湯ノ又沢右俣~左俣

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湯ノ又沢 1

仲間5名で秋田県は虎毛山塊の湯ノ又沢を遡行。 当初、宮城蔵王の振子沢へ行く予定で計画を 練っていたのですが、話が二転三転し、その後に 三滝沢へ変更になり、さらに湯ノ又沢へ変更に なった次第です。

天気予報は曇りのち雨で、お昼頃から激しく降る 予報でした。よって、簡単で、かつ短時間で遡行 出来る沢が無難だろう!ということになりました。

2013年10月20日撮影

湯ノ又沢 2

この沢は主にワルイ沢や三滝沢の 下降用に使われることが多いようです。 ナメが発達した沢で舗装道路の ような美しいナメが続きます。

2013年10月20日撮影

湯ノ又沢 3

大量のボリ(キノコ)を発見♪ この日のお天気はいま一つ…。 曇り時々小雨降る中の遡行となりましたが、 大した増水もなく楽しく遡行出来ました。

2013年10月20日撮影

湯ノ又沢 4

下流部は白いナメ床でしたが、中流部~上流部は 赤いナメ床に色が変化し楽しめます。

2013年10月20日撮影

湯ノ又沢 5

登るにつれてナメの傾斜も増してきます。 この沢、特にこれといった難所もなく 初心者を連れて行くには良い沢だと思います。

2013年10月20日撮影

湯ノ又沢 6

840mの二俣を過ぎるとさらに傾斜が増し スメアリングで登っていきます。 この岩質、ラバーソールのフリクションは 最高のようです。

2013年10月20日撮影

湯ノ又沢 7

最期のツメは、ちょっとした軽い ヤブ漕ぎで登山道に出ました。

2013年10月20日撮影

湯ノ又沢 8

遡行すること1時間半、登山道に出ました♪ 霧がかかっていて幽玄の世界でした。 これもまた美しい光景です。

2013年10月20日撮影

湯ノ又沢 9

下山は左俣を下ってみることにしました。 結構荒れていました。 右俣の遡行記録はたくさん出てきますが、 左俣の遡行記録はネット上では見当たり ませんでした。実際に下降してみて 左俣の方は遡行価値は薄いと感じました。

2013年10月20日撮影

湯ノ又沢 10

今回は、メンバーに『岩手の山 150』の 著者であるAさんも参加されました。

特に岩手県内では、とても有名な登山家 なのですが不思議とお会いする機会がなく、 今回が初対面となりました。 とても気さくで魅力的な方でしたよ! 人見知りする方の私ですが、直ぐに 打ち解けることが出来ました。

湯ノ又沢 11

湯ノ又沢は、2ヶ月前の8月にも虎毛沢の アプローチとして遡行していますので、 ハイキング気分でした。

小雨降る中、出発したのですが、 さすがに10月下旬です。 歩いている分にはちょうど良い気温に 感じるのですが、休憩すると肌寒く感じます。

2013年10月20日撮影

湯ノ又沢 12

歩けど歩けど続くナメは、まさに圧巻でした。 そのナメ(岩)の色も、白かったり黄色かったり、 同じナメでも変化に富みで楽しめます。

2013年10月20日撮影

湯ノ又沢 13

こんなに楽して楽しめる沢は 珍しいかもしれません。 これで晴れていたらどんなに美しいことか!

2013年10月20日撮影

湯ノ又沢 14

湯ノ又沢、ナメが美しいだけでなく、 沢の直ぐ側には登山道がありますので、 いざという時にエスケープ出来ますので、 初心者を連れて行くには格好の沢だと思います。

まさに癒し系の沢(デート沢)です。 また短い沢ですので、 寝坊した時にも遡行出来ます。

2013年10月20日撮影

湯ノ又沢 15

これは湯ノ又大滝です。 帰りは秋ノ宮温泉の秋ノ宮山荘にて 入浴しました(600円)。 お天気はいま一つでしたが、楽しい 一日を過ごすことが出来ました♪ 皆さん、ありがとうございました!感謝♪

2013年10月20日撮影

GPSの軌跡

<2013年10月20日(日)>
行動時間 2時間 55分(休憩時間含む)
登り:1時間 30分 下り:1時間 25分

ガンジャ登山口(8時)~840m二俣(8時40分)~登山道(9時30分)~左俣下降点(9時40分)~ 840m二俣(10時20分)~ガンジャ登山口(10時55分)
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