2009年 7月  酔いどれトップに戻る

7月31日(金) トレーニングの意義

北アルプスの本番の沢は来週!ということは、今週末が本番前にトレーニング出来る最後のチャンス!本当は、お天気さえ良ければ重い荷物を背負って沢中1泊2日でトレーニングに励みたいところですが、このところの大雨でそれも厳しそう…(^^ゞ。てなわけで、本日仕事の合間を見つけては、今週末の山行計画を練っていました。

増水していることは覚悟の上で、遡行できる沢はないものか?しかも、過去入渓していない沢がい〜い♪的確なルートを判断する能力に磨きをかけたいのです。それと、個人的には一度入渓した沢にはあまり興味が湧かないのですよ…。なぜなら、正解ルートが分かっているから。初めて行く沢は未知の世界です。よって、当前リスクもありますが、ワクワク・ドキドキ感が堪らないのですよ〜!

「う〜ん、どこにしようか?」と地図を広げてはいろいろと検討する私…。「そういえば北八甲田の沢って、まだ一度も入渓していなかったなぁ〜!」。ネットで調べると、北八甲田にも面白そうな沢があるようで、「よし、ここへ行こう!」と即断即決。どうせ行くなら2本遡行しよう!結構登攀的な要素が強い沢のようで、3年前に滝から落ちて死亡事故が起きているようでした。

今回は単独ですので、滝を登るにも確保者がいません。直登するか否かの判断は慎重にしなければ…。北アルプスの沢、本番前ですので決して無理をすることなく、楽しんできたいと思っています。翌日には、お天気が許せば癒し系の沢をもう一本遡行する予定です。初めて遡行する沢って、超楽しみ〜♪この2本の沢、世間的にはあまり知られていませんが、地元青森では遡行者も多く(山岳雑誌「岳人」にも紹介されたようで)、人気が高いようでした。どんな沢か?今からワクワクしています(*^_^*)。

北アルプスの遡行メンバー達、一生懸命トレーニング励んでいるようですし、私も頑張らねば…。ましてやリーダーですもの。今回計画している北アルプスの沢、平水状態なら楽勝で行ける沢だと思っていますし、自信もあります。しかし、今回はこの異常気象の影響で増水している可能性が高いですので、悪条件の中でも遡行できる力を養いたいと思っています。

私のリーダーとしての遡行信念は、行く沢(目標とする沢)のグレード(難易度)の1グレード高い沢をこなせる技術、体力、精神力を持って挑むことです。なぜなら、多少の悪条件でも遡行できる力がなければ、完全遡行が出来ないからです。その為のトレーニングを過去うん十年メンバー達と一致団結して励んで参りました。朝日・飯豊連峰、アルプスの沢など大きな沢の場合、予備日を含めると一週間です。一週間遡行していれば、数日は悪天になる可能性が高いです。多少の悪天でも遡行できる技術と体力、そして精神力が必要なのです。当然、無理は禁物ですが、最悪の事態を想定し、遡行能力を高めるべくトレーニングに励んできたことは事実です。

「大きな沢に行く時は、余裕を持って挑む!」。それだけの実力を備えてから遡行して来ましたので、これまで事故や敗退することなく遡行できたと思っています。思えば、北アルプス、・黒薙川、北又谷本谷の遡行の際(犬ヶ岳まで忠実にツメた)は、上部の雪渓状態がズタズタで最悪の状態でしたが、メンバー皆で力を合わせて乗り切りました。また、朝日連峰・八久和川の遡行の際は、遡行3日目に台風の直撃をくらい超大増水!冷静な判断で対処し完全遡行できました。悪条件の中、完全遡行できたのは、一重に本番前の過酷なトレーニングでメンバー皆が自信を付けていたからだと思います。山に限らず、「トレーニングって大切なんだなぁ〜!」ってつくづく思います。

目標に向かってトレーニングに励んでいると、不安が軽減され徐々に自信に変わっていくのがわかるんです。不安は心の中の「恐れ」の現れ、「シッカリやれよ!」という心の注意信号!山に限らず、仕事でも恋愛でも同じではないでしょうか?拙い私の過去の経験からも、そう思います。私が初心者を沢へ連れて行く際は、必ずその前にクライミングを教え5.9〜5.10aをリードできるようになって、ザイルワークを習得させてから連れて行くようにしています。そうすれば、連れて行く方も連れて行かれる方も余裕をもって楽しめるのです。「やることをやって自信を付けてから挑む!」それがリスクヘッジ(危険回避)であり、本番で楽しむための最良の方法だと思っています。PS.上の写真は、久しぶりにたっくんの登場で〜す♪カワイイの〜!(*^_^*)


7月30日(木) 「****」のパスワードが見えるソフト

いやはや、このところず〜っと雨ばかりの毎日ですね…。いつになったら梅雨が明けるんだろうか?例年なら、梅雨明けし快晴の毎日のはずなのになぁ〜!ほんと異常気象ですね。沢屋(沢登りを愛する人)にとっては貴重な夏、青春の夏?希望の夏!なのに、早く梅雨明けしてもらいたいものです。

毎週末、雨ばかりで思うような沢へ行けず、欲求不満が溜まっています。来週は、いよいよ北アルプスの沢へ向けて出発予定!「頼むから梅雨明けしてくれ〜!」って祈るような気持ちです。青空のもと、思いっきり遡行したいものです。

さて、本日はフリーソフトのご紹介です。昨日のこと、久しぶりにある生徒さんからお電話を頂戴し、「以前先生と一緒に作ったホームページを手直ししたいのですが…」とのこと。「ハイ、お安い御用ですぅ〜!」と私。ところが電話を切った後にあることに気付きました(^^ゞ。その生徒さんと作ったHP、当スクールで使っているパソコンではFTPパスワードがブランクになっていて転送出来ない状態に…。

理由は、今年の春に教室のパソコンを新たに購入したのです。以前の古いパソコンからホームページビルダーで「サイトのバックアップ」を取り、新しいパソコンに移行したのですが…。その際、転送設定も移行されるのですが、秘密保持のためか?FTPパスワードだけは移行されないのですよ…。FTPパスワードがわからなければ、ホームページを手直ししてもサーバーに転送できないのです。

むむぅ〜!困った!自室で利用しているパソコンにはその生徒さんのFTPパスワードは設定されているのですが「***」となっていて、パスワードがわからず…。その時「はっ!」と気付きました。「そう言えば、パスワードの***部分を表示させるフリーソフトがあったっけなぁ〜!」と思い出し、さっそくgoogle検索で調べる私…。いくつか出来てきたのですが、どれもこれもXP用でVistaに対応しておらず…(^^ゞ。いろいろ調べているうちに、Vistaに対応しているモノを発見!そのフリーソフトの名前は「PeekPassword+」で「******で隠されたパスワードの中身を表示させる」ソフトです。

さっそくダウンロード&インストールをし使ってみました。使い方はいたって簡単!ホームページビルダーの転送設定画面のFTPパスワードの部分に「PeekPassword+」の目玉のアイコンをドラックするだけ。無事パスワードを読み取ることが出来ました。このソフト、他に「メールパスワードを忘れてしまった…」とか様々なWebページ、例えばYahooJapanなどの「ログイン・パスワード」を忘れてしまったとか…そんな時に重宝しそうですね。

でもこのソフト、「広告配信プログラム[オプトサーブ(optserve.exe)]も一緒にインストールされ、ウェブサイト閲覧時等にアクトマッチ広告が表示されます。」とのこと。ソフトを無料で利用するための交換条件なのでしょう。もちろん、後でアンインストールできます。ちなみに私は、パスワードを調べた後、直ぐにこのソフトをアンインストールしちゃいましたが…。こういうフリーソフト(無料ソフト)があることを知っていれば、万が一パスワードを忘れた時にも安心できますよね♪くれぐれも悪用しないようにね!

『PeekPassword+』 ******で隠されたパスワードの中身を表示するソフト 今すぐ見たい方はクリック!


7月28日(火) 小さな会社の社長のための…

昨日、たまたまテレビを着けたら、テレビ朝日「報道発 ドキュメンタリ宣言」をやっていて、思わず見入ってしまいました。不況の今、不振にあえぐ企業を買収し、蘇らせる「再生仕掛け人」を取材したドキュメンタリー番組でした。

『彼らの秘策を二つの店の改革に密着しながら明らかにする。価格の安さとエンターテインメント要素などを取り入れた営業スタイルで急成長を遂げているドン・キホーテが、傘下に入った長崎屋を"ドンキ流"に改造。長崎屋金沢店が生まれ変わるまでを密着した。また、業務用カラオケ最大手の第一興商が人気温泉地の神奈川・箱根に進出。経営難から売りに出された宿を買い取り、365日9800円均一の宿に変貌させた。オープンまでの取材から、不況をチャンスに変える企業魂に迫る。』と。私も一起業家として企業再生にはとても興味があります。

過去、経営セミナーには数多く参加してきた私…。多くの経営のプロの先生方がおっしゃっていたこと…それは、「成功する企業には必ず理由があります!その理由を真剣に学びなさい!偶然成功する企業などないのだから…」と。そういった意味で、番組で紹介された二つの企業がなぜ成功できたのか?その理由を知りたく思ったのです。

今の時代、安くて当たり前!安さを維持し、いかにサービスの質を向上させるか?いわゆる他社と比べ、どれだけ「顧客満足」を追求できるか?なのでしょう。この二つの成功した企業に見られる共通項は、徹底した安さと顧客サービス、そして従来の業界の常識を覆していることだと感じました。「今まではこのようにやってきて上手くいった!」というのは通用しない時代になったとも言えます。

以前読んだ本で、『小さな会社の社長のための問題解決マニュアル』(福島正伸著)という書があります。福島先生といえば、私の起業時、「いわて起業家大学」で大変お世話になった恩師…。番組で紹介された2社は、どちらも大手企業でしたが、再生という見地での発想は大手も中小も大きな違いはないと思っています。

本書のカバーには次のように書かれています。『資金、売上、新規事業、人材育成、地域、後継者、経営に関する77の「もうダメだ」の危機的状況を、「その手があった!」に即変換!「諦めない限り、成功しかない」と確信できる事業経営の教科書』と。いわて起業家大学で教わった「起業家精神」を思い出し、福島先生らしい本だなぁ〜!思いながら読んだ記憶が蘇りました。以下、冒頭の「はじめに」より一部抜粋いたします。

『本書では、小さな会社の社長向けに、本当に困ったときに、どのように考え、どのようにして道を切り開いていくかを、さまざまな事例をもとに、私なりの切り口から解説いたしました。事業を始めると、常に予想外の問題や不測の事態が降りかかってきます。また、どんなに努力をしても、思ったように成果が出ないばかりでなく、より厳しい状況になってしまうことの方が多いのではないでしょうか。

ではなぜ、これほどまでに厳しい事業を成功させる人がいるのでしょうか?成功者といわれる経営者には、そのような問題が降りかからなかったのでしょうか?いいえ、成功者といわれる経営者にも、同じように問題が降りかかっているのです。問題が降りかからない人や、失敗をしたことがない人はいません。しかし彼らは、それらを知恵と努力で乗り越えているのです。知恵と努力は、誰もが持っている無限の経営資源なのです。

とすれば、誰でも事業を成功させることが出来る可能性がある、ということになります。今までにない知恵を出し、諦めずに努力をし続けていけば、どんなに困難な状況に置かれたとしても、必ず道が開けてくるはずです。その意味で、本書で書かれていることの中には、今までの経営手法とは、まったく違った独自の切り口の解決法も、多々あるかもしれません。また、私なりのアイディアもいくつか記載いたしました。経営においては、ひとつの正解があるわけではありません。自分なりの正解をつくり出すことが出来るかどうかが問題なのです。−略−

もうひとつ、本書の中で強調していることがあります。それは、問題に対する考え方、姿勢です。問題を解決するだけでなく、将来への飛躍のチャンスに変えてしまおう、ということです。どのような考え方・姿勢で、事業に取り組むかによって成果ばかりではなく、未来の状況が変わってしまいます。−略−』。番組に紹介された2社は、まさに知恵と努力、問題に取り組む姿勢で成功したといえます。失敗から学ぶことを徹底していましたし。

番組の中でドンキホーテの方は、「不況こそチャンス!」という思想が徹底しているのを感じました。松下幸之助氏も同じことを言っています。これは心の持ち方一つです。いやはや、いい番組で勉強になりました。他人ごとではなく、自分のことのように思わず見入ってしまった次第です。『強い者、頭の良い者が生き残るのではない。変化するものが生き残るのだ。』チャールス・ダーウィン。まさにその通りだなぁ〜!生きるというのは「変化する」ことなのかも知れませんね。加齢と共に変化することが億劫になりがち…。そこで頑張れるか否か、人生の分かれ目なのかも知れませんね。


7月27日(月) 八幡平・大深岳、赤川

昨日26日(日)、本来は和賀山塊の沢へ行く予定でした。盛岡はどんよりした曇り空でしたが、予定通り5時45分に自宅を出発!天気が心配でしたが、行けるところまで遡行してみよう!雫石付近に差し掛かると結構な雨が…。そして、ドス黒く分厚い雲が一面に…。遡行前から雨に降られると気分は沈滞ムードになる私。コンビニで買い出しをしている時、ハッ!と忘れものに気付きました。

着替え一式忘れちゃいました〜!雨の中の遡行は覚悟していたのですが、下山後はやはり着替えをして温泉に入りた〜い♪しばし考え、このお天気だと遡行は厳しいかも?それと、忘れもの…。和賀山塊の沢の遡行を中止にし、岩手山でも登って体力トレーニングに励んだ方がいいかも?と思ったのでした。そうと決まれば、いったん家までUターンし、着替えを取りに戻りました。そして、岩手山を目指して再出発!

ところが…岩手山目指して車を運転している最中に名案が浮かんだのでした♪「以前より偵察に行きたかった大深岳の赤川を遡行してみたいな!ここならどんなに大増水しても問題ないだろう!そして下山後に岩手山を登りに行こう!沢と登山、まさに一石二鳥の素晴らしい名案だぞ!」と。とは言うものの、岩手山を登ろうと思って自宅を再出発したわけで、大深岳や赤川の地形図(2万5千図)を持参していませんでした(^^ゞ。

手元にあるのは、昭文社のエアリアマップのみ。2万5千図を持たずに沢に入るなんて前代未聞のことです。「まぁ、なんとかなるさ〜!例え多少間違えたとしても、大深山荘付近の登山道に出るのは間違いないし〜!」と。この判断が甘かったことを後で痛感させられます。この沢をナメテいたのかも知れませんね。以前、山仲間のHさんより、この大深岳の沢に関して情報を頂いていました。それによると間違いやすい二俣が2か所あって「右、右だったかな?いや、左、左だったかな?う〜ん、どっちだっけ?思い出せない…。右、左、または左、右ではないことは確かだけど…」

堰堤を越え、入渓地点に降り立ちちょっと進むと1170Mの二俣に到着!「むぅ〜どっちだよ〜!」。2万5千図さえ持っていれば一目瞭然なのに、このエアリアマップじゃマンガのような地図だし、これじゃ〜わからない…。と、思案していた時、目印のピンクテープが目に入りました。シッカリと右俣の方に付いていたのです。「よし、右へ行ってみよう!」。それ以降は、水量の多い方、多い方へと進路をとりました。途中ところどころに目印のピンクテープがあったり、踏み跡らしきものがあったり…きっとタケノコ採りの方々が付けた目印だろう。上部では絶壁に阻まれたり、難所がいくつか出てきましたがクリアしながら上を目指しました。

ところが…標高1300M付近で沢形が消え、完全なヤブに…。根曲がり竹の強烈なヤブでした。実は遡行中、「この沢はHさんより教えてもらった沢ではない!」と気付きました。しかし、「戻るのも面倒だし、良いトレーニングになる!このままツメてみよう!」と思ったのです。登山道まで標高差100M以上もあるし、このヤブ状態だと上手くいっても1時間はかかるな!よし、体力トレーニングだ!頑張るぞぉ〜!しかし、ヤブの根曲がり竹が強烈過ぎてさっぱり前に進めず…(^^ゞ。ヤブとガスで視界はゼロ、頼るはエアリアマップとコンパスのみ!方角を定め、自分を信じ突進しました。

ヤブを漕ぐこと1時間ちょい、大深山荘前の沼(池塘)にドンピシャリ出ました。まさに奇跡的なルートファンディング!ふぅ〜ヤレヤレ!体力トレーニングもしんどいなぁ〜!その後、湿原経由で大深岳山頂へ。稜線上はガスで10M先すら見えない状態、それに風が強いのなんのってぇ〜!登頂後、源太ヶ岳まで足を伸ばそうと思いましたが、止めました。下山ルートは、大深山荘ちょい先の橋の下に流れている沢より下降しました。本当は、この沢を遡行する予定だったのです。「どこで間違えたんだろう?」興味津々です。ビックリしたのはこの沢、目印の赤ペンキはあるは、滝にもロープが…。Hさんの話によれば、大深山荘建築の際、アプローチにこの沢を利用していたんだとか。難所は特になく、ヤブ漕ぎなしで大深山荘に至る最短ルートだと思います。非常に快適な沢でしたよ♪この沢を駆け下ること40分で車デポ地に到着!あっという間でした。

時間はまだお昼、これから岩手山を登りに行こう(時間的に登頂は厳しいので、行けるところまで)♪さらに体力トレーニングだぁ〜!さてと、どこから登るかな?まだ七滝コースより登ったことがないので、ここから登ることにしました。登山口の県民の森へ移動し、出発しようとしたら…。登山道入り口に注意書きの看板が…。「地獄谷付近の有毒ガス発生の為、入山してはならん!他の登山口から登って下さい!」みたいなことが書かれていました。ガ〜ン!「七滝までなら問題ないだろう!今回はそこまでにしておこう!」と歩き始めました。冬の七滝は見に行ったことがありますが、夏の七滝はまだ見たことがなく、以前より行ってみたかったのス!この七滝までのルートが二つあって登山道コースと林道コースがあるのです。もちろん、登山道コースを歩きましたが、林道の直ぐ側の山道を歩くのって…(^^ゞ。林道のドン詰まりには黒い車が一台…。私以外に入山者がいるようです。

林道のドン詰まりから沢へ降りてちょっと遡行したら「出たぁぁぁぁ〜!七滝だぁ〜♪」すっごい迫力でした。滝下まで行ってみたのですが、水しぶきが凄いのなんのってぇ〜!冬に来た時は、滝が凍結していてヒョロヒョロの流れだったのですが…。この膨大な水量を落とす滝が凍っちゃうのですから、岩手山の冬の厳しさを感じさせられました。下山後、八幡平ハイツの温泉でマッタリ♪入浴後、休憩室の入り口でバッタリとM君とお会いし、ビックリしました。山岳会の仲間達と岩手山を登って来たんだとか…。それにM君、私のこのHPをよく見てくれているようで嬉しく思いました。いやはや、世間は狭いものです。何はともあれ、昨日はよいトレーニングが出来たかな?上の写真は岩手山の七滝30Mです。PS.昨日撮影した写真を「酔いどれ画像掲示板」に掲載しました。ご興味のある方はご覧下さいね♪

『酔いどれ画像掲示板』 八幡平・大深岳、赤川 今すぐ見たい方はクリック!


7月25日(土) 新・日本百名谷 2

実はこの週末、懇意にしている他山岳会の方々(5名)と1泊2日で沢へ行く予定でした。他山岳会との合同山行は、交流と親睦の場でもあり、とても楽しみにしていたのです。しかし…無情な雨、雨、そして雨…。この増水ぶりでは山行を中止にせざるを得ませんでした。昨日の昼の天気予報を見て「山行中止の決断」をしたのですが、その夜、土砂降りが降りましたので、賢明な判断だったと思っています。

このところの週末、ことごとく雨ですね〜!いや〜参っちゃいます(^^ゞ。特にここ岩手の沢シーズンは短いのス、貴重な週末がもったいな〜い!ここ岩手のみならず、全国的にお天気の悪い日が続いているようです。例年なら、今時期は梅雨明けして快晴の日々が続くハズなのにね。

来月、北アルプス本番の沢まで2週間を切りました。毎週雨続きで思うように沢でのトレーニングができず…。今自分が出来ることを精一杯頑張るのみ!よって、明日は単独で和賀山塊の沢へ行って来ます(易しい沢ですが)。この増水では下流部の遡行は厳しいので、登山道を利用し枝沢を下降、中流部に降り立ち本流を遡行する予定です。少しでも沢を体感し、そして体力トレーニングに励みたいのです。何としても、今回の北アルプスの沢の遡行を成功させたいのス!

これは私一人の問題ではありません。アルプスや朝日・飯豊連峰などの大渓谷の遡行体験者を、ここ岩手から一人でも多く輩出し大渓谷の魅力を知っていただけたら…。その感動を岩手の山仲間達にもぜひ知って欲しい…と心から願っています。沢登りを始めて20年、遡行本数は350本を超えました。どの沢も一本一本深い思い出があります。とは言うものの、私はまだまだ未熟者なんです(^^ゞ。岩手の偉大な先輩達と共に、ここ岩手にもっと沢登りを普及させたい!そう強く願っています。東京時代、お世話になった先輩達から受けたご恩を、ここ岩手で返せたら…。東京時代、先輩達によく言われたものです。「俺から受けた恩は、後輩に返せよ!それが何よりの恩返しだぞ!」と。その気持ちは今も変わりません。同じことを後輩たちに言っています。

前置きが長くなりましたが、「新・日本百名谷」について書きますね。「日本百名谷」と「新・日本百名谷」、ここ岩手及び近隣の県ではどのように変わったのかな?と興味がありました。地元の沢を数多く遡行した私としては、ここ東北四県に関して言えば「新・日本百名谷」の方に軍配が上がるかな?と感じました。しかし、前回の日記に書いたように、沢の好みは人それぞれです。それをカタログ化すること自体、愚かな行為だと思っています。あくまでも私の好み…ということです。

ここ岩手に関して言えば、「日本百名谷」に選定されている沢は、八幡平の葛根田川と大深沢、栗駒山域の産女川の三本のみです。「新・日本百名谷」では、新たに焼石連峰の「尿前川本流」が加わりました。個人的には、岩手の沢の中で美しさと遡行内容の面白さを評価するならば、この尿前川本流を一番に挙げたい!と思っていましたので、妥当な評価だと思いました。一方、大深沢は確かに名渓ですが、ゴーロ歩きが長く個人的には興味の対象になりませんでした。

近隣の県の沢に関して、新たに「新・日本百名谷」に選定された沢…。@小又川〜ノロ川。てっきり桃洞沢のことだと思っていたら、そうではないようです。その下流部。遡行記録は少ないですがぜひ行ってみたいところです。A和賀山塊・マンダノ沢 B和賀山塊・生保内川。個人的には和賀山塊の中ではこの生保内川が一番美しく快適で楽しかったです。滝のほとんどが直登出来ました。C大行沢。山岳雑誌の岳人で数多く紹介された癒し系の沢。ナメの美しさはまさに絶品です。

私が行ってみたい沢は…北海道は日高山脈の沢(1ヶ月くらい仕事を休んで数々の沢を思う存分遡行してみた〜い!老後の楽しみです。特に北海道で一番美しいとされるヌピナイ川と須築川はぜひ遡行したいです!)。原始性が色濃い南会津・大幽沢西ノ沢。朝日連峰・荒川中俣沢(過去3回計画を練って雨のため中止に…因縁の沢)。朝日連峰・岩井又沢(過去、増水のため途中敗退しているのでリベンジで)。全国津々浦々、ほんと行きたい沢、イッパイですよ〜♪(*^_^*) むむぅぅ〜!結構雨が降ってきました。明日の沢、大丈夫だろうか?あまり雨がひどいようであれば、縦走に切り替えます。雨、止んでくれよ〜!PS.上の写真は、岩手の中で私の一番のお気に入りの沢、焼石連峰・尿前川本流にて(現在、去年の大地震で入渓不可)。


7月23日(木) 新・日本百名谷 1

いや〜今年は雨が多いっスねぇ〜!悪天で山や沢へ行けない時は、ネットで面白そうな沢情報の収集に励むのが私の趣味の一つです。インターネット、ほんと便利な時代になったものです。ネットでたくさんの情報を調べ、閲覧することが出来るんですから〜♪一昔前までの情報ネタは、数少ない沢のガイド本(「関東周辺の沢」など)や登山体系、山岳会の会報誌、そして、お付き合いのある他山岳会の仲間達から話を聞いたりして…。あとは現場で判断!って感じでした。

どうも沢のガイド本や山岳雑誌「山と渓谷」や「岳人」に紹介される沢ばかりが目立ち過ぎ人気が沸騰、逆にそれ以外の沢は、例え素晴らしい沢であっても目立たない存在になりがちのような気がします。雑誌やマスコミの影響力の大きさに驚嘆せざるを得ません。一方、その反面、雑誌のお陰でこれまで知らなかった名渓を知ることが出来ました。ありがたいことです。

最近の例で言えば、山の専門誌2007年7月号の「岳人」。特集が「日本の渓スタンダード10」でした。何を持ってスタンダードとしているのか?本誌によれば「多くの人が遡行したり、遡行してみたいと憧れる定番の渓」と定義していました。その10本の沢とは…@奥利根川本谷 A北アルプス・上ノ廊下 B奥秩父・東沢釜ノ沢 C大雪・クワンナイ川 D北アルプス・北又谷 E朝日連峰・八久和川 F御嶽・濁川兵衛谷 G谷川連峰・湯檜曽本谷 H八幡平・葛根田川 I南アルプス・赤石川でした(数字は順位ではありません)。

昨今、「百名〇○」ブームのようですが、そのようなカタログ化にはまったく興味がない私…。だって、他人が勝手に決めた百選ですし人それぞれ趣向が異なりますしね。2年前、最初この「スタンダード10」を見た時、「ふ〜ん、そうなのか〜!」って感じの程度でした。「自分が遡行していないのはFの濁川兵衛谷だけだな!」って思っただけ。その時は、その沢の存在を初めて知った程度で、特に興味を示さなかったのです。掲載されている写真を見て、渓のスケールの大きさが伝わってこなかったのが一番の理由かな?

しかし、最近、この御嶽・濁川兵衛谷をネットを駆使し調べてみるとスケールがとても大きく(台湾の沢なみ)、「泳ぎ、登攀、癒し」と渓の全ての要素が含まれ、しかも変化に富んで面白い渓であることがわかったのです。この沢は、それ以前私の知る限り、山岳雑誌や沢のガイド本に紹介されることもなく、知る人ぞ知る名渓って感じのようでした。ネットの遡行記録文を読んだり写真を見ているうちに「なんとしても絶対、この沢行くぞぉ〜!」と、気持ちが高まったほどです。標高差2300M、長さ15K、ダイナミックな遡行を楽しめそうです。場所は岐阜県の御嶽山、遡行に要する日程は2泊3日。ここ岩手からは遠い…(^^ゞ。 アプローチと予備日を考えれば5日間の日程が欲しいところです。行きたい、行きたい、行きた〜い!来月の北アルプスの沢の次なる目標はコレだな!遡行グレードは4級〜4級上(上級者向け)らしいし、相手にとって不足なし!

さてと本題です。山岳雑誌「岳人」に掲載された「新・日本百名谷」。この存在は知っていたのですが、当時はあまり興味なくって、適当に読み流したことを覚えています。今から25年前に白山書房より『日本百名谷』が出版されました(私も持っています)。しかし、四半世紀も経てば渓を巡る状況も変化します。また遡行技術や登山道具の革新で新たに数多くの渓が遡行されてきました。私自身、この百名谷をいくつも遡行して来ましたが、事実、「何でこれが百名谷なんだろう?」と首をかしげてしまう渓もあったほどです。

先に述べたように、その人の趣向によって「充実感溢れる素晴らしい沢だった!」と思う人もいれば、「苦痛だけが残る沢だった!」と思う人もいます。その時のメンバーや天候・季節で、沢の印象も大きく異なります。同じ沢なのにね。沢に対して、登攀的な要素を求める人、泳ぎ主体の沢に生きがいを人、ナメや癒し系を求める人、千差万別で評価も異なります。だから、他人が決めた「100の沢」を絶対視してはいけないと思うのです。ベスト100を決めるのは自分自身なのですから…。とは言うものの、百名山と一緒で、「どの山(沢)がいいのかわからない?」といった方には、一つの目安になると思います。

話戻って…その「新・日本百名谷」は、2004年発刊の「岳人」8月号と9月号に特集で組まれています。本日、図書館に行って、借りちゃいました(^^ゞ!なぜなら、全国的に有名な沢屋さんが選んだ「ベスト100」を参考にしたかったからです(あくまでも参考程度で決めるのは自分自身なのですが)。それと、地元岩手の沢がどのように評価されているのか?にも興味がありました。この度、ジックリ読んでみると、選考委員(アンケート解答者)に私の山仲間や知人、後輩の名前が記載されていてちょっとビックリしました。全国には私が知らなかった名渓・美渓がたっくさんあるんだなぁ〜!って、つくづく思いました。このようなモノを読んでると楽しいです。行きたい沢、イッパイですよ〜♪(*^_^*)

いやはや本日は時間切れです…「新・日本百名谷」の」続きは後日ということで〜!今度は岩手の沢に関しても書きますね。


7月21日(火) 秋田駒ケ岳の縦走

本日、秋田駒ケ岳・北部の山々をぐるっと縦走して参りました。ほんとは易しいところでもいいから、どうしても沢登りへ行きたかったのス!しかし、昨夜色々と思案した結果、「この増水具合では易しい沢でも厳しいかも?」との判断を下した次第です。ここ岩手では、丸二日間、思いっきり降りましたからねぇ〜!よって、せめて体力トレーニングにでも…と思い、超久し振りに縦走してきました。

無雪期に縦走目的で山に入るなんて、仕事(山岳ガイド)以外では何年振りだろうか?これまでず〜っと、沢か岩か雪山ばかり励んでいましたので…。緊張感はゼロ!でも、久しぶりにのんびり山を楽しめたように思います。実は、先月行った和賀山塊・行太沢で膝を痛めてしまい、下山時はあまりの痛さに泣きたくなったほどなんです(^^ゞ。その後は順調に回復し、痛みもなくなったのですが、アルプスのような長い沢で長時間歩いても果たしで大丈夫だろうか?との不安がありました。よって、この度、日帰りの長期縦走を計画したのです。私の膝はどこまで持ちこたえられるのか?実験したかったのです。

本日登ったルートは、田沢湖高原駐車場(乳頭温泉)に車をデポし、蟹場分岐点〜田代平〜乳頭山〜笊森山〜湯森山〜笹森山〜田沢湖高原の周遊コース。昭文社・エアリアマップによると標準コースタイムは合計約9時間。結構それなりに長いコースです。目標は5時間以内に設定!結果6時間(休憩含む)もかかってしまいました(^^ゞ。いかんなぁ〜!膝の痛みが出なくて安心したのですが、コースタイムの半分を切らないようでは…。30代までは「カモシカのオガちゃん」と言われていたのですが、これじゃ「カモシカ」ならぬ「カメシカ」って感じです(^^ゞ。

でもね、今回のコース、湿原巡りには最高のルートでしたよ♪実は、そのように計画したのですが…。田代平、千沼ヶ原、熊見平の三つの湿原を経由するんです。どれもこれも素晴らしい湿原で、ついついマッタリしちゃんたんですよ〜♪写真も100枚近く撮影しちゃいましたしネ!今シーズン、八甲田の沢(逆川)へ行って以来、どうも湿原の虜になりましてぇ〜♪ほんと心癒される光景ですね。

いや〜今日のお天気は変でした(^^ゞ。朝5時に起きて5時半出発。自宅を出る時は曇っていましたが、チラホラ青空が望めました。ところが雫石付近で小雨が…。さらに仙岩トンネル付近では、一時土砂降り状態に〜!トンネルを抜けると天気も変わるかな?と思いきや、それでも雨…。乳頭温泉の駐車場に到着するも小雨が…。でも、歩き始めたら止んでくれました。その後、登っているうちに晴れてきて時折青空が〜♪しかし、乳頭山付近でまたもや雨と凄いガス・…(^^ゞ。よって、展望は全くゼロ。下山する頃になってまた晴れてきて…。何度もカッパを着たり脱いだり忙しい一日でした。

湿原も素晴らしかったですが、笹森山から乳頭温泉に下るルートのブナ林も素晴らしかったです♪それにしても、秋田県の山って、登山道の整備がいき届いていますね。あまり人が登らないような登山道ですら、ヤブの刈り払いが行われていて、とっても歩きやすかったです。やっぱ、山を歩くと気分がとってもい〜い♪下山後は、温泉にマッタリと浸かりました♪ほんと素晴らしい湯でした♪(*^_^*)「沢登りもいいけど、たまには縦走もいいかな!」と思った一日でした。「酔いどれ画像掲示板」に昨日撮影した写真を12枚掲載しました。ご興味のある方はご覧下さいね♪

『酔いどれ画像掲示板』 秋田駒ケ岳・湿原巡り 今すぐ見たい方はクリック!


7月19日(日) 剣岳・点の記

せっかくの貴重な連休、実はこの連休を利用して八幡平の沢へ行く予定でした。久しぶりの泊まりの山行でワクワク♪重い荷を持つ背負って遡行したかったのス。北アルプスの沢へ向けての良いトレーニングになると計画したのですが…。「多少の雨でも行こう!かえって良いトレーニングになる!」と気合い十分のワタシ!既に食料の買い出しとパッキング(荷造り)を終え、あとは出発するばかり(本当は今朝出発予定でした)だったのですが…。

昨日はず〜っと雨が降っていました。今朝は5時起床し出発する予定が、外は凄い土砂降りじゃありませんかぁ〜!その前に夜中に凄い雨音で目が覚めたほどなんです。さっそく天気予報をチェック!私が行く山域はどうやら明日の午前中までお天気が悪そう…(^^ゞ。「こりゃ〜どう考えても無理だべ!」と断念しました。くぅぅぅ〜悔し〜い!これだけ雨が降れば、河川は氾濫、沢も大増水、遡行どころではないと判断したのでした。

いや〜!このところ週末はあまりお天気に恵まれず、思うような沢へ行けてません。なんで週末に雨が降るんだよぉ〜!私の唯一の楽しみが…(^^ゞ。明日は多少お天気も回復するようですので、日帰りの易しい沢に行くか、体力トレーニングで縦走するか?現在山行計画を思案中です。お昼発表の天気予報を見てどこへ行くか?検討したいと思っています。

そうそう、映画「剣岳・点の記」、やっと見に行くことが出来ましたよ〜♪いや〜山々のド迫力映像に度肝を抜かされました。CG、空撮一切なしというから驚きです。大自然の優しさ、美しさと怖さがビンビン伝わってくる映像でした。「厳しさの中にしか美しさはない!」、この主人公柴崎のセリフは木村監督の信念のようです。「美しい風景とは、じっと耐え抜いた者に対してだけ、神が恵んでくれるものだ。その美しさを撮るために二年を費やしたんだ」という木村監督の執念が、人知を超えた映画を生み出したのでしょうね。

猛吹雪のシーンや土砂降りのシーン、そして雲海や夕日のシーン、さらに山々の雄大で神々しい姿…。あれだけの素晴らしい映像を撮るのにどれだけの苦労があったことか…。木村監督が役者やスタッフの方々に「これは撮影ではない、行である!」と言ったほどです。私自身、過去何度かこの剣岳を登っていますが、まるで自分が登っているかのような錯覚に陥ったほどです。映像の美しさもさることながら、手に汗握る素晴らしい映画でした。山登りをしない方も、この迫力ある映像を見れば、大自然や山々の魅力にハマるかも〜?素晴らしい映画でした。一人でも多くの方に見ていただきたい映画だと思います。

PS.「沢の扉」に八幡平・大松倉沢を追加しました。ご興味のある方はご覧下さいね。

『沢の扉』 八幡平・大松倉沢 今すぐ見たい方はクリック!


7月17日(金) 大雪山の遭難事故について考える

本日、痛ましいニュースが飛び込んできました。朝日新聞(ネット版)によると…『北海道大雪山系のトムラウシ山(2,141M)と美瑛岳(2,052M)で登山客らが相次いで遭難した事故で、北海道警は17日午前までに10人の死亡を確認した。

18人が遭難したトムラウシ山では17日午前までに5人が自力下山し、道警などのヘリに13人が収容されたが、8人が死亡した。このツアーとは別に男性登山者1人が死亡して見つかった。6人が遭難した美瑛岳では17日未明、1人の死亡を確認した。北海道警は二つの遭難事故について業務上過失致死容疑でツアー会社側に対する捜査を始めた 』と…。

これも朝日新聞なのですが、『とにかく寒かった!強風の中、登山決行』と大見出しが…。中高年を中心に人気を集める夏山登山が暗転した遭難事故だったように思います。私はこの山、過去に登ったことがありますが、お天気さえ良ければ何でもない山のように思います。ベストシーズンで快適なハズの夏山ですが、急な悪天候で体力を奪われた(低体温症)可能性があります。現場で何が起きたのか?登山決行の判断は適切だったのか?

これも朝日新聞の抜粋なのですが…『ツアーを企画したアミューズトラベルの説明によると、まず女性1人が体温の低下で体調を崩し、ガイド1人とテントを張ってその場にとどまった。さらに4人が体調を崩し、テントで休むことにしたという。テントの外で男性1人が動けなくなっていた。残りの参加者9人は別のガイドとふもとを目指した。疲労から集団に追いつけない参加者もでて、集団はやがてバラバラになったという。このガイドは参加者2人を連れて下山し、その後、再び1人で山に入ったという。

自力で下山した愛知県のTさん(65)の話によると、出発した時点で風がビュービューと吹き荒れていた。「こんなので大丈夫なのか」。不安に思ったが、計画通り出発した。数時間後に1人目が倒れ、その後、次々とメンバーは脱落した。「起きないと死んじゃうぞ」。Tさんは体調を崩したメンバーに呼びかけたという。倒れたメンバーとガイドを残し、体力の続くメンバーは先に進んだ。しかしTさんは集団のペースに追いつけなくなり、1人で取り残されたという。』

私が疑問に思ったのは、「そのような状況の中、なぜ、そこまでして登らなければならなかったのか?」朝日新聞からの情報のみで判断すると、そう思わざるを得ません。まるで突撃特攻隊の戦争のような…(^^ゞ。天候がどうあれ、リーダーの判断の誤りが悲惨な事故を招いたのではないか?と思ってしまいます。「パーティー(メンバー)がバラバラになる…」これが一番怖いことなのでは?そのような過酷な状況に陥った時こそ、メンバー同士助け合わなければならないのに…。

人間、どうしても極限状態に追い込まれればエゴが出ますし、自分の命を守ることに必死になりがちです。そういう時こそ、リーダーの真価が問われると思います。体育会系の山岳部や社会人山岳会であれば、そのような状況時に規律や統制が取りやすいのかもしれません。しかし、ガイドツアーやネットで知り合った山仲間同士ですと、そこまでお互いに思いやる気持ちを抱くのが難しいのかも知れませんね。そこに、「バラバラになる」という大きな落とし穴があるのかも知れません。

山岳会の仲間達との山行であれば、お互いに技術、体力、精神力の限界を熟知していますので、「ここらが潮時かな?撤退しよう!」と判断しやすいのですが、ガイドツアーなどでは、初対面の方も大勢いますので、その見極めがとても難しいと感じます。私も大手会社の依頼で団体さんをガイドしたことがありますが、それはそれは、とても神経を使います。下山時にはクタクタですよ〜!でも、今回の遭難事故の場合、早い時点で前兆がありましたので、リーダーとしての判断は果たして適切だったのか?と考えさせられます。

長年山登りをやってきて感じるのですが、自分の経験上で「これなら大丈夫だ!」と判断しがちなんです。気心知れた仲間達や単独行の場合はそれでもいいのですが…。しかし、ガイドでお客様を率いる場合は違う…「お客様の立場になって本当に大丈夫なのかどうか?」を判断しなければならないのです。山登りに取り組んで27年、過去幾度か死にそうになりました。台風の直撃、大増水、猛吹雪、雪崩、滑落など…。でも、こうして生きている…。

思うことは、最悪な状況に陥った時ほど、いかに冷静になれるか?冷静になれば適切な判断を下せたように思います。冷静になれば、なんとか難局を切り抜ける道を見出すことが出来ましたし。山登りって、自然が相手ですから、命懸けの遊びなんですよね。ちょっとした判断ミスも許されない世界…。山登りは確かに素晴らしく楽しい♪しかし、美と危険は紙一重なのかも知れませんね。だからこそ真剣になれる…。トムラウシ山での遭難事故、亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。

PS.上の写真は和賀山塊・掘内沢・マンダノ沢を大増水の中を遡行!水は完全にコーヒー牛乳!いやはやシンドかったなぁ〜!(^^ゞ


7月15日(水) 沢への設備投資

今年の春には生徒さん用にハイスペックのパソコンを購入し設備投資しました。思えば、会社(仕事用)にばかり設備投資をして、自分自身への設備投資は皆無に等しい私…(^^ゞ。そもそもオシャレには興味がなく、登山用の衣服に至っては穴があいても根性で着続けています。特に沢登りでは、転んだりヤブを漕いだりしますので、直ぐにボロボロになっちゃうんです。猛暑の時は風通しが良くて気持ちいいのですが…。

私のポリシーは、「高価な物を買って、長年"これでもかぁ〜!"ってくらいに愛用する!」なんです。その愛用する期間が人よりちょっとばかり長いかも?って感じです。新品のウェアですと、穴が開くのが怖くて「思いっきりヤブを漕げないじゃないかぁ〜!気を使って実力を発揮できないじゃないかぁ〜!」なんて思ってしまうのかもしれませんね。

これには理由があります。東京時代にお世話になった偉大な先輩の皆さん、山用の衣類や装備をそれはそれは長年にわたり大切に愛用していたのです。穴があけば縫って修繕し、継ぎはぎだらけの格好でした。きっと体の一部になっていたのでしょうね。さらに「この沢用のジャージは20年モノで500円だったな!」などと自慢し合ってるじゃありませんか〜!その自信に満ちた力強いお言葉に感動したものです。ボロボロ加減が山屋の風格なのス!「なんてカッコイイんだろう♪私もそうなりたい!」と憧れたものでした。皆さん、決してお金がなくて買えなかったわけでありません。「モノを大切にする」という心を教えていただきました。

数年前のこと、いつものように沢から帰宅し洗濯をして外の縁側に干して、「もう乾いたかなぁ〜?」と思い様子を見に行きました。すると…「ない、ない…母さん、ここに干してた俺の山用のポロシャツ知らない?」と聞いたところ、「あんまりにもボロボロだから母さん、捨てたよ〜!あれじゃ〜雑巾にもならない!」「えっ?捨てたの?おいおい勝手に捨てないでよ〜!」そりゃもう絶句状態に…(^^ゞ。

来月の北アプルスの沢が良い機会と思い、この度、沢登り用の衣服を見直し購入することにしました。9月の5連休にも泳ぎメインの大きな沢へ行く予定ですし。アルプス三千M級の沢の水は冷たく、防寒対策は必須なんです。万が一、低体温症を起せば命にかかわるゆえ。去年の南アルプス・赤石沢では、私以外のメンバーは最新鋭のウェアでバッチリ決めていました。「カッコイ〜イなぁ〜!快適そうだなぁ〜!私も欲しいなぁ〜!」って羨ましく思ったものです。私一人だけがボロボロの衣服をまとい、寒くてブルブルと震えていたのですよ…。30代までの若かりし頃は気合で寒さも乗り切ることが出来ましたが、私も40代後半です。最新鋭の装備や衣服に頼らざるを得ない状況になったのかも知れませんね。

デジカメもそう!私以外のメンバーは皆さん、これまた最新鋭の防水カメラ!私はというと、カメラを防水袋に収納し撮影の度に取り出すのに一苦労でした。仲間を待たせるわけにもいかないので、ザックの雨蓋から防水袋を出し、その後カメラを取り出す。撮影後また防水袋に収納し雨蓋に入れる…この作業を何秒で出来るか?出発前にトレーニングを積んだほどです。「酔いどれさん、凄いねぇ〜!神業だねぇ〜!」って褒められたほどなんですよ。

てなわけで、今回沢登り用に設備投資した品々は…@防水デジカメ、オリンパス・μTOUGH-6000。それと2G のメモリと予備の充電池2個。A沢用ウェア(上)、ファイントラック社のフラッドラッシュとアンダーウェアのウラッドラッシュ・スキン。これは優れモノで通気性を保ったまま、ニット最高水準の耐久撥水性と優れた水中保温性を持つ素材なんです。B沢用アンダーウェア(下)、モンベル社製のジオライン・タイツ。繊維に練り込まれた特殊セラミックが身体から出る熱を受けて輻射熱となり、遠赤外線を放出して身体の芯から温めます。C渓流足袋 Dノコギリなどの備品。結構出費も大きかったですが、大切に愛用したいものです。

PS.上の写真は去年行った南アルプス・赤石沢にて泳ぐ私。この沢の水、体が痺れるほど冷たかったなぁ〜!(^^ゞ 年々素晴らしい素材が開発され、凄いです。メーカーさんの努力の賜なのでしょう。今回購入にあたりたくさんのアドバイスを下さった登山用品店・ICI石井スポーツのA店長、U主任に心からお礼申し上げます。自分たちが使用した結果の良いところ、悪い所を包み隠さず適切な助言を頂きました。私が(山屋が)知りたいのはカタログの数値ではないのです。実践で使ってどうだったか?適切なアドバイスをありがとうございました。高価でしたが、納得のいく買い物だったと思います。

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7月13日(月) 八幡平・松沢

本日はHご夫妻の「沢のウォーミングアップがしたい!」とのリクエストに応じ、八幡平の松沢へご案内させていただきました。この松沢はプチ・ゴルジュや滝、巨岩帯、そして1,140Mには規模の大きい栗木ヶ原湿原があり、変化に富んでとても楽しめる沢なんです。私は今回で4回目(いや5回目だったかな?)の遡行で、何度入渓しても飽きない素敵な沢だと思います。

12日(日)7時に滝ノ上温泉に集合!今日はちょっと肌寒い…。それに夜に結構な雨が降ったようで、増水してるし…(^^ゞ。まぁ、このくらいの増水であれば、遡行上特に問題はなさそうだ。いざ出発!時間はたっぷりある、のんびり行きましょ♪(*^_^*)

この沢、大きな滝が3つあるのですが、全て直登出来ます。出発して30分ほどたった頃でしょうか、「あっ!忘れもの!」と気付く私。なんと昼食と飲み物を車のトランクに忘れてしまったのです。ガ〜ン!「ないものはしょうがない、こうなりゃダイエット山行だ〜!」と思いきや、心優しいHご夫妻に恵んでいただきました♪

特に3つ目の大きな滝は、増水していてどうルートをとって登るか?慎重に考えました。1か所突破できそうな弱点を発見!よし、ここなら行けるぞ!カッパを着こみ、びしょ濡れになりながらシャワークライミング!ちょっと寒い…(^^ゞ。これで核心部はおしまい。あとはゴーロ歩きと巨岩帯、そこを超えると待ちに待った大湿原だ〜♪Hご夫妻は、この大湿原を特に楽しみにしていたようです。沢屋だけが堪能できる人工物が全くない手付かず大湿原♪

ヤッタ〜!栗木ヶ原湿原に着いたぞぉ〜!お花(高山植物)の嵐ですよ〜!この光景、何度見ても感動するよなぁ〜♪まさに天国だ!「わぁぁぁ〜!す、す、凄〜い!」ってHご夫妻は大興奮♪「よ〜し、高山植物を撮りまくるぞぉ〜!」と張り切るHさん。そんな折、Hさんのカメラに異常発生!なんとズームエラーで電源が入らな〜い!カメラを叩いたり回したりいろいろいじってみたものの、修復してくれませんでした。「大丈夫、私がたくさん撮って後で送りますから〜」と私。

私のは、先日買ったばかりのデジカメ・デビュー日!水中3Mまでの撮影や1.5mの落下衝撃に耐えるタフ性能のオリンパス・μTOUGH-6000です。説明書を読む暇もなく、持ってきちゃいましたよ。今まで長年富士のデジカメを愛用していた私。ちょっと勝手が違うなぁ〜!操作に戸惑いながらも「数打ちゃ当たる!」でバシバシとシャッターを押しました。

この栗木ヶ原湿原でマッタリとランチタイ〜ム♪どこまでも続く広大な大湿原、いつまでも居たくなるような素敵な場所です。沢屋のデートコースには、まさにピッタリの場所かもしれませんね。Hご夫妻に高山植物の名前をたくさん教えて頂いたのですが、一夜明けるとほとんど忘れてるし…(^^ゞ。下山は、秘密の道を下って1時間で葛根田地熱発電所に到着!何はともあれHご夫妻、お疲れ様でした〜♪楽しい一日でした。「酔いどれ画像掲示板」にこの松沢と栗木ヶ原湿原の写真を掲載しました。ご興味のある方はご覧下さいまし〜!上の写真は、ゴルジュ内の滝を登るHご夫妻。

『酔いどれ画像掲示板』 八幡平・松沢 今すぐ見たい方はクリック!


7月11日(土) 八幡平・大松倉沢

2万5千図の等高線の入り込み具合を見て「八幡平のこの大松倉沢、なんか面白そうかな?」と思い、本日行ってみることにしました。ネットでいくら検索しても遡行記録は皆無に等しく、よほどつまらない沢かも?と思いながらも、私の探求心と冒険心を鎮めることが出来なかったようです。やはり自分の目で確かめてみなくっちゃ〜!

結論から申し上げるならば、沢のグレードは1級、ヤブ漕ぎは3級って感じでしょうか?ハズレの沢でした(^^ゞ。しかし、大きなナメ滝も出てきて「おぉぉ〜!いいじゃん♪」って、思ったところもありましたよ♪稜線に出てから三ツ石山荘までの縦走がコレまた気持ちい〜い♪沢自体は期待外れでしたが、楽しい一日でした。

最近知ったのですが、網張スキー場より大松倉沢橋のちょい先まで車が入れるようです。ラッキー♪このルートを利用すれば、三ツ石山まであっという間です。朝7時、その大松倉沢橋のちょい先のゲートに到着!どうやら私が一番手のようです。その後、沢装備を整え大松倉沢橋より上流を目指して遡行開始!この沢、温泉臭がします。それと側壁からの落石が怖いです(^^ゞ。

期待に胸を膨らませ遡行するも、歩けど歩けどゴーロの連続…。やっと三段の綺麗なナメ滝が出てきましたぁ〜♪これには感動!その後、小滝はいくつか出てきましたが、全て直登出来ました。しかし、全般的に荒れているような印象を受けました。落石の恐怖、倒木多し…(^^ゞ。順調に沢をツメていよいよヤブに突入で〜す!覚悟はしていましたが、やはり凄いヤブでした(^^ゞ。遡行開始から稜線の登山道に出るまで2時間だったのですが、その内30分はヤブを漕いでいました(^^ゞ。かなり密度の濃いヤブでしてぇ〜!

9時には稜線の登山道に出ました。その後、大松倉山〜三ツ石山荘を経て登山道と車道を下り車デポ地へ。三ツ石山荘周辺は、何度来てもほんと癒されますねぇ〜!小屋の周りは湿原で目の前に三ツ石山が聳え、ロケーション最高ですよ〜♪車デポ地へ到着したのがまだ昼前。体力的にも時間的にも余裕があったので、その後、大松倉沢橋より下流部の探索に出発しました。遡行的には下流部の方が面白いかも知れませんね。でも、個人的には私の好みに合わないかなぁ〜!って感じ。遡行記録のない(見つけることが出来ない)沢へ行くのですから、当たり外れは大きいです。だからこそ、当たれば喜びも倍増します。明日はHご夫妻とこれまた八幡平の沢へ行きます。人をご案内する時は、必ず感動してもらえる沢へ行くようにしていますのでご安心を〜♪(*^_^*)

PS.「沢の扉」に先週行った東八甲田の作田川を紹介しました。ご興味のある方はご覧下さいね♪

『沢の扉』 東八甲田・作田川 今すぐ見たい方はクリック!


7月10日(金) 酔いどれ家のハプニング!

昨日は仕事の合間を見ては、2万5千図(地形図)に来月行く予定の北アルプスの沢の水線を引いては山行計画を練っていました。大ゴルジュ帯の位置や主な大きな滝(30M以上)の位置探し、テントを張れそうな場所など地形図とにらめっこ!この作業が結構面白いのです。遡行図と地形図を照らし合わせて、どこに何があるのか?地形図に書き込んでいきます。

大きな沢へ行く時には必ずこの作業を行っている私…。そうすると、現在地の把握が容易なんです。現場で考えているようじゃ時間のロスにもつながりますしね。出発前に下界で出来ることは、出来るだけやっておきたいのス!それがリスクヘッジ(危険の回避)につながると思っています。

この数日間、ここ盛岡ではず〜っと雨でした(^^ゞ。やっと本日夕方より久し振りの日差しが♪やっぱ、お天道様はありがたいの〜!それにしても結構降りましたねぇ〜!近所の北上川はそりゃもう濁流状態ッスよ〜!明日と明後日は「沢の日」です。どちらも八幡平エリアの沢で日帰り山行。あれだけ降れば、直ぐには水は引かないでしょう。豪快な沢登りを満喫できそうで、今からワクワクしています♪それこそ北アルプスの沢に向けて良いトレーニングになると思っています。

さて…本題です。いや〜今日は我が家で、ちょっとしたハプニングがありました。午前中の授業(仕事)が終わり、スクール部屋から自室(プライベートルーム)に戻った私…。すると、部屋の光景に我が目を疑いました。部屋の中が凄い状態になっていたのス!土とかワラとかホコリとかが部屋中に散乱していたのですよ〜!布団もテーブルもパソコンも真っ黒!まさに部屋中が汚い状態になっていたのです。

ど、ど、どうしたんだろう?いったい何が…。「何でこんなことになるのか?」直ぐに状況を飲み込むことが出来ませんでした。2〜3分考え、やっと原因が判明!なんと私の部屋の天井が抜けたス!汚れの正体…それは天井から落ちてきたモノだったのです。いや〜これには参りました(^^ゞ。母曰く「うちの家も古いからねぇ〜!」と。古いのはしょうがないけど、この天井を直さねば…。で、どうやって直そう?脚立を持ってきて、日曜大工仕事に励みました。2度と剥がれ落ちないように「これでもかぁ〜!」ってくらいに釘を打ちつけ固定しました。

その後、部屋のお掃除ですよ〜!何もかも真っ黒になっちゃいましたので…。掃除機かけて、雑巾掛けて大掃除!頑張り過ぎたせいか、そりゃもう汗だく状態ですよ〜!やっと元の部屋の状態に復元することが出来ました。ほんとヤレヤレでした(^^ゞ。でも、大掃除したら、なんかとっても気分がい〜い♪(*^_^*)何はともあれ、一件落着です。

PS.「酔いどれ画像掲示板」に先日の5日(日)に行った青森県は東八甲田の作田川の写真を9枚掲載しました。ご興味のある方はご覧下さいね。上の写真は、その作田川で撮影したもので〜す!

『酔いどれ画像掲示板』 東八甲田・作田川 今すぐ見たい方はクリック!


7月8日(水) 北アルプスの沢へ向けて♪

夏の本番の沢まで1ヶ月!7月2日、めぼしいメンバーに私が企画したこの夏メインの沢の山行計画と遡行資料を同封し、3日の早朝に郵送しました。皆さん、お仕事やご家庭の事情もあるでしょうし、早目に山行計画の趣旨と大まかな山行計画書を送った方がいいかな?と思ったのです。私自身も仕事の都合もありますし、早めに日程とメンバーを決めたいと思っていました。

皆さん、夏休みの日程調整に時間がかかるかな?と思っていたのですが、思いの外、参加メンバーと日程が速効で決まりホッとしています。去年の南アルプス・赤石沢の遡行メンバーの皆さんが、即刻同意してくれたことが何よりも嬉しくてたまりませんでした。実は、今回メンバーが集まらなかったらどうしようかな?と思っていたのです。私としては、今回もぜひ岩手のメンバーで行きたいと願っていたのです。

数年前までは、夏のメインの大渓谷の遡行は、東京時代の山仲間達を誘って行ってました。しかし、ここ数年、地元岩手の山仲間達とその感動を共有したい!と思い始めたのです。ここ岩手にも優れた沢はたくさんあります。しかし、アルプスや朝日連峰、飯豊連峰などの大渓谷と比較すると、そのスケールの違いは歴然としています。大渓谷遡行の感動を、地元岩手の仲間達と分かち合いたい!

それと、私が現役のうちに、大渓谷の魅力と遡行技術を地元岩手の沢屋に少しでも伝授出来たら…そのような思いが強かったように思います。私は、大した技術は持っていませんが、岩手県内の中では大渓谷の遡行経験が多い方だと思っています。これから大渓谷を目指したい県内の沢屋に、微力ながらお役にたてれば…地元の貢献したい!そのような思いが強かったように思います。

大渓谷の遡行は、ドラマそのものなんですよ〜!身震いするほどの感動を味わえる場なんです。特に充実感と達成感!これを一度味わうと病み付きになっちゃうんです。困難な遡行を終え登山道に出た時、「お疲れさん!ありがとう!」って、お互いに握手する瞬間が最高ですよね♪その感動を一度味わうと、毎年大渓谷詣でが始まるのですよ〜!「あの感動をもう一度!」って感じです。この世界にハマって17年、もう止められませ〜ん!

仕事とトレーニング、そして北アルプスの沢の準備!より一層忙しい日々になりそうです。でも、毎日が充実していて、とっても楽しいです♪本番まで1ヶ月しかありません。北アルプスの沢に備え、設備投資しようと考えています。早速本日、防水デジカメを買っちゃいましたよ〜♪水中3Mまでの撮影や1.5mの落下衝撃に耐えるタフ性能のオリンパス・μTOUGH-6000です。私にとって、デジカメは消耗品と考えています。これまで何台オシャカにしたか…。てなことで、今回はアウトドア仕様の強固なデジカメを購入しました。それと、沢用のウェアも欲しいなぁ〜!ファイントレック社のフラッドラッシュを購入しようと思っています。アルプスの沢の水は冷たいので…。出費は大きいですが、夢にかける出費はいといませんです。今からワクワクしています。本番まで残り一か月!悔いのないように思いっきりトレーニングして頑張りたいものです。夢や目標を持つと、人って頑張れるんですよねぇ〜!毎日が充実しています。

皆さん、何でもいいです。夢や目標を持っていただきたいです。すると、毎日が楽しくなります♪仕事やトレーンニングさえ快感に感じるから不思議ですよね〜! 『まず強い目標を立てる。それを達成するためにあらゆる技術を動員する。できそうだったらやってみようというのとは大きな違いがある』<井深 大 (ソニー創業者)> 『あきらめないこと。どんな事態に直面してもあきらめないこと。結局、私のしたことは、それだけのことだったのかもしれない。』<植村 直己(冒険家) > 『大偉業を成し遂げさせるものは体力ではない、耐久力である。 元気一杯に一日三時間歩けば、七年後には地球を一周できるほどである。』 <S.ジョンソン(英、詩人、批評家)> PS.上の写真は、久しぶりにたっくんの登場で〜す♪(*^_^*)


7月6日(月) 東八甲田・作田川 ハプニング山行!

まずは昨日の日記に紹介した南八甲田の逆川〜バッカイ沢の「沢の扉」ですが、中途半端な状態でアップされていたようで…(^^ゞ。ゴメンなさい。先ほど気付き、修正し再アップ致しました。遡行ルートも掲載しましたので、ご興味のある方はご覧下さいね〜♪

さて昨日は本来なら下北半島の沢へ行く予定でした。あまり天気が良くないようで、急遽、青森県の東八甲田・作田川(八幡岳に突き上げる沢)を遡行しに行ったのです。いやはやハプニングだらけでしたよぉ〜!お天気は今一つ…高速道路が八戸道に入ってから物凄い霧で前がさっぱり見えず怖かったです(^^ゞ。下田百石ICで高速を降りてコンビニに寄ろうとして車を出たら、寒いのなんのってぇ〜!マジ寒かった。車に暖房を入れたほどです。

こんな寒い日に遡行するなんて私は一体…(^^ゞ。でもせっかくここまで来たわけだしなぁ〜!ここでおめおめと帰るわけにもいかないよ。不慣れな道を道路地図を見ながら入渓口の作田ダムを目指します。しかし、地図には記載されていない林道が交差していて、「う〜ん、どっちだろう?え〜い、こっちかな?」と突っ走りました。そして着いたところが採掘場…あやっ、どうやら間違えたみたい(^^ゞ。

作田ダムが近くに見えるのに、どうやってもそこへ辿り着かない…。うっ???あの林道のY字路は左ではなく右だったか…。Uターンしてやっと作田ダムに辿り着きました。ほっ♪ここまで来ればもう安心!あとは八幡岳の登山口に車をデポして作田川を遡行するのみ!ところがですよ…。その登山口をいくら探しても見当たらな〜い!「道、間違えたかな?いや、そんなことない!二万五千図によるとこの辺に登山道があるハズになっているのに…」

疑問に思ったことは、普通登山口付近には案内板や道標があるはずなのに、全くないのです。時々登山口の場所が変わることもありますので、その辺一帯を探しまくること約1時間…。やっぱりない、ない、ない…(^^ゞ。ということは、作田川をツメて八幡岳に登頂しても下降路がない(車の回収が出来ない)ということか…。南面(牧場の方)には立派な登山道があるらしいのですが、この北面ルートは完全に廃道になったのか…。踏み跡すら見つけ出すことが出来ませんでした。

ないものはしょうがない!沢を中間部まで遡行して、そこから林道を下るしかないな…。よって完全遡行は諦めました。私は結構下流部から入渓したのですが、川と林道が交差する標高250M付近まで車で入って、そこから入渓した方がいい、と後から知ることになります。この作田川、技術的には易しくちょっと物足りませんでした。しかし、滝や淵、ナメが連続し結構楽しめましたよ♪ほとんど全ての滝を直登出来ますし、微妙なヘツリなどもあり、適度なスリルを満喫できたように思います。初級者を案内する(もしくはガイドで入渓する)には、手頃な沢だと思いました。

沢の中流部、標高440M付近まで遡行し、林道を下りました。全行程3時間、あっという間に終わっちゃいました。もうちょっと楽しませてもらいたかったなぁ〜!もうちょっと歩きたかったなぁ〜!遠路、岩手からまかり越したのに〜!でもですね、その林道(遡行終了点)に到着し5分もしないうちに土砂降り状態になって…。いや〜危なかった〜!あまりのタイミングの良さに「遡行はここで止めておきなさい!」との神様の思し召しなのかな?と思ったほどです。体力が有り余っている状態でしたし時間が早いこともあり、帰路、滝沢ICで降りて岩手山でも登ろうかな?と真剣に考えたほどです。

てなわけで、昨日は不完全燃焼に終わりました。欲求不満が溜まりそうですぅ〜!早く来い来い今週末!上の写真は遡行中一番大きかった滝です。15M近くあったと思います。ここは左壁を直登しましたが結構ヌメッていました。今回も単独行でしたので(フリーソロ状態)、下からルート観察し「これなら大丈夫!」との確信を得て取り付きました。実際に登ってみると案外ホールドが豊富で楽に登れましたよん♪


7月5日(日) 沢の扉

今日も青森県は八甲田の沢へ行って参りましたぁ〜!いろんなハプニングがあった一日でした(^^ゞ。詳細は、後日の日記に記載しますね。先週行った南八甲田の逆川〜バッカイ沢を「沢の扉」に紹介しました。日帰りの沢なのに写真枚数がなんと63枚も〜!過去最高記録では?それだけ見どころが多い沢だったように思います。ほとんど全ての滝の写真を掲載しましたので〜!この沢、今度は仲間を連れて行ってみたい沢です。至れり尽くせりの沢でしたよ〜♪ご興味のある方は、御覧下さいね♪(*^_^*)

『沢の扉』 南八甲田・逆川〜バッカイ沢 今すぐ見たい方はクリック!


7月3日(金) 沢シーズン本番に向けて!

このところバタバタしていまして、日記の更新が滞ってしまいゴメンなさいです(^^ゞ。観たい映画もあるのですが(「剣岳 点の記」や「ルーキーズ」など)、平日は夜遅くまで仕事だし、週末は山登りだし、一体いつになったら見に行けるのかなぁ?今週末も張り切って山へ(沢登りへ)行って参りま〜す♪ちょっとお天気、怪しいですが・・(^^ゞ。

沢登りシーズン本番は、7月から9月までのたった3ヶ月間しかなく、貴重なこの3ヶ月間を素晴らしい沢との出会いのために有効に使いたいものです。昨夜のこと…「あぁ〜7月に入ったなぁ…ということは、夏のメインの沢の実施まで残すところ1ヶ月しかないじゃん!」「こりゃ急がねば…」と、突然気付いた私。さらにやることが増えちゃいました。

今年の夏のメインの沢はどこへ行くか?実は去年のうちから考えていたのス!「去年は南アルプスの沢へ行ったので、今年は北アルプスの○○沢へ!」って決めていました。とある沢登りの解説書によると、その沢は『日本の渓谷美の全てが凝縮された沢です!』と紹介されていたのに目がくらんだのス!

昨夜はその沢の詳細を調べまくり、参加希望メンバーの方々用に資料を作っていました。メンバー達の休暇の都合もあるでしょうし、私が企画した沢に同意してくれかどうか…。それらの調整のために沢の詳細な遡行記録を調べたりや大まかな山行計画を練ったりしていました。ふと気がつくと深夜に…(^^ゞ。時を忘れてしまうほど、熱中していたようです。

いや〜遡行計画を練ったり沢の詳細を調べている時って、ほんとワクワクして楽しいのですよ〜!滝の写真を見ては「コレは、どこから登るかな?」とか考えちゃうんです。両壁が切り立った深いゴルジュの写真に至っては、そりゃもう興奮モン、いや悶絶状態?ですよ〜♪家に居ながらにして気分は沢登り♪って感じ。お酒も進んじゃいます(*^_^*)。あぁぁ〜早く行きたいよぉ〜!だって、北アルプスの沢は、ここ10年以上行ってませんでしたもの。最後に行ったのは、確か…黒部の黒薙川・北又谷本谷(5級)だったと思います。さすが北アルプスを代表する名渓で、その美しさと技術的な面白さに感動したものです。リーダーとして仲間を率い、思い出に残る快心の遡行が出来ました。

ここ盛岡から北アルプスは遠いです。また沢も険しく深いです。よって、5日間の日程が必要。日程とメンバーを早めに決めて、トレーニングにまい進したいと思っています。今シーズンまだ4本しか沢へ入っていませんし、これからはバシバシ入渓して体力&技術トレーニングを行い、自信を付けて来月の本番(北アルプスの沢)に備えたいものです。「よ〜し、トレーニング頑張るぞぉ〜!」と張り切っているのですが、週末は梅雨前線が北上し雨のようで…。でも、出来る範囲(行ける範囲)で今自分が出来ることに取り組みたいと思っています。そうそう、前回の日記の続きですが、酔いどれ画像掲示板に八甲田は逆川上部の大湿原のお花たちを掲載しました。ご興味のある方はご覧下さいね♪きっと癒されますよ〜!(*^_^*)

『酔いどれ画像掲示板』 逆川の大湿原♪ 今すぐ見たい方はクリック!


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