著者紹介

1940年京都府生まれ。66年東京大学医学部卒業。87年神奈川県大和市に田園都市に田園都市厚生病院を開設、同院院長。西洋医学と東洋医学を融合した治療・健康指導で高い評価を得ている。また、96年4月、東京・新宿に健康テーマパーク「ザ・マホロバクラブ」をオープン。和風人間ドック、メディカルエステなど、従来の枠を越えた幅広い医療事業を実践している。厚生省認定の健康スポーツ医、労働省認定の産業スポーツ医でもある。医学博士。

掲載の本

【脳内革命】 【脳内革命2】 計2冊  サンマーク出版

本の概要
年間総売上ベスト1になり、既に40万部突破。平成の大ベストセラーといわれている。人間の脳から分泌されるモルヒネにも似たホルモン(脳内モルヒネ)には、免疫力を高め、成人病を防ぐ薬理効果がある事が、近年わかってきた。「病は気から」ということわざがあるが、楽しく前向きな人生を送ることで、脳内モルヒネの分泌が盛んになり、健康が増進される。長生きしていい人生を送ろうとするなら、即ち、プラス発想、積極思考をしなさい、というものだが、この本の素晴らしい所は、これを医学的に裏付けている点である。いい事を思えば、体と人生に良い事が、逆に悪いこと(消極思考)を思えば悪い事が起こるという、つまリ、「想いはエネルギーであり、物質化する」という事を医学的に証明している。

本の要点  脳内革命 脳内革命2 計2冊

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『脳内革命』
脳から出るホルモンが生き方を変える    

プロローグ 東洋医学と西洋医学の接点で治療

人間の脳からは、脳内モルヒネが分泌されますが、これには人間の気分を良くさせるだけでなく、老化を防止自然治癒力を高める、すぐれた薬理効果があるのです。つまり、私たちはどんな薬もかなわない優秀な製薬工場を体内に持っているのです。

人間は怒ったり強いストレスを感じると、脳からノルアドレナリンという物質が分泌されます。この物質はホルモンの一種なのですが、どういうわけかものすごい毒性を持っている。自然界にある毒物では毒蛇に次ぐ毒性を持つとも言われています。いつも怒ったり強いストレスを感じていると、この毒で病気になり、老化も進んで早死にしてしまう。どんな病気にもノルアドレナリンが関係しているといってよいほどなのです。

一方でβ―エンドルフィンというホルモンがあります。このホルモンは脳内モルヒネとして一番効力のある物質ですが、この両者の間に奇妙な相関関係のある事が判明したのです。人から何か言われて「いやだな」と思うと、脳内に毒性のあるノルアドレナリンが分泌される。そのとき逆に「いいな」と思うとβエンドルフィンが出るのです。どんな嫌な事があっても、事態を前向きに肯定的に捉えると、脳内には体に良いホルモンが出る。どんなに恵まれていても、怒ったり憎んだり不愉快な気分でいると、体に良くない物質が出てくる。全てをプラス発想でとらえ、いつも前向きで生きていれば健康で若さを保て、病気に無縁な人生を送れるのです。またこういうこともあります。何かつらいこと苦しいことに遭遇した時、いやだと思っているとノルアドレナリンが出ていますが、じっと耐えてある段階を乗り越えると、脳内モルヒネが出てくるようになるのです。

βエンドルフィンには明らかに免疫力を高める効果があるのです。脳内モルヒネは免疫細胞を元気にするので、どんな病気にも抵抗力がつきます。血管や心臓系の疾患である成人病にも脳内モルヒネは驚異的なプラス効果を発揮してくれるのです。

ノルアドレナリンが分泌される時は活性酸素の発生が促されるので、できるだけこういう物質が分泌しないようにする事が、脳を若く保つうえで極めて重要なことになってきます。

記憶力の向上も、人間関係を平和に保つにも、またやる気や忍耐力、創造力を発揮するのも脳内モルヒネが関係しているのです。人が生きる全ての営みを良い方へもっていくか、悪くしてしまうかは、その人が脳内モルヒネをどれだけ出すかにかかっていると言っても過言ではありません。

「人生を愉快に生きなさい。愉快に生きればいつも若々しく健康で、病気にも無縁で長生きできますよ」と。脳内モルヒネの存在は神様が正しく生きる人間にくれたごほうびともいえます。

活性酸素とは・・・(恐怖の悪玉!)

★「活性酸素」って何?
「活性酸素」っていうと、何となくイキイキと元気が良さそうでそうで、なんだかプラスイメージを持ってしまいそうですが、とんでもありません!実は、ストレス、紫外線、放射線、食品添加物、薬剤、農薬、大気汚染、などによって体内に発生した活性酸素が遺伝子(DNA)を攻撃することによって、ガンが発症するのです。細胞は古くなると死んでしまい、新しい細胞とチェンジします。いわゆる新陳代謝ですが、このプロセスで遺伝子(DNA)が活性酸素によって損傷を受けると、再生にエラーが生じてしまうのです。遺伝子(DNA)に狂いがおきると遺伝子情報に誤りが生じ、タンパク質の合成がおかしくなります。当然、細胞の再生がうまく行われなくなり、突然変異を起こしてしまうわけです。ガンも、活性酸素が原因の突然変異によってもたらされます。この事は、動物実験により、以前から知られていました。しかし、現在では殆どの病気にこの「活性酸素」が関わっている事が解明されています。(動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞、肝臓疾患、糖尿病、アトピー性皮膚炎、慢性リューマチなどなど)
★病気の根源
ウィルスによる感染症以外の病気のうち、なんとその9割がこの活性酸素によるものといわれています。もちろん、活性酸素の元になる酸素は、人間が生きていく上で欠かせない大事なものですが・・・。化粧品のキャッチフレーズに「さびない、人」というのがありましたが、残念ながら、身体の細胞は活性酸素によって、日々「さびている」というわけです。さびるといっても、もちろんロボットじゃないので、赤さびができてボロボロ崩れるわけではありませんが、皮膚、内臓の諸器官、血液、骨など、体細胞全体が活性酸素により酸化して、機能が衰えてしまうのです。皮を剥いたリンゴをしばらく置くと黒ずんできますが、そのような状態が酸化なのです。
★活性酸素が老化を引き起こす
人類は長い間、老化の謎に迫ろうと研究してきましたが、いまだにはっきりと解明する事はできません。でも、最近の研究では、「活性酸素が老化を引き起こす」と考えれれています。活性酸素によって、ホルモンの分泌の衰え、免疫力の低下、消化吸収力の障害などが生じ、それが老化をもたらすといわれているのです。「人は年齢で老化するのではなく、血管で老化する」とも、いわれます。老人でも血管の若い人もいれば、逆に若くても血管が老化している人もいますね。同じ歳の人でも、老化のスピードがそれぞれ異なるのです。健康で長生きするという夢を実現させる為には、活性酸素の知識をしっかり持って、日々の生活を改善していく事が大切なのです。

第一章 医学が証明するプラス発想の効果

人から何か言われて「イヤだな」と思うと、老化を早めたり発ガンを促進する物質が体内に発生する。反対に「ありがたいな」と思うと、若さを保ち体を健康にする物質が作られる。医学的にも私たちの体はこういうメカニズムが働いているのです。したがって、なんでもプラス発想する癖を持っている人は病気に強い。ところがマイナス発想ばかりしていると、情けないくらいに簡単に病気になってします。

いつも怒ったり強いストレスを感じていると、ノルアドレナリンの毒のせいで病気になり、老化も進み、早死にしてしまうのです。一方、いつもニコニコして物事を良い方へ良い方へととらえていると、脳内には脳細胞を活性化し体を元気づける良い働きのホルモンが出てきます。ガン細胞をやっつけて、人を楽しい気分にさせてくれます。人生を楽しく健康に過ごし、ガンにも成人病にもかからずに長生きしようと思うなら、このようによいホルモンが出るような生き方をすれば良いのです。

たとえば「人をおしのけてでも自分が得をしよう」と考える人がいます。しかしなぜだかそのような楽しみは長続きしないのです。必ずどこかでおかしくなる。世の為人の為にならないこと、人から恨みをかうようなことをすると、どういうわけか脳がその人を滅びの方向へと誘導してしまうようなのです。これはたぶん、神様が理想とする生き方にあったものだけが生き残れ、それに合わないものはできるだけ消していこうとするメカニズムが、遺伝子というかたちで体の中に残されているのだと解釈します。

いま起こっていることの事実(良いこと悪いこと含め)より、それをどうとらえるかが重要となってくるのです。この世で起こる現象や刺激が重要なのではなく、たとえ嫌な現象でも、それを意識的にプラス発想でとらえるようにすれば、心と体の反応は好ましい反応に変えられるということです。

脳内モルヒネの研究でわかったのは、正しく立派な生き方、世の中の為になる生き方をするほど、人間は若々しく健康で病気に無縁でいられる。脳内モルヒネにも抑制物質が働く。(負のフィードバック)しかし高級脳を生かして世の為人の為につくすような時、βエンドルフィンは抑制されることなくどんどん分泌して、最高に気持ちよくしてくれるのです。私はそこに何か大きな天の意思のようなものが感じられるのです。

プラス発想のいいとらえ方をしたときには、体内にできる物質はいい薬として働くが、マイナス発想の悪いとらえ方だと、薬ではなく毒になるのです。

心がプラス発想すれば、体内の製薬工場では瞬時に体の為になる薬が作り出される。その薬によって、私たちは病気を治す事ができるのです。しかし一つ間違ってマイナス発想をしてしまうと、体内製薬工場は体に悪い薬を作り出す。このことをしっかり頭に入れておく必要があります。

心で考える事はきちんと物質化されて体に作用する
α波を出すのはある意味では簡単で、どんなことでも肯定的に受け入れる姿勢で感謝し、プラス発想をすればα波状態になる事ができます。このα波の脳波が出ているときは、必ず脳内モルヒネ(βエンドルフィン)が分泌されています。


第二章 筋肉をつければ病気にならない

怒ったり憎んだりマイナス発想をすると分泌されるノルアドレナリンは血管を収縮し血流を阻害する最大の欠陥収縮物質なのです。それだけでなく血管内に目詰まりを発生させる。それによって成人病になる。ノルアドレナリンは活性酸素を発生させ血管を収縮させガンや成人病の原因となる。

体を動かした時、特に激しい運動をした後は、どんな場合もスッパとやめてしまわないこと、これが活性酸素の被害を受けないで筋肉を鍛える場合のコツなのです。それが出来れば体にとっても脳にとっても動いた分だけプラスになって戻ってきます。激しい運動ほど急にやめてはいけない。活性酸素が大量に発生するから。

極限状態をずっと体験していると、そのうち喜びに変わってくる。これは反射的にそうなります。そしてその体験を記憶としてDNA、RNAに叩き込むと、次からつらい修行でも脳内モルヒネが出て幸福感を感じられるようになるのです。この修行のコツは自分がやらされているつらい状況をプラスに受け止めることです。これをマイナスに受け止めていたら、ノルアドレナリンが出て、一方で活性酸素も間違いなく出ます。

脳内モルヒネを出す為には、船井先生が良く話す「肯定、感謝、愛、プラス発想」を実行すればよい!

筋肉を
つける運動
パワートレーニング(重いバーベルを持ち上げたり全力疾走で走ったり)
脂肪を燃
やす運動
緩やかな運動をしたときのみ(ウォーキング、ジョキングなど軽くて長い時間をかける運動)脂肪が燃える為には酸素がたっぷり必要なのですが、激しい運動では、運動の為に酸素を動員されてしまっているので脂肪が燃えようがないのです。いい呼吸をしながら、楽な運動を長時間やると、酸素がたっぷり供給され、脂肪はどんどん燃えてくれます。脂肪を燃やす運動として最適なのはウォーキングです。緩やかな運動は脳内モルヒネも分泌されます。これが運動そのものを心地よいものにしてくれる。食事をしてから少し休憩して、それからウォーキングすると、多少の食べすぎであっても、脂肪はどんどん燃えてくれます。

自分の好きなこと、楽しいことをイメージすれば脳内モルヒネが分泌されその働きで、心身ともにあらゆる個所が好転し自然治癒力が高まるのです。

成人病の原因の大半は血管の老化と目詰まりにあると考えられます。血管が弱くなり内部に目詰まりがおきると、心臓病、脳卒中、狭心症、ガン、痛風、高脂血症など、さまざまな障害が生じてきます。ノルアドレナリンは最大の血管収縮物質である。血液がサラサラと流れていれば、成人病は起こりにくい。筋肉をつけるのも脂肪を燃やす努力も、瞑想で脳波をととのえるのも、血流をサラサラと流す事が大きな狙いになっているのです。

東洋医学(つぼ、はり)は脳内モルヒネを出す医学ですが、その指標として使えるのが脳波です。脳波をα波にすれば脳内モルヒネが出ます。そうすればストレスも取れるのです。

本当の事を言えば瞑想こそが東洋医学の中心思想であり、これが出来れば、脳内モルヒネもα波も筋肉も血管も全てが解決してしまう。瞑想の効力はそのくらいすごいものなのです。自分が「気持ちいい」と感じることを思い浮かべるのも瞑想なのです。趣味の事、感激した事、美しい景色、最愛の人について考えるのも瞑想なのです。α波が出るような事はみんな瞑想の材料なのです。誰もが思っただけで楽しくなるものがあるはずです。そういうものを常に頭に思い浮かべるのが瞑想だと思って構いません。

★瞑想の目的 脳波をα波にすることです。α波が多くなると、脳内モルヒネが出てきます。

普段の生活の中で脳細胞を守り、筋肉量を落とさないようにするには・・・一日最低でも五千歩歩くこと。(できれば一万三千歩)歩くと脳内モルヒネがよく出るのです。歩く時は瞑想(楽しいこと夢や希望を考える)しながら歩くこと。

最高の健康法とは?
一日、一万三千歩、歩くと筋肉を衰えさせずに脂肪をよく燃やせる。最高の健康法であり、そのとき瞑想すればなお良い。

第三章 いつまでも脳を若く保つ食生活

ストレスを何年も積み重ねるとどうなるか?
そこで絶対に憶えておいて頂きたいのは、いちばん活性酸素が出るのは、何といってもストレスだということなのです。食品その他で色々あっても、いちばんの発生源はストレスであり、ストレスという事はノルアドレナリン、アドレナリンが出る時だということです。このためガンが出来、脳の血管がつまり、人間は色々な病気になってしまうのです。いわば活性酸素こそ人類にとって最大最強の敵といっても過言ではない。しかし、その原因をさかのぼれば、ストレスが最大の敵ということになってきます。ストレスとは何か?生態に加えられた心理的、生理的なゆがみですが、ごく簡単にいってしまえば「いやだな」と精神的にマイナスに受け止めることです。あるいは不安や心配、欲求不満や憎悪、嫉妬や羨望、劣等感など、全てマイナス発想になったとき、私たちストレスを受ける事が多いのです。これを避けるのは脳内モルヒネです。脳内モルヒネが出てくれれば、ストレスはマイナスには働かない。余は受け止め方。
★ 毒性の活性酸素がいちばん出るのは、何といってもストレスによってである
★ 成人病の原因の9割は、ストレス。つまり心の問題

★ 脳内モルヒネを征する者は、人生を征する。(プラス発想が脳内モルヒネを分泌させる)

納豆は脳細胞の活性化に役立つ食品の筆頭に上げられる。日本の生んだ最高の自然食品といってよい。


第四章 脳が若ければ百二十五歳まで生きられる

★人間の限界寿命
脳の成長する期間(25歳まで)×5倍=125歳

「長寿の為に頭を使う」という事は、プラス発想をする事。脳内モルヒネが出る。脳が活性化する。成人病とも無縁となる。

もしひどいストレスがあって、それが頭を離れない場合は、とにかくひたすらプラス発想してみることです。はじめはきついかもしれませんが、これが体得できるかどうかが健康と長寿を獲得できるかどうかの分かれ道なのです。食事と筋肉とプラス発想を実行すれば、健康でいられるのです。

人間の生まれてきた目的
脳内モルヒネのことを考えると、脳が私たちに「健康になりなさい」「成功しなさい」「人生を楽しみなさい」といっているのです。しかし、天地自然の理、創造主の意図する所に反すると、いくら幸福になりたいと思っても、逆方向へと向かわせられる。ノルアドレナリンの世界がそれです。脳の命令とは創造主の命令と考えられます。どんな命令かというと、自己実現(誰が考えても正しい生き方)しなさいということであり、人間が生まれてきた目的もこれにある。
つまり人間が真善美にかかわったり、正義の行動(世のため人の為)をしたりする時には脳内モルヒネはいくらでも出てくる。快感は尽きる事がなく、人間にとって最高の喜びを感じられる。 前頭連合野とエー・テン神経を連動させると抑制作用は働かず、脳内モルヒネはとめどもなく出てくる為である。このことに私は創造主の意図、目的を感じるのです。世のため人の為に生きたナイチンゲールは俗人からみれば「つらい事が多いだろうに、何が楽しみであれだけの事ができるのか」と思うかもしれないが、実は我々が感じとるのとはケタ違いの快感を味わっていた可能性が大きいのです。

脳波がα波状態になってβエンドルフィンが分泌されると、自分の内部に眠っていた才能が動き出すようです。右脳にストックされた情報は、自在に引っ張り出せるので、ふだんβ波のときには考えられないような才能が発揮できるのです。そのことがα波の最大の利点といえるでしょう。脳波をα波にするコツは左脳を静かにさせることです。


『脳内革命2』
この実践法が脳と体を生き生きさせる

第一章 この先祖脳をもっと生かそう

「一回で覚える方法」=声を出して覚える。頭に絵を描いて覚える。

右脳を使うメリット
右脳を使うと、脳内モルヒネがどんどん出てくる
右脳を使う生き方をすれば、人間はどんなつらい状況でも前向きに考えて生きられる
右脳を使うと心が落ち着き、争い事もぐっと少なくなる

右脳と左脳を比べてみると
脳内モルヒネに関係しているのは、圧倒的に右脳
なのです。またα波を出している脳も右脳なのです。過去の人類が蓄積してきた知恵が、遺伝子情報としてストックされているのも、右脳(先祖脳) 今、私たちは左脳中心で生きているのです。

右脳のもつ潜在パワーは
左脳の十万倍。左脳中心で生きる事は、自分のもつ能力の一%も使わない、もったいない生き方なのです。

右脳を鍛える方法は
ひたすら脳内モルヒネの出る生き方を心がければいい。頭でイメージすれば全てうまくいくイメージトレーニングというものは主に右脳で行われる。つまり、右脳を活用する事がいかに快感であり、脳内モルヒネが出て、さらに自分の能力アップに役立つかということを知って欲しい。しかも誰でも自分の夢をイメージすれば、その事が可能なのです。それも出来るだけ具体的に頭の中で組み立ててみて下さい。脳内モルヒネをどんどん出すことによって、「思い」はかなえられるのです

左脳
(自分脳)
生まれてから現在までインプットされた情報(損得勘定や快・不快の感情に左右されやすく、また競争原理も働く)
右脳
(先祖脳)
先祖から受け継いだ500万年分の遺伝子レベルの情報(道徳、倫理観、宇宙の法則など最適生存情報) 右脳を活用するのがうまく生きるコツ
●プラス発想 ●楽しいことをする ●イメージトレーニングをする
●瞑想(α波) ●腹式呼吸 ●筋肉運動

右脳の働き       ↑を行うと・・・

右脳の効果

損得を基準にした感情は左脳から出てくる。左脳の世界にとどまっている限り、アドレナリン系のホルモンから抜けられない。いつもストレスモルモンにさらされ、いつまでも脳内モルヒネの世界に入っていけないのです。

長寿者に共通するストレスの少ない生活とは右脳中心の生活なのです。すなわちプラス発想で、つらいことも愉快にやったり、欲が絡むことにこだわらない。

真理、正義、善といった価値観は、右脳が私たちに教えている道筋であるかもしれません。それに従うとき私たちは守られ、外れると排除される。宇宙のシステムはそのようになっている。私たちは天地自然の理にしたがって生きればいい。そういう生き方をすれば最適生存が出来る。それを教えるのが右脳です。もし右脳が教える生き方で生きれば、だれもがラクラク生きられるし、望むことでかなわない事はない。それくらいのスゴイパワーを右脳が持っていると考えられるのです。右脳のささやきに耳を傾ける事が大事。

遺伝子にはある方向性が刻まれている。その方向性こそ宇宙意思である。左脳中心の感情は損得、快不快で左右されるが、右脳中心にすると過去から積み重なった遺伝子の方向性にそったパワーが出る。

★右脳を活用するポイント(これを実行すれば右脳型人間になれる)
★ プラス発想を身に付けること。要するに何事も良いほうに考えてみる。
★ 瞑想の習慣を取り入れること。(脳内モルヒネ、α波)
★ 筋肉を使う運動をする(ストレッチ体操をする。)
★ 脳に栄養を与える食事をする。

第二章 どうプラス発想すればいいか

絵を見たり、音楽を聴いたり、匂いをかいだり、舌で味覚を味わったり五感を刺激する事が、努力とか、訓練を必要としないで、最も簡単に脳内モルヒネを分泌させ、しかも瞑想効果が得られる方法なのです。

左脳と右脳の違い

左脳で生き方を決めるのは恐ろしいことである
左脳 その人が生まれてからの経験や知識が土台になっている。(トラブルやマイナスの事象をプラス発想するのは困難)損得勘定と快不快が支配する世界
右脳 人類の知恵が詰まっている。(先祖脳)宇宙意思プラス発想するには右脳から情報を得る。今生きている自分は過去の先祖達の代表である。

自己は自分というものの全体から見れば1%にも満たない小さなもので、そのチッポケな自己が感情を作っている。そんなものに左右されてたまるか!と思うこと。

右脳で考えるという事は、感情に支配されないことです。一番初歩的な方法は対象になっている事柄から意識をずらすことです。

瞑想
単純に楽しいことを考える。そうすると、どんなことに対しても自然にプラス発想になってくる。

想いは物質化する
良い想いならA−10神経が刺激され、脳内モルヒネが分泌され、いい気持ちになる。悪い想いであれば脳内モルヒネと反対の物質が出て、人を病気や老化へと向かわせる。

一回笑えば一つ若返り、一回怒れば一つ年をとる
★プラス発想すれば若返り、マイナス発想すれば老いる

多くの人が勘違いしているのは、現実に起こったことで自分はいろいろ左右されると思っている事です。(事故にあった、さぁ大変だ!など)出来事はただ単に出来事であって、それ自体は確かに現実ですが、問題はその人がその出来事をどうとらえるか、そのほうが与える影響は大きいのです。とらえ方は、「目の前で起きることを、全て当たり前と考える」つまり、当然のこととして受容することである。目の前で起こった事には「必ず、意味がある」のです。その後でプラス発想するのだ!マイナスの出来事→受容(肯定)→意味を考える→プラス発想 船井先生の「肯定、感謝、プラス発想」「必然にして、必要、ベスト」と同じ事である。

「親父も生きていたのだから死んで当たり前」「生きていれば怪我もする。怪我をすれば痛い。そんなのは当たり前」目の前で起きた事は何かのサインなのです。そのサインは決して私達にとって悪いものではないのです。何かを教えようとしているのです。それを感知するのは右脳です。右脳に聞いてみれば必ず意味がわかる。その意味のある回答を引き出すには、プラス発想しかないのです。「全ての事には意味がある。意味があるから起こるのだ!」どんなにマイナスに思えることでも、私たちの右脳はその意味を知っている。

右脳への問いかけは左脳から入っていくのですが、プラス発想をすれば脳梁を伝って右脳に入っていき、必ず自分の為になるプラスの答えを引き出してくれる。ほとんどの人はそれをしないで左脳止まりにしてしまう。感情レベルで答えを出しているのです。

第三章 「食事、運動、瞑想」の活用

筋肉をキープし脳内モルヒネを出す運動
@ ストレッチ体操
活性酸素を出さずに筋肉をつける事ができる。(ストレッチ→成長ホルモンが出る→成長ホルモンが筋肉を増やす)筋肉が正常についていれば摂取カロリーの60%は燃焼する。筋肉が半分になると30%しか燃えない。残りの30%が脂肪になる。
A ウォーキング
はや歩きで一日最低五千歩は歩くこと(出来れば一万三千歩)血管の根詰まりを防いでくれる。(全ての老化は血管から)ストレス解消効果 脂肪を燃やす効果あり。

※成人病の予防
ストレッチで筋肉をつけ、ウォーキングで脂肪を燃やす。これが最高の方法である。血液サラサラ、血管の目詰まりを防ぐ。成人病に限らず、どんな病気にも効果あり。ダイエット効果 (休んではいけない。立ち止まらないこと)

楽しいことを想像すれば瞑想になる
@ 瞑想というのは、左脳を静めて右脳の声に耳を傾けさせてくれる。そうすると私たちの脳波は自然にα波になり、脳内モルヒネが出てくる。脳性理学的にみれば瞑想は脳内モルヒネを間違いなく出す手段といえる。(脂肪を良く燃やし筋肉を劣らせない効果もある。) 腹式呼吸や自律訓練法など 瞑想は右脳の扉を開く!(解決したい問題も答えがひらめく)

ダイエットは食事より筋肉をつけること
@普通の食事で太って困るという人は、食事制限をするより筋肉をつけることを考えた方がいい。ダイエットを成功させたいなら、まず筋肉をつけること。決して食べる楽しみを奪ってはならない。それは、ストレスの原因となり脳内モルヒネが出なくなる。

脳内モルヒネは筋肉量と比例する。筋肉の多い人ほど脳内モルヒネがよく出る。
体重が一キロ増えると体の毛細血管は100メートル伸びる。そこへ必ず血を通さなければならないので、血圧が上がる。
年齢が若いほど激しい運動でも脂肪が燃え、歳をとっていくと緩やかな運動でなければ脂肪は燃えない。

第四章 脳内モルヒネを出す実践法

自律訓練法は脳内モルヒネがコンコンと湧き出て自然治癒力を高める。病気治療からストレス解消、能力開発に至るまで幅広く活用できる。また右脳の働きを引き出す。(温感訓練が大事)

腹式呼吸をしている時の脳波は、みごとにα波になっている。また脳内モルヒネもたくさん出る。

ストレッチはいい事ずくめで一石三鳥
@ 活性酸素を出さないで筋肉がつく
A 脳内モルヒネが出る
B 脂肪を燃やす

ストレッチ体操はふだん使わない筋肉を引っ張り出すことで、筋肉に刺激を与え、筋肉を増やしながら脳を活性化し脳内モルヒネを出させることを目的とする。全身の血行が良くなり、便通も良くなる。肉体も精神も疲労感が残らない。風呂上りに毎日15分程度実行し、筋肉は20秒〜30秒は伸ばし続ける。

ウォーキングには三つの効用がある
@ 脂肪を良く燃やす
A 筋肉がつく
B 瞑想効果

※ウォーキングをはじめたら立ち止まらないようにする。立ち止まると効果は半減する

平成13年1月18日作成


  

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