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男鹿山塊 大蛇尾川 1

2006年の夏合宿で計画を立てた大蛇尾川 西俣遡行~東俣下降ですが、出発前日より 雨に祟られ、完全遡行は無理だと確信しました。

しかし「せめてどのような沢か覗いてみたい!」 との好奇心から、許された時間の範囲内で 行ってみることにしたのでした。

2006年8月19日撮影(写真提供えるさん)

男鹿山塊 大蛇尾川 2

前夜は地酒を飲みながら安全祈願♪ 「限定」という文字に弱いようです。 思わず買っちゃいました。 お味の方は…? う~ん、覚えていな~い!

2006年8月19日撮影(写真提供えるさん)

男鹿山塊 大蛇尾川 3

大蛇尾林道は、結構荒れています。 RV車でないと、ちょっと厳しいかも? 途中でこのように崖崩れがあり、その手前に 車をデポし、長~い林道を歩き始めます。

2006年8月20日撮影(写真提供えるさん)

男鹿山塊 大蛇尾川 4

林道上にはこのような橋が何箇所も 出てきます。このルートは 東京電力さんの巡視路のようです。

2006年8月20日撮影(写真提供えるさん)

男鹿山塊 大蛇尾川 5

やっとこさ入渓地点の取水口に到着! 車のデポ地より歩くこと1時間30分! やっと到着しました。 この吊橋を渡って大蛇尾川へ入渓します。

2006年8月20日撮影(写真提供えるさん)

男鹿山塊 大蛇尾川 6

沢に降り立ち驚いたことは、水の美しさと 透明度の高さ!この美しさには感動! これは絶品モンですよぉ~♪ 入渓して早々、ワンちゃんに 激しく吠えられました。 よくまぁ~ここまで来たもんだ!

2006年8月20日撮影

男鹿山塊 大蛇尾川 7

ゴーロ歩きも長いですが、水の美しさのせいか ちっとも苦になりませんでした。 魚影はほとんど見かけず… やはり関東の沢だなぁ~!

2006年8月20日撮影(写真提供えるさん)

男鹿山塊 大蛇尾川 8

これは枝沢の苔むした美しい滝 思わず写真撮影をしました♪ 10Mくらいあったかぁ~?

2006年8月20日撮影

男鹿山塊 大蛇尾川 9

これはえるさんのお尻です。 っていうか、カラフルなシュリンゲにご注目! 私は「チャグチャグ馬っこ」と命名致しました。 きらびやかなお尻ですよねぇ♪

2006年8月20日撮影

男鹿山塊 大蛇尾川 10

この川、透明度とっても高く川底が透けて 見えるんです。浅いかなぁ~!と 思いきや、結構深かったりして…。

2006年8月20日撮影

男鹿山塊 大蛇尾川 11

この日は、西俣と東俣の出合、二俣近くに テントを張りました。この二俣は絶好の テントサイトがあるのですが、先客がいて 占領されていました。

3分ほど下流の左岸に 幕営しまし、まずは薪を集めて焚き火の準備!

2006年8月20日撮影(写真提供えるさん)

男鹿山塊 大蛇尾川 12

その後、西俣を途中まで遡行してみました。 これは最初の核心部、「ヤギ滝」です。 2段15M滝です。

2006年8月20日撮影

男鹿山塊 大蛇尾川 13

そのヤギ滝の一段目(10M)を登る私です。 ここは楽に登れます。

2006年8月20日撮影(写真提供えるさん)

男鹿山塊 大蛇尾川 14

そのヤギ滝の一段目を登りきると このような釜があります。 とても美しいお釜でしたよ♪

2006年8月20日撮影(写真提供えるさん)

男鹿山塊 大蛇尾川 15

このヤギ滝の難所は、その釜のトラバース のようです。岩はかなりヌメっていました。 残置シュリンゲが垂れ下がっており、 振り子トラバースで突破しました。

しかし、この残置シュリンゲ、いつ切れても おかしくないよなぁ~!って感じでした。 ルートを見極めている私です。

2006年8月20日撮影(写真提供えるさん)

男鹿山塊 大蛇尾川 16

こんな感じでトラーバスをして、 その後二段目の滝下に降り立ちます。

2006年8月20日撮影(写真提供えるさん)

男鹿山塊 大蛇尾川 17

これはヤギ滝の二段目の滝です。 ここは左壁より直登しました。 傾斜は強いものの、ホールドは しっかりしていました。

それに残置ハーケンやシュリンゲも ありましたしね。 やはり関東の沢だなぁ~!

2006年8月20日撮影

男鹿山塊 大蛇尾川 18

ヤギ滝を無事登り終えると、 このような美しいナメと釜が…。 まるでお風呂みたいですよねぇ~♪

2006年8月20日撮影

男鹿山塊 大蛇尾川 19

ヤギ滝から先は、ナメ床、ナメ滝の連続♪ そして釜も連続して、とても美しいところでした。 ほんとウットリ致しましたよぉ~♪

2006年8月20日撮影

男鹿山塊 大蛇尾川 20

水の美しい釜ではしゃぐえるさんです。 こんな綺麗な水を見るのは、おそらく 北アルプスの上ノ廊下遡行以来かなぁ~?

2006年8月20日撮影

男鹿山塊 大蛇尾川 21

こんな感じで釜とナメ滝が連続しま~す♪

2006年8月20日撮影(写真提供えるさん)

男鹿山塊 大蛇尾川 22

ひたひたと登るえるさんです。 結構ヌメっているので油断は出来ません。

2006年8月20日撮影

男鹿山塊 大蛇尾川 23

おぉぉ~!第二の核心部、幅広8M滝が 見えてきましたぁ~!

2006年8月20日撮影(写真提供えるさん)

男鹿山塊 大蛇尾川 24

その幅広8M滝下にてえるさんです。 ここは出口がテロンとしていて いやらしそうでした。それにかなり ヌメっていました。

遡行記録の多くは、上部はアブミで 突破しているようですが…。 「登ろうかな?」ってしばらく悩みましたが 下降の支点が取れるかどうか不安 でしたので、今回はここまで! その後、ベースの二俣まで戻りました。

2006年8月20日撮影

男鹿山塊 大蛇尾川 25

ヤギ滝を懸垂下降するえるさんです。 遡行時、このヤギ滝の突破に四苦八苦 していたえるさん。

その後も、「ヤギ滝、 ヤギ滝…」って呪文のように唱えていました。 どうやら心のトラウマになったようです。 落ちてもドボンで済むのにねぇ~!

2006年8月20日撮影

男鹿山塊 大蛇尾川 26

西俣と東俣の二俣のベースキャンプに 戻って、小1時間ほど釣りをしたのですが 釣果はゼロ…

せめて一匹でも釣って イワナの骨酒を飲みたかったのですが… 結構釣り人も入っているようでした。 さっそく宴会の準備で~す♪

2006年8月20日撮影

男鹿山塊 大蛇尾川 27

えるさんがこしらえたお酒のおつまみ、 バンバンジーで~す! 美味しかったなぁ~♪

2006年8月20日撮影(写真提供えるさん)

男鹿山塊 大蛇尾川 28

そして私は焚き火で飯炊き… いつものパターンです。

2006年8月20日撮影

男鹿山塊 大蛇尾川 29

ご飯もふっくらと上手に炊き上げる ことが出来ました。 で、今日の晩飯は、散らし寿司で~す♪ これも美味しくいただきました。

2006年8月20日撮影(写真提供えるさん)

男鹿山塊 大蛇尾川 30

夜も更け、宴たけなわ♪ この日は、いつになく早く寝てしまいました。 二人に珍しく、お酒が残ったくらいですもの・・

2006年8月20日撮影

男鹿山塊 大蛇尾川 31

翌日は、東俣へ… 2段30M滝を見に途中まで遡行しました。 これはその手前の6M滝です。 ここは右から登りました。

2006年8月21日撮影

男鹿山塊 大蛇尾川 32

二俣から遡行すること40分?ついに 2段30M滝が…。結構スケールの 大きな立派な滝でしたよ♪

1段目は、右岸より階段状の岩を登れそうでした。しかし、ここもまた結構ヌメって いましたねぇ~。 2段目は下から見る限りいやらしそうでした。

2006年8月21日撮影

男鹿山塊 大蛇尾川 33

これは上の写真、2段30M滝の左岸側壁です。

2006年8月21日撮影

男鹿山塊 大蛇尾川 34

ココちゃんも大喜び♪ 今回は、この2段30M滝を見て 同沢を下降しました。 夕方前までには下山しないと…。

2006年8月21日撮影(写真提供えるさん)

男鹿山塊 大蛇尾川 35

東俣を下降するえるさんです。 写真右上に小さく見えます。 岩がヌメっていて滑る為、登りより 下降の方が神経を使います。

2006年8月21日撮影

男鹿山塊 大蛇尾川 36

帰りも長~い(1時間30分)のゴーロ歩き、 そして、林道歩きも1時間30分…。

2006年8月21日撮影

男鹿山塊 大蛇尾川 37

下山後、この日は温泉宿に泊まりました。 年に数回あるかないかの贅沢山行です。

那須の「日本酒の宿 綺羅々亭(きららてい)」 決め手は、利き酒飲み放題!! (オプション料金で1,050円かかります) ここの宿、とても人気が高いようです! とくに食事には大満足♪ボリュームといい 品数といい、お味といいグッドでした♪

2006年8月21日撮影

男鹿山塊 大蛇尾川 38

これが利き酒の出来るメニューです。 その他、ビールやウィスキーなども飲み放題! 日本酒好きな方にはたまらないかもね♪

2006年8月21日撮影

男鹿山塊 大蛇尾川 39

翌日は、近く(車で30分)の乙女の滝を 見に行きました。この日は雨…。

2006年8月22日撮影

男鹿山塊 大蛇尾川 40

これが乙女の滝で~す♪ 今回の合宿は、中途半端な形で 終わってしまいましたが、その分 のんびりした山行を楽しめました。 充実感に欠ける山行でしたが、 たまにはいいかも?

2006年8月22日撮影
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