分乾燥させます。その後、固く絞った雑巾で拭き上げれば完成です。たったこれだけの作業で、雨降りでも雨を弾いてくれてクリアな視界になりますよ♪

あっ!「クリアな視界」で思い出しました。今度、メガネも新調しないと…。近くの小さな文字(特に参考書など)が見えにくくなり不便この上ないです。生徒さん曰く、どうやらこれを「老眼」というそうです。一生懸命働いて稼がなくっちゃ〜!上の写真は、本日新調したスタットレスタイヤ(YOKOHAMAタイヤice GUARD iG20)です。


10月23日(日) 空白の五マイル

本日は、山にも行かず(先々週の沢での骨折の治療費&先週の車の事故処理費でお金を使い果たし、自粛中)角幡 唯介著『空白の5マイル - チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む -』を読んでいました。第8回開高健ノンフィクション賞受賞作です。そりゃもう、手に汗握りながら、かつ他人事とは思えな〜い!って感じるほどのめり込み、一気に読んじゃいました。家の中に居ても、心は冒険気分で一杯でした。それほど、集中して読んでいたと思います。

21世紀、未踏の場所はない!と思っていました。しかし、中国には未踏の峡谷があったのですね。そこに挑んだ著者(日本人)の破天荒な山行記録をもとに書かれた本です。これはぜひお勧めの良書です。私もよく単独で沢へ行きます。決して彼ほどの冒険家ではありませんが、彼の気持ちが痛いほど伝わって参りました。単独行をする人って、「未知なるものへの好奇心、自分を証明したい!生きている証が欲しい!」という気持ちが強いのかも知れません。それは、世間や他人ではなく、自分自身に対して。

彼の本を読んでいて、単独行ならではの一種独特の「緊張感とワクワク感」がビンビン伝わってきました。山屋と冒険家は似た者同士、紙一重かもしれません。対象が山か、山を含むそれ以外かの違いはありますが、探究心は一緒かも知れません。未知なる憧れ…自分が経験していないことを経験してみたい!自分が見たことない世界を垣間見たい!怖いけど、恐ろしいけど、挑戦してみたいという好奇心!「どうしたら成功できるのか?」を考えるのも楽しいし、それに向かって厳しいトレーニングに励む日々もまた楽しい。

日本の、いや世界中の美しい原始の世界をイッパイ覗いてみたい。「もう死んでもい〜い!」と思うほど、自分の力を思いっ切り出し切れる充実した山行をした〜い!そんなことばかり考え続け、気付けば30年近くも経っていました。これまで400本近くの沢を遡行して参りましたが、まだまだ行きたいところ、一杯あります。海外の山や沢も行きたいです。もう行きたいところ、一杯あり過ぎて…。以下、アマゾンより『空白の5マイル』の概要を抜粋いたします。

『チベットの奥地にツアンポー峡谷とよばれる世界最大の峡谷がある。この峡谷は一八世紀から「謎の川」と呼ばれ、長い間、探検家や登山家の挑戦の対象となってきた。チベットの母なる川であるツアンポー川は、ヒマラヤ山脈の峡谷地帯で姿を消した後いったいどこに流れるのか、昔はそれが分からなかった。その謎が解かれた後もツアンポー峡谷の奥地には巨大な滝があると噂され、その伝説に魅せられた多くの探検家が、この場所に足を運んだ。

早稲田大学探検部に所属していた私は大学四年生の時、たまたま手に取った一冊の本がきっかけでこの峡谷の存在を知った。そして一九二四年に英国のフランク・キングドン=ウオードによる探検以降、ツアンポー峡谷に残された地理的空白部の踏査が一向に進んでいないことを知った。キングドン=ウオードの探検はほとんど完璧に近く、彼の探検によりこの峡谷部に残された空白部はもはや五マイル、約八キロしかないといわれていた。

しかし残されたこの五マイルに、ひょっとしたら幻とされた大滝が実在するかもしれない。キングドン=ウオードの残したこの「空白の五マイル」は、探検が探検であった時代の舞台が現代まで残されている、おそらく世界で最後の場所だった。私は空白の五マイルを含めたツアンポー峡谷の核心部をすべて探検しようと心に決め、1998年に部の仲間と一緒にツアンポー峡谷に向かった。

空白の五マイルを目指した探検家は私だけではなかった。とりわけ米国の探検家たちは1990年代以降、精力的にツアンポー峡谷に足を運び成果をあげてきた。1998年には探検家イアン・ベイカーの隊が、ある大きな発見も成し遂げていた。米国の探検家に後れをとった私は2002年冬、もう一度ツアンポー峡谷を目指すことに決めた。米国の探検家も行けなかった空白部の最も奥地に入りこもうと思ったのだ。しかも今度は無許可、おまけに単独だった。この旅で私は何度か危うく死にそうな目にあったが、それでも執拗に峡谷の奥地に何度も足をのばし、伝説的未探検地とよばれた空白の五マイルのほとんどを踏査することに成功した。

それから七年が経った2009年冬、私は再びツアンポー峡谷を目指すことにした。まだやり残したことがある、そう思い、私は前年に新聞社を辞め、自らの人生を賭けた探検に出発した。しかし現地に入ると七年前には考えられなかったことが次々とおこり、旅はいささかスリリングなものとなった。』

本を読み終え正直なところ、彼が無事生きて帰れたのは奇跡に近いかもしれない…と思いました。著者の彼はインタビューで次のように言っています。『いまでは前人未踏といわれる場所に行くことに、それほど価値のある時代ではなくなってきています。どこに行くかということよりも、そこで何を感じるかっていう方が意味のあるような気がします。』と。厳しいところへ行く人が決して偉いワケではありません。人それぞれ生き方も違えば考え方も志向も異なります。自分にとって、目指す山や沢がどのような存在でどのような意味があるのか?人の数だけ存在するのだと思っています。大切なことは、その経験を通じて「何を感じるのか?」ということだと、著者同様、私も思った次第です。


10月19日(水) 岩手沢屋交流会 その2

待つこと1時間半、やっと自動車修理会社のトラックが到着しました。土曜日の夜間ということもあってか、社長自ら出向いていただいたようです。今晩は車を引き取っていただき、明日下山後の夕方、大館の社長の会社に出向き車を引きとらせて頂くことにしました。

出来ればパンクした2本のタイヤ、両方とも修理して貰いたかったのですが、手持ちのお金が少なく1本のみ修理していただき(タイヤ交換)、残り1本はスペアタイヤで対応することにしました。「あとは盛岡に帰ってから修理すればいい!」と安易に考えていました。

車を引き渡した後、タラさんの車に乗せて頂き皆が待つ宴会場(森吉・親子キャンプ場)へ合流しました。4時の集合時間に遅れること2時間半(18時30分過ぎ)、無事皆さんと合流できました♪やれやれ、ホッとしました♪(^o^) 「よ〜し、飲むぞ〜!」と気合を入れました。

今回もたくさんの沢屋さんが集まってくれて感謝・感激です。遠くは福島県郡山市からの参加もありました。「友達の友達は、またその友達で…」って具合で、皆さん、直接的及び間接的なつながりがあり、「世間はほんと狭いなぁ〜!」とビックリした次第です。学校給食用のドでかい釜でたっぷりの具材を煮込んで作った「ゴマ味噌鍋」は大評判でした♪食当だった私は、事故対応に追われ職務果たせず…。私が到着する頃には既に出来上がっていましたが、皆さん食べないで待っていてくれたようで、そのお気持ちが嬉しかったです。ありがとうございました。

「よ〜し!これで全員揃ったことだし、乾杯するべ〜♪」。それから山談義、沢談義で大いに盛り上がり、瞬く間に時間は過ぎていきました。私は1時半頃寝ましたが、一番遅い方は、2時半頃まで飲んでいたようです(夕方4時から深夜2時半ですから、何と10時間半も飲み続け強者も)。

一夜明け、16日(日)の朝を迎えました。5時起床、6時半にはこのキャンプ場を出発する予定が、目が覚めたのが何と6時半でした(^^ゞ。しかも、私が一番早く起きたようです。「皆さん、起きて下さ〜い!寝坊ですよ、6時半ですよ〜!」と。今日は様ノ沢の九階の滝まで遡行する予定なのです。ただでさえ行程が長いのに寝坊とは…。しかも、外は雨…。

出発時間が遅れたことと、昨日から降り続いている雨の影響で大増水していることは必至、「遡行するか否か?」リーダーとして決断しなければなりません。問題は今日の天気です。回復傾向にあれば減水も早い沢なので決行しようかな、と思っていましたが、天気の回復は望めそうになく、さらに雨脚が強くなってきましたので、九階の滝は中止することにしました。

急遽、サブプランとして考えていた「安の滝と幸兵衛滝を巡るツアー」に切り替えました。これは登山道が整備されたハイキングルートなので、雨が降っても増水しても問題なく決行できるプランなのです。皆さん、私の意見に同意してくれました。「この雨じゃ、しょうがないもの…」って。朝食は、昨日の鍋の余りにラーメンを入れて「鍋ラーメン」を作りました。これも大好評でしたよ♪具材を多目に買っておいてよかったです。ちょうど綺麗に全て使い切ることが出来ました。適当に買った割りには、ドンピシャリだったようです。

朝食を済ませ、後片付けを行い安の滝へと移動しました。紅葉が遅れたお蔭で、ちょうど見頃の時期を迎えていました♪雨が降ったり止んだり、時折チラッと日が射したりと、めまぐるしくコロコロ変わりました。安の滝、何度見ても素敵な滝で見惚れます♪その後、幸兵衛滝へ移動しました。こちらの滝も紅葉が見事でした!さらに昨日からの雨で増水しており水量も多く、迫力満点で見ごたえ十分♪

幸兵衛滝を見物後、駐車場で解散しました。九階ノ滝への遡行は出来ませんでしたが、皆さんとても喜んでいただけたようで、嬉しく思いました。「ありがとうございました!また来年もやりましょう♪」と声を掛けて下さり、嬉しく思いました。どんどん沢仲間の輪が広がっていくのを実感しています。皆さん、本当にありがとうございました。

解散後、タラさんの車に乗せて頂き大館市の(60K先にある)修理会社まで車を引き取りに行きました。タイヤ交換(1本)で約1万5千円掛かりました(レッカー移動代は自動車保険で対応の為、無料)。同じタイヤの調達が出来ず、他メーカーのタイヤで対処したとのこと。後輪はスペア(非常用)タイヤなので、ゆっくりノロノロ運転でどうにか帰宅しました。昨日、近所のイエローハットに行ってパンク修理をお願いしたのですが、「脇が破れているため、修理は出来ません。タイヤ交換になります」とのこと。

さらに、「タイヤというものは、同じメーカーの同じ商品じゃないと車にダメージを与えてしまいますよ!」とのアドバイスを受け、結局2本も交換させられました。よって、大館市の修理工場にて交換してもらった新品のタイヤは、取り外され持ち帰りとなりました。大きな出費(結局、合計タイヤ三本の交換で3万5千円の出費)でしたが、これも「勉強代」だと思っています。「体が壊れなかっただけでも、運が良かった!」と思っています。車の事故があったものの、楽しい二日間でした♪これも皆さんのお蔭です。感謝!上の写真は安の滝(90m)、下の写真は幸兵衛滝(108m)です。

PS.『酔いどれ画像掲示板』に今回撮影した写真を掲載しました。見事な紅葉と滝の写真です。ご興味のある方はご覧ください。それと先週遡行した船形連峰の大倉川・戸立沢を『沢の扉』に掲載ました。こちらも合わせてご覧下さいね♪(^o^)

『酔いどれ画像掲示板』 岩手沢屋交流会 今すぐ見たい方はクリック!
『沢の扉』 船形連峰 大倉川・戸立沢 今すぐ見たい方はクリック!


10月17日(月) 岩手沢屋交流会 in 森吉 その1

「岩手県内の沢屋の交流の場を設けられたら…」そんな思いで始めた「岩手沢屋交流会」も今年で2回目となります。去年が初回で大好評でしたし、それがきっかけで沢のパートナーになった方もいます。去年は桃洞沢〜赤水沢を遡行しました。今年は、様ノ沢の九階の滝で山行計画を練りました。私にとって九階の滝は5回目の遡行ですので、安心できます。

去年同様、お天気が気になります。週末の天気予報によれば、絶望的な予報でした。でも、降ったら降ったでサブプランを考えていましたし、親睦を深めることが目的なのですから、「とりあえず集まろう!」と心に決めていました。今回も私が発起人であり幹事を務めさせていただきました。

前回と異なる点は、私が食当になったことです。料理下手な私が…ですよ。4〜5人分の鍋なら楽勝なのですが、今回は十数名分なんです。一体具材をどれだけ買えばいいのか?皆目見当が付きません。「足りないより余るくらいの方が安心できるかな?と」思い、多目に購入しました。デカ鍋(給食用サイズで20名分は楽に作れる大鍋)と給食用バーナー(プロパンの本格仕様)は、盛岡RCCのタラさんが調達してくれて助かりました。ありがとうございました。

膨大な食材を近所のスーパーで購入し、その後早めに宴会場の森吉へと向かいました。計画では16時に宴会場(森吉の親子キャンプ場)に集合ですが、幹事の立場上15時には現地到着できるよう余裕をもって自宅を出発しました。この7年間は毎年のように秋には森吉へ行っている私…。通い慣れたる森吉への道…。紅葉を見ながらドライブ気分で運転していました。

事故はその時起きました!この日は雨が降ったり止んだりの変なお天気でした。風も強かったです。一瞬日が射し山々の紅葉を照らし素晴らしい景色になったのですよ♪「おぉぉ〜!こりゃ凄いぞ!まさに絶景かな!路肩駐車して写真を撮ろう♪」と思い、たまたま道路の左脇にちょっとした広場を見つけました。「あそこに停めよう!」と思い、車のハンドルを切りました。その時です、車がガタンガタンと2回ほど大きな衝撃を受けたのです。

「一体何が起きたんだ?」最初は皆目見当が付きませんでした。車が壊れたんじゃないか?と思うほどの大きな衝撃でした。体は無事でしたが、車の外に出てビックリですよ〜!左側の前輪と後輪のタイヤが2本もパンクしていました(^^ゞ。草に覆い隠され気づかなかったのですが、側溝に一度落ちてまた這い出た感じで、その時に強い圧力と衝撃がかかりパンクしたものと推測されます。

「このタイヤ、まだ買って三カ月しか経っていない新品なのに…(悲)」。一本は予備のスペアタイヤと交換するとして、もう一本はどうしたらよいのか…?こんなこと初めての経験で、途方にくれました。私は過去一度も車の事故を起こしたことがないので、こんな時、どう対処してよいのか?わからなかったのです。

森吉山荘の手前十数キロでの事故でした。とりあえず仲間に急を知らせなければなりませんが、ここは携帯電話さえも通じないエリアなのです。今晩の宴会用の食料は全て私の車の中…私が行かなければ、皆さんひもじい思いをしてしまいます。ましてや幹事の身、這ってでも(歩いていでも)行かなければ…。まずは仲間がここを通るのをひたすら待ちました。メンバーの誰かと合流できれば、少なくても今宵の食材とお酒を引き渡すことが出来ますし、事情を知らせることも可能です。

ところが、いくら待っても誰も通りません(小雨降る中、1時間近く待ったでしょうか)。「あぁ…そうか、皆さん高速道路で来れば、この道は通らないハズ…」と気づいたのです(私は田沢湖経由で下の道を走ってきましたので)。う〜ん、困った!どないしよう?「とりあえず森吉山荘まで行かないと電話も出来ないし、どうしようもない!」と思い、パンクした状態で強引に車を走らせませした。もちろんハザードランプを付けての20K走行です。パンクしている状態で車を走らせると、物凄い振動でビックリしました。幹事という重要な立場なのに、こんなことになってしまって泣きたい気分でした。

森吉山荘から100mほど先のY字路で仲間を待つことにしました。待つこと15分でYご夫妻(福島の郡山から参加)と無事合流できました。事情を説明し、とりあえず集合場所の親子キャンプ場までYさんの車に載せて頂きました。私は車に関しては全くの無知で、誰かのスペアタイヤを借りれば応急処置出来る!と安易に考えていたのです。ところが、仲間の話によれば、メーカーや車種によって、スペアタイヤを固定するネジ穴のピッチが異なるらしいのです。「保険会社か、車の修理会社に連絡するしかない!」と言われました。良い勉強になりました。

こんな時、どこに電話すればよいのか?さえも分かりませんでした。「まずは自動車保険会社に電話した方がいいよ!ロードサービスもやっているから!」と、仲間よりアドバイスを頂戴しました。私は運転免許を取って以来、○十年、無事故無違反で一度も自動車保険の恩恵を授かったことがありませんでした。集合場所の親子キャンプ場で皆さんと合流した後、タラさんの車に乗せて頂き森吉山荘へと下り車の事故対応に当たりました。タラさんにはたくさんの手間とアドバイスを頂戴し、心より感謝とお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。

唯一電話が利用できる国民宿舎・森吉山荘より、まずは自動車保険会社へ連絡を入れました。森吉山荘は山間部に位置する場所ゆえ、近所に対応できる修理工場はなく、なんと60Kも離れた大館の車修理会社が対応にあたってくれるらしい、とのこと。よって、「到着まで1時間半ほどかかります!」と言われました。その間、私の車に積まれているお酒や鍋の具材一式をタラさんの車に積み替え、皆が待つ親子キャンプ場まで運んでいただきました。いやはや、タラさんやヤマメさんには多大な尽力をしていただき、本当にありがとうございました。

待つこと1時間半、やっと自動車会社のトラックが到着しました。その後、「岩手沢屋交流会」はどうなったのか?さらに雨天の中、無事九階の滝へ行けたのか?後日の日記に続きます。お楽しみに〜♪(^o^) 先週は骨折、今週は自動車事故…まったくもってトホホでごじゃる!(^^ゞ。lこれを機に、しばらく家でおとなしくしようと思っています。PS.上の写真は、無事に鍋の食材とお酒が届けられ、ホッとしました♪下の写真は、宴会シーンです♪一番飲んだ方々は、夕方4時から夜中の2時半まで飲んでいたようです。先週に引き続き、またもや10時間半の宴会になろうとは♪(^o^) 自動車事故に遭ったものの、大いに盛り上がり楽しいひと時でした♪皆さんに感謝!


10月14日(金) 船形連峰 大倉川・戸立沢 その2

10日(日)5時半起床!遡行2日目の朝を迎えました。今日も朝からいい天気♪朝食は麻婆味ぞうすいで、これがとっても旨かったぁ〜♪グリコの新商品のようです。さすが好奇心旺盛なタラさんです。私、朝は食欲不振であまり食べない方なのですが、あまりの美味しさにおかわりをしたほどです。

麻婆味ぞうすいで元気を付けた後、6時半出発!今日の行動は、ここ610mの二俣をベースとし、右俣を遡行、760mで右岸枝沢をツメて寒風山の北方コルに出て寒風山の山頂へ。その後、登山道1065m小ピークを経て1020m付近より左俣を下降し610m二俣ベースキャンプに戻るという周遊コース。その後、テントを撤収し戸立沢〜大倉川を下降し、車デポ地へ戻るというもの。

よって、必要最低限の装備のみ持参(アタック装備)して出発です。10分ほど遡行すると見ごたえのある10mほどの滝が!やっぱ、沢はこうじゃなくっちゃね!左から直登出来そうです。よ〜く見ると、なんとその左に虎ロープが固定されていました。ロープがなくても登れますが、あると使いたくなるのが人情です。その後も、難所?と思わしき所にはロープが固定されていました。「これじゃ〜ハイキングだなぁ〜!」と思いつつも、それはそれで楽しかったです。

この右俣は、別名「滝沢」という名前が付いています。その名の通り滝が連続し、直登出来る滝が多く楽しかったです。地元の山岳会の沢登り講習会用に遡行されていることも頷けます。ナメと小滝が連続し綺麗な沢で、まさに「癒し系」の名にふさわしい渓でした。ただ、部分的に倒木の激しいところがありました。760mの出合は倒木で埋め尽くされており、見落としてしまったほどです。

秋特有のヌメリがひどく、滑るのなんのってぇ〜!ナメが発達している沢なので、まるで滑り台のようでした。タラさんはラバーソール、その他三名はフェルトだったのですが、どちらもズルズル滑りました。標高を上げるにつれて紅葉が綺麗♪この日は、きのこを諦めて遡行に専念していたのですが、もう直ぐ稜線!って所で、なんとMさんが大量のなめこを発見♪一本の木におびただしい数のなめこが群生していました。こりゃ凄いぞ!一同大喜び♪(^o^) やっと「きのこ山行」の目的が達せられました。

9時20分、寒風山の山頂に到着です♪山頂はあまり展望が利きませんが、ちょっと縦走すると素晴らしい展望が開けました。大東岳、面白山、その奥には蔵王連峰、船形連峰が一望できました。関山峠から寒風山に掛けての登山道は、エアリアマップによれば赤点線(難路)になっていますが、普通の登山道と変わらないほど立派な道でした。

その後、1,065mの小ピークを越え、1,000m付近から登山道をはずれ、左俣の源頭目がけて沢に下りていきます(下降点に赤布あり)。これがまた結構なヤブでして…。ヤブ漕ぎしながらどんどん下降し、やっと水が出てきました。それにしてもよく滑ります。右俣同様、左俣も秋特有のヌメリがひどかったです。一か所だけ小滝の下降で安全を期してザイルを出しましたが(懸垂下降)、その他は特に問題ありませんでした。

ちょっとした広い場所があって「休憩にはいいかも!」と思い、「は〜い、皆さん、ちょっと休憩しましょう♪」と声を掛けました。腰を下ろし沢に横たわっている大木に目を移すと…おぉぉ〜なんじゃこりゃ〜!ボリの群生じゃないかぁ〜♪こりゃ凄い!大収穫だぁ〜♪先ほどはナメコで今度はボリですよ♪一同、笑いが止まりませんでした(^o^)

610mの二俣ベースキャンプまでもうちょっと!というところで、ゴルジュ帯に出くわしました。特に問題になるところはなく楽しく突破!11時55分、ベースキャンプに帰着しました。ちょうどお昼時で一同腹ベコ状態です。残っていたうどんと味噌、そして収穫したばかりのナメコを入れて、タラさんが「キノコ味噌うどん」を作ってくれました。これがとっても美味しかったです♪やっぱり採り立ての天然ナメコは最高ですね!

テントを撤収し帰り支度、12時40分素敵な天場を後にし下降を開始しました。ここからは、昨日来た通りに戻るだけです。写真撮影もキノコ探しもせず黙々と下った為、あっという間に車デポ地に到着(14時35分)しました。その下降中(徒渉中)に私は思いっきり転倒し左手の小指を骨折…(^^ゞ。異常なほどの腫れようと痛み具合で「こりゃ骨折だな!」と直ぐにわかりました。リーダーという立場上、メンバーの皆に心配を掛けたくなかったので黙っていました。それに我慢できないほどの痛みではありませんでしたので。

帰りに温泉「スパ泉ケ岳」で汗を流し(700円)、盛岡に向かいました。お酒とグルメ、そしてキノコ尽くしの楽しい二日間でした♪沢も綺麗で楽しかったです。メンバーの皆さん、本当にありがとうございました。PS.今回撮影した写真を『酔いどれ画像掲示板』に掲載しました。ご興味のある方は、ご覧くださいね♪明日からは「岩手沢屋交流会」で森吉へ行って参りま〜す!お天気、ちょっと心配ですが、楽しんできま〜す♪(^o^)

『酔いどれ画像掲示板』 船形 大倉川・戸立沢 2 今すぐ見たい方はクリック!


10月13日(木) 船形連峰 大倉川・戸立沢 その1

10月8日(土)栗駒山の産女川を遡行した後、早速翌日からの沢支度に励む私。9(日)〜10日(日)で宮城県の船形連峰、大倉川・戸立沢へ行くための準備に励まねば…。事の発端は、今年の夏、北海道の日高の山へご一緒したMさんよりメールを頂戴し「10月の連休、泊りの沢へ行きませんか?場所は酔いどれさんにお任せします!」とのお誘いメールを頂戴したのです。

お声をかけて下さり、ありがたいことです。二つ返事でOKしました。早速タラさんにもお誘いメールをしたところ「いいですよ〜♪」と快諾いただき、Cさんも含め計4名のメンバーが直ぐに集まりました。さて、遡行場所はどこにしよう?時期的に寒いですし、キノコを採りながらの癒し系の「お楽しみ山行」にしよう♪あれこれネットで物色し、「なんか、コレ良さそうかも♪」と目が留まったのが、船形連峰・大倉川の戸立沢でした。

大倉川と言えば、笹木沢の人気が高く有名ですが、私は過去何度も入渓していますし(よって新鮮味に欠けるのでパス)、今の時期、遡行者が多い為、キノコは既に採られて、もうないだろう!と思いました。それに比べ戸立沢の方は入渓者は少なくキノコが期待できましたし、童人トマの風さんの遡行記録にも興味をそそられました。ちなみに、その会報には次のように記載されています。

『穏やかで、キレイで、釣りも楽しめる!という要望の多い隊長の条件でいくつか候補を出して拾い上げられたのが戸立沢である。地元山岳会の講習会にも使われているらしいと言う情報が納得できるような感じのまとまりがある癒し系の沢であった。出来ればキノコの出そうな時期に車2台で行ければ良いと思う』と。

アプローチは西方寺で有名な定義如来(創建は平家が壇ノ浦の戦いに敗れた平重盛の重臣平貞能が、この地まで落ち延び阿弥陀如来の宝軸を安置した事が始まり)、ここ盛岡より約200K、3時間です。この定義如来は、平家落人の里であり、次の句が有名です。『祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅雙樹の花の色、盛者必衰のことはりをあらはす。おごれる人も久しからず、只春の夜の夢のごとし。たけき者も遂にはほろびぬ、偏に風の前の塵に同じ。(平家物語 巻一 祇園精舎)』

朝6時、盛岡を出発し9時には歩き始めました。堰堤までは立派な道があり、そこを過ぎるといよいよ大倉川へ降り立ち遡行開始です。といってもゴーロ歩きですが…。水の透明度が高く、素晴らしく綺麗です。お天気は雲一つない快晴で、こんな晴天の中、遡行するのは、今シーズン初めてかもしれません。まさに文句の付けようのないほどの素晴らしいお天気♪

歩くこと50分で戸立沢の出合に到着しました。いよいよ「きのこモード」に突入です。そうそう、今回の遡行計画は、大倉川の支流、戸立沢の右俣を遡行、寒風山のピークを踏んで、戸立沢左俣を下降する周遊ルートです。しかも、キノコを採りながらのノンビリ山行、テント場では大宴会!いわゆる「お楽しみ山行♪」それが今回の遡行目的なんです。

この戸立沢、水と渓相がとても綺麗な、まさに癒し系の沢でした。両岸狭まってきても圧迫感がまったくなく、開放的で明るい雰囲気!まさに「癒し系」。ゴルジュ帯も難所にはロープが張られており人気のほどが伺えます。釣り師の入渓も多いと聞きます。皆で手分けしながら目を皿にし、キノコを探しながら遡行しました。

今年の夏の猛暑の影響でキノコの生育が遅れているようです。いくら探せど、なし、なし、なし…くぅぅ〜!この日の収穫は、ちょっとボリが採れたくらいでした(^^ゞ。11時40分、今宵のテント場(宿泊場所)予定地、610mの二俣に到着しました。お昼前ですが、今日の行動はここまでとし、早速焚火&宴会準備に励む私たち。だって、今回は宴会しに来たんだもの〜♪

この610mの二俣は、まさにキャンプ場のような快適な天場でした♪ちょっと草刈りをしただけで、リバーサイドホテルの出来上がり〜!最近ここに泊まった人がいなかったのか、直ぐに大量の薪を集めることができました。大量に集まったのはいいものの、木が芯まで濡れていて火の点きが悪いのなんのってぇ〜!結局、炎が安定するまで1時間も掛っちゃいました。なんだかんだで?1時頃には宴会を始めていたと思います。だって、宴会山行なんですもの〜♪(^o^)

スーパーシェフのタラさんが、今回も腕を振るってくれました♪今回のメニューは、鯖の冷燻、十和田バラ焼きと続き、カマンベールチーズを挟んで、収穫したキノコ入りの豚汁♪まさにフルコース料理です。これが旨いのなんのってぇ〜!タラさん天才かも♪いつもいつも、美味しい料理の数々、本当にありがとうございます。タラさん、最高♪盛岡RCCさんの重鎮Cさんは、飄々として体力抜群、身軽で、まるで仙人のようなお方でビックリしました。まさに幾多の修羅場を潜ってきた百戦錬磨のお方!って感じの人です。そんなメンバーで飲んだのですから、盛り上がらないハズがありません。

宴会山行ゆえ、みなさん大量にお酒を持参されていました(私も)。ビールに日本酒、ウィスキー、焼酎などなど。たき火を囲みながらの大宴会、そりゃもう最高です♪毎度のことながら、至福のひと時を感じます。この日は満月でした。気づいたらCさんとタラさんはテントで寝てしまったようです。私とMさんの二人、夜11時半頃まで語り合っていました。

Mさんは全国的に有名な沢のスペシャリスト集団、さがみ山友会(神奈川)のご出身、転勤で現在岩手に来られているお方。そのMさんと沢談義で大いに盛り上がりました。Mさんは、「私がぜひ行ってみた〜い!」って、憧れている大渓谷(朝日・飯豊の5級の沢)を既にいくつも遡行されていて、ほんと凄いお方です。話を聞いていて、ワクワクすると同時に羨ましく思ったほどです。それと同時に、また一人、素敵な沢仲間が増えて嬉しい気持ちになりました。私はMさんのようなスペシャリストではありませんが、出来る範囲でご一緒させて頂けたら…と願っています。

そんなこんなで、大いに盛り上がり(飲み過ぎだよ!)11時半に寝ました。昼の1時から飲み始めましたので、10時間半も飲み続けたことになります。恐るべし…(^^ゞ。超熟睡し過ぎ、朝寝坊しました(^^ゞ。5時に起きる予定が5時半に…。いよいよ今日(10日)は、この沢の本番です!右俣をツメて左俣を下降、どんな沢か?楽しみです♪難易度問わず、どんな沢であれ、未知なる沢(自分にとって未遡行の沢)を遡行するのは、冒険チックで楽しみなんですよ♪続きは、後日に日記に続きます。お楽しみに〜!

PS.10月8日(土)に遡行した栗駒山の産女川を『沢の扉』に掲載しました。2008年(平成20年)6月14日(土)午前8時43分に発生した岩手・宮城内陸地震(震度7)以降、産女川はどう変化したのか?のレポートです。産女川に興味をいだいている方々の参考になれば幸いです。それと、今回撮影した写真を『酔いどれ画像掲示板』に掲載しました。ご興味のある方は、ご覧くださいね♪(^o^)

『沢の扉』 栗駒山・産女川 今すぐ見たい方はクリック!
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10月12日(水) 岩手・宮城内陸地震(2008年)後の産女川 その2

10月8日の日記の続きです。いよいよ産女川目指して下降します。笊森小屋から10分も下れば、そこは産女川の源頭部。紅葉がとっても綺麗だなぁ〜♪生憎の曇り空ながらも美し〜い!これで晴天だったら、どんなに綺麗なことか!今年は暖冬の影響で紅葉が1週間ばかり遅れているようで、ちょうど良いタイミングで来れてラッキーでした。

産女川は過去2回遡行しています。最初は今から14年前の1997年7月、二回目は7年前の2004年7月に。今回は上流部からの下降です。遡上するのと下降するのとでは、大違い!同じ沢とは思えないほど異なった雰囲気に感じます。簡単に登れる滝でも下降するとなれば、結構大変なんです。

「10時まで下降したら、どんな状況であれ、遡行を打ち切ろう!」と最初から決めていました。夕方までには、どうしても帰宅しなければなりませんゆえ。船橋勤労者山の会さんの遡行記録によれば、「970m付近から下が物凄い土砂で埋まっていた。」とのこと。出来れば(時間が許せば)、そこまで下れれば…と思っていました。

7年振りの産女川、懐かしさが込み上げてきました。滝やナメなどの美しい光景に見惚れながらどんどん下っていきます。まさに「癒しの渓」。遡行していて思わず笑みがこぼれる…そんな渓です。昔と変わらぬ美しさが、そこにはありました。今にも雨が降り出しそうなお天気…。あっ!ヤバイ!ポツポツ降ってきた…。と思ったら、どんどん雨脚が強くなってきました。時間は9時30分、タイムリミットの10時まであと30分ありますが、増水を危惧して、標高1,100m地点のゴルジュで下降を打ち切ることにしました。ここで産女川、全体の3分の1程度の流程です。

あと100mも下れば、1,000m付近の大規模地滑り地点まで下れて、岩手・宮城内陸地震の被害をこの目で確認することが出来たのですが…。でも、雨の中、崩壊地に行くのは危険極まります(土砂崩れの危険あり)。崩壊現場を見たい気持ちはありましたが、そこで引き返し、正しい判断だったと思います。

あとは来た通りに遡上するのみです。遡上すること10分ほどで、なんとお日様が〜♪下降中は終始曇り空&雨でしたが、帰りはお日様が照る中の遡上です。来た時とは全く異なって見えます。同じ沢なのにね。それにしても沢がキラキラ輝いて美し〜い♪そして、紅葉もキラキラ状態で見惚れるほどです。「来て良かったなぁ〜♪」って、心から思いました。歩くのが「もったいない!」と思うほど、綺麗な沢です。

この産女川、全体の約半分も土砂や土石で埋まってしまいましたが、上半分だけでも十分遡行価値があると思いました。今回私は、同沢をピストンしましたが、笊森コースの登山道を下り、標高1,100m付近を目指し沢に降り、それから遡上しても楽しいかもしれませんね。流程はとても短いですが、名渓と謳われた産女川の素晴らしさの一端を垣間見ることが出来ると思います。

無事下山しところ、須川温泉は凄いことになっていました。人、人、人、そして車、車、車…。秋の行楽シーズン、三連休の初日ですものね。岩手の山とは思えないほど賑わっていました。車の長蛇の列にもビックリです。12時に下山したのですが、これから登ってくる車で道路は大渋滞!須川温泉は観光客と登山者で一杯でしたので、穴場の温泉、祭畤温泉(かみくら)でゆったりと入浴、幸せなひと時でした♪

夕方前には帰宅でき、洗濯や沢装備の片づけなどを行い、明日から(10月9日)の宮城、船形連峰の大倉川・戸立沢の準備(1泊2日)に邁進しました。この三連休、まさに「沢尽くし」なんですよ♪大倉川・戸立沢の遡行記録は、後日の日記に記載しますので、お楽しみに〜♪PS.『酔いどれ画像掲示板』に今回撮影した写真を掲載しました。ご興味のある方は、ご覧くださいね〜♪

『酔いどれ画像掲示板』 栗駒山、産女川 今すぐ見たい方はクリック!


10月11日(火) 骨折しました!

この連休の9日〜10日の2日間、盛岡RCCのタラさんとCさん、北上山岳会のMさん、そして私の計4名で船形連峰の大倉川・戸立沢へ行って参りました。きのこも一杯採れて一杯酔いどれて、ほんと楽しい2日間でした。山行報告の詳細は後日の日記に記載するとして…ちょっとした事件勃発です!

昨日のこと、その戸立沢を下降中(徒渉中)、滑(ヌメ)ったテロテロの岩で思いっきり転倒してしまったのです。前からつんのめるような感じで転び、顔面を守ろうして左手を着いたのです。手を着いたその水面の岩も滑(ヌメ)っており左手小指を思いっ切り強打しました。

当初は「突き指程度の捻挫かな?」と軽い気持ちでいたのですが、みるみる異常なほどに腫れてきて(パンパン状態)、ちょっとでも動かすと激痛が走りました。その時点で、「こりゃ突き指じゃないな!ヒビが入ったか、骨折だろうなぁ〜!」と覚悟しました。

本日午前中に近所の整形外科で診察してもらった結果、「骨にヒビが入っています。全治4週間です。ここで無理すると今度は本当に骨折してギブスを巻くことになりますよ!とりあえず金属の板で固定しますね。」と。「やっぱり〜!」って感じでした。過去何度か足や手の骨を折っていますので、想像できたのです。

いやはや、「たかが小指、されど小指」です。小指を侮るなかれ!簡易ギブスで左小指を包むように手の甲から指先まで固定されていますので、不便極まりないです。パソコンでブラインドタッチが出来ず、ほんと不便です。特に「A」のキーが打てないのが辛いです。この文章を打つのも、いつもの2倍以上かかっています。

今週末(15日〜16日)は森吉山域で県内の様々な山岳会が一同に集結し、岩手沢屋交流会が予定されています。去年が初めての試みだったのですが、大好評につき、今年もやることになりました。私にとっても年に一度の大イベントですので、行かないわけにはいきません。ましてや、私が発起人でありリーダーですので。難しい沢を遡行するわけではありませんので(片手が使えなく不便ですが、どうにか遡行できる程度の沢)、決行する予定です。たかが小指なのですが、骨折した左手の握力がとても弱く、細かいザイル操作等は厳しい感じです。ベテランの方も大勢参加されますので、皆さんの力を借りながら楽しく遡行できたら…と思っています。

さらにショッキングなことが…。その岩手沢屋交流会の懇親会で食当をお願いしていた必殺調理人こと、Wさんが参加できなくなってしまったのです。Wさんの料理の腕前は超一流で、県内の山屋さんの間では皆知るところです。Wさんの料理は、まさに「感動と幸せをもたらす!」とのうわさです。今回の宴会山行にはまさにピッタリの料理人♪と楽しみにしていたのですが…。

先日遡行した戸立沢のメンバーに「Wさんが来れなくなったそうだよ!」と話したところ「えぇ〜そりゃ残念だなぁ〜!楽しみにしてたのになぁ〜!じゃ、一体誰が料理するの?」と聞かれ…。「そこなんだな!俺が作るしかないな!と思っています」と答えました。皆の落胆振りが見てとれました。正直、私は料理下手なのですが、今さら人に頼めないし私が作るしかないかな、と。「鍋料理、具材を切って入れるだけなら、俺でも(猿でも)出来る!」と。皆さんがお腹を壊さないように、心を込めて一生懸命調理させて頂きます。

そんな風に、当初思っていたのですが、怪我により事態が一変しました。思うように左手を自由に使えませんので、宴会当日は女性の方や料理の好きな方に手伝って頂こうと思っています。何卒ご協力のほどお願い致します。尚、パソコンスクールむげんは、通常通り開校しています(入力時に不便を感じるだけですので)。生徒の皆さん、安心してご来校いただければ、と思います。よろしくお願い致します。


10月8日(土) 岩手・宮城内陸地震(2008年)後の産女川 その1

2008年(平成20年)6月14日(土)午前8時43分に発生した岩手・宮城内陸地震(震度7)により、日本百名谷であり名渓中の名渓、栗駒山の産女川は壊滅的なダメージを受けました。現在も沢は土砂で埋まり、遡行は困難を極めます。下流部の美しいナメも大滝も、そして核心部の12M滝も全て土砂で埋まってしまったようです

林野庁発表の産女川の被害状況の記録と、去年2010年10月9日〜10日に船橋勤労者山の会さんが遡行された山行記録を拝見すると、大体の被害状況が想像できました。とは言うものの、「自分のこの目で確かめたい!」という強い思いを、ず〜っと抱いておりました。ここ最近、公私共に多忙の日々が続き、なかなか産女川を遡行するチャンスに恵まれませんでした。

「本日8日(土)を逃しては、今シーズンの遡行は無理だ!今月末になると雪も降るし…。行くなら今日しかないっ!」と、半ば強行山行して参りました。ここでいう「強行」という意味は、実は明日9日(日)からも沢の予定が入っていまして…。今日は単独で遡行して、明日からは別な沢(宮城の沢)を仲間達と遡行!しかも私がリーダーなんです。ちょっと?ハードスケジュールかも。

てなわけで、「疲れが残らない程度に遡行しよう!」とあらかじめ決めて出発しました。明日からの沢の準備もしなくてはいけませんし、やり残した仕事も片づけなければなりません。夕方頃には帰宅できる時間で山行スケジュールを組みました。

時間調整できる山行を組むためには、下流部の桂川林道からのアプローチではなく、上流部の笊森山荘(避難小屋)から時間を決め、産女川を下降することにしました。まずは登山口の須川温泉を目指します。今朝は4時起床、4時半には自宅を出発しました。この三連休、まさに紅葉シーズン!一年の内で、一番登山者で賑わう時期でもあります。早く行かないと駐車場に車を停められなくなります。6時半に須川温泉登山口の駐車場に到着したのですが、既に満杯に近い状態でした。かろうじて数台停められるスペースがあり、どうにか駐車しました。

お天気が今一つです(^^ゞ。天気予報によれば、今日は晴れる予定のハズなのですが、濃いガスで覆われ、今にも雨が降り出しそうなお天気でした。これまで何度も栗駒山周辺の沢を遡行しましたが、全て晴天で晴れることが当たり前だと思っていました。しかし、今回ばかりは、ダメのようです。須川温泉駐車場より歩くこと1時間ちょいで笊森避難小屋に到着しました。この避難小屋、建て替えられたようで、とても立派になっていました。いよいよ、産女川の下降開始で〜す♪続きは、後日の日記に続きます。明日も朝が早いので、今日はこの辺で…。おもさげながんす(申し訳ございません)。

PS上の写真は、本日撮影した笊森山荘(避難小屋)です。いよいよ、ここから産女川に下降します。産女川、今度で三度目の遡行となります。


10月5日(水) ホームページビルダー16

今月10月に入ってから、めっきり寒くなりました。特に朝の冷え込みが厳しく、我が家ではとうとう炬燵を出してしまいました。岩手山の山頂部には、薄らと雪が積もっています。例年に比べ早い初冠雪です。沢シーズンも残すところ半月です。あと何本入れるかな?

今月は、既に2本ほど仲間達と遡行予定が入っていますし、あと一本くらいは単独でのんびり遡行できたら…と思っています。今シーズンは6月12日が沢初めで、15回沢へ入りました。あと三回入渓したとして合計18回です。東京にいた頃は(12年前)、年間50本入渓したことに比べれば、かなり遡行本数が減りましたが、ここ岩手は雪国ゆえ止むを得ないです。

去年の10月中旬に開催したオール岩手沢屋交流会は、大盛況でした。山岳会の枠を越え、これほど多くの沢屋が一同に集結したのは初めてかもしれません。それがご縁で盛岡RCCさんとの交流が深まり、今年は何本か沢をご一緒させて頂きました。大好評につき、今年も森吉で第2回岩手沢屋交流会を開催致します。ここ岩手は、とても沢屋が少ないです。一つの山岳会で出来ない山行(遡行計画)も、複数の山岳会が集まれば可能になります。山岳会の垣根を越えての合同山行は、学ばせて頂くことも多々あり、とっても楽しいです。

秋、10月と言えば、もう一つ…。ホームベージビルダーとフォトショップエレメンツがバージョンアップする月でもあります。ホームページビルダーの今度のバージョンは16で、フォトショップエレメンツのバージョンは、10になります。さっそく両方のソフトを予約注文しました。ホームページビルダー16は、7日が発売日なのですが、なぜか?もう届いちゃいました。Ver.15から搭載された新機能「フルCSSテンプレート」がさらに強化され、カラーチェンジが出来るようになりました。

新機能の目玉が、「かんたんホームページ・デビュー」です。画面の指示に沿って操作するだけで、作り始めからわずか1時間でホームページが作成できます。作ったホームページはスマートフォン向けサイトにもかんたんに変換できるので、「フルリニューアル」+「スマートフォン対応」もあっという間です。スタイルシートによるテンプレート使用により、ホームページもブログのように一瞬でリニューアルが可能になりました。文字要素や画像はそのままで、サイト内のページが一括変換。レイアウトやデザイン、そしてカラーリングを一瞬で(選ぶだけで)変更できるようになりました。

さっそく、この「かんたんホームページ・デビュー」を試してみました。確かにある程度見栄えがするホームページが簡単に出来るのですが、味気ないというか、ありきたりというか、インパクトに欠けるというか…プロの目から見れば、物足りなさを感じるのが率直な感想です。しかし、初心者の方、そして時間やお金を掛けたくない方には手軽に作れて良いかもしれませんね。

初心者でもある程度見栄えがするホームページが作れるようになったのは、大きな進化だと思います(特にVer.14以前のテンプレートはひどいと感じていましたので)。一方、オリジナリティーにこだわる人にとっては、スタイルシートの専門的な知識がなければレイアウトの変更などカスタマイズができないので、今まで以上に敷居が高くなったと感じます。いわゆるブログと同じような路線になったかな?と。

あともう一つの目玉の新機能が、スマートフォンに対応した!ということでしょうか。しかしながら、一括変換できる対象が、「フルCSSテンプレート」から作成されているホームページに限るそうです。ちなみに現在キャンペーン期間で、10月31日までバージョンアップされた場合、ユーザー登録を済ませ所定の用紙で申し込むことにより、もれなく2,000円キャッシュバック(バリューパック)されます(通常パック時は1,000円)。早速申し込んじゃいました。ちなみにこのホームページビルダー16は、「同一ユーザーの使用するPC3台までご利用いただけます」と書いてありました。

寒さ厳しいこの頃、皆さん、どうか風邪など引かぬよう十分気を付けて下さいね。ほんと急に寒くなりましたものね。

『ホームページビルダー16 』 10月7日発売! 今すぐ見たい方はクリック!


10月2日(日) 宮城、二口山塊 二口沢・小松原沢

この週末は、沢ガイドの仕事でした。7月3日に桃洞沢〜赤水沢をガイドさせて頂いた福島県は会津のKさんより「またガイドお願いしたいです!」とのありがたいお言葉を頂戴しました。今回は、「宮城県は二口山塊の小松原沢に行きたいです!」とのご要望でした。

小松原沢は過去2回遡行していますし、去年も遡行していますので記憶に新しく、二つ返事でOKさせて頂きました。この沢は、全流程の3分の2ほどもナメであろうか!という美しさです。これぞ「日本の美」という感じの沢で人気が高く、関東方面からの遡行者も多いと聞きます。

私は過去2回とも単独日帰りで遡行していますが(どちらも1泊の予定で入山)、日帰りですと、時間的余裕がなく、結構ガチンコ遡行になります(特に下山が長い)。今回はガイドという立場上、お客様の安全(余裕)を見て1泊2日にし、遡行初日の1日(土)は、現地に朝8時30分集合という計画を立てました。

10月1日(土)朝4時半に起きて軽く朝食を食べ4時50分には自宅を出発し、高速道路を走りました。仙台宮城ICで降り、待ち合せの二口温泉駐車場に予定より30分早い8時に着いてしまいました。そしたら、なんとKさんが既に待っていてくれて、ビックリでした。約束の時間より30分も早いのに…。二口温泉まで盛岡から約3時間です。Kさんのお住まい、福島の会津からも3時間とおっしゃっていました。仙台あたりまではお天気が良くって、「こりゃ、今日の遡行は最高だな!」と胸をときめかせていたのですが、山間部の二口方面へ進むと、ガ〜ン!なんと雨が…。しかも北風ピューピューの強風で、寒いのなんのってぇ〜!先ほどの晴天がウソのようです。

その後、林道を走りゲートへ。どうにか雨は止んでくれてホッとしました。そこで沢支度をしたのですが、強風の北風で今にも雪が降り出しそうなほど寒い…。「こりゃ、修行モードかな?」と思ったほどです。昨日の雨で沢はちょっと増水気味、水は痺れるような冷たさ…。小松原沢は、何度遡行しても美しく楽しい沢です♪美しいナメをヒタヒタト遡行していると寒さも忘れてしまうほどでした。Kさんも「素晴らしいナメですねぇ〜♪」と感動のご様子。気温が低いせいか、歩けど歩けどまったく汗をかきません(体が温まりません)。休憩すると直ぐに体冷え、寒い寒い…(^^ゞ。

「この滝は右から登り…この滝は、左から高巻き…この枝沢は○○沢、今は○M地点にいる!」といった具合に、去年遡行した時の記憶が体にインプットされていましたので、悩んだり考えたりすることは、まったくありませんでした。それがスムーズな遡行を可能にし、時間の節約につながったと思います。本日の幕営予定地1,040mの二俣手前のブナの台地へ到着したのが11時15分でした。ゲートより2時間45分で到着しました。ネットで他の遡行記録を拝見すると、ここまで5〜6時間かかっていましたので、余裕を見て6時間と計算していたのですが、半分以下の時間で着いてしまったことになります。

「う〜ん、幕営するには、あまりにも早過ぎる時間…。これじゃ〜夕方にはお酒、無くなっちゃいますよね。まずは昼食を食べながら今後の行動を考えましょう!」と私。この素晴らしいテントサイトを逃せば、あとは林道上で幕営するか、車のデポ地であるゲートまで下ってしまうか(この日に下山)、のどちらかになります。「ここからだとゲート(下山)まで約4時間かな?」、あとはKさんの体力次第…。お疲れのようであれば、林道にもテント張れるし、先に進むことにしました。

過去2回とも1040mの二俣は左俣に入り山形神室の山頂を踏んでいました。しかし、ツメのヤブ漕ぎがシンドイのですよ…。てなことで、今回は1040mで右俣に進み1070mも右、そして1140mのコルを目指しました。予想通り、こちらはまったくヤブ漕ぎなく登山道(コル)に出ました。左俣を進むより、かなり時間短縮が可能です。山々は薄らと紅葉が始まっており、綺麗でした♪コルから二口峠まではアップダウンの繰り返しで疲れます。あとは長〜い林道をひたすら歩くのみ。

ふぅ〜!15時15分、車デポ地のゲートに到着しました。結局、テントや寝袋など1泊2日分の食糧や装備を担いで日帰りしたことになります(全行程7時間で、過去最短記録)。ボッカ訓練か?いや〜それにしても、寒い寒い…早く温泉に入って体を温めた〜い♪「食料もお酒もあることですし、今日は二口温泉付近に幕営し、打ち上げでもしませんか♪」ということになりました。晩飯は手巻き寿司と焼き豚と焼き魚です。手巻き寿司にかんぴょうを入れたら、美味しがグレードアップしました。それと、焼き魚(ぶり)の真空パックも大好評でした(お腹一杯の為、翌朝に食べた)。常温で保存できますので、山へ持参できます。

今朝はゆっくり起床し、ラーメン(カップラ)とチャーハン(ジフィーズ)を作りました。お腹イッパイ♪満足になったところで解散しました。てなことで、本日朝9時頃には帰宅した次第です。早い時間に帰宅できると、その日のうちに洗濯、山装備の片づけ、写真の編集と整理、酔いどれ日記の更新等に励めますので楽です。これで明日から仕事に集中できます!何はともあれKさん、ありがとうございました♪そしてお疲れ様でした。PS.『酔いどれ画像掲示板』に今回撮影した写真を掲載しました。ご興味のある方は、ご覧くださいね♪これぞ「日本の美!」って感じの沢ですよ♪(^o^)

『酔いどれ画像掲示板』 二口山塊、小松原沢 今すぐ見たい方はクリック!



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