焼石連峰 尿前沢本流 1

前の晩はツブ沼キャンプ場に泊まって
懇親会兼ねての前夜祭です♪
出るわ出るわ、料理とお酒の数々!

食って飲んで、楽しいひと時です♪

2012年8月4日撮影
焼石連峰 尿前沢本流 2

ジンギスカン、旨かったぁ〜♪


2012年8月4日撮影
焼石連峰 尿前沢本流 3

焼きそばも最高♪
Mさんが一生懸命作ってくれました。
感謝・感激です!(^o^)

2012年8月4日撮影
焼石連峰 尿前沢本流 4

まるでナイトグラブのようです。
高級ワインを頂戴しました。

気合を入れて?ノミニュケーション
(飲み会ともいう)をしました。

2012年8月4日撮影

焼石連峰 尿前沢本流 5

翌朝はツブ沼より中沼へ移動し
沢支度をするメンバーの面々。

朝から暑いんですけど…(^^ゞ。

2012年8月5日撮影
焼石連峰 尿前沢本流 6

メンバーは、岩手の山仲間達8名。

本計画の発端は、いつもお世話になっている
S友会の重鎮Sさん、そして神奈川より岩手に
単身赴任中のバリバリの沢屋さんである
Mさんを、私が岩手で一番大好きな沢、
尿前本沢にご案内したい!
「岩手にもこんな素敵な沢があるんだよ!」と
両名に知って頂けたら…そんな思いで
企画しました。

2012年8月5日撮影
焼石連峰 尿前沢本流 7

私たちが尿前本沢へ行く情報がどこからか漏れ
(別に秘密にしていたわけじゃありませんが)、
「私も、僕も行きた〜い!」と、どんどん参加者が
増え、最高10名まで膨れ上がったのです。

尿前本沢は決して易しい沢ではありません。
あまり人数が増えると大変かも?と危惧しまし
たが、大ベテランの方もたくさんいますので、
「大丈夫だろう!」と判断しました。
でも、最終的に8名に収まりましたが…。

2012年8月5日撮影
焼石連峰 尿前沢本流 8

今回参加してくれたメンバーは山岳会の枠を超え、
岩手県内の様々な所属団体の方々(4つの
山岳会)が一堂に集まり、交流会兼ねての
親睦会的な山行になりました。

特にここ岩手は沢屋さんが少ないので、
「山岳会の枠を超え、沢山行に誘いやすい
雰囲気づくりを目指したいな!」と
思っていたのです。

2012年8月5日撮影
焼石連峰 尿前沢本流 9

尿前本沢、私にとって今回で6度目の遡行です。

最後に入渓したのが2007年で、その翌年2008年
6月14日には岩手宮城内陸地震が発生し林道が
崩壊し通行止め、さらに2011年3月11日に
東日本大震災が発生、中沼登山口から入渓
できない期間がしばらく(4年間)続いたのです。

2012年8月5日撮影
焼石連峰 尿前沢本流 10

尿前本沢の出合いに掛かるF1を登るタラさん。

去年(2011年)の沢シーズンが終わる10月に
やっと中沼まで林道が通れるようになりました。
よって、岩手宮城内陸地震から5年後の
今日まで入渓者は皆無だと思われます。

2012年8月5日撮影
焼石連峰 尿前沢本流 11

もう一つの入渓目的、岩手宮城内陸地震と
東日本大震災が尿前本沢に与えた影響を
調査したく思ったのです。

特に尿前本沢はただでさえ脆い
岩盤ですので…。

2012年8月5日撮影
焼石連峰 尿前沢本流 12

第一ゴルジュです。

このところ雨が降っていませんでしたので、
水量は少なかったです。今回で6度目の遡行
ですが、一番少ないです。

よって、通常は水線突破できないところも
突破できて楽しませてもらいました♪(^o^)

2012年8月5日撮影
焼石連峰 尿前沢本流 13

最初の難関、「三ツ折の滝」です。
ここはちょっと戻って右岸より高巻き
30Mの懸垂下降で落口へ降りました。

2012年8月5日撮影
焼石連峰 尿前沢本流 14

30Mザイル2本連結してドンピシャリ
丁度の長さで滝の落口へ降りられました。
途中ピッチを切ることも可能です。

2012年8月5日撮影
焼石連峰 尿前沢本流 15

その後、V字のゴルジュが続きます。

焼石岳の登山の最中、岩手宮城内陸地震に
遭遇してしまった知人がいます。
その人の話によれば、「山全体が大きく揺れ、
立っていられないほどだった!」と。

2012年8月5日撮影
焼石連峰 尿前沢本流 16

これらの地震の影響で産女川ほどではないにしろ
(下流部〜中流が土石で埋まった)、少なからず
影響を与えたのは間違いないと推測していました。

果たして私の大好きな尿前本沢は
どのように変貌したのか?
この目で確かめたい!と思いました。

2012年8月5日撮影
焼石連峰 尿前沢本流 17

この日は猛暑でした(下界は35度)。
もう汗だくなんですけど…。
水の冷たさが心地い〜い♪

2012年8月5日撮影
焼石連峰 尿前沢本流 18

美しい渓相が続きます。

2012年8月5日撮影
焼石連峰 尿前沢本流 19

暑い日のゴルジュ突破は楽し〜い♪


2012年8月5日撮影
焼石連峰 尿前沢本流 20

左岸より小さく高巻きます。


2012年8月5日撮影
焼石連峰 尿前沢本流 21

最大の核心部、大滝(50M)にて。
ここの右岸側壁が大崩壊していて、以前と
様子が変わっていました。これまでは右岸
草付きの小尾根を50Mほど登りトラバース地点
目がけてブッシュに突入。
30Mロープ1ピッチのトラバースで楽に
抜けられたのですが、今回はヤブ漕ぎを嫌い
崩壊したガレ場を登ったせいで、いつもの
トラバース地点を見逃してしまいました。

2012年8月5日撮影
焼石連峰 尿前沢本流 22

いつものトラバースルートが地震の影響で
どう変わったのか?知りたかったのですが、
私のルート判断ミスです。
以前は滝下から見て「トラバースは、
あの地点だな!」と直ぐにわかったのですが、
様子が変わっていたように思います。
結局、いつもの場所より上のバンドをトラバース
したのですが、結構悪かったです。
30Mロープ2本連結して60Mのトラバース。

2012年8月5日撮影
焼石連峰 尿前沢本流 23

この悪場をよくまぁ、Oさんリードしたなぁ〜!
と驚きました。8人もいるとザイルを出す度に
時間を食います。待っている間、睡魔が襲って
きて大変でした。

最大の難所を皆さん無事に超えてホッとしました。

2012年8月5日撮影
焼石連峰 尿前沢本流 24

大滝を超えた後に次から次へと出てくる小滝は、
ほぼ皆快適に直登出来ます。

この滝は、大滝直ぐ上の10Mほどの滝です。
右岸を快適に直登出来ます。

2012年8月5日撮影
焼石連峰 尿前沢本流 25

その滝を登るホンダのAさんです。

今回のメンバーは総勢8名、
経験豊富なベテランから若手のホープまで
多彩な顔ぶれとなりました。

2012年8月5日撮影
焼石連峰 尿前沢本流 26

その滝上から大滝の落口を望みます。


2012年8月5日撮影
焼石連峰 尿前沢本流 27

時にはシャワークライミングで突破したり、
深い釜を泳いだりで気持ちい〜い!
気温が高く水がぬるく感じるくらいでした。

ヘツって突破するのもよし、泳いで突破する
のもよし!各自の好みに合わせて突破します。

2012年8月5日撮影
焼石連峰 尿前沢本流 28

泳いで滝に取りつき滝を直登!
いやはや、快適、快適♪(^o^)

2012年8月5日撮影
焼石連峰 尿前沢本流 29

この滝も快適に直登出来ます。

2012年8月5日撮影
焼石連峰 尿前沢本流 30

上の写真の滝を直登するAさんとMさんです。


2012年8月5日撮影
焼石連峰 尿前沢本流 31

ジェットスライダー滝も快適です♪


2012年8月5日撮影
焼石連峰 尿前沢本流 32

そのジェットスライダー滝を怒涛の
シャワークライミングで突破するタラさんです。

2012年8月5日撮影
焼石連峰 尿前沢本流 33

そのジェットスライダー滝の
左壁を登るOさんです。

2012年8月5日撮影
焼石連峰 尿前沢本流 34

コバルトブルーの水の色と白い岩肌の
コントラストが見事です♪(^o^)

2012年8月5日撮影
焼石連峰 尿前沢本流 35

この滝は、いつも左壁から直登していました。
しかし、今回は人数も多く時間的にも厳し
かったので、左岸より高巻きました(容易)。

一度ザイルを出すと8人が通過するのに
多大な時間を要しましたので…。

2012年8月5日撮影
焼石連峰 尿前沢本流 36

天国的に美しいナメ地帯♪
癒されますねぇ〜!

2012年8月5日撮影
焼石連峰 尿前沢本流 37

この天国的なナメが200m以上続きます。
これだから沢登りを止められない!

2012年8月5日撮影
焼石連峰 尿前沢本流 38

夫婦の滝です。
ここは水流左の壁を30M登ります。

2012年8月5日撮影
焼石連峰 尿前沢本流 39

その左壁、もちろんザイルは必要です。
リードで登る私です。

出だしはホールドが細かいですが、
10mも登ると斜度が緩くなります。

2012年8月5日撮影
焼石連峰 尿前沢本流 40

その左壁を登った後、夫婦滝の
落口をトラバースします。

容易ですが安全を期して
ザイルを出しました。

つまり夫婦の滝を2ピッチで
越えたことになります。

2012年8月5日撮影
焼石連峰 尿前沢本流 41

ボルダーチックな滝もあり
楽しませてくれます。

2012年8月5日撮影
焼石連峰 尿前沢本流 42

長大なナメ滝です。
これも快適に登れます。

2012年8月5日撮影
焼石連峰 尿前沢本流 43

ナメが気持ちい〜い♪


2012年8月5日撮影
焼石連峰 尿前沢本流 44

フリーで登るOさんと私です。

この滝、崩壊していて以前より
悪くなっていました。

2012年8月5日撮影
焼石連峰 尿前沢本流 45

その上の写真の滝、
安全を期しザイルを出しました。

2段になっている滝で、1段目は下から直登し、
2段目はトラバース気味に落口へ抜けました。

2012年8月5日撮影
焼石連峰 尿前沢本流 46

最後の難所、チェックストーン滝です。
5年前に撮った下の写真と同じ滝です。
水の流れが変わっているのがわかります。

以前は赤線のルートで直登したのですが、
今回は左岸枝沢より高巻きました。

2012年8月5日撮影
焼石連峰 尿前沢本流 47

5年前に撮影した上の写真と同じ滝。
同じ滝には思えませんね。

2007年7月29日撮影
焼石連峰 尿前沢本流 48

源頭部です。


2012年8月5日撮影
焼石連峰 尿前沢本流 49

1230m最後の二俣は、雪渓に埋もれていました。
8月上旬は、いつもです。

2012年8月5日撮影
焼石連峰 尿前沢本流 50

無事遡行終了!
あとは登山道を下るだけです。

遡行しながら、親父ギャグが
飛び交う楽しい山行となりました。

2012年8月5日撮影
焼石連峰 尿前沢本流 51

メンバー8人もいましたので、
ワイワイガヤガヤ賑やかな山行でした。

2012年8月5日撮影
焼石連峰 尿前沢本流 52

尿前本沢、私にとって6度目の遡行が終了!
過去5回、大体7〜8時間でしたが、
今回は全行程10時間20分も掛かりました。

人数が多かったことと、以前より悪くなっていて
ザイルを出す回数が増えたことも原因に
挙げられます。何はともあれ楽しい山行でした♪
皆さん、お疲れ様でした。ありがとうございました♪

2012年8月5日撮影
焼石連峰 尿前沢本流 53 GPSのトレース
<2012年8月5日(日)> 行動時間 10時間 20分(休憩時間含む) 行き:8時間10分 / 帰り:2時間20分

中沼登山口(06:50)〜尿前沢(07:16)〜大滝(09:32)〜1,000m二俣・夫婦滝(12:15)〜
登山道合流(15:00)〜中沼登山口(17:20)

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